篠山城
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篠山城(ささやまじょう)は、兵庫県篠山市の中央部にある近世城郭。国指定史跡。
1609年(慶長14年)徳川家康は、実子松平康重を常陸国笠間城から丹波国八上城に移し、新城の築城を命じた。これは、山陰道の要衝である篠山盆地に城を築くことによって、大坂の豊臣氏をはじめとする西国諸大名のおさえとする理由からであった。
篠山盆地中心部の丘陵である笹山を築城地と定め、普請総奉行に池田輝政、縄張に藤堂高虎を配し、15カ国20の大名の夫役による天下普請として6ヶ月で完成した。
以後、松平三家八代、青山家六代の居城として明治を迎え、城郭の遺構は大書院を残して取り壊された。その大書院も1944年(昭和19年)1月6日に失火により焼失している。
馬出の遺構がよく遺っており、国指定史跡となっている。
現在、大書院の復元をはじめとして、城周辺の整備がすすめられている。2000年4月大書院は復元。公開されている。 兵庫県篠山市北新町2-3
参考
CGによる築城当時の篠山城 http://www.city.sasayama.hyogo.jp/osyoin/cg00.html
篠山城大書院今昔写真集 http://www.city.sasayama.hyogo.jp/osyoin/konja00.html