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大阪シティバス住吉営業所

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大阪市営バス住吉営業所(おおさかしえいバスすみよしえいぎょうしょ)は、大阪府大阪市住吉区万代東(ばんだいひがし)3丁目にある、大阪市営バスの営業所である。最寄バス停は住吉車庫前。バス側面および後面窓ガラスに貼られる所属営業所を示すシールの表記は「住」である。

主として住吉区、阿倍野区を通る路線およびあべの橋発着の路線を担当している。操車は、住吉車庫、あべの北・東操車場、北巽バスターミナルで実施している。この他に、住之江営業所の補助として地下鉄住之江公園発着の路線(操車は住之江車庫)、東成営業所の補助として上本町六丁目発着の路線やなんば発着の路線も担当している(操車は上六操車場およびなんば操車場)。また2008年からは大正区の西船町発着の路線も担当していたが2010年3月の路線再編時に西船町発着便の担当はなくなった。

営業エリアが東成営業所に次ぐ広範囲であり、担当路線も数多い。

沿革

  • 1939年(昭和14年)6月1日 - 開設。
  • 1983年(昭和58年)3月 - 長居営業所をあべの東操車場へ移し、住吉営業所阿倍野支所(ア)に改組。
  • 1996年(平成8年) - 住吉営業所阿倍野支所廃止。

現行路線

4・4A系統

長吉営業所を参照

5号系統

  • 5 あべの橋杭全(くまた)―平野区役所前―地下鉄喜連瓜破―三宅中
    • 大阪市天王寺区のあべの橋(天王寺駅)と、松原市の三宅中を結ぶ路線である。運行頻度は、5A号系統を含めて、約30分毎である。
    • この系統の前身は地下鉄平野~喜連北口~高野大橋~瓜破南を運行する支線5号系統であったが、1994年の大阪市営バス改編時に、当時の幹線2号系統(出戸バスターミナル~地下鉄喜連瓜破~今川二丁目~杭全~あべの橋)と統合されて特5号系統としてあべの橋~瓜破南の運行が開始された(あべの橋~地下鉄喜連瓜破が幹線区間、地下鉄喜連瓜破~瓜破南が支線区間であった)。ちなみにこの当時の5号系統は現在の105号系統天満橋なんば)であった。
    • 2002年1月27日の市バス再編時に、5号系統が105号系統に、特5号系統が5号系統に変更された(この時に長吉営業所が担当から外れる)。その後瓜破南~三宅中が延長され、往路のみ瓜破南→三宅中間にリフレうりわりを経由する5A号系統の運行もされるようになった。
    • 2011年4月1日のダイヤ改正で、リフレうりわりの休館に伴い同停留所も休止となった事により5A号系統は5号系統へ統合される[1]

6号系統

運行区間
  • 6:あべの橋 - 美章園 - 杭全 - 中野中学校前 - 住道矢田(すんじやた)
概要

6号系統は、あべの橋(天王寺駅)から東住吉区矢田地区東部を結ぶ路線である。 あべの橋-住道矢田間の路線としては、他に26号系統がある。6号系統と26号系統の違いは、6号系統が杭全-住道矢田間を今里筋経由で直線で結ぶに対し、26号系統が途中今川二丁目-中野中学校前を地下鉄田辺に迂回している点である。

沿革

1974年11月27日のゾーンバス制度開始時に支線6号系統(中野中学校前-住道矢田)として誕生した。後に特6号系統として長居車庫前-東住吉区役所前-中野中学校前-住道矢田、その後長居車庫から阿部野橋発着に変更され現在の経路となった。 なお、この系統が走るあべの橋-美章園-杭全間は幹線2号系統(この系統との振り替え時点では出戸バスターミナル-喜連西池前-平野区役所前-杭全-美章園-あべの橋-地下鉄動物園前、この系統との振り替えで杭全~あべの橋間を中桑津経由に変更の上であべの橋と地下鉄動物園前の区間を廃止)のルートであった。2002年1月27日の改正で6号系統に系統番号が変更された。またこの時に、長吉営業所が担当から外れた。

