遊☆戯☆王ZEXAL
遊☆戯☆王ZEXAL 遊☆戯☆王ZEXAL II | |
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ジャンル | カードゲーム、少年向けアニメ SF・ファンタジー |
アニメ | |
原作 | 高橋和希 |
監督 | 桑原智 |
シリーズ構成 | 吉田伸 |
キャラクターデザイン | 高谷浩利 |
メカニックデザイン | 大輪充 |
音楽 | Conisch、蓑部雄崇、福田康文 |
アニメーション制作 | ぎゃろっぷ |
製作 | テレビ東京、NAS |
放送局 | テレビ東京系列 |
放送期間 | 第1期:2011年4月11日 - 2012年9月24日 第2期:2012年10月7日 - 放送中 |
話数 | 第1期:全73話 + 番外編1話 |
漫画:遊☆戯☆王ZEXAL | |
原作・原案など | 吉田伸 |
作画 | 三好直人 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | Vジャンプ |
レーベル | ジャンプ・コミックス |
発表号 | 2011年2月号 - 連載中 |
巻数 | 既刊3巻(2012年8月現在) |
その他 | 原案・監修:高橋和希/スタジオ・ダイス |
漫画:遊☆戯☆王 Dチーム・ゼアル | |
作者 | 友永晃浩 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 最強ジャンプ |
発表号 | 2012年5月号 - 連載中 |
その他 | 原案・監修:高橋和希 協力:ウェッジホールディングス |
関連作品 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『遊☆戯☆王ZEXAL』(ゆうぎおうゼアル)は、日本のテレビアニメ作品。2011年4月11日から2012年9月24日まで、テレビ東京系列(TXN)にて放送された。2012年10月7日からは『遊☆戯☆王ZEXAL II』(ゆうぎおうゼアル セカンド)へタイトルを変えて放送中。略称「ゼアル」。 漫画版についても本項で記述する。
概要
『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』、『遊☆戯☆王5D's』に続く『遊☆戯☆王』のテレビ東京系アニメシリーズの4作目(テレビ朝日版を含めると5作目)である。『遊☆戯☆王ゼアル オフィシャルカードゲーム』(以下OCG)とタイアップしており、タイトルロゴや登場人物は刷新されている。
GXや5D'sが初代から地続きの未来だと名言されていたのに対し、本作は世界観の繋がりは明言されておらず、今のところ前3作との世界観の繋がりは不明である。ただし伝説のデュエルモンスターとして、「ブラック・マジシャン」や「E・HERO ネオス」の木像が登場したことはあるが、5D's出身のモンスターの木像はまだ登場していない。
「ZEXAL」(ゼアル)とは、「ZEAL」(情熱)がぶつかり合い、倍になるという意味を含んだ「X」を中心に挟んだ造語である[1]。
2011年2月20日に横浜のワーナー・マイカル・シネマズみなとみらいで制作が発表され[2]、『10thアニバーサリー 劇場版 遊☆戯☆王 〜超融合!時空を越えた絆〜』のアンコール上映で特典映像として第1話のダイジェスト映像が公開された。
メインテーマは「チャレンジ精神」で、「遊馬のように失敗を恐れず、どんな困難にも諦めずに立ち向かうチャレンジ精神を子供たちに伝えていきたい」という想いから生まれている[2]。キャラクターデザインには『遊☆戯☆王』原作者の高橋和希が携わっており、当初は別の作品に登場させる予定だったアストラルから新たな遊戯王の世界観を膨らませていき、主だったキャラクターがデザインされている[3]。主人公を演じるのは当時16歳の高校生、畠中祐。ヒロインは本作が初の主演女性役となる小松未可子が演じる[2]。
『遊☆戯☆王』シリーズでは『デュエルモンスターズ』が最初の放送時間を移行して以来、7年半ぶりとなるゴールデンタイムでの放送とBSジャパンでの時差ネットが行われる。また2008年9月に(NARUTO -ナルト- 疾風伝を除いて)『BLEACH』がゴールデンタイムから移動して以来2年半ぶりにジャンプアニメがゴールデンタイムで放送される。テレビ東京系アニメシリーズ最後の地上アナログ放送となった。
2012年10月より、日曜夕方17時30分に放送枠が移動し、タイトルが『遊☆戯☆王ZEXAL II』(ゆうぎおうゼアル セカンド)に変更され第2期シリーズに移行した。第2期において総話数は第1期から継続されているが番組本編では第1期のような「ナンバーズ〇〇」の表記は使われていない。
今までのシリーズの主人公たちが初めからデュエルの天才であったのに対し、今作では諸々の失敗をする初心者が主人公となっている[2]。初期には本放送の最後に初心者向けデュエル講座が行われていた。
前作『遊☆戯☆王5D's』の放送枠水曜日18時からは本作の再放送となり[注 1]、2011年6月29日まで9話を除く1 - 12話までの内容が放送された。再放送ではエンディング中のデュエル講座がカットされた代わりに、次回予告後に遊馬とアストラルによるショートトークが追加された。このショートトークは本放送でデュエル講座のなくなった26話以降、第2期に移行するまで告知等がある場合を除きほぼ毎回放送されており、第2期以降もBSジャパンでの再放送にて引き続き放送されている。
吉本興業所属の父親芸人で結成された「PaPaPARK!」とコラボレーションしており、親子で楽しめる作品を目指す。宣伝部長にはペナルティ(初代)、中川家(二代目)が抜擢され、各地で関連イベントを行っている[4]。中川家は本編26話でWDCの参加者として出演している。
海外版では、小鳥のミニスカートを膝下までの長さに変更し、アストラルの下半身に光のぼかしを入れるなどの修正を行っている。
あらすじ
- 第1期(遊☆戯☆王ZEXAL)
- ハートランドシティに住む13歳の少年九十九遊馬は、チャレンジし続ける精神「かっとビング」が口癖の不屈の闘志を持つデュエリスト。ふとしたことから学園一の不良、シャークこと神代凌牙と自分のデッキを賭けたデュエルをすることになるが、連戦連敗の遊馬は成す術もなく窮地に陥る。
- そんなとき、以前から夢に出てきた扉の幻影が現れ「この扉を開く者には無限の力を与えるが、その代償に一番大切な物を失う」と不気味に語りかける。扉に大切にしていた首飾り皇の鍵を差し込むと無数の光が放たれ、遊馬の前に異世界からやってきた生命体・アストラルが現れた。アストラルの力によって手に入れた初めてのモンスターエクシーズ「No.39 希望皇ホープ」を召喚し、彼の助言もあって遊馬はデュエルに勝利した。優れたデュエリストであるアストラルだが、その記憶は遊馬の世界にやってくると同時に、99枚[5]のナンバーズカードとなって離散してしまっていた。遊馬はさまざまなデュエリストとのデュエルを通し、図らずもアストラルの記憶の欠片、ナンバーズを集めることになる。
- 順調にナンバーズを集めていく遊馬とアストラルだったが、自分たちと同じくナンバーズを集めるデュエリスト・天城カイトと対決し、ナンバーズを賭けたデュエルで初めて、実質的に敗北してしまう(決定打の直前に弟・ハルトの異変を知ったカイトが撤退したため)。二人は深いショックを受けるが、決闘庵でのデュエルを通じて精神的ダメージを乗り越えていく。一方、カイトは遊馬の持つ皇の鍵に興味を示し、その奪取に成功する。アストラルが潜む皇の鍵の中に侵入したカイトはアストラルとデュエルをし追い詰める。だが、窮地に駆けつけた遊馬とアストラルは扉の幻影との契約によりさらなる力ZEXALを得て、勝負は引き分けとなる。
- カイトを操るDr.フェイカーとMr.ハートランドは、世界規模のデュエル大会ワールド・デュエル・カーニバルを開催し、カイトの全勝によるナンバーズ総取りを企てる。デュエルチャンピオンを目指す遊馬も仲間たちとともに大会に参加する。フェイカーへの復讐と独自にナンバーズ回収を目論むトロン一家や、因縁の相手との再戦を誓う凌牙など、さまざまな思惑が交差する中、遊馬は予選を突破し決勝へと駒を進め、トロンとの激戦の末優勝を果たす。しかしその直後、フェイカーの策略によりアストラル共々危機に陥ってしまう。アストラルの力で一人危機を脱した遊馬は、駆け付けた凌牙・カイトと共にフェイカーに最後の戦いを挑み、遂にはフェイカーを裏で操っていた異世界バリアンの使者を打ち倒し、アストラルを救うことに成功する。
- 第2期(遊☆戯☆王ZEXAL II)
- WDCが終結し、遊馬とアストラルは仲間たちと共に以前と変わらぬ日常を過ごしていた。しかし平和な日々もつかの間、ナンバーズを狙うバリアン世界から新たな使者が送り込まれ、その力によって洗脳された刺客たちが次々と襲ってくる。遊馬はアストラルを守るため、バリアンと戦うことを強く決意する。
- バリアンとの危険な戦いと、新たな仲間・真月零や無事に退院できた凌牙の妹・神代璃緒を加えた平和な日常が錯綜する日々を送る遊馬の前に、ある日バリアンの刺客であるベクターが姿を現しデュエルを挑んでくる。遊馬は仲間であり悪のバリアンを追うバリアンズ・ガーディアンの一員である真月から「共にバリアンに立ち向かう」という約束とともに受け取ったバリアン製のカードと「RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース」でランクアップした「CNo.39 希望皇ホープレイV」でベクターを撃破するが、ベクターは真月を捕え、遊馬たちを異次元へと誘う言葉と異次元への道標となるナンバーズカードを残して姿を消した。遊馬とアストラルは真月を救うためにベクターから渡されたカードにより、皇の鍵の飛行船のシステムを起動させ、仲間たちと共にベクターの元に向かう。
- 異次元に誘い出された遊馬とアストラルはベクターと再び対峙する。その最中、真月の正体がベクターと知り、遊馬は肉体的にも精神的にも追い詰められていく。何とかアストラルとZEXALを発動させようとするが、真月の正体を黙っていた遊馬に疑いを持っていたアストラルはベクターによって心に生まれた闇を増幅させられ、暴走してしまう。ダークゼアルとなったアストラルは遊馬を取り込みデュエルを続行するが、それさえもベクターに通用せずに互いに窮地に陥る。その時、最後まで希望を捨てない遊馬の心がアストラルに届き、ZEXAL IIを発動させ、新たな力「リ・コントラクト・ユニバース」によって書き換えられた「RUM-ヌメロン・フォース」でランクアップした「CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー」を召喚し、ついにベクターを完全に撃破した。
- 飛行船に残されていた遊馬の父・一馬からのメッセージを元に、7つの遺跡に隠されたナンバーズを集めるため遊馬たちは再び飛行船での旅に出ることになる。一方、大きな痛手を負ったベクターはバリアン世界の神・ドン・サウザンドと契約して一心同体となり、遺跡のナンバーズを遊馬たちより先に得るために再び人間界への進出を目論み、またベクター自身が致命傷を負わせたギラグ・アリトをも復活させる。遺跡のナンバーズをめぐる戦いで、バリアン七皇は大昔に英雄と呼ばれた人間たちであったことが示唆された中、神代兄妹にも遺跡の記憶が蘇り、璃緒は再び意識を失ってしまう。
- さらにはNo.96との戦いでアストラルが消滅、ベクターの部下となったMr.ハートランド一味の襲撃と災難が続く中、遊馬はかつての宿敵であり味方となったIII・IV・Vの兄弟の支援を受け、アストラルと再会する為にVが開発した転送装置でアストラル世界へ向かう。異世界と触れ合ったアストラルの存在を認めず記憶を消去しようとする、アストラル世界の統治者・エリファスと戦い勝利、エリファスからも認められてアストラルを救出した。
- 一方、神代兄妹は自分達がバリアン七皇のナッシュ・メラグであったことを知り、密かに遊馬達と離反していた。
登場人物
主要人物
- 九十九遊馬(つくも ゆうま)
- 声 - 畠中祐、幼少期の声 - 伊藤実華
- 本作の主人公。中学一年生で13歳。正義感が強く情熱的な性格で、どんなことにもあきらめずに全力で挑戦していく「かっとビング」の精神を持つ[6]。しかし実力に見合わない無茶な目標ばかり立てるので失敗が多い[6]。未来のデュエル・チャンピオンを目指しているが、デュエルの腕前は未熟である。一般常識にも疎く、特に難解な単語の言い間違いは日常茶飯事である。行方不明となっている冒険家の両親の形見である「皇の鍵」をペンダントにし、「かっとビング」の源として大切にしている[7]。姉の明里にデュエルを禁止されていたが、自分がデュエルする意味を見つけたことで解禁された[8]。今でこそ前向きな遊馬であるが「かっとビング」を知る前は何事にも自信が持てず、内向的で気が弱い性格だった[注 2]。
- 使用するデッキは父親から譲り受けたもので、「ガガガマジシャン」「ガンバラナイト」などの言葉遊びのような名称が特徴のモンスターで構成されている。以前は扱う自身の未熟さとエースとなるべきモンスターエクシーズの不在もあり連敗を続けていた[6]。しかし、アストラルとともに戦うことで戦術を覚え、エースモンスターの「No.39 希望皇ホープ」[9]、「CNo.39 希望皇ホープレイ」[10]などのナンバーズを入手したことにより、腕利きのデュエリスト相手にも立ちまわれるほどになる。WDC編からは音楽に関係した名前を持つモンスターエクシーズも新たに使用するようになり、相手がナンバーズ所有者でない場合は主にこちらを使う。
- 「デュエリストは皆仲間」を信条としており、相手が誰であってもデュエルをすれば仲間になれると考えている。また人を疑うことを嫌い、相手が敵であろうとあえて信じようとすることもある。
- 自身と鉄男のデッキを賭けた凌牙とのデュエル中に、幻覚の中で謎の『扉』を開いたことでアストラルと邂逅し[6]、行動を共にするようになる[9]。最初はデュエルに口出しされることを嫌がったが[11]、次第に仲間として信頼を寄せるようになり、いつしか一心同体の相棒として強い絆で結ばれるようになる[12]。
- アストラル
- 声 - 入野自由
- 本作のもう一人の主人公。異次元「アストラル世界」からやってきた謎の生命体。人間世界に出現した際に記憶の欠片である「ナンバーズ」が飛散したことにより、自身の名とデュエリストとしての知識以外の多くの記憶を失ってしまう[9][注 3]。そのため、物事をデュエルにあてはめて表現することが多い。当初は人間社会をあまり理解しておらず、共に行動する遊馬の日々を「観察」し、時には遊馬に質問することでそれらを学んでいたが、お茶を濁した回答を額面通りに受け取るなどして間違った認識を持ってしまうことが時折あった。それ故、冷静で落ち着いた性格とは裏腹にとぼけたように見える言動も少なくない[注 4]。観察や質問によって得た知識は「観察結果」と称して、知識を得た順番にナンバリングして記憶している。好奇心はそれほど旺盛でない一方で、一度興味を持つと積極的に関わろうとする。
- 当初は合理性を優先する機械的な考え方をしていたが、遊馬と共に過ごすうちに徐々に人間的な感情を見せるようになる。遊馬とは確かな信頼関係を築いており、仲間たちからも好意的に見られている[10]。
- 人間世界での実体を持たないため、人間世界の事物へ物理的に干渉することはできず、その存在は遊馬やハルトなど一部の特別な人間にしか認識できないが、異次元に関わる何らかの力の影響を受けた場合、他の人物にも一時的に見えるようになる場合がある。また、知識としてその存在を知る人間からは「アストラル世界からの使者」「ナンバーズのオリジナル」などとも呼称されている。
- 基本的に遊馬から一定以上離れることができず、彼の傍を浮遊していることが多い。皇の鍵の内部世界にいる間はその制約から解放され、遊馬から離れることが可能となるが、代わりに鍵の中から出られなくなってしまう。
- 遊馬が使用するナンバーズはアストラルが所有しており、アストラルが鍵の中に籠っている間はナンバーズは使用できないが[13]、必要とあらばエクストラデッキにカードのみ送り込むことも可能。また、ナンバーズが懸ったデュエルでは遊馬のLPがアストラルの存在維持に繋がっており、敗北は彼の消滅に直結している。
- その使命については長い間不明のままだったが、『II』において世界のすべてを印したカード「ヌメロン・コード」をバリアンより先に入手し、バリアン世界を滅ぼすために人間世界へやってきたことを思い出した。
- No.96との死闘の果て、自分を乗っ取ろうとするNo.96を道連れに自爆し皇の鍵ごと消滅したが[14]、アストラル世界において眠った状態で安置されていた。異世界の「カオス」と触れ合ったことを認めないエリファスによって記憶を消去されようとしていたが、遊馬がエリファスとの戦いに勝利し彼をみとめさせたこと、アストラル世界の住人がエネルギーを送ってくれたことで無事に復活し遊馬と再会した。
ナンバーズクラブ
- 観月小鳥(みづき ことり)
- 声 - 小松未可子
- 本作のヒロイン。遊馬のクラスメイトにして幼なじみの少女。勝ち気だが思いやりのある性格の持ち主。遊馬の言動には厳しくツッコミを入れながらも、常に遊馬の傍で彼を応援している。また、遊馬のことを異性として意識している節がある[注 5]。ナンバーズを巡る事件に巻き込まれる遊馬を心配し、ナンバーズクラブに参加して遊馬の助けになるべく活動している[15]。
- アストラルに対しても、姿が見えないなりにコミュニケーションを取ろうとするなど、非常に好意的。後に遊馬たちとDr.フェイカーのデュエルの影響で凌牙・カイトと共に自身もアストラルが見えるようになり、会話もできるようになった。
- 当初はデュエルはせずその知識も皆無だったが、『II』にて初めてデュエルを行った。妖精をモチーフとした天使族デッキを使用していた。
