阪大坂
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阪大坂(はんだいざか)・留年坂(りゅうねんざか)ともに石橋駅より大阪大学へ向かうルートにある坂である。
阪大坂は国道171号と国道176号の交わる阪大坂下交差点の後者から出て、待兼山中途へ至る坂の名称。大阪大学豊中キャンパスを縦貫したのち、箕面市半町と大阪府道中央環状道をつなぐ道路へと続くが、一般に阪大坂と呼ばれるのは、阪大坂下より豊中キャンパス通用門までの特に急峻な部分である。 阪急石橋駅に近く、駅から通用門まで徒歩でほぼ10分ほどを要する。
留年坂は通学のメインルートである阪大坂に対し、阪大坂から池を挟んだ反対側にある山を登る裏道である。阪大坂下交差点付近より住宅地を抜けるか、阪大坂の途中で池を回り込むかするとたどり着く。獣道といった様相を呈していたが、最近整備され、遊歩道のようになった。 留年坂を通りキャンパス内にはいると最初にある建物は学生会館と明道館というサークル・クラブ棟である。このため、この坂を通って通学する学生は教室へ行かずサークル棟に入り浸りになる、ということで「留年坂」の名が付いた。