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キルタイムコミュニケーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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株式会社キルタイムコミュニケーション(KILL TIME COMMUNICATION、KTC)は、マイクロハウスの編集プロダクション部門として1995年11月30日設立された。当初はグループ会社である出版社・マイクロマガジン社(当時はマイクロデザイン)の編集制作を請け負っていたが、後に自らも出版社として雑誌や書籍など様々な刊行物を発行することになる。

また、出版だけではなく、ゲームソフトの企画及び開発も手がけている。

出版部門の概要

キルタイムコミュニケーションの出版部門は、自作パソコンユーザー向けのPC-DIY(現在は休刊)とユーズドゲームズ、ナイスゲームズ(現在のユーゲーGAME SIDE)を主体とした雑誌と、初期の2ちゃんねるのログを集めた「2ちゃんねるの本」に代表されるWebサイトの内容を収録した「ホームページブックス」や通信販売で買える商品を片っ端からテストする内容の書籍のような、まさにひまつぶし的な書籍のシリーズを出版していた。

しかし、ゲームやコンピュータの出版物はマイクロマガジン社へ版元は移行し、今は主にジュブナイルポルノレーベル「二次元ドリームノベルズ」や雑誌「二次元ドリームマガジン」、各種アダルトゲームノベライズ本やコミックアンソロジー本、ゲーム原画集など、主にアダルト系の出版物がほとんどとなっている。そのためなのか、マイクログループのサイトでは関連会社として紹介されていない。(だが、キルタイムコミュニケーションのサイトでは、関連会社であると明記されている)

手がける出版物が、ゲームやパソコン、その他、一般の出版物から、アダルト中心へと移っていった理由として、マイクロマガジン(当時はマイクロデザイン)が手がけた、ロバート・キヨサキの「金持ち父さん」シリーズのヒットが考えられる。つまり、ロバートキヨサキ氏の作品を取扱えなくなるリスクを減らすために、キルタイムをマイクログループのアダルト部門としたのである。

雑誌

小説

漫画

関連項目

同社から出版された作品を原作としたゲームを制作するアダルトゲームのブランド。

外部リンク