ダイヤおよび停留所

6号系統は終日運行しており、昼間は1時間あたり2本運行している。

7号系統

住之江営業所を参照

15号系統

住之江営業所を参照

18号系統

運行区間
概要

18号系統天王寺区上本町六丁目(大阪上本町駅)と生野区巽地区北部とを結ぶ路線である。上本町六丁目-北巽バスターミナル間は千日前線も通っているが、18号系統は大池橋など生野区の中心部を経由する。

沿革

もともとは幹線18号系統であり、現在と同じ上本町六丁目-北巽バスターミナル間の運行であったが、当初は鶴橋駅前~大池橋間は鶴橋保育所前経由であった。この当時、特21号系統(上本町六丁目-布施三ノ瀬)、幹線21号系統(上本町六丁目-東成車庫前)、特21A号系統(東成車庫前-布施三ノ瀬)が存在した。のちに、幹線18号系統は地下鉄今里経由に経路変更し、2002年1月27日に現在の18号系統に改称した。以前18B号系統が支線18号系統であった頃は、長吉営業所の経由出庫であった加美神明東住宅始発便がそのまま幹線時代のこの系統の運用に入って上六操車場の系統の運用に入った。 逆に北巽バスターミナル発最終の加美神明東住宅前行きは幹線18号系統で上本町六丁目から北巽バスターミナルまで行き、そこから支線18号系統最終の運用に入った。なお、幹線18号系統と支線18号系統は、嘗ては1つの系統(18号系統)で繋がっており、上本町六丁目~加美神明東住宅前間の路線であった。

  • 上本町六丁目と北巽バスターミナルを結ぶ系統は、過去には幹線63号系統(上本町六丁目~桃谷駅前~大池橋~北巽バスターミナル、現在の63号系統とは全く別物)も存在した。
  • 2010年9月1日より長吉営業所が担当から外れる。
ダイヤおよび停留所

平日・土曜・休日とも、1時間あたり1-2本の運行である。現在は住吉営業所と東成営業所の担当の路線となっている。また、2009年3月より、中型車での運行も始まっている。過去には、長居営業所(→阿倍野支所)や生野営業所担当も存在した。

その他

今里交差点千日前通難波方向から今里筋杭全方向へは右折禁止となっているが、「路線バスを除き」となっているためこのバスは右折できる。

22号系統

東成営業所を参照

23号系統

長吉営業所を参照

24号系統

住之江営業所を参照

26号系統

運行区間
  • 26:あべの橋 - 美章園 - 杭全 - 地下鉄田辺 - 中野中学校前 - 住道矢田
概要

26号系統は、あべの橋(天王寺駅)から東住吉区矢田地区東部を結ぶ路線である。あべの橋-住道矢田間の路線としては、他に6号系統が存在する。6号系統が杭全-住道矢田間を今里筋経由で直線で結ぶに対し、26号系統が途中今川二丁目-中野中学校前を地下鉄田辺に迂回している点である。

沿革

2000年12月1日に松虫通の東側の北田辺六丁目交差点-今川二丁目交差点間の開通により特26号系統として昼間のみの運行を開始した。2002年1月27日の改正で26号系統に系統番号が変更された。

ダイヤおよび停留所

26号系統は昼間のみの運行で、1時間ごとの運行である。

29号系統

住之江営業所を参照

30号系統

運行区間
概要
  • 30号系統は、あべの橋(天王寺駅)と生野区巽地区南部とを結ぶ路線である。あべの橋-北巽バスターミナル間の路線としては他に32号系統と、本数は少ないが11号系統がある。
沿革
  • 地下鉄千日前線延伸前は、生野車庫前~矢柄北(現・北巽バスターミナル)~巽神社前(現・地下鉄南巽)~杭全~地下鉄動物園前間の路線であり、現在と同じ30号系統を名乗っていた。
  • 2002年1月27日のダイヤ改正以前は、特30号系統と称しており、生野南小学校前-北巽バスターミナル間が支線区間であった。かつては木津営業所が主に担当し、一部長吉営業所東成営業所(統合前の生野)担当の便も運行されていたが、現在は住吉営業所専属である。
  • 2008年3月30日よりフェスティバルゲート1階にあった霞町操車場が使用停止になったのに伴い、地下鉄動物園前 - あべの橋が短縮された。また、寺田町~あべの橋間が往復とも南河堀町経由であったものが復路(あべの橋ゆき)が大道2丁目経由に変更された。
ダイヤおよび停留所
  • 平日・土曜・休日とも、昼間は1時間あたり1-2本の運行頻度である。

