名古屋城駅
市役所駅 | |
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市役所駅7番出入口 | |
しやくしょ Shiyakusho (City Hall) (県庁 Prefectural Office / 名古屋城 Nagoya Castle) | |
◄M06 久屋大通 (0.9 km) (1.1 km) 名城公園 M08► | |
所在地 | 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 |
駅番号 | M07 |
所属事業者 |
名古屋市交通局 (名古屋市営地下鉄) |
所属路線 | 名城線 |
キロ程 | 4.8 km(大曽根起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
21,659人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1965年(昭和40年)10月15日[1] |
市役所駅(しやくしょえき、英語: Shiyakusho Sta.)は、愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号にある、名古屋市営地下鉄名城線の駅である。駅番号はM07。
名古屋市役所および愛知県庁・名古屋城の最寄駅である。駅名標には通常の漢字表記とローマ字表記に加え、英訳した"City Hall"が表記されているほか、附近の主要施設である「県庁 (Prefectural Office) / 名古屋城 (Nagoya Castle)」も副駅名として表記されているが、路線上で名古屋城の最寄り駅であることを確認する術が無いことから[2]、令和4年度を目途に「名古屋城駅」に改称されることになった[3][4]。
日本には市役所前駅という名の駅が各地にあるが、「前」のない「市役所」だけを駅名としているのは当駅のみである。
歴史
- 1965年(昭和40年)10月15日:栄駅 - 市役所駅開通に伴い終着駅として開業[1][5]。
- 1966年(昭和41年)3月24日:駅と愛知県庁をつなぐ地下通路が開通する[6]。
- 1971年(昭和46年)12月20日:市役所駅 - 大曽根駅開通に伴い途中駅となる[1][5]。
- 1989年(平成元年):世界デザイン博覧会開催に併せて壁面部分をタイル貼りからパネルにリフォーム。
- 2017年(平成29年):駅名改称の検討を開始[7]。
- 2020年(令和2年)9月13日:可動式ホーム柵使用開始。
- 2022年(令和4年)度中:駅名を「名古屋城駅」に変更〈予定〉[8]。
駅構造
島式1面2線のホームを持つ地下駅で可動式ホーム柵が設置されている。改札口は3箇所あり、うち1箇所(6番出入口や名古屋市役所への地下連絡通路に近い改札口)は改札機のみを設置した無人改札口である。エレベーターはホームと北改札口、北改札口と2番出入口をそれぞれ連絡するものが1基ずつあるものの、愛知県庁に近い南改札口側にはエレベーターはない。
7番出入口は名古屋城の高麗門を模した意匠となっている。
1番出入口は名古屋医療センターに最も近い出入口であるため、出入口近くの地下1階に調剤薬局が2店舗(フロンティア薬局とamano)出店している。
ホームにはベージュ色の柵が設置されている。
当駅は、名城線西部駅務区栄管区駅が管轄している。
大曽根側に片渡り線がある。2014年に両渡り線から改造された。また、渡り線の先には保守基地につながる線路がある。これは2004年に閉鎖された旧名城工場への引き込み線の跡である。使用されることはないがこの引き込み線の途中に引き上げ、栄・金山方面へ折り返すことも可能である。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 名城線・ 名港線 | 左回り | 栄・金山・新瑞橋・名古屋港方面 |
2 | 名城線 | 右回り | 大曽根・本山方面 |
利用状況
2018年度の1日当たり平均乗車人員は、22,156人である。
駅周辺
名古屋市役所や愛知県庁をはじめ、県内の主要官公庁が多く所在する。なお、名古屋市役所及び愛知県庁(本庁舎のほか、下に掲げる各庁舎を含む)は開庁時間帯であれば、地下の連絡通路を利用して地上に出ることなく行くことができる。名古屋市役所は北改札口の6番出入口付近に[9]、愛知県庁は南改札口に[10]通路がある。
