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高畑耕治

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高畑 耕治
(たかばたけ こうじ)
詩集『さようなら』著者紹介
誕生 1963年5月30日
日本の旗 日本大阪府
職業 詩人
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 早稲田大学政治経済学部中退
活動期間 1963年 -
ジャンル
代表作 『さようなら』(1995年)
『愛のうたの絵ほん』(1994年)
公式サイト http://ainoutanoehon.web.fc2.com/
ウィキポータル 文学
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高畑 耕治(たかばたけ こうじ、1963年5月30日 - )は、日本の詩人

来歴

大阪府生まれ。四條畷市立忍ヶ丘小学校四條畷市立四條畷中学校大阪府立四條畷高等学校卒業。早稲田大学政治経済学部政治学科中退。

1988年に第一詩集『死と生の交わり』を出版。小海永二を中心に森田進麻生直子葵生川玲中村不二夫小川英晴等の詩人が土曜美術社出版販売発行の詩誌「詩と思想」に結集して同社社主の加藤幾惠を交え日本全国の多彩な詩人たちと巻き起こした現代詩の蘇生・革新運動に新しい世代の詩人として参加。活発に詩を発表、詩集を出版し、第三詩集『愛(かな)』は全国学校図書館協議会選定図書、第五詩集『さようなら』は1996年度日本詩人クラブ新人賞最終候補、H氏賞候補になるなどの評価を得た。1996年から1997年にはサンマーク出版が環境をテーマに創刊した雑誌「エヴァ」に扉の詩を毎号連載し多くの読者をえた。現在は、詩誌にとどまらずホームページやブログを通して新しい詩作品を発表する詩人の一人としても活動している。日本詩人クラブ会員。

高畑の詩を論じた詩人の主な評論には、宮城松隆著『沖縄の評論・エッセイ文庫① 詩語の密度』(脈発行所、1994年)所収の「高畑耕治論 詩集『愛のうたの絵ほん』を中心に」、中村不二夫著『現代詩展望1994~1997』(詩画工房、1998年)所収の「現代詩のニューウェーブ 4」、三田洋著「特集 現代詩の50人 詩と思想1998年 No.154 VOL2」所収の「高畑耕治 愛のメルヘンにつつまれて」などがある。

書籍

詩集

  • 『死と生の交わり』(1988年、批評社
  • 『海にゆれる』(1991年、土曜美術社出版販売
  • 『愛(かな)』(1993年、土曜美術社出版販売)
  • 『愛のうたの絵ほん』(1994年、土曜美術社出版販売)
  • 『さようなら』・21世紀詩人叢書25(1995年、土曜美術社出版販売)
  • 『詩集 こころうた こころ絵ほん』・(2012年、イーフェニックス)

参加アンソロジー

  • 『現代動物詩集』(1992年、村田正夫編、潮流出版社
  • 『現代植物詩集』(1993年、同上)
  • 『現代季節詩集』(1994年、同上)
  • 『戦後50年詩選』(1995年、同上)
  • 『現代旅情詩集』(1996年、同上)
  • 『現代平和詩集』(1997年、同上)
  • 『詩と思想詩人集1995年』(1995年、詩と思想編集部編、土曜美術社出版販売)
  • 『詩と思想詩人集1996年』(1996年、同上)
  • 『詩と思想詩人集1997年』(1997年、同上)
  • 『詩と思想詩人集1998年』(1998年、同上)
  • 『詩人データバンク1997年版』(1997年、竹林館
  • 『命が危ない 311人詩集』(2011年、コールサック社