32号系統

運行区間
  • 32:あべの橋 - 四天王寺東大門前 - 勝山三丁目 - 大池橋 - 北巽バスターミナル
概要

32号系統は、あべの橋(天王寺駅)と生野区巽地区北部とを結ぶ路線である。阿倍野橋-北巽バスターミナル間の路線としては、他に30号系統と、本数は少ないが11号系統がある。

沿革

2002年1月27日以前は幹線32号系統と称していた。上町筋の五條宮前交差点以南開通前はあべの橋~勝山三丁目間は寺田町経由であった。なお、かつては長居営業所(→阿倍野支所)が主に担当しており、一部木津営業所や長吉営業所、東成営業所(統合前の生野)担当便もあったが、現在は住吉営業所専属である。

溯ると、1960年代前半は、別の系統番号で、近鉄バス大蓮線と同様に、八尾市役所前まで足を伸ばしていた時期も存在した。

ダイヤおよび停留所

平日・土曜・休日とも、昼間は1時間あたり1-2本の運行である。あべの橋-四天王寺東大門前間について、北巽バスターミナル行は南河堀町、あべの橋行は四天王寺西門前を経由する。

47号系統

住之江営業所を参照

48号系統

住之江営業所を参照

49A号系統

住之江営業所を参照

52号系統

港営業所を参照。

54号系統

運行区間
概要

54号系統住吉区および東住吉区(矢田地区西部)の路線で、御堂筋線西田辺御堂筋線我孫子とを、長居公園東筋経由で結ぶ路線である。入出庫を考慮し、住吉車庫発着となっている。

沿革

以前は特54号系統(住吉車庫前-播磨町-東住吉区役所前-鷹合一丁目(往路)/鷹合団地前(復路)-矢田四丁目)の循環系統(住吉車庫前-播磨町が幹線区間で、その他は支線区間)と、深夜のみ特54A号系統(住吉車庫前-播磨町-東住吉区役所前-鷹合一丁目(往路)-鷹合三丁目)の循環系統があった。その後、ラスパOSAKA(大阪市立ゆとり健康創造館、現在は閉館)のオープンにより矢田南中学校前~矢田行基大橋間を延長したうえで、往路の行き先が矢田四丁目から矢田行基大橋になった。2002年1月27日の大阪市営バス改編時に特54号系統は54号系統になるとともに、それまでの特65号系統(あべの橋-播磨町-東住吉区役所前-鷹合団地前-矢田行基大橋-地下鉄あびこ)が廃止され、54号系統が矢田行基大橋-地下鉄あびこ間の区間延長になると同時に、鷹合一丁目→矢田小学校前を経由せずに往復とも鷹合団地前(長居公園東筋)経由になり循環運転はしなくなった。なおこの時に担当が住吉営業所から住之江営業所になったが、2007年から住吉営業所の担当路線に戻っている。

ダイヤおよび停留所

平日・土曜・休日とも、1時間あたり1-2本の運行となっている。現在でこそ中型車専用路線となっているが、特65号系統が運行されていた時代は、大型車・中型車区別なく運用され、公園南矢田4丁目付近の狭隘路での大型車同士の行き違いも見られた。

62号系統

運行区間
概要

62号系統は、住吉車庫前からあべの筋・上町筋・土佐堀通経由で大阪駅前に至る路線である。大阪市の中央部を縦断するため運行距離が長く、利用者も多い。大阪市営バスでバスロケーションシステムが導入された最初の路線でもある。

沿革

この系統はかつて、大阪駅前~堺東駅前を運行していた。その後の需要変化で、幹線62号→62号系統(上本町六丁目~住吉車庫前)・支線62-1号系統(住吉車庫前~堺東駅前)・1号→101号系統(あべの橋~天満橋)・2号→102号系統(上本町六丁目~大阪駅前)に分割された(過去にはあべの橋-堺東駅前間を運行する特1号系統が存在していた時代もあった。支線62-1号系統はその後廃止に)が、2010年3月28日に62号系統・101号系統・102号系統を再び統合して現在の運転区間となった。