なお、1976年(昭和51年)2月14日までは、名古屋鉄道(名鉄)瀬戸線の大津町駅が近隣に所在しており、乗換駅となっていた。
- 愛知県庁
- 本庁舎・西庁舎・愛知県自治センター・愛知県議会議事堂
- 愛知県公館
- 名古屋市役所
- 本庁舎・西庁舎・東庁舎
- 名古屋市公館
- 名古屋城
- 愛知県体育館
- 愛知県警察本部
- 名古屋法務合同庁舎
- 名古屋拘置所
- 名古屋市市政資料館
- 愛知県女性総合センター(ウィルあいち)
- 東海財務局、名古屋国税局、名古屋中税務署
- 国立病院機構名古屋医療センター/名古屋学芸大学看護学部(名城前医療キャンパス)
- 国家公務員共済組合連合会 名城病院
- 愛知三の丸クリニック
- 愛知県立明和高等学校
- 名鉄瀬戸線 東大手駅
- 名古屋高速都心環状線
- 外堀通
- 大津通
- 出来町通(愛知県道215号田籾名古屋線)
- 敷島製パン本社
- 電子ブロック機器製造本社
- 金シャチ横丁
ギャラリー
-
愛知県庁
-
名古屋市役所
-
名古屋城
路線バス
- 基幹2:栄 - 市役所 - 引山・四軒家(基幹バス)
- 基幹2:名古屋駅 - 市役所 - 猪高車庫(基幹バス)
- 名駅14:名古屋駅 - 市役所 - 大曽根
- 栄11:栄 - 市役所 - 如意車庫前・平田住宅
- 栄25:栄 - 市役所 - 名塚中学・名西橋
- 栄27:栄 - 市役所 - 栄(右回り・左回り)
- 栄27:栄(右回り) - 市役所 - 浄心町
- 西巡回:栄 - 市役所 - 栄(押切町経由右回り・浄心町経由左回り)
- 名鉄バス 市役所バス停
- とよやまタウンバス 愛知県庁前バス停
- 名古屋バス 愛知県庁前バス停
- 北区王子駅 - 東京駅(鍛冶橋駐車場) - 横浜駅(YCAT) - 名古屋駅 - 名古屋栄 - 愛知県庁前
- 京都駅 - 名古屋駅 - 名古屋栄 - 愛知県庁前
- 天王寺駅・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(一部便のみ停車)・大阪駅 - 東大阪長田駅 - 名古屋駅 - 名古屋栄 - 愛知県庁前
隣の駅
かつて、市役所 - 名城公園間に名城工場があったが、2000年に名城線延長で大幸車庫が運用開始したこともあり2004年10月をもって閉鎖された。かつての名城工場への引き込み線のうち、地下区間の大部分が引き上げ線ならびに保線車両留置線として今でも残されており、異常時に折り返しができるようポイントや信号設備も更新されている。かつては海の日名古屋みなと祭の臨時列車が名古屋港駅と当駅の間に設定される時代もあったが、現在は当駅発着の列車は定期・臨時とも設定はない。
関連項目
脚注
- ^ a b c 新修名古屋市史編集委員会 『新修名古屋市史 第7巻』 名古屋市、1998年3月31日。
- ^ “名古屋城と熱田神宮、駅名に採用? 市営地下鉄が検討へ”. 朝日新聞 (2019年8月10日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ “名古屋市交通局 - 投稿”. 名古屋市交通局 (2021年1月25日). 2021年1月25日閲覧。
- ^ “地下鉄駅名称の変更について”. 名古屋市交通局 (2021年1月25日). 2021年1月25日閲覧。
- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7号(東海)、新潮社、2008年11月18日、53頁。ISBN 978-4-10-790025-8。
- ^ 名古屋市会事務局 1983, p. 51.
- ^ “名古屋城を駅名に 名古屋市、地下鉄「市役所」改称を検討”. 日本経済新聞 (2017年3月11日). 2020年6月5日閲覧。
- ^ “地下鉄駅名称の変更について”. 名古屋市交通局. 2021年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月25日閲覧。
- ^ “名古屋市役所本庁舎について”. 名古屋市総務局総務課管理係 (2017年5月24日). 2018年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月15日閲覧。
- ^ “県庁舎への交通アクセス、各階平面図”. 愛知県総務部財産管理課 (2007年4月1日). 2018年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月15日閲覧。