- 家族は等々力たちがうっとりするような美人の母親(声:大室佳奈)と、春と学生時代に友人だった祖母(声:勝倉けい子)が登場している。
- 漫画ではアニメよりも早くデュエリストとなっており、カイトと遊馬のデュエル後、自信喪失した遊馬を励ますため、デュエルを行うとした。
- 武田鉄男(たけだ てつお)
- 声 - 嶋田真、幼少期の声 - 知桐京子
- 遊馬のクラスメイトにして友人。遊馬とは小学生からの腐れ縁。ブリキの玩具を模した機械族モンスターを中心に構成されたデッキを使用する。デュエルの腕前も悪くなく、物語の序盤では初心者同然だった遊馬相手に連勝を続けていた[6]。
- 失敗だらけの遊馬を笑うことも多いが、遊馬の真っ直ぐな性格と諦めない心を認めており、時には遊馬の窮地を助けることもある[6]。少々意地っ張りだが、心根は優しい[6]。
- 『II』では凌牙の妹である璃緒に一目惚れしてしまう。
- 家族は母親(声:尾小平志津香)と、明里の学生時代の友人である姉の鉄子が登場している。髪型は家族全員同じである。
- 等々力孝(とどろき たかし)
- 声 - 村田太志
- 遊馬のクラスの委員長。様々なことわざを知っており、特に「トドのつまり」という言葉を頻繁に使う[11]。エリート志向が強く、少々傲慢で偏見を持ちやすい部分があるが、一方で友情に篤く責任感も強い。
- 自分のプログラムスキルに自信を持っており[11]、ナンバーズクラブでは主にネットやコンピュータ操作の分野で力を発揮する。ナンバーズクラブには、納得がいかないことがあるのは気に食わないという理由で参加している。コンピュータプログラムをテーマにしたデッキを使用する[16]。
- 家族は母親が登場している。
- 表裏徳之助(おもてうら とくのすけ[注 6])
- 声 - 金田アキ
- 遊馬の隣のクラスの生徒。遊馬と同じ小学校の出身だが、同じクラスになったことはない。一見飄々としているが、本性は狡猾で陰湿な性格で、彼の行動には全て裏があると言われている[17]。デュエルを始めたばかりの頃、初心者狩りに遭ったせいで人間不信に陥り、「物事には全て裏がある」と悟る。口癖は「〜ウラ」[17]。リバース効果を持つモンスターや「ウラ」と名のついたカードを多用する[17]。相手の心理を突き、戦略のためにわざとカードを渡して利用するなど計算高い[17]。
- 遊馬の「希望皇ホープ」を奪おうと卑劣な方法でアンティデュエルを仕掛けるが[17]、敗北後に遊馬から裏のない賞讃の言葉を貰ったことに感激し、友人となった[18]。ナンバーズクラブでは、知る人ぞ知る裏技や裏情報を活用して突破口を見つけるのが得意だが、一方で不正行為を平然と行い、時には私利のために仲間すら利用することもある。
- 漫画では兄と母が登場。母から兄と比較されたことも人間不信の原因となった。
- キャッシー
- 声 - 小林ゆう
- 遊馬のクラスメイトの少女で、通称「キャットちゃん」[19]。かなり内気な性格のため、クラスの中では影が薄いが、デュエルになると人が変わったようにテンションが高くなる[19]。
- 猫と意思疎通ができ、本人も猫のように身軽でずば抜けた身体能力を持つ[19]。ナンバーズクラブでも猫たちのネットワークを用いた情報収集、機動力を活かした連絡役など多岐に渡る活躍を見せる。「きゃっと」「きゃっとビング」が口癖で、デッキも「猫」を主体としている[19]。遊馬に熱烈な恋心を抱いており[19]、ナンバーズクラブに加わったことで、徐々に遊馬や周囲の人間に対して積極的になっている。遊馬と仲の良い小鳥に対しては強いライバル意識を抱いており、時折挑発的な態度をとることもある[20]。
- 漫画版の彼女も遊馬に熱烈な恋心を持っているが、アニメに比べ、最初からかなり活発で積極的な性格になっている。家はかなりのお金持ち。
遊馬のライバル
- 神代凌牙(かみしろ りょうが)
- 声 - 増田俊樹、幼少期の声 - 金田アキ
- 遊馬たちの通う中学校の上級生で14歳。「シャーク」の異名を持ち、その名のごとく海洋生物を軸にした水属性デッキを使用する。かなり口が悪く無愛想だが、面倒見のいい一面もある。
- デュエルの実力は非常に高く、トロンから息子たちを差し置いてDr.フェイカーを倒しうるデュエリストとして目星をつけられていたほど。かつては全国大会の優勝候補と言われていたが、決勝戦の直前に妹・璃緒が事故で重傷を負ったことで精神的に不安定になった結果、「勝たなければならない」というプレッシャーに襲われ、控え室で対戦相手だったIVのデッキを盗み見て失格となり、デュエルの表舞台を追われてしまう。その一件以降不良と化し、学園では手下を引き連れてアンティルール仕様のデュエルを仕掛け、対戦相手のデッキを容赦なく奪っていた。鉄男から奪ったデッキを賭けた遊馬とのデュエルから、彼やナンバーズと浅からぬ関わりを持つようになる。このデュエルで遊馬に負けたことで、一度はデュエルを捨てようとするが、その後に遊馬と共闘したことで過去から立ち直った。過去の自分の弱さを肯定し、立ち直るきっかけを与えてくれた遊馬には恩義と信頼を感じており、彼の言葉は強い心の支えになっている。
- WDC開催前日にIVと再会し、璃緒の事故がIVによる陰謀だったと知らされ、彼への復讐のためにWDCへの参加を決意する。トロンの策略によって「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」とその強化形態「CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス」を手に入れ、当初の目標であった打倒IVを果たし、黒幕であるトロンへの更なる復讐を目指すが、逆にその怒りをトロンに利用され、暗示によって彼の駒として遊馬と準決勝を争うことになる。戦いの中で遊馬の策により正気を取り戻し、自ら敗北を選んで後を彼に託した。遊馬、カイトと共にフェイカーとの戦いに臨んだ際、アストラルから「シャーク・ドレイク」を預けられ、以降は自力で扱っている。
- 遺跡のナンバーズを巡る戦いの中で前世がとある国の王であると共に自身がバリアン七皇のベクター、ドルベと深い因縁で結ばれていることを知り、自身の存在に苦しむようになる。
- 幼少期に一家で交通事故に遭い、彼と璃緒は生還したが両親は死亡した。自分たちが何者なのかを確かめるべく廃墟と化した生家へ向かい、自分には家族の記憶が確かにあることで一度は安堵するも、アビスから見せられた記憶の中にあった王国の紋章が神代家の家紋と一致していることを知り、さらなる疑念を持ってしまう。
- そして、ドルベによってその記憶の続きを見せられたことで自分がバリアン七皇のリーダー・ナッシュであることを思い出し、遊馬達と離反する道を選んだ。
- 漫画版では孤児院の出身で両親だけでなく兄弟姉妹もおらず、全国大会での事件の顛末も同じ施設出身の八雲興司の罪を被った結果であるなど、設定が大きく異なる。
- 天城カイト(てんじょう カイト)
- 声 - 内山昂輝
- 「ナンバーズ・ハンター」を名乗り、弟ハルトを救うためにナンバーズを収集するデュエリスト。18歳。「光子(フォトン)」名のついたモンスターを中心に構成された光属性デッキを使用する。エースモンスターは「銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)」と「超銀河眼の光子龍(ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)」。
- 彼とナンバーズをかけたデュエルで敗れた者は、「フォトンハンド」という特殊な装置によって魂ごとナンバーズを奪われ、その負荷により生気を完全に失う。「フォトンチェンジ」により変身すると、服装の色が黒から白へ変化し、左目元にD・ゲイザーが模様の様に現れる。フォトンチェンジ中は回収したナンバーズの影響を無効化して使用できるが、フォトンチェンジは彼の体に悪影響を及ぼしており、幾多の使用によって深刻なダメージを負っている。
- 変わり果ててしまった弟にも変わらぬ愛情を与え、奪われた魂の行方を気にするなど、本来の性格は決して冷酷なものではないが、ハルトを救い出すためならば、いかなる犠牲もいとわない。Dr.フェイカーとは実の親子であるが、ハルトの事情もあり親子仲は非常に険悪だった。また周囲の人間に対しても完全に心を閉ざし、敵愾心を剥き出しにしていた。
- Vからデュエルの修行を受けた。また、Mr.ハートランドから拷問のような修行も課されナンバーズ・ハンターとしての教育も受けている。ハルトを守るため、そして父Dr.フェイカーを超える為に身に着けたデュエルの実力は最強クラスで、初期のアストラルを恐怖で震えさせたほど。
- 皇の鍵の中でアストラルと戦って以降は、彼をライバルと認める。遊馬のことは「ただの馬鹿」と評していたが、トロン一家との戦いを通じて、遊馬への見方も改めるようになった。
- WDC準決勝でトロンと戦い健闘するも敗北。自身の魂と全てのナンバーズを奪われてしまうが、決勝でトロンが遊馬に敗北したことによって解放され、ハルトを救うために遊馬・凌牙と組んでフェイカーとの戦いに臨み、この戦いの最中でフェイカーの真の目的を知り和解に至る。
- フェイカーとの戦いが終結した後、遊馬が提案した「真の決勝戦」で遊馬と再戦。ハルトを救うという目的が達成され失われたことで一度デュエルを止めかけるが、遊馬の熱い思いを受けてデュエルを続行、互いにわだかまりのない全力を出し切った末遊馬に勝利し、彼をライバルとして認めた。
- 以降は遊馬らと共にバリアンと戦うことを決意し、自身のためのデュエルを行うことや、魂を狩ってきたことへの償いのためにも生きるようになった。
九十九家
- 九十九明里(つくも あかり)
- 声 - 宮原永海
- 遊馬の姉。20歳。遊馬の母親的存在で、口うるさい部分もあるが常に遊馬のことを気にかけている。空手黒帯の実力者。
- 在宅記者であり、仕事には並々ならぬ情熱を抱いている。スクープ獲得のために遊馬を顎で使うもしばしば。父を尊敬しており、よく一緒に出かけていた遊馬を見て「男に生まれたかった」と零していた。
- 以前は遊馬にデュエルをすることを禁じていたが、決闘庵での遊馬のデュエルに対する姿勢と六十郎の説得によって考えを改めた。
- 九十九春(つくも はる)
- 声 - 谷育子
- 遊馬の祖母。70歳。料理上手で、遊馬の大好物「デュエル飯」(大きめのおにぎり)を作ってくれる[6]。大変温厚で心優しい性格だが、朝食を食べない遊馬を箒で吊るし上げる厳しい一面も見せる。
- 九十九一馬(つくも かずま)
- 声 - 三上市朗
- 遊馬の父親。職業は冒険家で、大学で教鞭もとっていた。豪快な性格で遊馬に「かっとビング」を教えた。冒険中に訪れた異世界で皇の鍵を入手し、遊馬に託した。現在は妻の未来(声:宮島依里)と共に行方不明となっている。
- 行方不明になる直前に、「遊馬のデュエルに気をつけろ」と明里に警告している。
- 『II』では遊馬とアストラルに、7枚の特別なナンバーズの存在を示した遺跡の地図とメッセージを送り、これら7枚をバリアンより先に手に入れるよう伝えた。そしてアストラルを救出するためにアストラル世界に到着した遊馬に再度のメッセージと「虹クリボー」のカードを送り支援した。
- 彼本人及び妻・未来はアストラル世界にて生存しており、無事にアストラルを救出し人間界へ戻る遊馬を陰ながら見送った。
- オボミ
- 声 - 三瓶由布子
- 清掃ロボット「オボット」の一体で、遊馬たちの友達[21]。デュエルができ、ゴミでできた動物を模した「オンボロボ」という機械族モンスターで構成されたデッキを使う[21]。他のオボットたちと共に宝石泥棒に悪用されていたが、遊馬たちに助けられた[21]。左耳には小鳥からもらったリボンをつけている。現在は遊馬の家で掃除の手伝いなどをしている。遊馬に対しては「ヘタクソ」と呼ぶ等ぞんざいな扱いが目立つが、デュエルで追い詰められた遊馬を叱咤激励するなど本心では慕っている様子。
Dr.フェイカーの勢力
- Dr.フェイカー
- 声 - 小川真司
- 100年に一人の天才と呼ばれた科学者で、天城兄弟の父親。異次元世界に関する研究者。友情や絆を否定しており、ゴミに関わる言語を多用する。かつてハートランドシティを創り上げたが、突如として表舞台から姿を消した。
- 現在は生死不明とされているが、表の権力者Mr.ハートランドを操り黒幕としてハートランドの実権を握っている。Mr.ハートランドを通じてカイトやハルトの他、Mr.ハートランドの部下たちも使役しナンバーズを収集、ハートランドシティ中から集めたゴミを砲弾としてアストラル世界を攻撃している。
- その真の目的は命が長くない息子ハルトを救うことであり、ハルトの命を救う代わりにアストラル世界を滅ぼすという契約をバリアンと交わし、ナンバーズの力でアストラル界滅亡を目論む。
- 人は誰かを守るために常に何かを捨てていると幾度となく語っており、その言葉通りハルトのためならば親近者を犠牲にすることすらいとわず、異世界研究に助言を与えた一馬と助手のバイロンを異世界の扉を開くための生贄にした[22]。カイトが一人で業を背負ってしまうことを怖れ非情に接していたが、心の底では何も聞かずにナンバーズを集めるカイトに感謝していた。
- デュエルに際しては巨大なサイボーグのような姿へと変貌し、D・ゲイザーの代わりに顔の左半分が機械化する。「ガーベージ」と名のつくカードで構成されたデッキを使用。使用ナンバーズは「No.53 偽骸神 Heart-eartH(ぎがいしん ハート・アース)」と「No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon(ぎがいしんりゅう ハート・アース・ドラゴン)」。また、「フェイク」と名のつく罠カードと、「バリアンズ」と名のつく強力な永続カードを使用する。
- WDC終盤、大会に集まったナンバーズを全て回収、スフィア・フィールド砲を発射するべく、遊馬・凌牙・カイトと1vs3のデュエルを行う。強力無比なカードを駆使して互角以上に戦うが追い詰められ、その末に真実を吐露しカイトと和解する。直後に契約相手のバリアン(後にベクターと判明)に体を乗っ取られバリアン・フェイカーとなりデュエルを続行するも敗北。
- デュエル決着後、カイトと遊馬と共にトロンの力によって崩れる塔から救出され、トロンに今までの所業を謝罪し、和解した。
- Mr.ハートランド
- 声 - 小杉十郎太
- ハートランドの頂点であり、同時にシンボル的存在である紳士。子供たちの人気者で、市民の前には陽気な服装で現れ、にこやかに対応するが、その裏ではDr.フェイカーの部下として知略を振るう。カイトやゴーシュ、ドロワたちに拷問に近いデュエルの修練を課し、ナンバーズハンターへと育て上げた。世界中のナンバーズ所有者を集めるためにWDCを計画・開催した。
- フェイカーに尽くしてきたものの、フェイカーからはほとんど意に介されていない。また、フェイカーの夢は自分自身の野望にもつながると語っているが、ハルトの救済という目的を知っていたかはわかっていない。かつては闇デュエル界の四悪人と呼ばれたデュエリストだった。後にカイトの口から、フェイカーに近付いた目的は指名手配を受けている自分の隠れ蓑に利用しているに過ぎないと語る。また彼からはコソ泥呼ばわりされる。
- WDC終了後はフェイカーの邪魔をさせんとカイトたちの前に立ち塞がるが、オービタル7の活躍により、スフィア・フィールド砲の発射台へと転落し、消息を絶つ。
- その後、『II』にてベクターにより蠅の体に人間の顔が付いた変わり果てた姿で復活させられ、バリアン七皇に一馬が探し出した23か所の遺跡の情報をもたらす。後にベクターからは人間界でナンバーズを回収するため、肉体を元に戻される。その後、蝉丸らを引き連れ人間界で暗躍する。
- デュエルに際しては遊馬とアストラルに交代してからは蝿の怪物を思わせる姿へと変貌する。「インフェクション」と名のつくカードで構成されたデッキを使用。使用ナンバーズは「No.1 インフェクション・バアル・ゼブル」。また、トークンを用いたカードを使用する。
- カイトとのデュエルの際、事前に仕込まれた偽のナンバーズとバリアンズ・フィールドによる負荷で続行不能まで陥れるが、遊馬・アストラルに交代してからはナンバーズを倒されるもののトークンによる攻撃で再び追い詰める。しかし、更なる絆を深めた2人によって誕生した新たなゼアルに敗北。最期は用済みとばかりにその身を焼かれてしまう。
- ゴーシュ
- 声 - 四宮豪、幼少時の声 - 山中真尋、大室佳奈
- Mr.ハートランドの「片腕」と呼ばれている側近。19歳。表立ってはドロワと共にWDCの大会運営委員を務めているが、裏ではナンバーズ所有者を調査・管理する役目を持つ。熱血漢で、口癖でもあるその場の「ノリ」を重視する。「H(ヒロイック)」と名の付いた戦士族デッキを使用し、エースモンスターは「H・C(ヒロイック・チャンピオン)エクスカリバー」。運営委員としての勤務中はハートランドから与えられた「バウンサー」と名のつく戦士族デッキを使用していた。
- 徳之助の不正行為を見咎めたことがきっかけで遊馬と因縁ができ、カイトを出し抜いて遊馬を倒すために委員を辞め、WDCに出場する。
- WDC本戦で遊馬に敗北後、遊馬に大会への自分の思いを乗せた「H・Cエクスカリバー」を託した。
- 『II』ではプロデュエリストとなっており、覆面デュエリスト「ゴーシュ・ザ・スターマン」として活動している。スパルタンシティでの大会の参加中に遊馬たちと再会するが、アリトによって操られ、遊馬・ドロワとタッグデュエルを行う。デュエル後は我に返り、大会で優勝しチャンピオンとなった。
- ドロワ
- 声 - 深水由美、幼少時の声 - 名塚佳織、石嶋久仁子
