吉見佑子
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吉見佑子(よしみ ゆうこ、本名:吉見裕子 1948年3月22日 - )は音楽評論家。作詞家。歌手。声優。詩人。大阪府出身。
人物
1948年3月22日、大阪府豊中市に生まれる。親も親戚も杵屋だらけの、いわゆる三味線一家の一人っ子として育ったが、周囲の期待に反して三味線や家元制度に興味を持たない青春時代を送る。
高校在学中に渡辺プロのオーディションを受ける。最終オーディションで落ちるが、審査員の宮川泰の紹介でジャズ・ボーカルのレッスンに半年間京都まで通い、コマーシャル・ソングの仕事に関わる。
NHK大阪放送局付属演劇研究所に入所。修了後は、グループ・サウンズやフォークのコンサートの司会やラジオ番組のアシスタントDJの仕事を始め、関西圏限定でDJの仕事を増やしていく。
1970年、活動の場を東京に移す。NHK-AM 『若いこだま』 のDJのオーディションを受け合格。自身初の全国放送開始。
上田正樹を皮切りに、世良公則、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)、RCサクセション、長渕剛など、しばしばブレーク前の多くのミュージシャンに注目し、ラジオや新聞、雑誌、中高生向け学年別雑誌に至るまで、様々なメディアを通じて積極的に紹介した。
2000年代に入ると、メディアへの登場は少なくなったが、「TV Bros.」2009年5月30日号の忌野清志郎追悼特集にコメントを寄せた。
自身のブログは、3年間更新されていないがmixiにて活動中。
著書
- ペパーミントは涙の味がする (1975年9月/立風書房)
- 拝啓、チャボさま (1977年5月/婦人画報社)
- 東京ゆきずりライフ (1980年9月/大和書房)
- 芸能界でコーヒー・ブレイク (1980年12月/八曜社)
- 失恋のしかた (1981年1月/主婦の友社)
- 耳をかんで。ガムを噛んで。 (1986年1月/シンコーミュージック)
- 人生らしいね 著:小泉今日子 / 写真:吉見佑子 (1988年1月/マガジンハウス)
- 映画みたいなキスをして (1990年9月/大和書房)
ディスコグラフィー
- ふたしかな空 作詞:吉見佑子 / 作曲:麻田浩 (B面)まわり道 作詞:吉見佑子
- ついてnightナイト 作詞:吉見佑子 / 作曲・編曲:後藤次利 (B面)メロドラマは純愛で 作詞:吉見佑子 / 作曲・編曲:後藤次利
作詞
- ラブソング 歌:上田正樹/作詞:吉見佑子, 補作詞:上田正樹/作曲:上田正樹
- その日暮し 歌:上田正樹/作詞:吉見佑子, 補作詞:上田正樹/作曲:上田正樹/編曲:星勝
- Don't Cry My Love 歌:長渕剛/作詞:長渕剛・吉見佑子/作曲:長渕剛
出演
- 若いこだま(NHK-AM)
- ふしぎなメルモ(ABC)
- ルパン三世 (TV第1シリーズ)第15話(YTV)
- 星の子チョビン(TBS)