担当営業所は1号系統で大阪駅と堺東駅を結んでいた頃から、特1号系統に変わってから上本町六から堺東駅前を結んでいた頃で市営バスが均一運賃になるまでの間はどの営業所よらず入っていたが、市営バスが均一運賃に変わってもおりおの橋から堺東駅前の間は市外区間と言うことで多区間制度を採用していたことから、特1号系統末期の頃になると住吉営業所と長居営業所以外の担当がなくなった。

1号系統は阿部野橋と天満橋を結ぶようになってから、住吉、長居(→後の阿倍野支所)、木津、東成(今里・上本町)、長吉の各営業所の車両が運用についていた。リフトつきバスは当初は東成営業所受け持ちで、後に住吉営業所受け持ちに変更された。

2号系統は東成営業所(統合以前の今里、上本町、生野の各営業所)、中津営業所(ごく少数)、長吉営業所、阿倍野支所、そして阿倍野支所廃止後は住吉営業所の受け持ちも登場した。

2010年3月28日の再編で62号系統に統合後は住吉営業所の単独担当路線となる。

2011年4月1日のダイヤ改正より担当が住吉営業所と東成営業所の2営業所となる(上六操車場管轄)。また、区間運転として住吉車庫前~あべの橋~上本町六丁目間の62A号系統、あべの橋~上本町六丁目間の62B号系統、上本町六丁目~天満橋間の62C号系統の運転も開始された。62C号系統は、東成営業所所属車両の天満橋操車運用の送り込みも兼ねている関係で、東成営業所が主担当となる。また、緊急に運用に入れるように、中津営業所の車両には62号系統の幕が用意されている。

ダイヤ・停留所

62号系統は平日朝ラッシュ時は10分間隔、日中と土休日は20-30分間隔で運行している。区間運転については、入出庫の兼ね合いもあり時間帯によって本数は一定していない。

63・63A号系統

運行区間
  • 63:あべの橋 - 播磨町 - 住吉車庫前 - 南住吉一丁目 - 南住吉住宅前 - 地下鉄あびこ - 浅香
  • 63A:住吉車庫前 - 播磨町 - あべの橋
概要

63号系統は、あべの橋からあべの筋を経由して、住吉区南部とを結ぶ路線である。同様の役割の路線として64号系統があるが、住吉区南部での経路が異なる(63号系統は浅香発着)。

あべの橋-住吉車庫前間は62号系統・64号系統を合わせて、高頻度の運行を確保している。JR阪和線南海高野線との間の鉄道空白地帯を通ることから利用者が多いためである。一方、住吉車庫前以南は、地下鉄御堂筋線やJR阪和線の駅に近い場所を通るため、あべの橋からJR・地下鉄あびこ方面の直通利用は少なく、府立総合医療センターや住吉区役所を中心とした住吉区内の区間利用が主であるが利用者は少なく廃止も時間の問題である。

63A号系統は、あべの北操車場の入出庫便であり、時間帯によって運転本数は大きく異なる。

沿革

1994年のバス再編で当時の支線62-2号系統(住吉車庫前-浅香)と幹線62A系統(あべの橋-住吉車庫前)を統合・延伸させる形で幹線63号系統が誕生した。ただし南住吉住宅前-浅香間の経路は、支線62-3号系統・支線62-4号系統が運行していた地下鉄あびこ経由で運行する(支線62-2号系統は杉本町駅前経由)。

また、現在の63A号系統は、かつては幹線62A号系統(1994年3月30日まで)、幹線63A号系統(2002年1月26日まで)だった。 なお、幹線62A号系統は表示幕に幹線62のコマとは別に幹線62Aのコマが用意されていて、阿倍野支所の車両にもこの系統幕が用意されていた。

2002年1月27日のダイヤ改正時に、現在の63号系統という系統番号となった。かつては、幹線臨63号系統(浅香中央公園前-杉本町駅前-千躰)が運行されていたが、2002年1月27日に廃止となり、代わりに赤バス・住吉ループが設定された。