- ゴーシュと同じくMr.ハートランドの「片腕」と呼ばれている側近。19歳。ゴーシュとは対照的に冷静で合理的な性格であるが、一方で情け深い一面も持つ。幼少時のデュエルの訓練でカイトに助けられたことがきっかけでカイトに恋心を抱くようになり、ハルトのために無茶をするその身を案じている。デッキは「幻蝶の刺客」と名のついた蝶をモチーフとした戦士族デッキを使用し、エースモンスターは「フォトン・バタフライ・アサシン」「フォトン・アレキサンドラ・クイーン」「ナイト・バタフライ・アサシン」。
- ゴーシュと共に出場したWDCではカイトのためにトロンに立ち向かうが敗北し、紋章の力により愛情に関する記憶を奪われてしまう。トロンが改心したことで奪われた記憶を取り戻した後、ゴーシュと共に遊馬とカイトのデュエルを観戦する。
- 『II』ではプロデュエリストとなったゴーシュのマネージャーを務めており、ゴーシュがアリトに操られた際は遊馬とタッグを組みデュエルを行った。
- 天城ハルト(てんじょう ハルト)
- 声 - 三瓶由布子
- カイトの弟。幼いころから体が弱く、Dr.フェイカーと契約したバリアンの力によって命を助けられた。ホットチョコレートやキャラメルなど、甘い物が好物。
- 延命のため授けられたバリアンの力によって、自身の世界の物体をアストラル世界に送り込む能力を得る。フェイカーが交わした契約を果たすため、ハートランド中から集積所へ集められたゴミをアストラル世界に送り込むことで、アストラル世界を破壊する攻撃を繰り返していたが、能力の酷使によって昏睡に陥ってしまうなど、悪影響も大きかった。また、元々は天真爛漫で笑顔の絶えなかった性格が、人々の悲鳴を何よりも求める狂喜的な性格に変貌し、過去の記憶も一部が欠落するなど、精神面でも深刻な変調を来たしていた。
- 疲労している兄にキャラメルを届けようとハートランドを抜け出した際、彼の能力を狙っていたトロン一家に連れ去られ、謎の儀式により能力の全てを奪われ意識不明に陥る。WDC決勝戦にてトロンに身代わりとされたところを遊馬に救われ、決勝戦後は意識を取り戻すが、今度はスフィア・フィールド砲のエネルギー中枢となってしまう。しかしフェイカーがデュエルで敗北し、バリアンから解放されたため、元の性格に戻り、父と和解した。
- オービタル7(オービタルセブン)
- 声 - 前野智昭
- カイトに付き従い、ナンバーズ回収のサポートを行うロボット。高度な自我を持っており、またロボットなのに熟睡したり、同族のロボットを心配するなど妙に人間臭く、感情豊か。天城兄弟が二人で暮らしていた頃から仕えており、カイトには無茶な要求をされることも多いものの、その忠誠心は強い[注 7]。カイトに命令されると「かしこまり」と言うのが口癖。有能ではあるがドジな面も多い。バリアン世界の鉱物バリアライトを動力源とする。
- グライダー、バイクなどの乗り物や、攻撃用の戦闘モードに変形する機能、ナンバーズ所有者以外の時間を通常の1万分の1の早さにする能力を持つ。オービタル5、6などの兄弟機も存在する。
- WDC終了後にカイト達を支援すべくスフィア・フィールド砲の出力を停止させ、Mr.ハートランドを発射台に転落させた。フェイカーとの最終決戦では電流を受け機能停止していたが、決着後はカイトの一喝を受けて再稼働、小鳥、ハルト、凌牙を連れて塔から脱出した。
- 『II』ではバリアンの調査の途中偶然出くわしたオボミに一目ぼれしてしまい、勘違いから遊馬にデュエルを挑む。デッキはSD(スーパーディフェンス)ロボ」と名のついた機械族デッキを使用。切り札は「廃品眼の太鼓竜(ガラクターアイズ・ファットドラゴン)」。デュエル後は誤解も解け、小鳥の提案により、オボミとは友人となった。
トロン一家
- トロン / バイロン・アークライト
- 声 - 國立幸、成人時の声 - 根本泰彦
- Vたち兄弟の父親[22]。右手に赤色の紋章を持つ。元々は先史遺産の研究者だった。「紋章獣」および「紋章」と名のつくカード群を使用する。使用ナンバーズは「No.8 紋章王ゲノム・ヘリター」と「No.69 紋章神(ゴッド・メダリオン)コート・オブ・アームズ」。
- かつてはDr.フェイカーの助手を務めていた。フェイカーに心酔しており、フェイカーが異世界の扉に固執する理由こそ知らなかったものの、彼を天才と慕い深い友情を抱いていた。しかし、フェイカーの裏切りによって異世界への扉を開くための生贄にされてしまう。その後、たどり着いたバリアン世界を彷徨う内に少年の姿になってしまうも、裏切られた憎しみを糧に生き延びた末、帰還を果たし、自らをトロンと名乗ってフェイカーへの復讐に向けて動き出す。フェイカーと同じく自らもナンバーズを集めている。凌牙をフェイカーを倒すための刺客に仕立て上げようと画策し[23]、そのためにIVを差し向けた。
- 本来は息子たち暖かく見守る良き父親だが、トロンとなってからは目的のためには手段を選ばない冷酷な性格へと変貌した。異世界でバリアン世界の住人に助けられたことには恩義を感じており、自分以外には唯一信じる者と呼ぶ。また彼の使うさまざまな特殊な力はバリアン世界に由来しており、アストラル世界の力には干渉されない。
- 準決勝でカイトを破るも、決勝戦で遊馬とアストラルに敗れた。直後にフェイカーの策略によりナンバーズを全て回収されてスフィア・フィールドに取り込まれてしまうが、自分を助けようとする遊馬の、ひいてはかつて自分を救おうとした際の一馬の言動に感化され改心し、カイトや息子たちを含む奪ってきた魂を解放した。
- その後、フェイカーの敗北によってスフィア・フィールドから再び解放され、崩れる塔からフェイカー・遊馬・カイトを最後の力で救出、その際にフェイカーからの謝罪を受け入れ、再びフェイカーを友と呼んだ。遊馬とカイトのデュエルを息子たちと共に観戦するが、結果は見ずに去っていった。
- V(ブイ) / クリストファー・アークライト
- 声 - 山本匠馬
- 一家の長男。20歳。アストラルの目測によると身長185㎝、体重70㎏前後。額に青色の紋章を持つ。愛称はクリス[注 8]。クールで落ち着いた性格だが、父であるトロンへの非礼に対しては怒りを見せる。かつては父とともにフェイカーの研究に携わっており、自分たちを裏切ったDr.フェイカーに強い憎しみを抱いている。宇宙に関連した名を持つ機械族モンスターで構成された惑星デッキを使用。ほかに「奈落」と名の付くカードを使用する。使用ナンバーズは「No.9 天蓋星ダイソン・スフィア」。
- 父・バイロンが消息を絶った後、まだ幼かった弟たちは施設に預けられ、自身は真相を知るためにフェイカーの元に残った。カイトとハルトの兄弟に弟たちの面影を重ね、カイトのデュエルの師匠になり、カイトからも慕われていたが、フェイカーの裏切りを知った後、カイトに何も告げずに去っていった。
- WDCの本戦では、自らを倒したカイトの成長を喜び和解した後、IIIの眠る部屋で共に眠りにつく。トロンの敗北後、魂を解放されたことで目醒め、WDC終結後は遊馬とカイトの対戦を見守りつつ家族と共に去って行った。
- 『II』では彼を中心にアストラル世界とバリアン世界の研究をしており、IIIに遊馬を頼ませ、トロンの紋章の力が封じ込められたブレスレットを開発した。
- IV(フォー) / トーマス・アークライト
- 声 - 細谷佳正、幼少時の声 - 古城望
- 一家の次男。17歳。右手に紫色の紋章を持つ。また、右目から頬にかけて大きな十字の傷がある。デュエルの極東チャンピオンで、西洋の剣をモチーフにしたデュエルディスクと[24]、「ギミック・パペット」と名のつく人形をモチーフとしたモンスターの機械族デッキを使用する。使用ナンバーズは「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」・「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」・「No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ」の3体。
- 普段は紳士的な態度を取っているが、陰では「ファンサービス」と称してデュエルで他人を痛めつけ絶望させることを喜びとする冷酷無慈悲なサディスト。しかし家族への愛情は強く、また父のために非道な行いをしてきたと語るなど[25]、その冷酷さが本来のものではないと伺わせる場面もある。
- かつて凌牙と全国大会決勝戦で戦い、故意に不正を促しデュエルの表舞台から追放した張本人。さらにその際、凌牙を精神的に追い詰めるため、彼の妹である璃緒にデュエルを仕掛け、実体化したカード効果により大怪我を負わせた[注 9]。
- WDC本戦にて、トロンに凌牙より自分の方が復讐者として優れていることを証明しようと躍起になるも、新たな力を手に入れた凌牙に逆転負けを喫する。デュエル後、凌牙に今までの行いを詫び、父を救ってくれるよう頼み、眠りにつく。その後トロンが魂を解放したことで目醒め、WDC終結後、家族と共にハートランドシティを後にした。
- 『II』では璃緒の入院する病院に訪れたところで遊馬たちと再会。毒に侵された神代兄妹を救うために凌牙の前に現れ、クラゲ先輩を相手どりタッグデュエルを行う。凌牙を本気にさせるためにあえて悪乗りしながらも、彼自身もかつて自分が傷つけてしまった璃緒を救うために必死に戦っている。
- 自分が「IV」の名を冠することには誇りを持っており、No.4がクラゲ型モンスターであることを嘆いていた。
- III(スリー) / ミハエル・アークライト
- 声 - 池田恭祐、幼少時の声 - 大室佳奈
- 一家の三男。15歳。左手に緑色の紋章を持つ。中性的な容姿をしている。真面目で謙虚な性格だが、一方で勝負に熱くなる負けず嫌いな一面も持つ。トロンの考えに忠実に従うが、誰かを傷つけたり追い詰める事に対しては罪悪感を抱いている。羽をモチーフにしたデュエルディスクを使用する[24]。かつて父親が研究していた先史遺産(オーパーツ)が大好きで、デッキも「先史遺産」と名のつくカード群を使用する。使用ナンバーズは「No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック」と「No.6 先史遺産アトランタル」。
- WDCではタッグデュエルで自分とIVを倒した遊馬の強さの秘密を知るために単身接触を図る。昼食を共にすることで彼の強さの根底にある物が「仲間や家族との絆」であることを知るも、自分の家族は彼とは違うという結論に達し、遊馬を倒すべく一対一で対戦する。トロンから与えられた危険な力を躊躇なく使い、遊馬の記憶から「かっとビング」を消し去ることで追い詰め、更にアストラルをも消滅させるなど冷酷な戦いを見せるが、世界を破滅させかねないカード「アンゴル・モア」の発動をきっかけに正気を取り戻し、紋章の力でアストラルを復活させ、自らを倒させた。デュエル後、「最初で最後の友達」である遊馬に自分の家族を救ってくれるように頼み、眠りにつく。WDC決勝にてトロンが敗北し、魂が解放されたことで目を覚まし、WDC終結後は遊馬との再会を望む言葉をつぶやきながら、家族と共に去って行った。
- 『II』ではVを中心にアストラル世界とバリアン世界の研究をしていた。その中で遊馬がアストラルを失ったことを知り、その支えになるためにVが開発したトロンの紋章の力が封じ込められたブレスレットを身に着け、遊馬の仲間として再び遊馬の前に姿を現し、遊馬から「マシュ=マック」と「アトランタル」を受け取り、タッグデュエルを行う。
- ハートランド学園の生徒ではないが、一部のエンディングアニメーション等で同校の制服を着ている描写があり、114話では遊馬の家に泊まり着替えがなかった為に遊馬の制服を借りる形で本編でも着用した。
バリアン世界
- ドン・サウザンド
- 声 - 壤晴彦
- バリアン世界の神。バリアン世界の海底火山の中で眠っていたところ、遊馬への復讐に燃えるベクターが現れ、力を与えることを条件にベクターの心臓そのものとなり、遺跡に隠された封印のナンバーズを集めるようにベクターに命じる。ベクターが遺跡で異様な気配を感じ取ったこと、メラグとナッシュを殺害したことを見抜いていた。アストラルの記憶では、かつてこのドン・サウザンドと戦ったことがあるらしい。
- ドルベ
- 声 - 平川大輔
- 白いフードを被った男で、全身は薄紫色と、白い面をしている。バリアン七皇の一人。リーダーのナッシュに代わりバリアン七皇をまとめている。人間界での外見は銀髪で眼鏡をかけた大人しい風貌の青年であるが、真の姿は白銀の全身に青の結晶をあしらった姿をしている。ナンバーズの回収を重要視しており、刺客としてギラグ、アリト、ミザエルを人間界に向かわせた。異次元の墓場「サルガッソ」にて凌牙と激突し、凌牙をある男と重ねると同時に真っ当なデュエルで相まみえたかった相手と認める。突然消息を絶ったナッシュの手がかりを求め、遺跡にあるナンバーズを探しに行くさなかに異次元空間で遊馬たちの飛行船と激突し、たどり着いた遺跡で遊馬たちと鉢合わせ、咄嗟にナッシュの名前で行動を共にするが、凌牙と共に遺跡の謎を解く最中、ナンバーズの精霊マッハから与えられた試練に苦悩する遊馬に仲間を守れと告げ、自らの正体を明かす。遊馬がナンバーズを入手するとそのまま去って行った。「光天使(ホーリー・ライトニング)」と名のつく天使族デッキを使い、使用するオーバーハンドレッドナンバーズは「No.102 光天使(ホーリー・ライトニング)グローリアス・ヘイロー」。
- 人間だった頃は、とある国に仕えていた騎士だった。白天馬を駆ける英雄であり、彼が率いていた騎士団によって平和は保たれていた。しかし、彼が故郷の村に帰っていた時に謀反の心を抱く騎士が出てくる。彼は城に戻り、騎士たちに「心に掲げていた正義と共に戦った仲間との絆」を訴えたが、仲間の騎士に刃を向けられる。仲間との戦いができなかった彼は、無抵抗のまま刃に傷付き、白天馬と共に最期を迎える。また、アビスが凌牙に見せたビジョンの中にも人間の彼が登場し、ベクターの襲撃で危機に陥った凌牙の元へ駆けつけている。この時、凌牙を「我が友」と呼んでいた。
- ドルベはこの伝説に触れた時に「何かが心と共鳴するような不思議な感覚」を味わったとミザエルに語っている。
- そしてナッシュが凌牙であることを確信して彼の下に赴き、ビジョンの続きを発現させ、凌牙にナッシュとしての記憶を取り戻させた。
- ギラグ
- 声 - 高口公介
- 茶色いフードを被った男。バリアン七皇の一人。「ハンド」と名の付く、掌をモチーフとしたカードで構成されたデッキを使用する。人間界では緑髪のモヒカンの巨漢の姿をしているが、真の姿は騎士風の兜を付けた、全身黒色の筋肉質の大男。使用するオーバーハンドレッドナンバーズは「No.106 巨岩掌(きょがんしょう)ジャイアント・ハンド」と「CNo.106 溶岩掌(ようがんしょう)ジャイアント・ハンド・レッド」。
- ドルベの指示を受け、最初に人間界に潜入。遊馬たちの学校の生徒に扮しつつ、バリアン世界の力で一般人や生徒を支配しナンバーズを狙わせる作戦を採る。普段は体育館倉庫を隠れ家としており、そこに持ち込んだテレビで見たアイドルに鼻の下を伸ばすなど、着実に人間世界に馴染んでいった。
- 単純ながらも憎めない性格だが、使命の為には卑怯な手段もあえて使う冷徹な一面も持つ。一方で同胞に対する想いは強く、アリトが闇討ちされた際には激怒し、遊馬と同時にその犯人と思われる真月も倒そうと勝負を挑む。アリト同様真の姿を解放し、両者をあと一歩のところまで追いつめるが、最後は遊馬と真月の新たな力に敗れ、バリアン界に帰還した。帰還後はアリトと共に永い眠りについていたが、ベクターを通して与えられたドン・サウザンドの力でアリトと共に目を覚ます。しかし、その影響で冷徹な人物に変貌したアリトとは違い、ギラグは以前とほぼ同じコミカルな一面を保っていた。
- 人間だった頃は、「喜楽壮八(きらく そうはち)」という名の戦国武将であったが非力であり、戦中に助けたタヌキのポン太が影武者として一国を統治していた。ある日喜楽は突然ポン太を解雇し、国は戦火によって滅亡した。これにより石像に宿る精霊となったポン太から恨まれることになったが、これは国の滅亡を予見しポン太を逃がすためであったと話し、和解した…と思われた矢先、「今までのことは全て作り話だった」と告げ、ポン太の魂を捕食しバリアン世界へ帰還した。なお、その帰路では「なぜそんな作り話を思いついたのか」という疑問を抱いている。
- アリト
- 声 - 比上孝浩
- 赤いフードを被った男で、バリアン七皇の一人。竹を割ったような性格で自分に正直な反面、協調性に欠ける面があるが、デュエルの実力は高く、ドルベからもその点においては信頼されている。「BK(バーニング・ナックラー)」と名のついたモンスター群を使用するボクサーデッキを使い、相手が仕掛ければ仕掛けるほど、ダメージを倍返しする『カウンター戦法』を得意とする。人間界では褐色肌の小柄な少年の姿だが、本気を出すと赤いジャケットと紫色の面を身につけた、全身赤色の真の姿となる。使用するオーバーハンドレッドナンバーズは「No.105 BK 流星のセスタス」「CNo.105 BK 彗星のカエストス」。
- 人間世界では本気のデュエルができないという理由からドルベの計画には非協力的だったが、ドルベの強い指示でしぶしぶ人間世界に侵入。ひょんなことから遊馬に(彼がナンバーズの使い手とは知らずに)デュエルを申し込むも敗北。遊馬の強さに感銘を受け、友達およびライバルになる。普段はギラグと共に体育館倉庫に居座っており、暇な時はギラグと共にトレーニングをしている。
- その後人間界にやって来たミザエルから「バリアンズ・スフィアキューブ」を受け取り、ギラグと共にこれが自分たちに残されたラストチャンスだと悟るが、遊馬とは自分が認めた良きライバルとして全力を出した真っ向勝負でぶつかりたいと考える。あくまでナンバーズ回収を優先するギラグの策略に嵌った遊馬を助太刀し、正体を明かした上で遊馬にデュエルを挑んだ。真の姿を解放し、互いに全力を出し切った戦いの末に遊馬に敗れる。その後ベクターに襲われ、駆けつけたギラグに自分を襲ったのが「真月」だと告げ意識を失う。身柄はミザエルによってバリアン世界に搬送された。
