銀魂/log20081129
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銀魂(ぎんたま)は、2004年週刊少年ジャンプ2号から連載されているギャグ漫画。作者は空知英秋。
あらすじ
江戸時代末期、「天人(あまんと)」と呼ばれる謎の異星人が襲来した。またたく間に地球人と天人との間に戦争が勃発し、数多くの侍や攘夷派志士が天人との戦いに参加したが、天人の絶大な力を見て弱腰になっていた幕府は天人との関係をあっさりと受け入れた。そのため、侍達は廃刀令により刀を失い、世の中に天人がのさばるようになり、幕府は天人による傀儡政権となった。そのような時代に、一人の侍が愉快な仲間達と共に奇想天外な生活を過ごしていく物語である。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
登場人物
万事屋メンバー
- 坂田 銀時
- やる気の無さ気な非常にジャンプらしくない主人公。通称「銀さん」。天人を排し国を護る攘夷活動に参加した過去を持つ。お菓子等の甘い物が好きで糖分を摂取しすぎたあまり、糖尿病スレスレの血糖値。愛読書はこの作品自体が連載されている週刊少年ジャンプであり、万事屋稼業を営む。銀髪天然パーマが特徴。名前のモデルは金太郎とも噂される坂田金時と思われる。
- 志村 新八
- 侍魂を学ぼうと銀時の元で働く気弱(?)な少年。16歳。剣術を志しており、アイドル寺門通の親衛隊長でもある。おっかけ時は人格が変わる。ツッコミ担当。名前のモデルは新撰組の永倉新八と志村けん。
- 神楽
- 夜兎族と呼ばれる戦闘民族の少女。食欲旺盛。ジャンプ史上初、嘔吐(ゲロを)したヒロインでもある。日差しに弱いため外出時に常用している日傘はマシンガン・防弾機能付のスグレモノ。酢昆布好き。
- 定春
- 宇宙生物狛神。一見、バカでかい犬に見える。定春の名前は、見つけた神楽が適当につけた。よく人を噛む。
真選組隊士
- 近藤 勲
- 底無しのお人好しだが、隊士からの信頼を集める真選組局長。新八の姉、お妙に好意を抱いているあまり、ストーカーと化している。よく他人からゴリラ呼ばわりされる。乙女座。名前のモデルは江戸時代末期、京都の尊皇攘夷派を取り締まった幕府組織である新選組の、局長であった近藤勇。
- 土方
- クールに熱い真選組副長。刀を抜けば一気にキレる。かなり好戦的で銀時と剣を交えた事があるが、それ以来銀時にはライバル意識を燃やしている。銀時には、なぜか多串君と言われている。大好物はマヨネーズ。名前のモデルは同じく、新選組の局長・副長をそれぞれ務めた事があった土方歳三。下の名前はまだ公表されていないが、近藤に「トシ」と呼ばれている。
- 沖田 総悟
- ルックスは爽やかだが内面は腹黒い。土方から副長の座を狙っている。真選組随一の剣の腕を持ち、神楽とは互角にわたりあう。「~でさァ」「~ですぜィ」などが口癖。名前のモデルは新選組の沖田総司。
- 山崎 退
- 暇を与えるとミントン(=バドミントンの略称)をしてしまう天然キャラ。土方からはいつも罵声をあびせられている。しかしながら監察として真選組内では一番働いているように見える彼は、万事屋における新八的立場でもある。名前のモデルは新選組の山崎烝。
攘夷派(/元攘夷派)
- 桂 小太郎
- 通称「ヅラ」。天人を追討し、国を護る攘夷派志士の生き残りで銀時の盟友。昔の様に銀時と手を組み、幕府を討ち滅ぼそうと企てる。謎の宇宙生物(?)「エリザベス」をペットにしている。「ヅラじゃない桂だ」は名言。名前のモデルは、長州藩に所属し尊王攘夷・討幕運動を行った、旧名・桂小五郎こと木戸孝允。「狂乱の貴公子」の異名を持つ。