2008年2月12日に住吉区役所の移転に伴い、住吉区保健福祉センター停留所を住吉区役所区民センター停留所に名称変更し、同時に西行停留所を南側に移転した。

区間便の63B号系統住吉車庫前→浅香は2010年3月27日に廃止された。

ダイヤおよび停留所

平日・土曜・休日とも、昼間は30分毎の運行となっている。あべの橋-住吉車庫前間は、62号系統・64号系統を合わせて昼間は1時間あたり最低6本の運行を確保しており、入出庫便の63A号系統が運行される時間帯は、かなりの高頻度で運行している。63B号系統は住吉車庫出庫便で、平日・土曜の早朝下りのみ運転だった。

平日の朝1本のみ出戸バスターミナルからの4号系統が浅香で63号系統に変わるものがある。従って、ひとつ手前の杉本一丁目バス停では浅香止となっている(両系統とも杉本一丁目からは循環なので、通常出戸バスターミナルまたはあべの橋行と表示されている)。

その他

63号系統はあべの橋→浅香が往路なのに対し、63A号系統は住吉車庫前→あべの橋が往路である。

64号系統

運行区間
  • 64:あべの橋 → 播磨町 → 住吉車庫前 → 三稜中学校 → 住吉区役所区民センター → おりおの橋 → 三稜中学校 → 住吉車庫前→ 播磨町 →あべの橋
概要

64号系統あべの橋からあべの筋を経由して、住吉区南部とを結ぶ路線である。同様の役割の路線として63号系統があるが、住吉区南部での経路が異なる(64号系統は遠里小野橋発着)。あべの橋-住吉車庫前間は62号系統・63号系統を合わせて、高頻度の運行を確保している。JR阪和線南海高野線との間の鉄道空白地帯を通ることから利用者が多いためである。

沿革

かつては平日・土曜日の昼間のみあべの橋-おりおの橋-あべの橋を運行する特62号系統(1991年3月時点でのあべの橋発おりおの橋行きは平日・土曜日の朝夕ラッシュ時のみ)[2]が運行されていた。また、幹線臨62号系統(地下鉄動物園前-あべの橋-播磨町-住吉車庫前)も運行されていた。

  • 特62系統は区間運行の特62A号系統(住吉車庫前→殿辻→おりおの橋→沢ノ町→住吉車庫前(ただし表示幕は支線臨62号系統と表示されていた)も存在し、夕方には特62Aだけを運行するダイヤも存在した。また、特62号系統であべの橋からおりおの橋に行く便は大半が特62A号系統で住吉車庫に入庫していた。あべの橋行きは住吉車庫から殿辻まで回送で出庫、そこからあべの橋行きで運行する場合が大半であった。

1994年の大阪市営バス改編時に特62号系統は幹線臨64号系統として終日運転、リフト付きバス運行系統になるとともに、地下鉄動物園前-住吉車庫前を運行する幹線臨62号系統は幹線64号系統に系統番号が変更になった。

2002年1月27日のダイヤ改正時に幹線臨64号系統64号系統に系統番号を変更し地下鉄動物園前-おりおの橋の運行に区間延長となった。

2008年3月30日よりフェスティバルゲート1階にあった霞町操車場が使用停止になったのに伴い、あべの橋~地下鉄動物園前間が廃止された。

ダイヤおよび停留所

平日・土曜・休日とも、昼間は30分毎の運行となっている。あべの橋-住吉車庫前間は、62号系統・63号系統を合わせて昼間は1時間あたり最低6本の運行を確保しており、入出庫便の63A号系統が運行される時間帯は、かなりの高頻度で運行している。

65号系統

運行区間
概要

65号系統は、府立総合医療センターから住吉区南部を経由して、御堂筋線我孫子駅とを、63号系統・66号系統とは別経路で結ぶ路線である。府立医療センターおよび住吉区役所へのアクセスの意味合いが強い。

沿革

1994年の大阪市営バス改編時にそれまでの支線62-3号系統(住吉車庫前→おりおの橋→浅香→苅田小学校前→地下鉄長居→矢田行基大橋→殿辻→住吉車庫前)および支線62-4号系統(支線62-3号系統の逆まわり、但し東長居住宅前・杉本一丁目経由で浅香は経由せず)の代替として地下鉄動物園前-苅田小学校前を運行する特64号系統が運行を開始した。

2002年1月27日のダイヤ改正時特64号系統64A号系統に系統番号を変更し住吉車庫前-苅田小学校前に短縮される(杉本町駅前経由であべの橋-浅香を結ぶ遅系統がなくなる)。このときに64A号系統は(後述する64B号系統も含めて)住之江営業所の担当路線に変更になった。