- バリアン界では力を使い果たし永い眠りについていたが、ベクターを通してドン・サウザンドの力を与えられ復活を果たす。しかし、力を与えられた影響で遊馬を倒すためなら手段を選ばない卑劣な性格に変貌してしまっており、スパルタンシティの遺跡では居合わせたゴーシュを洗脳し、互いに傷つかせて遊馬との相打ちを狙わせる。
- 人間だった頃は、己の拳一つで勝ち続けた最強の拳闘士である。ライバルに国の王子がいて、何度とも闘うことにより、立場を越えた闘う者同士の絆を育んでいった。そんな二人が、雌雄を決しようとした時に、王子の敗北を許さない側近たちが、彼に無実の罪を着せた。弁明むなしく彼は、大観衆の前で処刑されると言う末路を迎える。
- 先述のスパルタンシティでの戦いの最終局面では、決定打となる攻撃を受けた際にこの記憶の光景がアリトの脳裏に浮かんでいた。
- ミザエル
- 声 - 大河元気
- 黄色いフードをかぶった男で、バリアン七皇の一人。好戦的な性格だが同時に冷静な分析力も併せ持っており、ドルべの信頼も篤い。カイトに続く二人目の「銀河眼」使いであり、使用するオーバーハンドレッドナンバーズである「No.107 銀河眼の時空竜(ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン)」「CNo.107 ネオギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン」[26]を中心とした「宇宙竜(スペース・ドラゴン)」と括られるドラゴン族デッキを使用する。登場当初は、人間世界へ直接侵攻することの難しさをドルベに説いていた。人間界では貴族風の美青年の姿をしているが、スフィアフィールドの中では銀色の面と腰巻きを纏った、全身黄色の真の姿へと変身する。
- ギラグとアリトの数々の失敗から、新アイテム「バリアンズ・スフィアキューブ」を手に人間世界に侵入。遊馬にデュエルを仕掛け、彼を戦闘不能に追い込むが、もう一人の「銀河眼」使いであるカイトが現れたことで標的をカイトに変更する。「No.107」をカオス化させた「CNo.107 ネオギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン」を召喚しようとするも、エネルギーの暴走でフィールドが破壊され、カイトに決着を預け退却した。このカイトとの邂逅・決闘により、「ナンバーズ回収」の使命よりも「真の銀河眼使いを決定すること」の宿命に重きを置くことになる。その後、「サルガッソ」で再びカイトと激突する。この決闘で「CNo.107」の召喚には成功するが、ZEXAL IIの覚醒によるサルガッソの崩壊で、にたび決着はつかなかった。
- 人間だった頃は、高地の国を1匹のドラゴンと共に守る英雄だった。国が天災に見舞われた時、回し者の祈祷師(後に隣国からの差し金と判明)によって災厄の原因はドラゴンであると吹き込まれた国民の反乱が起き、反乱を止めるために自害することで国民を説得しようとしたが、隣国の兵士からの無数の矢によってドラゴンもろとも殺害されてしまった。
- 奇しくもジンロンがこの伝説を語った際にミザエル本人が居合わせたが、ミザエル自身にはその記憶がないため強く否定した。また、他のバリアン七皇のメンバーは遺跡の伝説についての知識や共感などの何らかの反応を示す中で、唯一ミザエルは伝説に触れてもそういった動揺を見せる描写がない。
- ベクター
- 声 - 日野聡
- 紫のフードをかぶった男で、バリアン七皇の一人。他人を平気で陥れ、精神的に追い詰めていくことを楽しむ残忍な性格の持ち主。他のバリアン世界の住人に対する嘲りも隠さないため、仲間であるドルべやミザエルからも快く思われていない。
- 本編開始前、バリアン世界への扉を開いたDr.フェイカーの前に人型の炎のような姿で現れ、病弱なハルトを救う代償としてアストラル世界を滅亡させるという契約を交わし、彼を利用してアストラル世界を滅ぼそうと画策していた。しかし、計画完遂直前になってフェイカーが改心したため、彼の身体を乗っ取り遊馬・カイト・凌牙とデュエルを行い、自らスフィア・フィールド砲を発射させようと目論む。だが遊馬たちの抵抗に遭い敗北、フェイカーを解放し姿を消した。
- 『II』にてギラグたちが人間界への介入を開始する中、自身も真月零として正体を伏せて遊馬たちの前に現れ、彼らに溶け込みナンバーズ・クラブに潜入する。ギラグとのバトルロイヤルデュエルの際、遊馬を信じたふりをして自らを「バリアンズ・ガーディアン」(悪のバリアンを追う警察のような組織)の一員であると騙り、「RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース」を与え自分の協力者に仕立て上げる。そして機が熟した時を見計らい、自分の分身体を遊馬にけしかけ「No.66 覇健甲虫(はけんこうちゅう)マスター・キー・ビートル」がアストラルに渡るよう誘導し、デュエルの後連れ去られたように見せかけバリアン世界に帰還、サルガッソで遊馬たちを待ち受ける。異次元飛行船で追ってきた遊馬に正体を明かして動揺させ、事前に仕込んだ策でデュエルを自分に有利に進める。しかし、その策が結果として遊馬とアストラルに新たなる力を与えた上に「リミテッド・バリアンズ・フォース」までが別のカードに書き換えられて敗北を喫する。
- 遊馬への雪辱を果たすため、バリアン世界の神「ドン・サウザンド」と契約し、自分の心臓に宿したドン・サウザンドの指示により、遊馬たちも探している遺跡のナンバーズを奪うため再び人間界に赴く。人間に憑依していたNo.96と出会いバリアンの力を与え、「No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター」が封印された遺跡に赴きそのカードを手に入れる。この際、No.96やドン・サウザンドにはない異様な気配を感じ取っていた。
- 遺跡のナンバーズの戦いが終わった後ドン・サウザンドに拘束され、Mr.ハートランドらを遊馬達と戦わせる傍ら、人間界をバリアン世界と同化させる為のある行動を実行に移す。
- アビスが凌牙に見せたビジョンの中では、各地で虐殺と略奪を繰り返す「ベクター王」が登場しており、これが彼の人間だった頃の姿だと思われる。反撃をしてきた凌牙/ナッシュの軍に追い詰められ、最後は彼と石版を使ったデュエルを行った末、敗北した。
- 「アンブラル」と名のついた悪魔族デッキを使用する。使用するオーバーハンドレッドナンバーズは「No.104 仮面魔踏士(マスカレード・マジシャン)シャイニング」「CNo.104 仮面魔踏士(マスカレード・マジシャン)アンブラル」。
- 真月零(しんげつ れい)
- 声 - 日野聡
- WDCで遊馬たちに敗れたベクターが、人間界に潜伏していた際の姿。他のメンバーと違って巧みに使っている。
- バリアン世界からの襲撃開始直後に遊馬のクラスに転入。WDC優勝者である遊馬のファンとして、彼のために「良かれと思って」を口癖に行動するが、そのほとんどが空回りしてしまう、という素とは正反対の人物を演じている。
- 「シャイニング」と名のつく、光属性のデッキを使う。
- ナッシュ
- 声 - 増田俊樹
- バリアン七皇のリーダーだったが、バリアン世界から突如姿を消した。
- その正体は神代凌牙であり、また前世ではとある国の王だった。アビス及びドルベに見せられた記憶において、ベクター軍の襲撃で妹(璃緒/メラグ)を失い、報復の戦争を仕掛け、その中でイリスを保護する。最終決戦は国民の犠牲を出すまいと単身で挑んでいった。そしてベクターと対峙し、石版を使った闇のゲーム・デュエルモンスターズでの戦いには勝利したが、王を案じて進軍していた自軍は壊滅、イリスも含め全員が死亡してしまい深く嘆く。その時、彼らの魂がバリアン世界に吸収されていったことを見て、例え「遊馬達と離反することになっても、国民達の王でいる」ことを選び、凌牙はナッシュとして覚醒した。
- メラグ
- 声 - 潘めぐみ
- バリアン七皇の一人。バリアン世界から突如姿を消した。
- その正体は神代理緒であった。遺跡のナンバーズを探す旅の最中で最後の遺跡でそこに眠るナンバーズの精霊に身体を乗っ取られた状態で凌牙とデュエルを行う中、凌牙がかつて王であり、璃緒もその妹姫であったことが判明した。彼女はベクターの侵略の折に血の契約を結んだ神を浄化すべく自ら生け贄となり、その魂がナンバーズとなったという過去がある。凌牙がナッシュとしての記憶を取り戻すと、彼女はどんな道でも兄について行くことを選び、メラグとして覚醒した。
その他の人物
- 北野右京(きたの うきょう)
- 声 - 前野智昭
- 遊馬のクラスの担任教師。デュエルの勝ち負けに拘らず、「失敗は成功の元」という考えを生徒に説いており、多くの生徒から慕われている。その存在を信じている「バグマン」をはじめとした、コンピューターウイルスをテーマとしたデッキを用いる。
- 「No.34 電算機獣 テラ・バイト」に憑依され、「完璧」を追い求める性格に豹変する。当初はコンピュータウィルスによって町を混乱に陥れようとしているかに思われたが、実際には町明かりがバグマンのARビジョンのコードそっくりなことに気づき、ウィルスで一部の照明を操作することで巨大なバグマンのARビジョンを映し出そうとした故の行動だった。
- 遊馬に敗れ「テラ・バイト」を失ってからはナンバーズに関与していないが、ウィルスをばら撒いたことをネタにナンバーズクラブに協力させられたこともある。
- No.96 ブラック・ミスト
- 声 - 入野自由
- 邪悪な意思を持つナンバーズ。本来の姿とは別に、「黒いアストラル」(サブタイトルでは「ダークアストラル」とも)と言うべき姿を持っており[27]、後にカオスナンバーズ化した際には魔王を思わせる姿へと変貌した。自分をアストラルの悪の心であると言い、アストラルの記憶や使命に深く関わる言動を度々見せている。
- 他のナンバーズカードと同じくデュエルを経てアストラルに回収されるも、皇の鍵が遊馬から離れた際に暴走する。アストラルを洗脳し遊馬をも取り込もうとしたが、皇の鍵を託された鉄男とのデュエルに負け、再びアストラルに回収された。その後、皇の鍵の中で他のナンバーズを先導してアストラルを襲い反逆を企てたが、遊馬とアストラルの絆が生んだ光の前に力を奪われ、以降はアストラルによって皇の鍵内部に封印されていた。
- 『II』にて、謎の扉が与えた試練に苦戦する遊馬とアストラルの前に三度現れ、手助けをする代わりに自らの封印を解くよう要求する。アストラルが要求を飲んだことで封印から解放され、約束通り二人の手助けをした後、鍵の中から逃げだし行方をくらませる。その後パーカーという議員に乗り移り、人間観察をしてきた。そして、それを突き止めたベクターに「バリアンズ・フォース」と新たなナンバーズの在処を教えるという条件で手を組み、先にナンバーズを入手。アストラルたちを待ち構えると遊馬を人質にした不条理なデュエルで挑む。しかし、アストラルは既に策を読んでいたために形勢は逆転。最後の手段として自らを「CNo.96 ブラック・ストーム」としてカオスナンバーズ化させ、相打ちに終わらせる。この時から、自身の肉体が筋肉質に変異した。
- アストラル世界を壊滅させるための攻撃時、遊馬らを「カオス・フィールド」へと誘い、遊馬とデュエルを行う。彼のエクストラデッキのナンバーズを「CNo.69 紋章死神(デス・メダリオン)カオス・オブ・アームズ」「CNo.92 偽骸虚龍 Heart-eartH Chaos Dragon(ぎがいきょりゅう ハート・アース・カオス・ドラゴン)」にカオスナンバーズ化させるといった一方的なデュエルをするも敗北。自暴自棄となり、アストラルに特攻を行うも、彼の自爆によってアストラルもろとも消滅した。
- 当初はデュエルでは遊馬のデッキを使用したが、『II』では自身の召喚に適した「マリスボラス」と名のついたレベル2の悪魔族デッキを使用した。
- なお、劇中では「黒いアストラル」の形態は「No.96」、カードとしては「ブラック・ミスト」と区別されて呼ばれている。
- その正体はドン・サウザンドの一部であり、かつての戦いでサウザンドの力の一部がアストラルに残留したもの。遊馬たちに破れた後、ドン・サウザンドの元へと帰還した。
- 三沢[28]六十郎(みさわ ろくじゅうろう)
- 声 - 赤星昇一郎
- 山奥に建つ「決闘庵(デュエルあん)」の主[29]。春と知り合い[29]。モンスターとデュエリストの結束を説いており、弟子が増えるごとにモンスターを模した木像を作っている[29]。ちなみにこの木像を使ったデュエルでは、特殊な作用で像が動いている様に見せることができ、更には自分の精神と体をフィールド上のモンスターを一体化することができる[29]。
- 春のお使いでやって来た遊馬と出会い、カイトに惨敗した彼に教えを説いた[29]。WDC2日目の夜にも九十九家を訪れ、大会を放り出して父を捜しに行こうとする遊馬を押し止め、真にやるべきことを説く[30]など、遊馬が迷いや行き詰まりを感じた際には的確な助言を与えており、遊馬とアストラルからは師匠として敬い慕われている。
- 木像デュエルでは「青眼の白龍」、「青眼の究極竜」をエースモンスターとしたドラゴン族デッキを使用[29]。通常のデュエルでは「アルカナ ナイトジョーカー」など武藤遊戯が使用したカードを取り入れている[30]。
- 『II』では闇川に決闘庵の留守を任せ旅に出ていたが、その後闇川と共に喜楽壮八像の第一発見者としてニュース番組に出演した。
- 闇川(やみかわ)
- 声 - 山本匠馬
- 六十郎の弟子。一時は強さを追い求めるあまりに道を外れ、決闘庵を出て行くこととなった。
- 「No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー」を手に入れたことで、決闘庵に伝わる秘伝デッキを手に入れるために姿を現し、遊馬とデュエルをすることになるが敗北。かつて自らが傷付けた木像を再び傷つけようとしたが、遊馬に「大切な仲間だったこと」を諭され、再び修行をし直す決意を固めた[8]。
- 「機甲忍者」と名のつく、忍者を中心とした戦士族デッキを使用する。
- 『II』では春のお使いで再び決闘庵を訪れた遊馬と小鳥を出迎える。遊馬の行き詰まりを察知していた六十郎から託されたカードを遊馬に渡し、兄弟弟子である遊馬を励ました。
- 奥平風也(おくだいら ふうや)
- 声 - 井口祐一
- 人気ヒーロー番組「異次元エスパー・ロビン」の主人公・ロビンを演じる子役。母親(声 - 山像かおり)は役のイメージを保とうと厳しく教育しており、彼も普段からロビンのように気高く振舞っているが、実際は蜘蛛も掴めない臆病な性格であり、内心では友達とのデュエルを切望している年相応の少年である。 番組の登場人物を模したモンスターの高速召喚に秀でている「異次元エスパー・ロビン」デッキを使用する。
- 「No.83 ギャラクシー・クイーン」に憑依され、自分を本物のロビンと思い込み、独善的な正義感により暴走するが、遊馬と戦って正気を取り戻し、その模様を見ていた母親とも和解した。
- WDCには仕事が多忙のため、予選最終日から参加。ロビンを演じ観客を魅了したデュエルを繰り広げるが、ゴーシュに敗れる。
- 神月アンナ(こうづき アンナ)
- 声 - 持月玲依
- WDC予選の最中に遊馬の命を狙った少女。かなりの腕力の持ち主で、自らを「俺」と呼ぶなど男勝りな一面がある。「フライングランチャー」という飛行可能大砲を扱う。デュエリストとしては初心者で、特殊召喚やデメリット効果の目立つモンスターを主体とした鉄道デッキを使用する。戦術は高レベル・高攻撃力のモンスターに依存した力押し。
- 小学校の頃に遊馬に恋心を抱いていたが振られたことがあり、その復讐のため遊馬を狙うが、実は彼女の好きな相手は「築根優也(つくねゆうや)」と言う名前の似た他人であったことが判明し、遊馬を狙ったのは単なる勘違いであった。しかしこのデュエルにより遊馬に好意を抱くようになる。その後、遊馬に会うためだけにWDC決勝進出者を縛り上げ入れ替わりで大会に参加。ピンチに陥った遊馬に助太刀し、その場を去った。
- 『II』では幼いころから慕っていた羽原海美がデュエルを止めるという噂を「プロを引退する」と解釈して驚き、真意を確かめるためにハートランド学園の学園祭でのエキシビジョンデュエルに赴き、遊馬と無理矢理タッグを組みデュエルを行った。羽原夫妻とのコンビネーションの格差と、海美に憑りついたベクターの力によって窮地に陥るが、海美の教えを思い出したことで彼女からの贈り物「献身的な愛」を使い、遊馬にドローを託し勝利に貢献した。
- 正気に戻った海美からデュエルを止めるというのは産休による一時的なものであると聞き、和解した。
- III同様以前からエンディングアニメーション等でハートランド学園の制服を着ている描写があったが、本編では上述のタッグデュエルを行うにあたり「ハートランド学園の生徒でないと羽原夫妻に挑戦できない」と聞かされていたことから、小鳥の制服を奪って着用した。
- 神代璃緒(かみしろ りお)
- 声 - 大室佳奈(『I』)→潘めぐみ(『II』)
- 凌牙の双子の妹。他の生徒が思わず見とれてしまう容姿と、様々なスポーツやゲームで現役部員に圧勝できる実力を併せ持つ美少女。普段は物腰柔らかい上品な性格と物言いだが、兄を侮辱されると豹変し、氷のようなプレッシャーを発する。兄が敵の多いアウトローな存在である事をよく理解しており、自分が兄の弱みになってしまわないよう、あらゆる分野において自己を磨き強くあろうとしている。凌牙本人に対しては非常に強気な態度で接しているが、本心では互いに大切に思い合っており、兄妹仲は良好。幼少時に凌牙にお揃いの指輪をプレゼントし、今でも互いにその指輪をはめている。猫が苦手。遊馬からは「シャークの妹」という立場にちなんだ呼び名で呼ばれているが、あまりセンスの良い呼び名ではないため不愉快に感じている。
