ヒトエグサ
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ヒトエグサ | |||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Monostroma nitidum Wittrock | |||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
ヒロハノヒトエグサ Monostroma latissimum | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ヒトエグサ |
ヒトエグサ(一重草、学名:Monostroma nitidum)[1]は、緑藻綱アオサ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属の海藻の一種である。
特徴
- 分布
日本では本州の太平洋沿岸から九州、南西諸島に、日本国外では朝鮮半島、中国南部に分布する。
- 生育環境
冬季から初夏に潮間帯の岩上に生育する。
- 形態
長さ4-10cmの葉状の緑藻。植物体が1層の細胞からなり、このため一重草という和名がついている。ヒトエグサは同属よりも薄く柔らかく、形状はほぼ円形で、成長する縦に裂けたり、しわができる。
利用
食用として、佃煮や汁物(あーさー汁)などにする。なお、沖縄方言ではアーサ(アーサー)と呼ばれ、アオサの仲間と混同されるが、ヒトエグサの手触りがぬるぬると滑っている点でアオサ類と区別ができる。
脚注
参考文献
- 財団法人海中公園センター監修、宇井晋介・亀崎直樹著 『沖縄海中生物図鑑 第6巻 海藻・海浜植物』 新星図書出版、1988年、33頁。
- 千原光雄著 『標準原色図鑑全集 第15巻 海藻・海浜植物』 保育社、1970年、3-4頁。
外部リンク
- 三重大学藻類学研究室 - ヒトエグサの写真