コンテンツにスキップ

神様のバレー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。202.165.119.163 (会話) による 2016年12月4日 (日) 07:26個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎あらすじ)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

神様のバレー』(かみさまのバレー)は、渡辺ツルヤ原作、西崎泰正作画による日本漫画バレーボールを題材にした漫画で、『週刊漫画TIMES』(芳文社)にて、2012年12月21日号から連載開始。

あらすじ

実業団の凄腕アナリスト 阿月総一は、的確に相手の弱点を見抜いて、相手チームの嫌がるプレイをしかける「嫌がらせの天才」で、裏方でありながらチームを優勝に導いていた。そんな彼に、日村化成の会長が賭けをもちかける。「万年1回戦負けのチームを全国優勝させれば、全日本男子の監督のイスを用意する」という会長と約束をした阿月は、幸大学園中学校のコーチとなりチーム改革に乗り出し、ガンマンズのアナリスト 木下の協力を得ながら、全国優勝を目指す。

かつて全日本女子候補だった女監督の鷲野孝子が率いる幸大学園バレー部は、「気合と根性」だけの練習を重ねていたが、レギュラーだけが練習をする非効率さで、チーム全体に負け犬根性が連鎖していた。阿月は補欠メンバー達を鍛え上げ、他校との練習試合であらゆる戦略を駆使して、補欠メンバーで勝利を勝ち取る。その後、2回戦で負けた幸大学園バレー部であったが、チームに火がつき、負け犬から「野犬」へと変わっていく。

登場人物

主要人物

阿月 総一(あづき そういち)
自らを「バレーの神」と自称し、相手チームが嫌がることを徹底する戦略で、チームに勝利をもたらす。実業団ガンマンズのアナリストであったが、ガンマンズを支援していて日本バレーの世界一を夢見る日村化成の会長に、「万年1回戦負けのチームを全国優勝させれば、全日本男子の監督のイスを用意する」という約束を信じて、幸大学園中学校のコーチとなり全国優勝を目指す。
鷲野 孝子(わしの たかこ)
幸大学園中学校の女監督。かつては全日本女子入りを期待されていたが、故障から実業団を引退して、監督となる。「気合と根性があれば勝てる」がモットーだが、阿月には否定され、以後は阿月の方針に従っている。監督としては戦術面などは未熟なものの、練習の指導については優れている。
木下
実業団ガンマンズのアナリスト。非常識で傍若無人だが、常に勝利をもたらす阿月の野望に共感して、幸大学園のために相手チームのアナリストをしている。鷲野孝子のファン。マッシュルームカットの頭で、あだ名はキノコ。

幸大学園中学校

滝川 三秀(たきがわ みつひで)
福井 直樹(ふくい なおき)
倉木 大河(くらき たいが)
上島 亮(うえしま りょう)
伊藤 仁(いとう ひとし)
坊山 悟(ぼうやま さとる)
西浦 雅人(にしうら まさと)
原田(はらだ)
森(もり)
星野(ほしの)

男子バレー部OB

高橋(たかはし)
小池(こいけ)
野中(のなか)
佐藤(さとう)

二子石中学校

井川(いがわ)

歩木浜中学校

片山 健(かたやま けん)
有吉(ありよし)
藤田(ふじた)
設楽 香(したら かおり)

薬丸中学校

坂本 理一(さかもと りいち)
坂本 光二(さかもと こうじ)
浜野(はまの)
坪井(つぼい)
柳楽
保田
三枝
松平 光国

寝川中学校

武藤(むとう)
東(ひがし)
井上 祥子
平野 武志(ひらの たけし)

半田学園中学校

河野 雄馬(こうの ゆうま)
佐藤 公春(さとう きみはる)
岩藤 公明(いわどう きみあき)
沖山 春男(おきやま はるお)

書誌情報

外部リンク