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中川俊直

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中川 俊直
なかがわ としなお
生年月日 (1970-04-25) 1970年4月25日(54歳)
出生地 広島県東広島市
出身校 日本大学文理学部
早稲田大学大学院公共経営研究科専門職学位課程
前職 テレビ東京政治部記者
衆議院議員中川秀直秘書
現職 衆議院議員
所属政党 自由民主党(無派閥)
称号 公共経営修士(専門職)(早稲田大学)
親族 父・中川秀直
公式サイト 中川俊直 RUN OFFICIAL HOME PAGE

選挙区 広島4区
当選回数 1回
在任期間 2012年12月17日 - 現職
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中川 俊直(なかがわ としなお、1970年4月25日 - )は、日本政治家自由民主党所属の衆議院議員(1期)、日本精神対話学会会長。元テレビ東京社員(政治部記者

父は自民党所属の元衆議院議員で科学技術庁長官内閣官房長官等を歴任した中川秀直早稲田大学大学院公共経営研究科専門職学位課程修了。

人物

広島県東広島市生まれ。日本大学鶴ヶ丘高等学校日本大学文理学部社会学科卒業後、テレビ東京に入社し、政治部に配属され記者となり、総理官邸・自民党・野党キャップの取材を担当した。

テレビ東京退社後は、父・秀直の公設・私設秘書として13年間勤めた(なお、この間の2006年4月、自らも東広島市長選挙に出馬したが、蔵田義雄に敗れ落選している。翌2007年、精神対話士となり、2010年には指導精神対話士に昇格)。

2009年4月23日の講演にて、秀直は世襲候補者を巡る議論について触れたうえで、「私には息子が2人いるが、自分の選挙区衆院広島4区)を継がせるつもりはまったくない」[1]と断言。同年5月13日発売の『週刊文春』には息子の俊直と共に登場し、秀直は「自分の選挙区から息子を出さない」、俊直自身も「父の選挙区から立候補しません」と発言し、「世襲放棄宣言」をしていたが[2]、 父の引退表明後、自民党の公募に応募し父の選挙区を引きぐ形で広島4区から出馬が決定。2012年第46回衆議院議員総選挙に出馬し、前回の選挙で父を下した空本誠喜を破り初当選した[3]

現在、衆議院厚生労働委員会、東日本復興特別委員会、海賊対処・テロ防止特別委員会に所属。

自民党では、青年局次長、国際局次長、ネットメディア局次長、IT戦略特命委員会事務局次長、中小企業・小規模事業者政策調査会会長補佐に就任。

その他、超党派・水制度改革議員連盟事務局長、ヘルス&コミュニティ議員連盟事務局長、慢性呼吸器疾患対策議員連盟事務局次長、環境省犬・猫の殺処分ゼロを目指すPTのメンバーに加わるなど多くの要職につき、「水の中川」「社会保障の中川」「動物愛護の中川」として頭角を表す。


2013年9月に、自民党一回生議員訪中団の団長として訪中。 武大偉元・駐日大使や唐家旋元・国務委員、中国共産党若手のリーダー 周長奎書記などと会談。

2014年2月20日に出演したBS日テレ「深層NEWS」で、ペットブームの裏側で繰り返される殺処分の実態や課題などについて議論し、「ペット税を地方自治体の裁量で導入し、飼い主の責任を明確にするべきだ」などと発言した。

2014年3月27日に成立した議員立法「水循環基本法」では、一回生議員ながら先頭に立ち与野党幹部を説得。 全会一致で可決。  水の中川として、新聞雑誌TVなど多くの取材を受ける。

2014年4月30日に出演したBS日テレ「深層NEWS」で、水資源の保全を目的に今国会で成立した水循環基本法について議論し、「対応を急がないと日本の水資源が奪われる」と述べ、地下水の利用規制など、更なる法整備を目指す考えを示した。


世界的に有名な熊野筆を閣議の署名する際の筆として採用していただけるよう安倍総裁に直接要望し、採用していただくなど広島県第4選挙区の広報マンとして幅広く活躍。

選挙区に本社のあるマツダのスカイアクティブ(クリーンディーゼル車)を自動車税のグリーンディーゼル化特例に適用されるよう党・税調に働きかけ、減免措置が適用されるようになった。

東広島市鏡山にある「酒類総合研究所」に関して、廃止という意見のある中、「日本の酒は世界に誇るべきお酒であり、より一層の研究や輸出拡大が必要であることを訴え、酒類総合研究所の廃止はせず、東京事務所の機能を東広島事務所に移転することとなった。


趣味は、ランニング・富士登山。 中学・高校時代は長距離ランナーとして活躍。  中学生時代は、陸上3000Mで東京都大会で5位入賞。

東広島新春駅伝、東広島ロードレース大会、広島ベイマラソンなど選挙区の多くの大会に参加。 10キロは43分。 ハーフ(21キロ)は1時間36分。  東京マラソンでは、フルマラソン(42キロ)を4時間台で完走。




 

所属団体・議員連盟

脚注

  1. ^ 「自民・中川元幹事長が『子供に世襲させない』宣言」『自民・中川元幹事長が「子供に世襲させない」宣言 - MSN産経ニュース産経デジタル2009年4月23日
  2. ^ 中川秀直・中川俊直「わが『世襲放棄』宣言――『二世天国』自民に捨て身の提言」『週刊文春』51巻19号、文藝春秋2009年5月21日、40-43頁。
  3. ^ 地盤引き継ぎ 4区・中川氏、初産経新聞 2012年12月22日閲覧
  4. ^ パチンコ・チェーンストア協会(PCSA)

外部リンク