サキガケ⇒ジェネレーション!
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 | この項目は、発売前あるいは配信・稼働開始前のコンピュータゲームを扱っています。 情報が解禁されていくに従い、この項目の内容も大きく変化することがありますのでご注意ください。 |
| ジャンル | ADV |
|---|---|
| 対応機種 | Microsoft Windows XP/Vista/7/8 |
| 発売元 | クロシェット |
| キャラクターデザイン | 御敷仁[1] |
| シナリオ | 姫ノ木あく、保住圭、森崎亮人[1] |
| 発売日 | 2014年5月30日予定[1] |
| 価格 | 初回限定版 9,240円（税込）[1] |
| レイティング | 18禁 |
| メディア | DVD-ROM[1] |
| キャラクターボイス | 主人公以外全員 |
| CGモード | あり[1] |
| 音楽モード | あり |
| 回想モード | あり[1] |
| メッセージスキップ | あり |
| オートモード | あり |
『サキガケ⇒ジェネレーション!』は、2014年5月30日にクロシェットから発売予定の18禁恋愛アドベンチャーゲームである[1]。
概要
ゲーム好きな主人公やヒロイン達が、現実世界と体感ゲームの世界を行き来する冒険学園ラブコメディーである[2]。
作品企画は、ブランド前々作『カミカゼ☆エクスプローラー!』（2011年5月発売）の制作が終わった後から開始された[3]。原画・キャラクターデザインを担当した御敷仁は、他のスタッフがブランド前作『プリズム◇リコレクション!』を制作している間も本作品のデザイン作業を行っていた[3]。これまで御敷自身はネットゲームをプレイしたことが無かったため、作中でネットゲーム『Wizard Generation』が展開する本作品は初めてのチャレンジが多く、世界観をまとめるのに苦労した[3]。企画・シナリオ担当の姫ノ木あくも、特殊な世界観を御敷に理解してもらおうと早めにプロットやシナリオを用意したが、ファンタジーゲーム世界に染まっていない御敷から、これまでのファンタジーにはあまり無かった衣装デザインが上がってきたため、嬉しかったという[3]。なお『Wizard Generation』の世界観は、姫ノ木が以前作ったオリジナルTRPGから持ってきている[3]。
ストーリー
（出典：[2]）
ゲーム好きな海棠秀穂は、通っている初土（うぶつち）学園でエンターテインメント研究会を設立し、妹や親友たちとゲームを楽しんでいた。そんなある日、学園へ転入してきた杏音が持ち込んだ試作品のゲーム『Wizard Generation』をテストプレイし、超リアルな体感にはまってしまうが、一方で現実世界では様々な問題が発生していく。
登場人物
主人公
- 海棠 秀穂 （かいどう しゅうほ）
- 本作の主人公。初土学園2年。頭の回転は速いがカッコ良さを重視する。ゲームをこよなく愛し、趣味を同じくする生徒たちとエンターテインメント研究会を設立した。
- ゲーム内でのスクリーンネームは「Begonia」[8]で、クラスは「Knight」（騎士）。
ヒロイン
- 雪之宮 杏音 （ゆきのみや あのん）
- 声：平内あや
- 2月3日生まれ 水瓶座O型 T158 B93/W58/H91
- 学園2年。秀穂のクラスに転入した少女。学生寮「レイクサイド初土」の2号室に一人暮らし。一見優等生だが実態は重度のゲーマー。姉からの命を受け、コンピュータゲーム『Wizard Generation』をエンターテインメント研究会に持ち込み、テストプレーに誘った。
- ゲーム内でのスクリーンネームは「Anonym」[9]で、クラスは「Paladin」（聖戦士）。武器や魔法を行使し、和をモチーフとした衣装が特徴。しかし見た目を重視して、高い能力値が必要な「太刀」を装備してしまったため、ゲーム序盤から苦戦する羽目になった。
- 星咲 桜花 （ほしざき おうか）
- 声：星咲イリア
- 4月7日生まれ 牡羊座A型 T160 B96/W59/H93
- 学園2年。秀穂のクラスの委員長で生真面目な性格。当初は転入生の杏音を警戒していたが、いつの間にか仲良くなってしまった。杏音の導きで『Wizard Generation』をプレイすることになり、その楽しさの虜になってしまう。
