韓国語能力試験
韓国語能力試験 | |
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英名 | TOPIK |
略称 | TOPIK |
実施国 |
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資格種類 | 公的資格 |
分野 | 語学 |
試験形式 | 筆記 |
認定団体 | 教育部、国立国際教育院 |
認定開始年月日 | 1997年 |
等級・称号 | 1級~6級 |
公式サイト | http://www.kref.or.jp/ (日本) |
韓国語能力試験 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 한국어능력시험 |
漢字: | 韓國語能力試驗 |
発音: | ハングゴヌンリョクシホム |
日本語読み: | かんこくごのうりょくしけん |
英語表記: | Test of Proficiency in Korean |
韓国語能力試験(朝: 한국어능력시험、かんこくごのうりょくしけん、Test of Proficiency in Korean、TOPIK)は大韓民国の教育部及び国立国際教育院が実施・認定する韓国語を母語としない人や在外韓国人を対象とした韓国語の試験である。
概要
最上級の6級から最下級の1級まで6つの等級に分けられる。韓国国内では年7回、日本では年3回(4月・7月・10月)行われる。韓国語を母語としない外国人や在外韓国人を対象に、「韓国語学習方法の提示及び韓国語の普及拡大」および「韓国語の使用能力を測定・評価し、その結果を韓国内の大学への留学及び就職などに活用」[1] することを目的に世界各国で行われている。2017年現在世界73ヵ国で実施。日本においては財団法人韓国教育財団が試験の運営を行っている。
試験はTOPIKⅠ(1級・2級)、TOPIKⅡ(3級~6級)の2種類があり、得点によって合格級または不合格の判定がされる。試験内容は「聞取り」「書取り(Ⅱのみ)」「読解」である[2]。聞取り・読解はマークシート方式の四択問題、書取りは記述式問題である。解答は試験時配布されるペンを使用し、訂正は持参の修正テープを使用する。記述式のみ二重線による訂正も可能である。なお、記述式問題は鉛筆で解答した場合採点が不可能ではないが、機械が読み取る際エラーの可能性があるため控えることとしている。[3][4]
日本において韓国語能力試験の受験者数は毎回約4,000名となっている。
沿革
- 1997年 - 韓国学術振興財団によって年1回の試験として第1回を実施。
- 1999年 - 主管機関が韓国教育課程評価院に移る。
- 2005年 - 英文の名称を「KPT(Korean Proficiency Test)」より現在の「TOPIK」に変更。
- 2006年 - 改編。それまで1級から6級まで各級別に行っていた試験を、初級(1級・2級)・中級(3級・4級)・高級(5級・6級)に分け、点数によって等級の判定を行う方法に変更。「書取り」で自由作文問題の登場。
- 2007年 - 試験が年2回になる(日本では2008年から)。
- 2009年 - 実務韓国語能力試験(B-TOPIK)が新たに実施され、従来の試験は一般韓国語能力試験(S-TOPIK)として実施される。
- 2010年 - 韓国国内のみ試験が年4回になる。
- 2011年 - 主管が国立国際教育院に移る。B-TOPIKを廃止しS-TOPIKのみの実施に戻る。
- 2014年 - 韓国国内のみ試験が年5回になる。7月試験から改編。試験級をそれまでの初・中・高級からTOPIKⅠ(1級・2級)とTOPIKⅡ(3級~6級)に区切り直し、試験領域及び問題数を変更する。
- 2015年 - 韓国国内のみ試験が年6回になる。
- 2017年 - 韓国国内のみ試験が年7回になる(日本では年3回になる)。
受験級と評価基準
試験水準 | 等級 | 評価基準 |
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TOPIKⅠ | 1級 |
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2級 |
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TOPIKⅡ | 3級 |
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4級 |
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5級 |
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6級 |
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試験内容
試験領域・時間・配点
試験水準 | 時限 | 領域 | 時間 | 形式 | 問題数 | 配点 | 配点合計 |
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TOPIKⅠ | 1時間目 | 聞取り | 40分 | 四択 | 30問 | 100点 | 200点 |
読解 | 60分 | 四択 | 40問 | 100点 | |||
TOPIKⅡ | 1時間目 | 聞取り | 60分 | 四択 | 50問 | 100点 | 300点 |
書取り | 50分 | 記述式 | 4問 | 100点 | |||
2時間目 | 読解 | 70分 | 四択 | 50問 | 100点 |
書取り問題(記述式)の内訳は、短文完成(挿入文作成)2問、作文2問(中級レベル・200字~300字程度の説明1問、高級レベル・600~700字程度の論述1問)である。
合格基準
試験水準 | 配点 | 等級 | 合格点 |
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TOPIKⅠ | 200点 | 1級 | 80点以上 |
2級 | 140点以上 | ||
TOPIKⅡ | 300点 | 3級 | 120点以上 |
4級 | 150点以上 | ||
5級 | 190点以上 | ||
6級 | 230点以上 |
全領域の合計点で等級または不合格を決定する。[5]
試験結果
試験結果は、海外実施回は試験の約1か月~1か月半後から、韓国のみ又は一部の海外を含め実施回は試験の約2~3週間後から、韓国公式サイトの成績確認ページ上で照合できる。その後、成績証明書と合格者には合格証が送付される。
成績証明書の有効期間は発行日から2年間である。ただし、2011年までに発行された成績証明書は2013年12月31日が有効期限となる。[6]