藤沢周平傑作選
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『朗読・藤沢周平傑作選』(ろうどく・ふじさわしゅうへいけっさくせん)は、ニッポン放送などで2009年度から放送される朗読の番組である。
概要
- 当初は開局55周年記念として1年間放送される予定だったが、好評につき2010年度以降も放送されている。
- 時代小説を中心に数多くの社会派作品を作ってきた藤沢周平の作品の中からの選りすぐりを選び、ニッポン放送のアナウンサーの朗読と(1度だけ例外として元ニッポン放送アナウンサーで現在もニッポン放送と専属契約しているフリーアナウンサーの石川みゆきが朗読したこともある)、川井郁子によるヴァイオリン演奏・音楽監修で紹介する。
- 番組開始以来、案内役を児玉清が務めてきたが、胃癌により2011年5月16日に逝去したため、今後は代役が立てられるものと思われる。
放送時間
- ニッポン放送 - 毎週日曜日早朝6:25~6:55
- 山形放送 - 毎週日曜日7:30~8:00
- 山梨放送 - 毎週土曜日17:00~17:30
- 信越放送 - 毎週月曜日21:00~21:30
- 岐阜放送 - 毎週月曜20:00~20:30 (2010年4月5日放送開始)
- 毎日放送 - 毎週金曜日深夜(土曜未明)2:30~3:00
- NBCラジオ佐賀 - 毎週日曜日11:00~11:30
朗読作品
- 出典作品の後ろの氏名は朗読担当のアナウンサー
2009年度
- 4月5日から5月10日(第1-6回)「花のあと」(文春文庫・作品集『海坂藩大全』より 那須恵理子)
- 5月17日から6月21日(第7-12回)「竹光始末」(新潮文庫・作品集『竹光始末』より 栗村智)
- 6月28日から7月26日(第13-17回)「玄鳥」(文春文庫・作品集『玄鳥』より 石川みゆき=ニッポン放送専属フリーアナ)
- 8月2日から9月6日(第18-22回)「父と呼べ」(文春文庫・作品集『闇の梯子』より 上柳昌彦)
- 9月13日から10月18日(第23-28回)「潮田伝五郎置文」(新潮文庫・作品集『冤罪』より 飯田浩司)
- 10月25日から11月22日(第29-34回)「泣く母」(新潮文庫・作品集『霜の朝』より 那須恵理子)
- 11月29日から12月27日(第35-39回)「約束」(新潮文庫・作品集『橋ものがたり』より 山本剛士)
- 2010年1月3日から2月14日(第40-46回)「暗殺の年輪」(文春文庫・作品集『暗殺の年輪』より 上柳昌彦)
- 2月21日(第47回)「うぐいす」
- 2月28日(第48回)「おぼろ月」
- 3月7日(第49回)「明鳥」
- (以上3作品とも文春文庫・作品集『日暮れ竹河岸』より 増山さやか)
- 3月14日から3月28日(第50-52回)「山桜」(新潮文庫・作品集『時雨みち』より 新保友映)
2010年度
- 4月4日から7月25日(第53回-第69回)「蝉しぐれ」(文春文庫・作品集『蝉しぐれ』より 那須恵理子)
- 8月1日から8月29日(第70回-第74回)「必死剣鳥刺し」(文春文庫・作品集『隠し剣孤影抄』より 上柳昌彦)
- 9月5日から10月24日(第75回-第82回)「麦屋町昼下り」(文春文庫『麦屋町昼下り』より 山本剛士)
- 10月31日から 「三屋清佐衛門残日録」(文春文庫『三屋清佐衛門残日録』より 栗村智)