- バリアン世界からの使者の侵入や、人間世界での彼らの行動を探知することができ、その際は何かが乗り移ったように予言めいた言葉を呟く。
- デュエルでは「氷」をモチーフとした鳥獣族デッキを使用する。実力は非常に高く、ナンバーズなどの特殊なカードを所持していなくてもバリアンの力を与えられたデュエリストに勝利できる程である。
- トロンが凌牙を精神的に追い詰める策略として、彼が差し向けさせたIVにデュエルを挑まれる。IVが発動した魔法カード(事前にトロンに渡され、発動するよう指示されていた)によって大怪我を負った上意識不明となり、長く入院を続けていた。『II』開始時点でも入院中の身だったが、凌牙を追い詰めようとしたバリアン支配下のデュエリストに拉致された事件をきっかけに意識を取り戻す。その後は無事復学し、主に遊馬たちと行動を共にしている。異次元の墓場「サルガッソ」におけるバリアンとの戦い以降、飛行船外でもアストラルが見えるようになった。
- しかし、遺跡のナンバーズをめぐる戦いの中で再び意識を失ってしまい、その中で自分がバリアン七皇の一人・メラグであったことを思い出す。
- イリス
- 声 - 潘めぐみ
- 凌牙がドルベに見せられた記憶の中で出会った少女。ベクターによって滅ぼされた村の生き残りであり、璃緒に良く似た外見をしている。凌牙に保護されて親しくなったが、一人戦いに向かった凌牙を案じて彼の下に向かう途中、戦に巻き込まれて死亡してしまう。その魂は軍勢と共にバリアン世界へと吸い込まれ、ナッシュとして覚醒した凌牙と再会を果たした。
漫画版の登場人物
- キャプテン・コーン
- 「ネイチャー・クルーズ」のアトラクション・キャラクターでもあるナンバーズ・ハンター。「コーン」と名の付くカードを使う。使用ナンバーズは「No.50 ブラック・コーン号」。
- 元は、海賊キャプテン・ロバーツが食べ損ねたトウモロコシの粒である。その粒がコンパスの中に入り、長い年月を経て、Dr.フェイカーの手によって、生命が吹き込まれる。
- カードの天才だったロバーツのカード捌きを見ていたコーンは、ブラック・コーン号の効果を駆使して遊馬を追い詰めたが、敗北。最後に爆風を受けて、ポップコーンになった。
- サンダー・スパーク
- 「スピード・フィールド」のアトラクション・キャラクターでもあるナンバーズ・ハンター。
- 電子から生まれ、スピードに生きており、「スピードの申し子」と自称している。電子で出来ているため、触ると電流が流れる。そのため、子供たちとの握手も出来ない体である。「サンダー」と名の付く雷族モンスターを使用する。使用ナンバーズは「No.91 サンダー・スパーク・ドラゴン」。
- 彼とのデュエル法は、スピード・ローダーに乗って走行しながらデュエルをする「スピード・デュエル」である。このデュエルでは、「先行しているプレイヤーは、1ターンに2体のモンスターを通常召喚出来る」と言う特殊ルールがある。彼はこのルールを利用した戦術で、サンダー・スパーク・ドラゴンのオーバーレイ・ユニットを確保していき、遊馬を追い詰めていったが、遊馬のかっとビングの前に敗北。最後に遊馬と握手を交わし、人の温もりを感じながら消えていった。
- プリンセス・コロン
- 「人形の家」のアトラクション・キャラクターでもあるナンバーズ・ハンター。
- 元はキャッシーが捨てた人形だったが、Dr.フェイカーによって生命を吹き込まれた。
- ドール・モンスターと、フィールド魔法でもある「人形の家」を駆使したデッキを使う。使用ナンバーズは「No.22 不乱健」。
- 不乱健のパワーで圧倒していたが、不乱健の効果を逆手に取られ、逆転されてしまう。敗北後、魂を抜き取られる寸前に「人形の家」に住むデメット爺さんが自分の魂を与えたため、3人のナンバーズ・ハンターで唯一生き残る。その後遊馬に引き取られ、遊馬の部屋に住むこととなる。
- 瑠那(ルナ)
- 過去にDr.フェイカーの助手だった女性。ナンバーズの力を危惧し、『ナンバーズ抹殺』を計画する。その計画の協力者として、凌牙を引き入れた。
- 八雲興司(やぐも きょうじ)
- 凌牙と同じ施設で育った決闘者。デュエルの大会でも、常に優勝している(ただし、凌牙がわざと敗けて、勝ちを譲ってる節がある)。
- 凌牙は彼を『施設の英雄』と称し、希望とも称していた。凌牙は1年前に、彼をかばって彼が大会中にしでかした罪を被った。
- 現在ナンバーズ・ハンターとしてフェイカーに仕え、この世界を滅ぼすという考えに賛同している。
- イビルーダー
- 八雲の配下であるナンバーズ・ハンター兼、自称第一フェイカー艦隊司令官。顔の左半分が機械化しているモヒカンの巨漢で、「スターシップ」と名の付く機械族デッキを使用する。使用ナンバーズは「No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク」。
- ギャラクシー・トマホークの効果である、フィールドに攻撃力2000の「バトルイーグル・トークン」4体を召喚する圧倒的展開力で鉄男を下し、続けて遊馬をも追い詰めるが、鉄男の託したカードにより弱点を突かれ敗北する。敗北後は八雲に無能と判断され精神を破壊された。
- 飛車角
- 八雲の配下であるナンバーズ・ハンター。将棋をモチーフした「ラインモンスター」と名の付くカード群を使用する。使用ナンバーズは「No.72 ラインモンスター チャリオッツ・飛車」。
- 将棋の駒の動きのようなカード効果、フィールド魔法「ラインワールド」を利用した相手のカードを自分の手もとに置いておく等、将棋のルールの様な変則的な戦術でカイトを追い詰める。だが、カイトの更に先を読んだ戦術により敗北する。敗北後はカイトを道連れしようと、ビルを爆破し、ビルから飛び降りた。
作中用語
決闘関連
- ARデュエル
- ARビジョンによる迫力と衝撃をより立体的に体感できる新しいデュエル。デュエルディスクへと変形する「D・パッド」を装着して行う。従来作品におけるソリッドビジョン(立体映像)は、周囲の人々全員が視認可能だったが、本作では目に装着する小型視覚装置「D・ゲイザー」で当事者および観客間で情報をリンクし、デュエルを行う空間を定めることで周囲の雑多な遮蔽物や人混みなどの視覚情報を遮断して行う。カードの効果は周囲の物体にも破壊などの形で表れるが、これはあくまでD・ゲイザーに映し出された映像であり、実際には何の影響も与えていない。
- D・パッド
- タブレットPC状の携帯端末で、広く一般に普及している。デュエル時には展開してデュエルディスクとなり、腕に装着される。デザインや機能は人によりさまざま。
- D・ゲイザー
- ARデュエル時に目の位置に装着する小型視覚装置。電話の機能も持つ。D・パッド同様デザインは人によって様々。
- カイトやトロン一家などの一部のデュエリストは、デュエル時に左眼の周りに模様が浮かび、虹彩の色が変化することでゲイザーとして機能する。
- エクシーズ召喚
- 本作から新たに登場したモンスターの召喚方法。フィールドに存在する2体以上の同レベルのモンスターを素材にして、モンスターエクシーズをエクストラデッキから特殊召喚する。特殊召喚できるモンスターエクシーズは素材にしたモンスターのレベルと同数のランクを持つモンスターに限られる。素材としたモンスターはオーバーレイユニットと呼び、墓地には送らずモンスターエクシーズの下に重ねて置く。モンスターエクシーズはオーバーレイユニットを取り除く(墓地に送る)ことで強力な効果を発揮する。一連の召喚行為は「オーバーレイ・ネットワークを構築」と表現されている。
- モンスターエクシーズにはレベルの概念が存在しないため、レベルが関係する効果を受けず[注 10]、その対象にすることもできない。そのため、モンスターエクシーズをシンクロ召喚、エクシーズ召喚、儀式召喚の素材にすることはできない[31][注 11]。
- OCGではモンスターエクシーズは「エクシーズモンスター」、オーバーレイユニットは「エクシーズ素材」と呼称される[31]。
- カオスエクシーズ召喚
- エクシーズモンスターの進化形態とも言える召喚方法。作中では以下の2通り[32]が確認されている。
- ライフが1000以下の時、モンスターエクシーズを素材として、新たにカオスエクシーズとして召喚する。この召喚方法では、ランクは変化しない。この召喚方法が可能なモンスターエクシーズは、『CNo.39 希望皇ホープレイ』と『CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス』の2体だけである。OCGではカオスナンバーズではないが、上記2種に似た特殊なエクシーズ召喚を持つモンスターが登場している。
- 『RUM(ランクアップマジック)』と呼ばれる魔法カードの使用により、新たにカオスエクシーズを召喚する方法。この方法で召喚すると、ランクが1つ増加する。
異次元世界関連
- アストラル世界
- アストラルがいた世界。青白い色をしており、Dr.フェイカーによって攻撃されていた。願いや欲望の力である「カオス」を排他するためアストラル世界が作り出した存在、「エリファス」によって管理されている。だがカオス自体は生きるために必要なエネルギーであり、カオスの根絶に伴いアストラル世界の生物は衰弱している。
- バリアン世界
- かつてDr.フェイカーが辿り着いた赤い世界。実体の存在しないエネルギー世界であり、現世にはない高次元の能力を持っている。バリアンの使者はDr.フェイカーとの契約でアストラル世界の殲滅を条件としており、アストラル世界と敵対している。元々はアストラル世界に存在していたカオスの部分である。
- Dr.フェイカーが言うには、アストラル世界と共に人間世界へと近づいているらしく、詳細は不明だが最終段階が訪れるまで時間が残っていないらしい。
- バリアン世界の人物が人間世界で活動する場合は仮の姿をとる必要があり、また仮の姿のままでは本来の力は封印される。
- バリアン七皇
- バリアン世界に住む七人の決闘者。詳細は不明だが、バリアン世界が危機に瀕しており、世界を救うため、ナンバーズを集めている。そのため、遊馬たちと衝突する。
- はるか昔は、人間だったという過去をそれぞれが持っており、彼らの人間時代は、ナンバーズのある遺跡にそれぞれ伝説として残ったり、語り継がれたりしている。
- 皇の鍵(おうのかぎ)
- 遊馬が持つペンダントの名称。この世界の物ではなく、遊馬の父・一馬がクレバスに落ちた際、何者かから授かり、後に遊馬に譲られた。一度凌牙によって壊されたが、遊馬が『扉』を開けた際になぜか元通りに復元している。また、ナンバーズの支配から所有者を守る力を持つ。内部には無数の歯車で構成された飛行船のような物体が存在し、回収したナンバーズをセットすることで動き出す。
- 『II』にてベクターからアストラルに手に渡った「No.66 覇健甲虫マスター・キー・ビートル」をセットすることによって、飛行船が起動し、遊馬たちの住む現実世界に出現した。なお、飛行船内部では搭乗すれば誰でもアストラルの姿が見えるようになる。
- ナンバーズ
- 名前に「No.」と付いたモンスターエクシーズの総称で、アストラルの記憶の断片となっている100枚のカード。「ナンバーズは同じナンバーズと名の付いたモンスターエクシーズでなければ戦闘で破壊されない」という固有効果を持つ[注 12]。
- この固有効果はナンバーズが異世界のカードでなければ破壊することができないというものであり、異世界のカードであるバリアンズ・フォースにはこの効果を無効化する能力がある。
- 召喚時は無機的な構造体の姿で出現し、そこからカードに描かれた姿に変形する。また、これらのカードを手にした時はテキストが特殊なフォントで表示されている場合がある。
- ナンバーズを手にした所有者は、その力に飲み込まれ内に秘められた欲望が開放され人格が豹変する(デュエル中にコントロールが他のプレイヤーに移った場合も同様)。ただし、遊馬やカイトなど特殊な力を持つ者はその影響を受けない。また、凌牙の様に強靭な意志でナンバーズの力を押さえ込むことで自我を失わずに済む場合もあるが、トロンによると自分が知らないうちに徐々に侵食されていくらしい。アストラルの手によりナンバーズが回収されると人格は元に戻り、操られていた間の記憶は一部欠落する場合がある。なお、トロン一家はそれぞれが持つ紋章の力により、アストラルやカイトからのナンバーズ回収を無効化している。
- ナンバーズは意志を持っており、デュエル中に所有者に語りかけたり、所有者を洗脳して意のままに操ることもある。またカードによっては固有の特殊能力を持つ事例もあり、所有者に様々な超能力を与えることがある。
- 『II』ではアストラルも知らない、バリアンが使用する「オーバーハンドレッドナンバーズ」と呼ばれる100を超える三桁のナンバーズが登場する。
- ゼアル
- 遊馬がアストラルのピンチに際して、『扉』の声を聞き開花した力。
- 遊馬とアストラルの二人の魂が混ざり合い(この状態を二人は「自身をオーバーレイする」と発言する)、変身する。遊馬とアストラルの中間の容姿で、真っ赤な近未来的な姿となる。この姿になるには、異世界の力を必要とするため、『皇の鍵』の中、もしくはそれに模した場所でないと発現できない。
- WDC決勝戦にて大衆の目に触れる。その際、徳之介がハートランドシティのヒーローとして喧伝したが、「ゼアル、ウラ」と口癖交えて言ってしまったため、大衆は『ゼアルウラ』と勘違いしてしまう。
- 第2期において一時はアストラルの暴走によりダークゼアルとなってしまうが、2人が和解しさらなる強化形態ゼアルⅡ(セカンド)へと進化を遂げた。
- シャイニング・ドロー
- ゼアルと化した二人が発動できる能力。「CNo.39 希望皇 ホープレイ」の装備カードとなる『ZW(ゼアル・ウェポン)』を「創造」することができる。
- この能力はゼアルⅡになっても使用可能である。また複数枚同時にドローしてもそのすべてでシャイニングドローが可能。
- リ・コントラクト・ユニバース
- ゼアルⅡへと進化を遂げた二人が新たに手にした能力。二人の熱き思いが重なるとき、カードを再構築させることができる。遊馬はこの能力によって「RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース」を「RUM-ヌメロン・フォース」へと書き換えた。
- ダークゼアル
- 「遊馬vsベクター」(2戦目)において、真月の正体を黙っていた遊馬に疑いを持っていたアストラルがベクターによって心の闇を増幅させられ、暴走した姿。通常のゼアルと比べて、黒を基調としたカラーリングになっている。「ダーク・ドロー」によって創造された「DZW-魔装鵺妖衣」を「CNo.39 希望皇ホープレイV」に装備し、ベクターの「No.104 仮面魔踏士シャイニング」へ攻撃、戦闘ダメージを受けたことで「DZW-魔装鵺妖衣」の効果が発動し、ベクターの「ハンドレッド・オーバー」も合わさって無限ループが発生、攻撃力を歴代最高値の83200にまで高めた。しかし、どんなに攻撃力を上げてもシャイニングの攻撃力が上回るため、ベクターを倒せない上に自身のライフも少しずつ削られていっており、そのまま戦闘を続ければ「サルガッソ」の効果で敗北してしまう状態にまでなっていた(これは悪の圧倒的な力に溺れたアストラルが、さらに力を上げていくことに快楽を覚えていたからだと思われる)。
- 最後は遊馬の捨て身の説得により間一髪のタイミングで解除され、その後2人はゼアルⅡへと進化を遂げることになったため、以降は登場していない。
- スフィア・フィールド
- アストラル世界やバリアン世界等の異次元世界の環境を再現する装置。一定の領域を無数のカードのような形をした結界で包み、その内部は擬似的な異次元空間となる。原則として発動者が許可しない限りはフィールドの内外を行き来することはできず、環境を整える装置であると同時に標的を逃がさないための檻としての側面も持つ。
- Dr.フェイカーのスフィア・フィールド
- Dr.フェイカーが研究していたスフィア・フィールドの完成型。WDC決勝戦に使用されたフィールド魔法。ナンバーズの力を最大限に引き出すフィールドであり、手札から同じレベルのモンスターをオーバーレイすることで、ナンバーズをランダムに直接呼び出すことができる。また、デュエルが決着するとその勝敗に関係なく、フィールド内のデュエリストの持つナンバーズを全て強制回収するというナンバーズの性質を無視した恐るべき機能を持つ。
- スフィア・フィールド砲
- Dr.フェイカーの最終兵器で、ナンバーズの力を用いる巨大な砲撃兵器。アストラル界を一撃で滅ぼす破壊力を持つ。上述のスフィア・フィールドにより強制回収したナンバーズと、スフィア・フィールド内に捕えた遊馬とアストラルを弾丸にアストラル世界への最終砲撃を行おうとした。
- バリアンズ・スフィアキューブ
- 小型のスフィア・フィールドを発生させる小さなキューブ。これを用いることでバリアン世界からの使者たちは人間世界で本来の力を発揮できるようになる。またこれによって発生したスフィア・フィールドの結界に触れると、大きなダメージを負う。Dr.フェイカーのものと違い、フィールド魔法の効果もナンバーズの強制回収効果もない。
- 覇者のコイン
- かつて遊馬の父・九十九一馬が冒険した遺跡などに必ず置いて行ったコイン。後に一馬のメッセージを受けて遺跡のナンバーズを探した遊馬が、それぞれナンバーズのカードと共に遺跡に置かれていたものを発見し回収した。
- 遺跡をめぐる戦いが一段落したところでカイトがこっそり1枚借りており、Vと共にこのコインについて研究していたところ、アストライトなるアストラル世界の物質でできていたことが判明する。
その他
- ハートランドシティ
- 物語の舞台。かつてDr.フェイカーによって作り出された近未来都市。表向きの権力者はMr.ハートランドだが、その背後には街の創造主であるDr.フェイカーがいると噂される。公園などの公共の場にはゴミ回収用のお掃除ロボット「オボット」が巡回し、自動的にゴミを回収するため、常に清潔な環境が保たれている。中心部にある巨大遊園地「ハートランド」を核とし、同心円状の街並が広がる。