- 坂本 辰馬
- 銀時と共に攘夷活動に参加した非常に天然な男。現在は星間貿易業(快援隊)を営みつつ気ままに大宇宙を渡り歩いている。たまに小型船で抜け出し地球まで女遊びにきているらしい。ボンボン。名前のモデルは坂本龍馬。
- 高杉 晋助
- 攘夷浪士の生き残りで、最も危険で過激な男。数々の悪事を働いており、幕府からは危険視されている。昔、鬼兵隊という義勇軍を率いていた。名前のモデルは幕末に活躍した高杉晋作と思われる。左目には包帯を巻いている。
その他の登場人物
- 松平片栗虎
- 幕府直轄警察庁長官。真選組の上司に当たる。サングラスかけている人物はみんな殺し屋だと主張する。仕事よりも娘の栗子(17)の方が大事。昔路頭に迷ってた近藤たちを拾ってやった。娘の栗子の事になるとかなりうるさい。
一人称が「おじさん」。名前のモデルは江戸時代の大名会津藩主松平容保。
- お登勢さん
- 万事屋の一階にあるスナックのママ。万事屋の家賃滞納には手を焼いている。本名は「寺田 綾乃」。名前のモデルは伏見・寺田屋の女将、お登勢。
- キャサリン
- 出稼ぎが目的で地球にやってきた天人。お登勢の金を強奪するが、御用となる。現在は改心。普段はカタコト言葉だが、実はキャラ作りであったことが判明。
- お妙
- 新八の姉。本名「志村 妙」。普段は清楚な雰囲気を漂わせているが、怒るとたちまち凶暴化する。近藤からはストーカー被害を受けている。18歳。スナックでバイトをしている。ハーゲンダッツが好物。
- 長谷川 泰三
- 元入国管理局局長だったが、ハタ王子を殴ると言う、不祥事をきっかけに仕事をクビにされてしまった不幸な男。銀時とは良き親友となる。常にグラサンを愛用している。また、クビになった後、タクシー運転手になるが、偶然乗り込んできた、ハタ王子を再び殴ったため。クビになっている。それ以後、4巻では屋台の店主になっていたり、映画の宣伝人になっていたりと、色々な職業を転々するが、結局、どちらも、クビになっている。名前のモデルは江戸時代の役人、長谷川平蔵と思われる。
- ハタ皇子
- 天人。珍生物をこよなく愛するバカ皇子。生きている物なら怪獣だろうがゴキブリだろうが何でもペットにする。
- お通
- 本名「寺門 通」。人気上昇中のトップアイドルで新八は彼女の大ファン。一見かわいいアイドルだが言っている事は「ありがとうきびウンコ!」や「楽しんでいってネクロマンサー!」など下品&意味不明なつなげ文字(?)
- ハム子
- 麻薬中毒の不良娘だったが、銀時に救われ改心する。本名は「公子」。
- エリザベス
- 坂本辰馬が桂小太郎宅へ連れてきた宇宙生物。ペットというよりも現在では桂の相棒扱いとなっている。宇宙土産のぬいぐるみ「宇宙怪物ステファン」と外見が酷似しており、種名はステファンではないかと推測されるが真相は不明。アヒル(?)の様な外見をしている。
- さっちゃん
- 本名はさち子ではなく「猿飛 あやめ」。始末屋で元お庭番衆。眼鏡が無いと何も見えない。
- 星海坊主
- 神楽の父。第一級危険生物の駆除をしてまわる宇宙の掃除屋で付いたあだ名が「星海坊主(うみぼうず)」。第六十三訓で完全にハゲた。
漫画
- 銀魂 1巻 2004年4月2日発行
- 銀魂 2巻 2004年7月2日発行
- 銀魂 3巻 2004年9月3日発行
- 銀魂 4巻 2004年11月4日発行
- 銀魂 5巻 2004年12月27日発行
- 銀魂 6巻 2005年3月4日発行