- ゲーム内でのスクリーンネームは「Cerasus」[10]で、クラスは「Esper」（超能力者）。魔法使い系とも聖職者系とも異なる系統のキャラクター。
- 敷島 なつめ （しきしま なつめ）
- 声：夏野こおり
- 1月7日生まれ 山羊座AB型 T157 B90/W58/H89
- 学園3年。秀穂と璃々子の年上の幼なじみ。2人の保護者を自認するも失敗が多く、2人の方が生活能力を上回っていると周囲に思われている。ネットでは伝説になるくらいのゲーマーでもある。
- ゲーム内でのスクリーンネームは「YamatoHime」で、クラスは「Hunter」（狩人）。弓矢による攻撃のほか、探索や罠設置などにも長けている。
- 紅藤 友梨亜 （べにふじ ゆりあ）
- 声：遥そら
- 10月13日生まれ 天秤座A型 T145 B78/W54/H80
- 学園1年。紅藤瑠偉の娘。フランス人の両親の元に生まれたが、両親が日本に帰化しているため、生まれも育ちも日本で日本語も長けている。フランス語名は「ユリア・ド・リシュリュー(Julia de Richelieu)」。実は一家そろって本物の魔法使いで、『Wizard Generation』が魔法によるものだと睨んでいる。また、魔法使いではないが高い潜在魔力を持つ璃々子の儀式にも警戒している。
- ゲーム内でのスクリーンネームは「JuliaDR」[11]で、クラスは「Magician」（魔法使い）。現実世界と違いレベルアップしないと魔法を使えない状況にいらだちつつも、魔法を覚えていくにつれて楽しさを見出していった。ゲーム内の姿は猫耳フードをかぶった少女。
- 海棠 璃々子 （かいどう りりこ）
- 声：秋野花
- 2月27日生まれ 魚座B型 T147 B85/W56/H87
- 学園1年。秀穂の妹で、友梨亜の親友。中二病のケがあり、怪しげな儀式をしている。家でも学園でも兄と一緒で、同様にゲーム好きなためエンターテインメント研究会の創設にも参加した。
- リリスと自称しているだけあって、ゲーム内でのスクリーンネームは「Lilith」。クラスは「Bishop」（司教）だが、聖職者らしくなく、帽子に大きな目玉が一つついた魔女のような服装をしている。また、ゲーム内では自作の呪文を唱えることも多い。
サブキャラクター
- 綿貫 敦盛（わたぬき あつもり）
- 声：いちごみるく
- 学園2年。秀穂たちのクラスメイトで、筋肉バカ。女性が苦手で、場合によっては真っ青になって昏倒してしまうほどだが、付き合いが長くなれば慣れてくるらしく、秀穂いわく「女性限定の顔見知り」。ただし、女性に興味が無い訳ではなく、エロい本やエロい話題、美少女や巨乳にも普通に反応する。秀穂を信頼しており、秀穂の言うことには従順なため、いつもホモなのかと茶化されている。
- 桐葉とは従姉弟にあたり、桐葉のことは「桐葉姉」と呼んでいる。
- ゲーム内でのスクリーンネームは「WataAtsu」で、クラスは「Fighter」（戦士）。自身の趣味から必要能力値が高い「グレートアックス」を武器に選んでしまい、杏音と同様に序盤で苦戦することになった。
- 水上 桐葉（みなかみ きりは）
- 声：ヒマリ
- 学園3年。なつめの親友。敦盛の従姉。
- 雪之宮 菖蒲（ゆきのみや あやめ）
- 声：桜川未央
- 杏音の姉。杏音に『Wizard Generation』のテストプレイを指示した。
- ナビ子（なびこ）
- 声：まきいづみ
- 『Wizard Generation』内に登場するシステムサポートキャラクター。
- 紅藤 瑠偉（べにふじ るい）
- 声：邪封林
- 友梨亜の父親で、日本に帰化したゲルマン系フランス人。秀穂たちのクラス担任の教師。担当教科は英語で、日英仏のほかラテン語やドイツ語も話せる語学のエキスパート。初土学園の理事長でもある。友梨亜と同様、本物の魔法使い。
- フランス語名は「ルイ・アントワーヌ・ド・リシュリュー」(綴り不明)。苗字の「紅藤」は、リシュリュー家を表す「ライラック」の日本語表現から。
- 海棠 寿々子（かいどう すずこ）
- 秀穂と璃々子の母親。システムエンジニア。秀穂いわく「かなり大きなプロジェクトのリーダーをやっている」とのこと。
- 敷島 柊二（しきしま とうじ）
- なつめの父親で、大学教授。ゲームや漫画が子供に悪影響を与えると頑なに信じているため、海棠兄妹は苦手としており、この人の前ではゲームや漫画の話をしないようにと取り決めている。
- 敷島 真弓（しきしま まゆみ）
