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中津川駅

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中津川駅
駅舎と駅前広場(2007年3月)
なかつがわ
Nakatsugawa
落合川 (3.8 km)
(6.4 km) 美乃坂本 CF18
地図
所在地 岐阜県中津川市太田町
北緯35度30分1.8秒 東経137度30分11.3秒 / 北緯35.500500度 東経137.503139度 / 35.500500; 137.503139座標: 北緯35度30分1.8秒 東経137度30分11.3秒 / 北緯35.500500度 東経137.503139度 / 35.500500; 137.503139
駅番号 CF  19 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 CF 中央本線名古屋地区
キロ程 317.0km(東京起点)
名古屋から79.9 km
電報略号 ナツ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
3,350人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1902年明治35年)12月21日
備考 駅長配置駅管理駅
JR全線きっぷうりば[1]
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中津川駅(なかつがわえき)は、岐阜県中津川市太田町にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線である[1]駅番号CF19

特急しなの」を含めた全列車が停車する。「しなの」と一部の快速列車普通列車を除き、当駅で運転系統が分離されている[1]。詳細は「中央線 (名古屋地区)」を参照。

歴史

駅構造

駅構内
駅舎内

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。2つのホームは北側にある跨線橋と南側にある地下通路で連絡している。1・3番線が本線、2番線が副本線となっている。この他、ホームのない側線(留置線)が、3番線の西側に数本あり、夜間滞泊の設定がある。

駅長駅員配置駅(直営駅)である[1]管理駅として、武並駅 - 野尻駅間の各駅を管理している。構内東側の単式ホーム(1番線)に隣接した駅舎内部にはJR全線きっぷうりば自動券売機自動改札機が設置されている。当駅から名古屋方面へはTOICA(および相互利用先ICカード)が利用可能であるが、木曽福島方面へは利用できない。

店舗はベルマートのほか、立ち食いそば喫茶店などがある[10]。かつては駅弁の販売もあった[11]

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 CF 中央本線 上り 多治見名古屋方面[注釈 1] 特急含む
2  
下り 木曽福島長野方面[注釈 1]  
3 特急含む

駅西側に、中津川運輸区がある[1]。かつては、ここに中央本線木曽谷区間の要衝として中津川機関区があり、1973年塩尻 - 中津川間電化まで多数のD51形蒸気機関車が在籍していた。また、同線恵那駅から出ていた明知線気動車の日常整備を担当していたことから、電化区間にありながらキハ52形などが留置されている状態も1985年まで見られた。

利用状況

「岐阜県統計書」「中津川市統計書」によると、当駅の1日平均乗車人員は以下の通り推移している。

年度 1日平均
乗車人員
2000年 3,806
2001年 3,720
2002年 3,566
2003年 3,563
2004年 3,568
2005年 3,594
2006年 3,521
2007年 3,546
2008年 3,548
2009年 3,440
2010年 3,446
2011年 3,420
2012年 3,427
2013年 3,525
2014年 3,432
2015年 3,487
2016年 3,424
2017年 3,417
2018年 3,400
2019年 3,350

駅周辺

駅東側の中山道中津川宿エリアを中心に市街地を形成している。

バス路線

  • 中津川駅前バスターミナル(番号はプラットフォームの番号)

2021年4月以降、全て北恵那交通の路線。

  1. 付知峡線(苗木・福岡・付知峡倉屋温泉・加子母総合事務所方面)・川上(かおれ)線(王子製紙前・恵那山ウェストン公園方面)・松恵線(松田橋・恵下橋方面)
  2. 市民病院線(中津川市民病院・美乃坂本駅前方面)・手賀野線(手賀野・中京学院大学方面)・坂本三坂線(坂本三坂・東鉄恵那車庫方面)[注釈 2]
  3. 馬籠線(馬籠方面)・坂下線(坂下駅等)[注釈 3]
  4. (2021年4月以降使用されていない)

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CF 中央本線
快速(下りは到着列車のみ)・普通
落合川駅 - 中津川駅 (CF19) - 美乃坂本駅 (CF18)

脚注

注釈

  1. ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイトの 各駅の時刻表 で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。
  2. ^ 市民病院線・手賀野線は2002年2月1日にJR東海バスから譲渡された路線、坂本三坂線は東濃鉄道が運行していた同区間の廃止に伴い北恵那交通が2021年4月1日から運行を開始した路線。
  3. ^ 2008年10月に「名鉄グループ同士の競合状態」を避けるために濃飛乗合自動車から譲渡された路線。

出典

  1. ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、22頁。 
  2. ^ 「逓信省告示第665号」『官報』1902年12月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ a b 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編2』JTB、1998年、187頁。 
  4. ^ 「逓信省告示第714号」『官報』1908年0月29日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ a b 『歴史でめぐる鉄道全路線』 23頁
  6. ^ [https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2955739/4 「地方鉄道運輸開始」『官報』1924年8月12日 ](国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ 四ツ目川遊砂工について”. 中津川市 (2007年4月12日). 2013年4月5日閲覧。
  8. ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線』 27頁
  9. ^ “JR6社が秋のダイヤ改正”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1997年7月29日) 
  10. ^ (有)安藤商店”. 2012年1月14日閲覧。
  11. ^ 駅弁・事業撤退のお知らせ - 日本鉄道構内営業中央会
  12. ^ にぎわいプラザ”. 中津川市 (2012年5月18日). 2012年7月2日閲覧。
  13. ^ 本町公園 (中津)”. 中津川市 (2007年4月27日). 2012年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月2日閲覧。
  14. ^ 「D51機関車」春の清掃(報道発表資料)”. 中津川市 (2012年4月11日). 2012年7月2日閲覧。
  15. ^ 中津川駅から新宿方面への高速バス2便が廃止されます。

参考文献

  • 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 5号 中央本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年8月9日。 

関連項目

外部リンク