- ハートランド
- ハートランドシティの中心部にある遊園地。Mr.ハートランドをシンボルとする超巨大テーマパーク。まるで要塞のような重厚なバリケードに囲まれており、Mr.ハートランドの許可がなければ出入りできない。恵まれない子供たちが優先的に招待され、世界中から賞賛を浴びている。名前通りにハートが意識された遊園地で、中央にはハートの塔と呼ばれるハートランドシティ全体を管理する施設がそびえる。Dr.フェイカー一派の本拠地。
- ナンバーズクラブ
- 遊馬の仲間たちによって結成されたグループ。アニメではナンバーズの秘密を探るため、漫画版ではナンバーズ回収のためと結成された経緯が異なるが、どちらも遊馬とアストラルへの助力を目的としている。特に漫画版ではキャッシーの家の財力に物を言わせ、専用設備から制服まで用意している。アニメでも会員証を鉄男が製作し、全員所持している。
- WDC(ワールド・デュエル・カーニバル)
- ハートランドが主催する世界規模のデュエル大会。ただしその実態は、世界各地のナンバーズ所有者を集めるための御膳立にすぎない。
- 予選は参加証である「ハートピース」を賭けてのバトルロイヤル、決勝戦序盤はジェットコースター(デュエルコースター)に乗っての変則デュエル、準々決勝は任意の相手との固定フィールドでの通常デュエル、準決勝以降は運営側が決定した対戦カードでの通常のトーナメントと進行する。
カード
名前 | レベル・ランク | 属性 | 種族 | 攻撃力 | 守備力 | 概要・効果・技名 |
---|---|---|---|---|---|---|
No.39 希望皇ホープ | 4 | 光 | 戦士族 | 2500 | 2000 | 遊馬が最初に手にしたナンバーズであり、彼のエースモンスター。エクシーズ召喚に必要なカードはレベル4モンスター×2体。
オーバーレイユニットを1つ使うことで、フィールド上のモンスターの攻撃を無効にする効果を持つ。 |
C(カオス)No.39 希望皇ホープレイ | 4 | 光 | 戦士族 | 2500 | 2000 | 遊馬の新たなエースモンスターであり、希望皇ホープの強化形態。エクシーズ召喚に必要なカードは光属性レベル4モンスター×3体、または希望皇ホープとそのオーバーレイユニット。 自分のライフポイントが1000以上の場合、破壊される。オーバーレイユニットを1つ使うごとに、エンドフェイズまで自身の攻撃力を500ポイント上げ、相手モンスターの攻撃力を1000ポイント下げる効果を持つ。 |
CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー | 5 | 光 | 戦士族 | 2800 | 2500 | 希望皇ホープが『RUM-ヌメロン・フォース』で進化した真の姿。エクシーズ召喚に必要なカードはレベル5モンスター×3体。 このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動することができない。『希望皇ホープ』と名のつくモンスターをエクシーズ素材としている場合、このカードの攻撃宣言時にオーバーレイユニットを1つ使うことで、エンドフェイズまで相手モンスターの効果を無効にし、その攻撃力分このカードの攻撃力をアップする効果を持つ。 |
ブラック・レイ・ランサー | 3 | 闇 | 獣戦士族 | 2100 | 600 | 神代凌牙の主力モンスターエクシーズ。エクシーズ召喚に必要なカードはレベル3モンスターx2体。
1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ使うことで、フィールド上の表側表示モンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする効果を持つ。 |
No.32 海咬龍(かいこうりゅう)シャーク・ドレイク | 4 | 水 | 海竜族 | 2800 | 2100 | トロンの命によりIIIがデュエルを通して凌牙に手渡したナンバーズで、凌牙の新たなエースモンスター。エクシーズ召喚に必要なカードはレベル4モンスターx3体。
相手モンスターを戦闘によって破壊し墓地へ送った時、オーバーレイユニットを1つ使うことで、そのモンスターを攻撃力を1000ポイント下げて攻撃表示で特殊召喚し、もう1度だけ続けて攻撃できる効果を持つ。 |
CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス | 4 | 水 | 海竜族 | 2800 | 2100 | 凌牙がⅣとの因縁のデュエルをした際、一度は消滅した「海咬龍シャーク・ドレイク」が凌牙の精神に揺さぶりをかけて復活し、進化したモンスター。エクシーズ召喚に必要なカードはレベル4モンスター×4体、または海咬龍シャーク・ドレイクとそのオーバーレイユニット。 「CNo.39 希望皇ホープレイ」と同様、自分のライフポイントが1000以上の場合破壊される。オーバーレイユニットを1つ使い、自分の墓地の「シャーク」と名のついたモンスターを除外することで、フィールド上の表側表示のモンスター1体の攻撃力・守備力を除外したモンスターの攻撃力分ダウンさせる効果を持つ。 |
銀河眼の光子竜 (ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン) |
8 | 光 | ドラゴン族 | 3000 | 2500 | 天城カイトのエースモンスター。通常召喚できず、自分フィールド上の攻撃力2000以上のモンスターを2体リリースすることで特殊召喚できる。 このカードが戦闘を行うバトルステップ時、このカードと戦闘を行う相手モンスター1体を除外することができ、エンドフェイズ時に除外したモンスターを特殊召喚する。この時除外したカードがモンスターエクシーズの場合、攻撃力をそのモンスターのオーバーレイユニットの数×500ポイントアップさせる効果を持つ。 |
超銀河眼の光子龍 (ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン) |
8 | 光 | ドラゴン族 | 4500 | 3000 | カイトがハルトとの絆で生み出した新たなエースモンスター。エクシーズ召喚に必要なカードはレベル8モンスター×3体。 「銀河眼の光子竜」をエクシーズ素材としてエクシーズ召喚に成功した時、このカード以外の表側表示で存在するモンスターの効果を無効にする。また、1ターンに1度オーバーレイユニットを1つ使うことで、フィールド上のオーバーレイユニットを全て取り除き、取り除いた数×500ポイント攻撃力をアップさせ、さらに取り除いた数まで1度のバトルフェイズ中にモンスターに攻撃できる効果を持つ。 |
No.69 紋章神(ゴッド・メダリオン)コート・オブ・アームズ | 4 | 光 | サイキック族 | 2600 | 1400 | トロンがWDC準決勝で見せたナンバーズ。エクシーズ召喚に必要なカードはレベル4モンスター×3体。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカード以外のフィールド上に存在する全ての効果モンスターの効果は無効となり、その無効になったモンスター効果を全て得る。また、このカードはカード効果では破壊されない。相手モンスターの攻撃宣言時、このカードのオーバーレイユニット1つを取り除くことで、相手フィールド上のカード1枚を破壊する効果を持つ。 |
No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon (ぎがいしんりゅう ハート・アース・ドラゴン) |
9 | 闇 | ドラゴン族 | 0 | 0 | フェイカーが使用したナンバーズ。エクシーズ召喚に必要なカードはレベル9モンスター×3体、もしくは「No.53 偽骸神 Heart eartH」(効果による)。
このカードは戦闘によっては破壊されない。このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールド場の攻撃表示モンスターの表示形式を全て守備表示に変更する。この効果の対象になったモンスターは表示形式を変更できない。このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは無効になり、その数値分だけ相手ライフにダメージを与え、自分はその数値分ライフポイントを回復する。このカードの特殊召喚後に相手フィールド上に置かれた全てのカードは、その次のターンのスタンバイフェイズ時にゲームから除外される。このカードがエクシーズ素材のない状態で破壊され墓地へ送られた時、このカードは1度だけ墓地から特殊召喚でき、その場合このカードの攻撃力はゲームから除外されている全てのカードの枚数×1000になる効果を持つ。 |
No.96 ブラック・ミスト | 2 | 闇 | 悪魔族 | 100 | 1000 | 自分の意思を持つナンバーズ。エクシーズ召喚に必要なカードは闇属性レベル2モンスター×3体。
このモンスターが戦闘を行う時にオーバーレイユニットを1つ取り除くことで、相手モンスターの攻撃力を半分にし、その攻撃力分だけ自身の攻撃力をアップする効果を持つ。 |
No.107 銀河眼の時空竜 (ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン |
8 | 光 | ドラゴン族 | 3000 | 2500 | ミザエルが使用するナンバーズであり、カイトの光子竜と対と成すもう一体の銀河眼。エクシーズ召喚に必要なカードはレベル8モンスター×2体。
バトルフェイズが終了した時、オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、相手フィールド上のモンスターの効果を無効にして攻撃力と守備力を元の数値に戻し、そのバトルフェイズに発動した魔法・罠カード1枚につき攻撃力がエンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。さらにその効果を自分のターンで使用した場合、もう1度だけ攻撃を行える効果を持つ。 |
スタッフ
- 原作・キャラクター原案 - 高橋和希、スタジオ・ダイス(週刊少年ジャンプ)
- 企画 - 川崎由紀夫(テレビ東京)、三宅将典
- 監督 - 桑原智
- シリーズ構成 - 吉田伸
- デュエル構成 - 彦久保雅博
- メインキャラクターデザイン - 高谷浩利
- キャラクターデザイン - 原田大基
- モンスターデザイン - 反田誠二
- ゲストキャラクターデザイン - 原憲一(第28話)、横田明美(第99話 - 第104話)
- プロップデザイン - 大輪充(第1話 - 第24話)→加藤寛崇(第26話 - )、中川航(第26話・第29話・第31話・第32話)、こかいゆうじ(第31話・第32話)
- 美術監督 - 中村隆(第1話 - 第98話)→楠元祐也(第99話 - )
- 色彩設計 - 箕輪綾美
- CGプロデュース - 永田太
- CGディレクション - 富田和仙(第1話 - 第108話)→春日健一(第109話 - )
- 撮影監督 - 赤沢賢二
- 編集 - 楫野允史
- 音響監督 - 松岡裕紀
- 音響制作協力 - 神南スタジオ
- 音楽 - Conisch、蓑部雄崇・福田康文(第10話 - )
- 音楽制作 - マーベラスエンターテイメント→マーベラスAQL
- 音楽協力 - テレビ東京ミュージック
- 連載 - Vジャンプ、最強ジャンプ
- キャスティング協力 - 新沼愛(ネルケプランニング)
- アニメーションプロデューサー - 杉村重郎・田中日出男(第1話 - 第108話)→土屋貴彦(第109話 - )
- プロデューサー - 佐々木亮(テレビ東京)、実松照晃(NAS)
- アニメーション制作 - ぎゃろっぷ
- 製作 - テレビ東京、NAS
主題歌
OP・ED共に、映像のマイナーチェンジが頻繁に行われている。
オープニングテーマ
- 第1期:『遊☆戯☆王ZEXAL』
-
- 「マスターピース」(第1話 - 第25話)
- 作詞 - Maki Nagayama & mitsuyuki miyake / 作曲 - HIKARI、hiroto suzuki & mitsuyuki miyake / 編曲 - HIKARI / 歌 - mihimaru GT(ユニバーサルJ)
- 「BRAVING!」(第26話 - 第49話)
- 「魂ドライブ」(第50話 - 第73話)
- 「マスターピース」(第1話 - 第25話)
- 第2期:『遊☆戯☆王ZEXAL II』
-
- 「折れないハート」(第74話 - 第98話)
- 「鏡のデュアル・イズム」(第99話 - 第123話)
- 作詞 - 只野菜摘 / 作曲 - 増谷賢 / 編曲 - 佐藤清喜 / 歌 - petit milady(ユニバーサルミュージック ZERO-A)
- 「Wonder Wings」(第124話 - )
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - / 編曲 - / 歌 - ダイアモンド☆ユカイ(マーベラスAQL)
エンディングテーマ
- 第1期:『遊☆戯☆王ZEXAL』
-
- 「僕クエスト」(第1話 - 第25話)
- 作詞・作曲 - 鬼龍院 翔 / 編曲 - 鬼龍院 翔、tatsuo(everset)/ 歌 - ゴールデンボンバー(ユークリッド・エージェンシー / マーベラスエンターテイメント[注 13])
- 曲の導入部でキャラクターからのクイズ出題等のミニコーナーが挿入されている。
- 再放送では上記のミニコーナーがなくイントロのみであった他、Aメロの一部がカットされていた。
- 「切望のフリージア」(第26話 - 第49話)
- 作詞 - 夕霧 / 作曲 - 風弥〜Kazami〜 / 編曲 - DaizyStripper、Sinri / 歌 - DaizyStripper(マーベラスAQL)
- 第29話からアンナが追加され、映像の一部の背景が修正されている。
- 「Wild Child」(第50話 - 第73話)
- 作詞 - YUKA / 作曲・編曲 - K.MASAKI / 歌 - moumoon(エイベックス・エンタテインメント)
- 曲の冒頭部分はTVサイズで編集され追加されたものである(FULLサイズではAメロから開始)。
- 「僕クエスト」(第1話 - 第25話)
- 第2期:『遊☆戯☆王ZEXAL II』
-
- 「アーティスト」(第74話 - 第98話)
- 作詞 - 智 / 作曲 - 瑠伊 / 編曲・歌 - vistlip(マーベラスAQL)
- 途中で次回のダイジェスト映像が挿入されている。
- 第79話から一部の映像に璃緒が追加されている。
- 第85話からSDキャラの動きやカードの画面切り替え時のエフェクトが変更されている。
- 「GO WAY GO WAY」(第99話 - 第123話)
- 作詞 - 渡會将士 / 作曲 - 竹尾典明 / 編曲・歌 - FoZZtone(マーベラスAQL)
- 途中で次回のダイジェスト映像が挿入されている。
- 下記の第111話を除き、唯一アニメーション中にアストラルの姿がない(ZEXALとしては登場している)。
- 第111話のみ映像が特別仕様になっている。
- 当初は遊馬の一部の立ち絵のみCGで描かれていたが、第112話以降は手書きに変更されている。
- 「Challenge the GAME」(第124話 - )
- 作詞 - 石川聡 / 作曲 - 石川聡、杉原亮 / 編曲 - REDMAN / 歌 - REDMAN(マーベラスAQL)
- 「アーティスト」(第74話 - 第98話)
各話リスト
放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 | 製作協力 | 補足 |
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第1期 | ||||||||
序章(2011年) | ||||||||
2011年 4月11日 |
1 | かっとビングだぜ、オレ!! | 吉田伸 | 桑原智 | 向井雅浩 | 瀬谷新二 | 手塚プロダクション | |
4月18日 | 2 | わが名はアストラル | 中村路之将 | |||||
4月25日 | 3 | トドのつまり事件です!! | 谷口悟朗 | 近藤一英 | 酒井敏行 | G&Gディレクション | ||
5月2日 | 4 | 逆転のカウントダウン!秘策はアストラル!? | 吉村文宏 | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | ||
5月9日 | 5 | デュエルのウラを読むウラ! | 福嶋幸典 | 須永司 | 中川航 | 青木一紀 | 手塚プロダクション | |
5月16日 | 6 | 裏切りのナンバーズ!? | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | |||
5月23日 | 7 | 正義の大盤振る舞い!エスパー・ロビン参上!! | 吉田伸 | 細川ヒデキ | 田中穣 | SynergySP | ||
5月30日 | 8 | スター・ロビンよ永遠に | 桑原智 | 鈴木卓夫 | 斎藤圭太 | 手塚プロダクション | ||
6月6日 | 9 | キャットオドロく猫デッキ!? | 鈴木やすゆき | 谷口悟朗 桑原智 |
茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | |
6月13日 | 10 | 逆襲のシャーク | 吉田伸 | 須永司 | 武藤公春 | 原憲一 | - | |