- なつめの母親。父親ほどではないが、やはりゲームや漫画に良いイメージを持っていない。
- 星咲 優花（ほしざき ゆうか）
- 桜花の母親。見た目に若々しく、桜花曰く、姉妹に間違われることもあるらしい。ミナハマイレブンの店員として働いており、ミナハマイレブンの手伝いをすることがある敦盛とも面識がある。
- 藤浪 静花（ふじなみ せいか）
- 桜花の母方の祖母。桜花曰く、母親に間違われるほど若く見えるらしい。初土一帯のペンションや貸し別荘の管理人をしており、杏音の住む学生寮「レイクサイド初土」の管理も行っている。料理の腕はプロ級で、桜花によれば、ペンションの客から頼まれれば料理の注文も請け負うとか。
- 水上 丈一（みなかみ じょういち）
- 桐葉の父親で、ミナハマイレブンの店主。ボクシング経験者で、人呼んで『初土のジョー』。そこいらのゴロツキが束になっても敵わないほど強い。
用語
- エンターテインメント研究会
- 秀穂たちが設立した同好会で、実態はゲームをプレイするだけの集まり。略称は「エンタメ研」または「エン研」で、部員は秀穂・璃々子・敦盛の3名。部にもなれない弱小だが、学園の生徒数が少ないため専用の部室が割り当てられており、部室にはゲーム機（DS2）やモニタが備え付けられている。
- Wizard Generation
- 杏音が持ち込んだDS3/DSP用の未発売のベータ版ゲームソフト。メーカー名は不明。剣と魔法のオーソドックスな世界観を持つミッションクリア型のアクションRPGで、新技術によりリアルな体感ゲームとなっている。8人までの同時プレイに対応。DS3を親（ホスト）、DSPを子として使用し、DSPが人数分必要。
- DS3
- 『Wizard Generation』のプレイに使用される、家庭用据え置き型ゲーム機の名称。正式名称は「DrakeStation3」。杏音がエンタメ研に持ち込んだものはテストプレイ専用の開発機で、市販のものとは異なる。これを親機として『Wizard Generation』を動作させ、後述のDSPを子として接続することでゲームを行う。
- DSP
- 『Wizard Generation』のプレイに使用される、携帯型ゲーム機の名称。親となるDS3に交信モードで接続し『Wizard Generation』をプレイする。キャラクタデータはDSP側に保存され、DSP単体でステータスの閲覧が可能。
- ゴッデスハンター
- 主人公たちがプレイしている、DSPで動作するミッションクリア型の3DアクションRPG。PC版もあり、DSPだけでも5作目まで発売されている人気作品。略称は「ゴッハン」。
スタッフ
主題歌
脚注
（18歳未満閲覧禁止のサイトを含みます）
- ^ a b c d e f g h i j DENGEKI HIME（2014年1月号） pp.78-81.
- ^ a b TECH GIAN（2013年11月号）付録『サキガケ⇒ジェネレーション! SPECIAL BOOKLET』 pp.2-5.
- ^ a b c d e 『サキガケ⇒ジェネレーション! SPECIAL BOOKLET』 pp.26-27.
- ^ 『サキガケ⇒ジェネレーション! SPECIAL BOOKLET』 pp.6-25.
- ^ a b PUSH!!（2014年2月号） pp.58-59.
- ^ “サキガケ⇒ジェネレーション！ - キャラクター”. クロシェット. 2014年4月4日閲覧。
- ^ 公式ダウンロードページで配布中の体験版より。
- ^ 自身の名前「かいどうしゅうほ」から、「しゅうほかいどう」→「シュウカイドウ(ベゴニアの和名)」→「ベゴニア(Begonia)」と連想したもの。
- ^ 自身の名前「杏音(Anon)」に、「雪之(Yukino)」のy、「宮(Miya)」のm、を結合したもので、本人曰く英単語っぽくなるように狙ったとのこと。読みは「アノニム」。
- ^ 秀穂のスクリーンネームが植物の学名(＝ラテン語)であったので、それに習い自身の名前「桜花」から「桜」を表すラテン語「cerasus」を名前とした。一般的には「ケラスス」と読まれることが多いが、桜花たちは「セラサス」と読んでいる。
- ^ 自身のフランス語名「Julia de Richelieu」から、ファミリーネームを略したもの。
外部リンク
- クロシェット ※18禁
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