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リンダ・リチャーズ

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リンダ・リチャーズ(Linda Richards、1841年7月27日 - 1930年4月16日)は、アメリカ合衆国看護師ニューヨーク州ポツダム付近で出生。

幼少時から理想的看護師を志し、ボストン市立病院の見習い生となったが、結果は失望的であった。ところが、女医ディモックがマサチューセッツのニューイングランド婦人小児病院内に看護学校を設立したのを知り、1872年入学した。翌1873年ここを卒業した彼女は、ベルビュー病院の夜間監督となり1874年から1877年までは、マサチューセッツ総合病院看護学校において教育にあたった。

1877年より、英国に渡り、ロンドンの 聖トーマス病院、キングス・カレッジ、また、エディンバラ王立病院などで再度訓練を受け、フローレンス・ナイチンゲールから薫陶を受ける。

1885年に来日し、日本最初の看護師養成コース設立に助力、また、同志社病院(京都看病婦学校)にて5年間、看護監督の職に就いていた。