6月20日 | 11 | 遊馬とシャーク 傷だらけのタッグデュエル | 福嶋幸典 | 望月敬一郎 | 高橋和徳 | G&Gディレクション | ||
6月27日 | 12 | 希望の合体!アーマード・エクシーズ発動! | 中川航 河本昇悟 |
茉田哲明 | Kim Jae-hyung Noh Gil-bo |
MAIGHTY MAX MOVIE | ||
7月4日 | 13 | 魂を狩る者!ナンバーズ・ハンター現る! | 吉田伸 | 桑原智 | 中川航 | 青木一紀 横田明美 |
手塚プロダクション | |
7月11日 | 14 | 『銀河眼の光子竜』降臨! | 細川ヒデキ | 福島豊明 吉田肇 |
SynergySP | |||
7月18日 | 15 | 死闘、決闘庵(デュエルあん)伝説のモンスター復活!! | 鈴木やすゆき | 江上潔 | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | [注 14] |
7月25日 | 16 | 必殺忍法!最恐忍者あらわる! | ノーチェー・ヤギ | 浅利藤彰 | 斎藤圭太 Chen zhan dong |
手塚プロダクション | [注 15] | |
8月1日 | 17 | すべてを見通す者 恐怖の占い師・ジン | 山下憲一 | 須永司 | 武藤公春 | 原憲一 | - | |
8月8日 | 18 | カオスエクシーズ・チェンジ!希望の光ホープ・レイ!! | 細川ヒデキ | 望月敬一郎 | 高橋和徳 | G&Gディレクション | ||
8月15日 | 19 | 約束のかっとビング | 吉田伸 | 吉村文宏 | 茉田哲明 | Kim Jae-hyung | MAIGHTY MAX MOVIE | |
8月22日 | 20 | 漆黒のナンバーズ 闇遊馬VS鉄男 | 福嶋幸典 | 葛谷直行 | セトウケンジ | 横田明美 | - | |
8月29日 | 21 | 遊馬VSお掃除ロボット オボミ | 鈴木やすゆき | 江上潔 | 政木伸一 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | |
9月5日 | 22 | 奪われた皇の鍵!激突カイトVSシャーク | 吉田伸 | 桑原智 | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | |
9月12日 | 23 | 宿命の決闘(デュエル)!アストラルVSカイト | 須永司 | 中川航 | Chen zhan dong | 手塚プロダクション | ||
9月19日 | 24 | 魂のエクシーズ召喚!ZEXAL | ノーチェー・ヤギ | 武藤公春 | 原憲一 | - | ||
10月3日 | 25 | 時の訪れ 現われし3つの太陽 | 桑原智 | 丸山修二 | [注 16] | |||
WDC(ワールド・デュエル・カーニバル)編(2011年 - 2012年) | ||||||||
10月10日 | 26 | 開幕!WDC(ワールド・デュエル・カーニバル) | 吉田伸 | 須永司 | 望月敬一郎 | 高橋和徳 | G&Gディレクション | |
10月17日 | 27 | WDC(ワールド・デュエル・カーニバル)キックオフ!炎のストライカー・国立カケル | 上代務 | 細川ヒデキ | 徳本善信 | 波風立志 | MAP | |
10月24日 | 28 | 工事現場デュエル!重機デッキを打ち破れ!! | 竹内利光 | 須永司 | 茉田哲明 | Kim Jae-hyung Noh Gil-bo |
MAIGHTY MAX MOVIE | |
10月31日 | 29 | 鉄道デッキ発進!暴走決闘者(デュエリスト)アンナ | 福嶋幸典 | セトウケンジ | 横田明美 | - | ||
11月7日 | 30 | 遊馬最大の試練!死闘、野菜デスマッチ | 山下憲一 | 葛谷直行 | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | |
11月14日 | 31 | その名はチャーリー!史上最強の運を持つ男 | 吉田伸 | 須永司 | 政木伸一 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | |
11月21日 | 32 | 無敵の強運!NO.7ラッキー・ストライプ | 鈴木やすゆき | ノーチェー・ヤギ | 中川航 | 青木一紀 | 手塚プロダクション | |
11月28日 | 33 | 地獄のタッグデュエル!悪魔のヒーローIV(フォー) | 吉田伸 | 須永司 | 茉田哲明 | Kim Jae-hyung | MAIGHTY MAX MOVIE | |
12月5日 | 34 | 決意の復讐哀しき決闘者(デュエリスト)シャーク | 細川ヒデキ | 武藤公春 | 原憲一 | - | ||
12月12日 | 35 | 衝撃のスクープ!小鳥の危険な未来 | 上代務 | 須永司 | 望月敬一郎 | 高橋和徳 | G&Gディレクション | |
12月19日 | 36 | 未来を切り開く力!希望皇ホープレイ | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | |||
12月26日 | 37 | WDC(ワールド・デュエル・カーニバル)失格!?ハートランドの刺客ドロワ & ゴーシュ | 福嶋幸典 | ノーチェー・ヤギ | 中川航 | 斎藤圭太 | 手塚プロダクション | |
2012年 1月9日 |
38 | 希望をつなげ!ホープ剣マーズ・スラッシュ!! | 高田昌宏 | 横田明美 | - | |||
1月16日 | 39 | 宿命の対決!キャットちゃんVSドッグちゃん | 山下憲一 | 須永司 | 茉田哲明 | Kim Hye-jeong | MAIGHTY MAX MOVIE | |
1月23日 | 40 | ハートランドからの来訪者ハルト | 鈴木やすゆき | 桑原智 | 中川航 | 細川修平 千葉茂 |
手塚プロダクション | |
1月30日 | 41 | 消えたハルト!新たなる敵トロン | 上代務 | 細川ヒデキ 須永司 |
徳本善信 | 波風立志 | MAP | |
2月6日 | 42 | 遊馬とカイト魂のタッグ・デュエル | 吉田伸 | ノーチェー・ヤギ | 武藤公春 | 原憲一 | - | |
2月13日 | 43 | 奇跡のオーバーレイ!超銀河眼の光子龍(ネオ・ギャラクシーアイズ・ドラゴン) | 須永司 | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | ||
2月20日 | 44 | 運命の分かれ道!デュエルを捨てた遊馬! | 鈴木やすゆき | 望月敬一郎 | 高橋和徳 | G&Gディレクション | ||
2月27日 | 45 | 遅れてきた強敵!ロビンVSゴーシュ | 上代務 | 武藤公春 | 柳瀬雄之 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | |
3月5日 | 46 | 家族のために…優しき復讐者・III!! | 山下憲一 | 高林久弥 | 青柳宏宜 | 横田明美 | - | |
3月12日 | 47 | 遊馬が棄権!?奪われた「かっとビング!」 | 吉田伸 | ノーチェー・ヤギ | 茉田哲明 | Kim Hye-jeong | MAIGHTY MAX MOVIE | |
3月19日 | 48 | アストラル、死す…!? | 須永司 | 中川航 | 斎藤圭太 | 手塚プロダクション | ||
3月26日 | 49 | 激闘の果て!ホープレイVSアトランタル | 桑原智 | 武藤公春 | 原憲一 | - | ||
4月9日 | 50 | 波乱の前夜祭!姿を現わした悪魔の決闘者・トロン | 鈴木やすゆき | 須永司 | 望月敬一郎 | 高橋和徳 | G&Gディレクション | |
4月16日 | 51 | 行くぜ決勝大会!デュエル・コースターでGO! | 上代務 | ノーチェー・ヤギ | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | |
4月23日 | 52 | デュエル・コースターVS爆走列車!! | 須永司 | 徳本善信 | 波風立志 | MAP | ||
4月30日 | 53 | 運命のレール罠(トラップ)カードで運試し!? | 柳瀬雄之 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | |||
5月7日 | 54 | トロンVSドロワ 死蝶の誘い!命懸けの密林フィールド | 鈴木やすゆき | 下田正美 | 中川航 | 斎藤圭太 | 手塚プロダクション | |
5月14日 | 55 | ギャラクシー・アイズ封印!?宇宙級ナンバーズあらわる! | 吉田伸 | 桑原智 | 茉田哲明 | Kim Hye-jeong | MAIGHTY MAX MOVIE | |
5月21日 | 56 | 宇宙大決戦!ネオ・ギャラクシーアイズの逆襲 | 須永司 | 青柳宏宜 | 横田明美 | - | ||
5月28日 | 57 | シャーク撃沈!悪夢のファンサービス | 上代務 | ノーチェー・ヤギ | 望月敬一郎 | 高橋和徳 | G&Gディレクション | |
6月4日 | 58 | シャーク覚醒!新たなるカオス・ナンバーズあらわる | 須永司 | 武藤公春 | 原憲一 | - | ||
6月11日 | 59 | 激戦!遊馬VSゴーシュ これがオレのデュエル魂 | 福嶋幸典 | 中村憲由 | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | |
6月18日 | 60 | 決戦への序章 新たなる敵Dr.フェイカー | 上代務 | 下田正美 | 池田重隆 | 小林一三 | MAP | |
6月25日 | 61 | 消えかけた絆!遊馬VSシャーク、宿命の決闘(デュエル)!! | 須永司 | 柳瀬雄之 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | ||
7月2日 | 62 | 蘇れシャーク!絆に懸けた「かっとビング!」 | 桑原智 | 中川航 | 斎藤圭太 | 手塚プロダクション | ||
7月9日 | 63 | 恐るべき闇の策略!暴かれたトロンの正体!? | 鈴木やすゆき | ノーチェー・ヤギ | 李カンミン | Kim Hye-jeong | MAIGHTY MAX MOVIE | |
7月16日 | 64 | ネオ・ギャラクシーアイズ咆哮!闇を打ち砕く兄弟の絆 | 中村憲由 | 武藤公春 | 横田明美 | - | ||
7月23日 | 65 | ナンバーズ総力戦!遊馬VSトロン驚異の超異空間デュエル! | 吉田伸 | 須永司 | 望月敬一郎 | 高橋和徳 | G&Gディレクション | |
7月30日 | 66 | 戦慄のデュエル!立ち上がれ絆の英雄(ヒーロー)ゼアル | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | |||
8月13日 | 67 | 勝利を信じて!ファイナル・シャイニング・ドロー! | ノーチェー・ヤギ | 黒田晃一郎 | 原憲一 | - | ||
8月20日 | 68 | 崩壊への序曲 スフィア・フィールド砲の脅威! | 上代務 | 桑原智 | 池田重隆 | 小林一三 | MAP | |
8月27日 | 69 | 集いし三勇士、未来を賭けたラストデュエル! | 吉田伸 | 中村憲由 | 柳瀬雄之 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | |
9月3日 | 70 | 戦慄の最凶龍現る!偽骸神龍(ぎがいしんりゅう)ハートアース・ドラゴン | 須永司 | 李カンミン | Kim Hye-jeong | MAIGHTY MAX MOVIE | ||
9月10日 | 71 | 奇跡のかっとビング!未来を切り開けゼアル!! | 中川航 | 斎藤圭太 | 手塚プロダクション | |||
9月17日 | 72 | 雌雄決する時!!遊馬VSカイト、WDCもう一つの決勝戦! | 鈴木やすゆき | 細川ヒデキ | 斉藤啓也 | 相馬満 | LandQ Studios | |
9月24日 | 73 | 幻の大激突!!ダブル希望皇(ホープ)VSダブル銀河眼(ギャラクシーアイズ)!! | ノーチェー・ヤギ | 望月敬一郎 | 高橋和徳 | G&Gディレクション | [注 17] | |
番外編 | ||||||||
2012年9月17日 | めざせ世界一!「遊戯王ZEXAL」内村航平選手も出るよスペシャル | 吉田伸 | 桑原智 | 武藤公春 | 丸山修二 | - | [注 18] | |
第2期 | ||||||||
バリアン世界編(2012年 - ) | ||||||||
10月7日 | 74 | バリアン襲来!驚愕のカオス・エクシーズ・チェンジ!! | 吉田伸 | 桑原智 | 武藤公春 | 横田明美 | - | [注 19] |
10月14日 | 75 | 勝利の方程式よ揃え 打ち砕けカオスエクシーズ! | 須永司 | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | ||
10月21日 | 76 | よかれと思ってただいま参上!真月零と申します | 鈴木やすゆき | 中村憲由 | 黒田晃一郎 | 丸山修二 | アゼータ・ピクチャーズ | |
10月28日 | 77 | デュエルの乱れは校則違反!?出撃!特命風紀コマンダー | 雑破業 | 茉田哲明 | 羽原久美子 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | |
11月4日 | 78 | シャーク激昂!!捕らわれた妹を救え! | 広田光毅 | 須永司 | 牧野吉高 | 原憲一 | - | |
11月11日 | 79 | 氷結乱舞!!氷の女王 神代璃緒 | ノーチェー・ヤギ | 李カンミン | Kim Hye-jeong Noh Gil-bo |
MAIGHTY MAX MOVIE | ||
11月18日 | 80 | 猛攻タイマンバトル!!遊馬VS不屈の闘士アリト | 雑破業 | 細川ヒデキ | 瀬谷新二 | 手塚プロダクション | ||
11月25日 | 81 | 小鳥がカオスエクシーズ・チェンジ!?波乱のスポーツデュエル大会 | 吉田伸 | 桑原智 | 望月敬一郎 | 高橋和徳 | G&Gディレクション | |
12月9日 | 82 | 孤高のバリアン騎士 銀河眼(ギャラクシーアイズ)使いミザエル現る | 雑破業 | 須永司 | 玉田博 | 松本純平 | サテライト | |
12月16日 | 83 | 超弩級次元竜!!銀河眼の時空竜(ギャラクシーアイズ・タキオンドラゴン) | ノーチェー・ヤギ | 茉田哲明 | Lee Seok-in | MAIGHTY MAX MOVIE | ||
12月23日 | 84 | 蘇れ!!遊馬VSシャーク復活の決闘(デュエル) | 須永司 | 武藤公春 | 横田明美 | - | ||
2013年 1月6日 |
85 | 疾風迅雷のカウンターバトル!決意の闘士アリト | 鈴木やすゆき | 桑原智 | 小平麻紀 | 丸山修二 | MAP | |
1月13日 | 86 | 唸れ!カオス・ナンバーズ 遊馬に向けたファイナルブロー | 中村憲由 | 羽原久美子 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | ||
1月20日 | 87 | ギラグ猛襲!炸裂、秘孔死爆無惚(ひこうしばくむほう) | 広田光毅 | セトウケンジ | 李カンミン | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | |
1月27日 | 88 | Vの鼓動 超新生ホープレイV!! | 須永司 | 児谷直樹 山本隆太 |
原憲一 | - | ||
2月3日 | 89 | 共闘ダークアストラル 影の巨人への挑戦!! | 吉田伸 | 桑原智 | 瀬谷新二 | 手塚プロダクション | ||
2月10日 | 90 | オボミ奪還作戦!?恋スルオイラハ無敵デアリマス | 待田堂子 | セトウケンジ | 望月敬一郎 | 高橋和徳 | G&Gディレクション | |
2月17日 | 91 | シャークvs璃緒 100戦目の喧嘩デュエル!! | 広田光毅 | 茉田哲明 | Lee Seok-in | MAIGHTY MAX MOVIE | ||
2月24日 | 92 | 激戦カップルデュエル「アンナ奴」と俺がタッグ!? | 雑破業 | 須永司 | 武藤公春 | 横田明美 | - | |
3月3日 | 93 | 献身的な愛 遊馬に託したラストドロー!! | ノーチェー・ヤギ | 所俊克 | 丸山修二 | MAP | ||
3月10日 | 94 | 真月の危機!暗躍者ベクターの襲撃 | 鈴木やすゆき | セトウケンジ | 羽原久美子 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | |
3月17日 | 95 | いざ決戦の地へ!皇の鍵の飛行船、発進!! | 待田堂子 | 桑原智 | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | |
3月24日 | 96 | 凶気のベクター 魔境サルガッソの闘い! | 広田光毅 | 中村憲由 | 瀬谷新二 | 手塚プロダクション | ||
3月31日 | 97 | 敗北へのカウントダウン!デッキ破壊の恐怖 | 須永司 | 望月敬一郎 | 宍倉敏 | G&Gディレクション | ||
4月7日 | 98 | 限界突破!!「希望皇ホープレイ・ヴィクトリー」 | 雑破業 | ノーチェー・ヤギ | 児谷直樹 山本隆太 |