府立総合医療センター開設に伴い、64A号系統は府立総合医療センター(以前は府立病院前停留所であった)-住吉車庫前を区間延長して府立総合医療センター-苅田小学校前の運行になるとともに、従来の住吉車庫前-苅田小学校前間の路線が64B号系統となった。

2007年1月8日に64A号・64B号系統が住之江営業所から現在の住吉営業所の担当路線に変更になった。

2008年3月30日より「千躰」~「殿辻」間が「住吉区役所区民センター」経由に運行変更された。

2010年3月28日のダイヤ改正で64A号系統と64B号系統が統合されたうえで、64A号系統が65号系統に系統番号が変更(区間便の64B号系統は廃止)になった。

ダイヤおよび停留所

65号系統は全便が中型ノンステップバスで運行される。 昼間は基本的に1時間当たり2本運行されるが、夕方から夜間は1時間1本となる。

66号系統

  • 府立総合医療センター → 殿辻 → JR我孫子町駅 → 地下鉄長居 → 苅田 →地下鉄あびこ → JR我孫子町駅 → 殿辻 → 府立総合医療センター
沿革

2008年3月29日までは、66号系統が府立総合医療センター―殿辻―地下鉄あびこ―苅田―地下鉄長居、66A号が系統住吉車庫前―殿辻―地下鉄あびこ―苅田―地下鉄長居だった。

2008年3月30日からあびこ三丁目~地下鉄長居間がループ運行になった。

2010年3月28日のダイヤ改正で66A・66B・66C・66D号系統が統合されたうえで、66B号系統が66号系統に系統番号が変更(その他の66A・66C・66D号系統は廃止)になった。

ダイヤおよび車両

平日は朝は約30分間隔、その他は約40~60分間隔である。全便、中型ノンステップバスである。

73号系統

港営業所を参照。

76号系統

住之江営業所を参照

89号系統

住之江営業所を参照

臨時路線

初詣バス

一時期、生國魂神社四天王寺住吉大社への初詣客のために正月3が日に運行されていた事があったが、2009年以降は運行を休止している。方向幕を無表示(白幕)にしたうえで、バス前後のガラスに内側から「初詣バス」と書かれた紙を貼っている。

  • 系統番号なし:なんば→谷町九丁目(生國魂神社)→上本町六丁目→四天王寺西門前→あべの橋→松虫→地下鉄岸里地下鉄玉出→住吉公園(住吉大社)→浜口→千躰→住吉車庫前→松虫→あべの橋→四天王寺西門前→上本町六丁目→谷町九丁目(生國魂神社)→なんば
  • 沿線各停留所に停車する。

車両

2009年現在は、大型車と中型車が配置されている。2002年の路線再編以前は大型車、中型車とも日産ディーゼル工業製の車両(西日本車体工業架装車も含む)に統一されていたが、再編時に古市営業所からいすゞ自動車製が一部転入し、中型車が古市営業所や住之江営業所へと転出し、一時期中型車の配置がなくなっていた。その後2007年に中型車の転入が行われ、現在は、日産ディーゼル工業製・いすゞ自動車製・日野自動車三菱ふそうトラック・バス製のすべてのメーカーの車両が配置されている。

台数こそ少ないものの、低公害車の配置もあり、2010年現在では、日野・ブルーリボンシティハイブリッド(BJG-HU8JLFP)が配置されている。過去には、近隣に天然ガス充填設備がないものの、CNGノンステップバスが配置されていた事もあった。

脚注

  1. ^ 平成23年4月現在の市営交通のご案内に添付されている記載誤り等のお知らせの第2項バス運転系統についてで「5号系統(あべの橋~三宅中)の一部で経由していたリフレうりわり停留所には、施設の休館に伴い、平成23年4月1日より、当面の間経由せず運行します。」と記載されている。
  2. ^ 1991年3月、大阪市交通局自動車部発行の市営バスガイドブックP54のあべの橋発の時刻表によると、特62号系統は7:59・8:24・8:40・16:30・17:33・18:13(この便に限り土曜日運休)・18:36の平日7便、土曜日6便の運行であった

外部リンク