コンテンツにスキップ

マルコ・アルナウトヴィッチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ふーくん (会話 | 投稿記録) による 2018年2月2日 (金) 13:57個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

マルコ・アルナウトヴィッチ
オーストリア代表でのアルナウトヴィッチ (2012年)
名前
ラテン文字 Marko Arnautović
基本情報
国籍  オーストリア
セルビアの旗 セルビア
生年月日 (1989-04-19) 1989年4月19日(35歳)
出身地 ウィーン
身長 192cm
体重 83kg
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 ウェストハム・ユナイテッドFC
ポジション FW
背番号 7
利き足
ユース
1995-1998 オーストリアの旗 フローリツドルファー
1998-2001 オーストリアの旗 アウストリア・ウィーン
2001-2002 オーストリアの旗 ファースト・ヴィエナ
2002-2003 オーストリアの旗 アウストリア・ウィーン
2003-2004 オーストリアの旗 ラピード・ウィーン
2004-2005 オーストリアの旗 フローリツドルファー
2006-2007 オランダの旗 トゥウェンテ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2010 オランダの旗 トゥウェンテ 44 (12)
2009-2010 イタリアの旗 インテル 3 (0)
2010-2013 ドイツの旗 ブレーメン 72 (14)
2013-2017 イングランドの旗 ストーク・シティ 125 (22)
2017- イングランドの旗 ウェストハム・ユナイテッド
代表歴2
2006 オーストリアの旗 オーストリアU-18 1 (0)
2007-2009 オーストリアの旗 オーストリアU-19 4 (0)
2007-2010 オーストリアの旗 オーストリアU-21 5 (3)
2008- オーストリアの旗 オーストリア 65 (16)
1. 国内リーグ戦に限る。2017年5月21日現在。
2. 2017年10月5日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

マルコ・アルナウトヴィッチ(Marko Arnautović, 1989年4月19日 - )は、オーストリアウィーン出身の同国代表サッカー選手プレミアリーグウェストハム・ユナイテッドFC所属。ポジションはフォワード。ドイツ語発音を意識したマルコ・アーナウトヴィッツという表記も一部見られる。

経歴

母国オーストリアではウィーンのフローリツドルファーACで育ち、2006年よりオランダFCトゥウェンテへ移籍。初年度の2006-07シーズンは主にリザーブチームでプレーし、12ゴールをマーク。同シーズン中トップチームに昇格し4月、対PSVアイントホーフェン戦でケネディ・バキルジョールに代わり出場しトップデビューを果たす。

2007-2008シーズンは徐々に出場機会を増やし、14試合に出場。得点は無かったがアヤックス相手に本家ズラタン・イブラヒモビッチばりのキープから絶妙のスルーパスをブレイズ・ヌクフォに通し得点をアシストしている。2008-09シーズンは自己最多の28試合に出場し12ゴールを記録。トゥウェンテのエールディヴィジ2位に貢献した。

2009年8月6日セリエAインテルへ買い取りオプション付きでレンタル移籍。しかし選手層の厚さもあって、出場機会には恵まれなかった。結局インテルは買い取りオプションを行使せず去就が注目されたが、2010年6月4日ブレーメンへ共同保有で移籍した。ブレーメンでは2桁得点を挙げたシーズンはなかったものの、コンスタントに出場機会を得た。一方で、トーマス・シャーフ監督(当時)やクラウス・アロフス・ゼネラルマネージャー(当時)を平然と批判したり、ソクラティス・パパスタソプーロスと練習中に殴り合ったり、スピード違反で捕まったりとピッチ外での話題が目立った。

2013年9月2日、ストーク・シティFCへの移籍が発表された[1]

2017年7月22日、ウェストハム・ユナイテッドFCと5年契約を結び、移籍金は公表していないものの、クラブ歴代最高額であると発表した[2]

代表歴

オーストリア代表では各世代別代表を経験後、2008年10月11日フェロー諸島戦でA代表初出場を記録した。2010年10月8日UEFA EURO 2012予選アゼルバイジャン戦で代表初得点を含む2得点を挙げた。

プレースタイル

バルカン半島にルーツを持ち、また長身で足下も柔らかく、フィジカルもそこそこあるため、国籍は違えどイブラヒモビッチに比較される事がある。しかし、本人は「プレースタイルが似ているから、プレッシャーにならないし、比べてもらって大いに結構」だという[3]。イブラヒモビッチ同様に素行の悪さが玉に瑕で、ブレーメンに入団早々、当時のキャプテンであるトルステン・フリンクスからお灸をすえられた逸話がある[4]

人物

  • 前述のバルカン半島にルーツを持ち、父親がセルビア人で母親はオーストリア人である。ドイツ語セルビア語オランダ語英語の4か国語を操るマルチリンガルでもある。
  • 上記の理由から、ロシアW杯欧州予選のセルビア戦ではゴールセレブレーションを行わなかった。
  • 3歳年上の兄ダニエルもアマチュアとして活躍しているサッカー選手である。

所属クラブ

イタリアの旗 インテル 2009-2010 (loan)

獲得タイトル

クラブ

インテル

脚注

出典

  1. ^ Welcoming Marko ストーク・シティFC公式サイト 2013年9月2日付
  2. ^ West Ham complete signing of Austria star Marko Arnautovic West Ham United Official Website 2017年9月2日
  3. ^ DOTO PLACE
  4. ^ フリングス、アルナウトビッチを酷評Goal.com 2010年8月6日

関連項目

外部リンク