原憲一 | - | |
4月14日 | 99 | 飛行船再起動!伝説のNo.を目指せ!! | 吉田伸 | 桑原智 | 李カンミン | Lee Seok-in | MAIGHTY MAX MOVIE | |
4月21日 | 100 | 古への追憶 ドルベと白馬伝説の幻影 | 須永司 | 武藤公春 | 横田明美 | - | ||
4月28日 | 101 | 狡猾なるベクター アストラル VS No.96 | 広田光毅 | ノーチェー・ヤギ | 羽原久美子 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | |
5月5日 | 102 | 混沌の領域 No.96狂気の化身!! | 須永司 | 小平麻紀 | 丸山修二 | MAP | ||
5月12日 | 103 | 沈黙の闘士アリト 熱き決闘者たちの再会! | 雑破業 | セトウケンジ | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | |
5月19日 | 104 | よみがえれ!命を超えし決闘者魂!! | 中村憲由 | 望月敬一郎 | 宍倉敏 | G&Gディレクション | ||
5月26日 | 105 | 銀河眼(ギャラクシーアイズ)使いへの試練!カイト決死のデュエル | 待田堂子 | 桑原智 | 中川航 | 斎藤圭太 | 手塚プロダクション | |
6月2日 | 106 | ミザエル伝説!No.となった神の龍 | 須永司 | 児谷直樹 | 奥野浩行 おのかずひろ |
ビートフロッグ | ||
6月9日 | 107 | 化かされた遊馬!?ギラグ狸の皮算用 | 鈴木やすゆき | 茉田哲明 | 李カンミン | Lee Seok-in | MAIGHTY MAX MOVIE | |
6月16日 | 108 | 海底からの誘い!シャーク夢幻の記憶 | 吉田伸 | ノーチェー・ヤギ | 羽原久美子 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | |
6月23日 | 109 | シャークvs激瀧神アビス!激突、2体のNo.!! | 桑原智 | 山本隆太 | 原憲一 | - | ||
6月30日 | 110 | 滅びゆく3つの世界!究極暴走No.96!! | 広田光毅 | ノーチェー・ヤギ | 望月敬一郎 | 宍倉敏 | G&Gディレクション | |
7月7日 | 111 | 終焉のとき…!相棒に託した絆 | 桑原智 | 武藤公春 | 横田明美 | - | ||
7月14日 | 112 | 純真なる決闘者!「先史遺産(オーパーツ)」始動!! | 雑破業 | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | ||
7月21日 | 113 | 新しき希望の力!!友情合体「アトランタルホープ」 | 須永司 | 児谷直樹 | 蛯名秀和 | MAP | ||
7月28日 | 114 | 悲哀なる決闘者「地獄人形(ギミック・パペット)」冥動!! | 鈴木やすゆき | 中川航 | 斎藤圭太 三浦菜奈 |
手塚プロダクション | ||
8月4日 | 115 | シャークとIV 天下騒乱!!地獄ザメタッグ | ノーチェー・ヤギ | 山本隆太 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | ||
8月11日 | 116 | 冷厳なる決闘者 「天蓋星(ダイソン・スフィア)」激動!! | 吉田伸 | 桑原智 | 李カンミン | Lee Seok-in | MAIGHTY MAX MOVIE | |
8月18日 | 117 | 逆上のカイト 究極の師弟血戦!! | 雑破業 | セトウケンジ | 児谷直樹 | 奥野浩行 南伸一郎 |
ビートフロッグ | |
8月25日 | 118 | 青き聖地の神 閃光のエリファス | 吉田伸 | 桑原智 | 望月敬一郎 | 宍倉敏 | G&Gディレクション | |
9月1日 | 119 | 高次元の境地!脅威のダブル・ランクアップ!! | 須永司 | 武藤公春 | 横田明美 | - | ||
9月8日 | 120 | 二大王激突!古の決闘シャークVSベクター | 茉田哲明 | Noh Gil-bo | MAIGHTY MAX MOVIE | |||
9月15日 | 121 | 光を継ぐ者!!希望皇ホープルーツ | 桑原智 | 山本隆太 | 原憲一 | - | ||
9月22日 | 122 | 世界陥落の前兆!!Mr.ハートランドの大反乱 | 広田光毅 | ノーチェー・ヤギ | 山口頼房 | 三浦菜奈 | 手塚プロダクション | |
9月29日 | 123 | 勇者の凱旋!友の意志を引き継げ!! | セトウケンジ | 羽原久美子 | 牧内ももこ | アニメーションプラネット | ||
10月6日 | 124 | 「バリアン七皇」 紅き世界の戦士!! | 雑破業 | 須永司 | 李カンミン | Lee Seok-in | MAIGHTY MAX MOVIE |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 | 字幕 | 連動データ放送 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||||
関東広域圏 | テレビ東京 | 2011年4月11日 - 2012年9月24日 | 月曜 19:30 - 20:00 (リピート放送あり) |
テレビ東京系列 | 製作局 | ○ | ○ |
北海道 | テレビ北海道 | 同時ネット | |||||
愛知県 | テレビ愛知 | ||||||
大阪府 | テレビ大阪 | ||||||
岡山県・香川県 | テレビせとうち | ||||||
福岡県 | TVQ九州放送 | ||||||
日本全域 | BSジャパン | 2011年4月16日 - 2012年9月29日 | 土曜 18:30 - 19:00 | テレビ東京系列 BS放送 |
5日遅れ | × | × |
奈良県 | 奈良テレビ | 2011年7月3日 - 10月16日 2011年10月21日 - 2012年12月21日 |
日曜 10:29 - 10:55 金曜 17:30 - 18:00 |
独立局 | 75日遅れ | ||
滋賀県 | びわ湖放送 | 2013年1月24日 - 3月28日 2013年4月6日 - |
木曜 18:25 - 18:55 土曜 6:00 - 6:30 |
1年9か月半遅れ | |||
第2期 | |||||||
関東広域圏 | テレビ東京 | 2012年10月7日 - | 日曜 17:30 - 18:00 (リピート放送あり) |
テレビ東京系列 | 製作局 | ○ | ○ |
北海道 | テレビ北海道 | 同時ネット | |||||
愛知県 | テレビ愛知 | ||||||
大阪府 | テレビ大阪 | ||||||
岡山県・香川県 | テレビせとうち | ||||||
福岡県 | TVQ九州放送 | ||||||
日本全域 | BSジャパン | 2012年10月13日 - 2013年3月30日 2013年4月5日 - |
土曜 17:58 - 18:30 金曜 17:27 - 18:00 |
テレビ東京系列 BS放送 |
5日遅れ | × | × |
奈良県 | 奈良テレビ | 2013年1月4日 - 5月3日 2013年5月7日 - |
金曜 17:30 - 18:00 火曜 7:30 - 7:59 |
独立局 | 86日遅れ |
漫画版
遊☆戯☆王ZEXAL
『遊☆戯☆王ZEXAL』は『Vジャンプ』2011年2月号(2010年12月発売)より連載されている漫画。原案・監修:高橋和希/スタジオ・ダイス、ストーリー:吉田伸、漫画:三好直人。
アニメ放送に先駆けて連載がスタートした。第9話まではアニメ版に準拠したストーリー構成だったが、第10話以降はオリジナル展開となる。それに伴い、アニメ未登場のナンバーズも登場している。アニメ版同様、旧作との関連性は言及されていないが、カードゲームの名称は原作の「マジック&ウィザーズ」ではなくアニメ版に準拠した「デュエルモンスターズ」となっている。
三好の作画は原作者の高橋も「ネームはしっかり描かれており想いが伝わる。画力があり感心する」と認めている[33]。
アニメ放送直前の2011年4月11日に発売された『週刊少年ジャンプ』2011年18号に、本作の特別読み切りが掲載された[34]。
単行本
- 高橋和希/スタジオ・ダイス(原案・監修)、吉田伸(ストーリー)、三好直人(漫画) 『遊☆戯☆王ZEXAL』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊4巻(2013年2月4日現在)
- 「その名は遊馬!!」2011年6月8日第1刷発行(6月3日発売[集 1])、ISBN 978-4-08-870254-4、付属カード「カチコチドラゴン」
- 「ナンバーズ・ハンター!!」2012年2月8日第1刷発行(2月3日発売[集 2])、ISBN 978-4-08-870384-8、付属カード「No.50 ブラック・コーン号」
- 「第2の刺客!!」2012年8月8日第1刷発行(8月3日発売[集 3])、ISBN 978-4-08-870527-9、付属カード「No.22 不乱健」
- 「月からの使者!!」2013年2月9日第1刷発行(2月4日発売[集 4])、ISBN 978-4-08-870624-5、付属カード「No.47 ナイトメア・シャーク」
遊☆戯☆王 Dチーム・ゼアル
『遊☆戯☆王 Dチーム・ゼアル』(ゆうぎおうデュエルチームゼアル)は『最強ジャンプ』2012年5月号(2012年4月発売)より連載されている漫画。原案・監修:高橋和希、漫画:友永晃浩、協力:ウェッジホールディングス。コミックス化はされていない。
これまでの漫画作品シリーズと異なり、遊戯王OCGに準拠した内容となっている。カードもOCGの実商品をスキャンしたものが挿入される形で描写されている(表面のみ。裏面は従来通り手書きである)。
登場キャラクターは、九十九遊馬やアストラルをはじめ、アニメ本編のものに即しているが、頭身がややデフォルメして描かれている。
また、アニメ・漫画には登場していないキャラクターも登場し、イメージに即したデザイナーズデッキ・コンボを用いるのが特徴である。
既存・新規カードやテーマにおける有効なコンボ・ルールをわかりやすく紹介するという意味合いが強い。
この節の加筆が望まれています。 |
脚注
注釈
- ^ 再放送が行われる以前は、子供達が芸人のサポートを受け苦手なものに挑戦するバラエティ番組「苦手こくふくバラエティー!かっとビング! 挑戦篇」、1話のダイジェスト映像やキャストインタビューなどで構成された「遊☆戯☆王ZEXAL徹底ガイド」が1週ずつ放送され、4月13日には「苦手こくふくバラエティー!かっとビング! 努力篇」が放送された。
- ^ 第47話・第48話において、IIIの紋章の力で「かっとビング」を消されてしまった際は、「かっとビング」を知らぬまま育った世界の遊馬が描かれた。その世界の遊馬は内向的なままで、小鳥以外のナンバーズクラブ(キャッシーは登場せず)からは「デュエリストの恥」と見下され、同じ学校の生徒たちからも疎まれていた。また、小鳥からは「遊馬」ではなく「九十九君」と呼ばれていた。
- ^ その後117話のエリファスの発言において、遊馬の父・一馬の手によって遊馬と出会うように仕組まれていたことが判明。
- ^ 後に回収したナンバーズによって人間世界の知識の記憶を取り戻したことで、こういった誤解は少なくなり、逆に遊馬の誤解を諭すことが多くなった
- ^ 遊馬にかばわれて戸惑う表情を見せたり、遊馬に積極的にアプローチするキャッシーと対立することもある。アンナの遊馬に対する態度の本心も、敏感に感じ取っていた。
- ^ 漫画版では当初「ひょうり とくのすけ」だったが、途中から「おもてうら」に修正された。
- ^ 一方で主従関係の外にいる人間に対しては辛辣な言動が多いが、唯一小鳥のことは「カイト様よりも怖いかも」と恐れている。
- ^ カイトは昔からの仲で彼を呼ぶときは「クリス」と呼ぶが、遊馬たちに彼のことを話す場合は相手に合わせ「Vが~」と話す。
- ^ ただしトロンから渡されたカードの効力が実体化することは知らされておらず、また右目の傷も彼女を助ける際にできたものである。
- ^ ただし、アニメには「紋章獣ベルナーズ・ファルコン」や装備魔法「エクシーズの宝冠」のように、ランクをレベルに変えるカードが登場している。
- ^ OCGでは「CNo」のように、特定のモンスターのエクシーズ素材になれる例外もある。
- ^ この固有効果は現実のOCGには存在せず、アニメオリジナルの効果である
- ^ 第25話のみマーベラスAQL名義。
- ^ テレビ東京系列では、この話をもって地上アナログでの放送が終了した。
- ^ テレビ大阪のみ天神祭中継放送のため2011年7月26日に振り替えて放送。
- ^ 第1話から第24話までの総集編。
- ^ 月曜19:30の放送が終了。
- ^ 2012年9月17日12:00 - 13:00放送の特番『めざせ世界一!「遊戯王ZEXAL」内村航平選手も出るよスペシャル』内で放送、クレジット上は「アニメ体操SP」と表記。
- ^ 日曜17:30の放送が開始。
出典
- ^ 『高橋和希オフィシャルウェブサイト STUDIO DICE』2011年9月17日ブログ-ZEXALとは?。
- ^ a b c d マイコミジャーナル-かっとビングだぜ、オレ!! TVアニメ『遊☆戯☆王ZEXAL』製作発表会開催
- ^ ">『高橋和希オフィシャルウェブサイト STUDIO DICE』2011年4月13日ブログ-ZEXAL放映開始!
- ^ テレビ東京・あにてれ-宣伝部長ペナルティと一緒に 『ZEXAL』 を盛り上げよう!!
- ^ 当初の設定では99枚とされていたが、後のZEXALIIの時点では「100枚」と明言されている。ただしカオスナンバーズを含むかどうかは未知数。
- ^ a b c d e f g h 本編 1話。
- ^ 本編 19話
- ^ a b 本編 16話。
- ^ a b c 本編 2話。
- ^ a b 本編 18話
- ^ a b c 本編 3話。
- ^ 本編24話。
- ^ 本編 4話。
- ^ 本編111話。エンディング後のスポンサー一覧の画面には「永遠の別れ」とも書かれていた。
- ^ 本編17話。
- ^ 本編 33話。
- ^ a b c d e 本編 5話
- ^ 本編 6話。
- ^ a b c d e 本編 9話
- ^ 本編 60話。
- ^ a b c 本編 21話。
- ^ a b 本編 56話。
- ^ 本編 57話。
- ^ a b 『監督・桑原智のツイッター』2011年12月11日のリツィート
- ^ 本編58話
- ^ 正確なテキストが不明のため。字幕ではカタカナだった。
- ^ エクシーズ召喚時の台詞から、モンスターの方は黒いアストラルの分身らしい。
- ^ 107話の作中のテレビの字幕にて確認。
- ^ a b c d e f 本編 15話
- ^ a b 本編 44話。
- ^ a b Vジャンプ編集部著『遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド3』(2011年3月15日)202頁。
- ^ OCGでは正規の方法によるエクシーズ召喚も可能だが、難易度が高い場合が多い。
- ^ 『高橋和希オフィシャルウェブサイト STUDIO DICE』2011年2月11日ブログ-漫画ZEXAL。
- ^ 本来は1週間早い、2011年4月4日に発売予定だったが、東日本大震災の影響で発売が遅れた。
集英社BOOK NAVI
以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
- ^ “遊☆戯☆王ZEXAL/1|高橋 和希/スタジオ・ダイス/吉田 伸/三好 直人|ジャンプコミックス|” (n.d.). 2012年2月3日閲覧。
- ^ “遊☆戯☆王ZEXAL/2|高橋 和希/スタジオ・ダイス/吉田 伸/三好 直人|ジャンプコミックス|” (n.d.). 2012年2月3日閲覧。
- ^ “遊☆戯☆王ZEXAL/3|高橋 和希/スタジオ・ダイス/吉田 伸/三好 直人|ジャンプコミックス|” (n.d.). 2012年9月11日閲覧。
- ^ “遊☆戯☆王ZEXAL/4|高橋 和希/スタジオ・ダイス/吉田 伸/三好 直人|ジャンプコミックス|” (n.d.). 2013年2月9日閲覧。
外部リンク
- 遊☆戯☆王ゼアルII:あにてれ:テレビ東京 (旧:遊☆戯☆王ゼアル:あにてれ:テレビ東京)
- NAS 遊☆戯☆王ZEXAL
- NAS 遊☆戯☆王ZEXAL II
- Vジャンプ内公式サイト
テレビ東京系列 月曜19:30枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
遊☆戯☆王ZEXAL
(2011年4月11日 - 2012年9月24日) |
||
テレビ東京系列 日曜17:30枠 | ||
遊☆戯☆王ZEXAL II
(2012年10月7日 - ) 【本番組から再びアニメ枠】 |
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|
|
テレビ東京系列 水曜18:00枠 | ||
もう一度! 遊☆戯☆王ZEXAL
(再放送) (2011年4月20日 - 6月29日) |
||
テレビ東京 木曜7:30枠 | ||
遊☆戯☆王ZEXAL II
(再放送) (2012年10月11日 - ) |
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