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ブルカン・カルドゥン(蒙古文語:ᠪᠤᠷᠬᠠᠨ ᠬᠠᠯᠳᠤᠨ Burqan qaldun 、現代モンゴル語:Бурхан Халдун ボルハン・ハルドン、ブルカン山、ブルカン岳、ブルカン嶽とも)はモンゴル国ヘンティー県にあるヘンティー山脈の山。チンギス・ハーンの故郷にして墓所であるといわれ、神聖視される。山名は「神の丘」を意味する。
チンギス・ハーンはこの山麓の氏族の生まれであった。
彼は死後この山のヘルレン川谷へ葬られたというが、その遺体は現在も特定されていない。
1992年に一帯12,000 km²がヘンティー・ハーン厳正保護区に指定された。
「モンゴルの聖なる山々」としてボグド・ハーン山、オトゴン・テンゲルと共に世界遺産候補として申請中である。