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FNNスピーク

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FNNスピーク
ジャンル 帯番組 / 報道番組
オープニング 作曲:鈴木達也[要曖昧さ回避]
エンディング 作曲者同上
製作
製作総指揮 加納正(編集長)
制作 フジテレビジョンFNN
放送
音声形式ステレオ放送[注 1]
放送国・地域日本の旗 日本
FNNスピーク
FNNスピーク【平日版】
出演者奥寺健斉藤舞子
放送期間1987年10月1日 - 2018年3月30日
放送時間月 - 金曜日 11:30 - 11:55
放送枠フジテレビ系列昼ニュース枠
放送分25分
FNNスピーク【土曜版】[注 2]
出演者下記参照
放送期間1992年4月4日 - 2016年3月26日
放送時間土曜日 11:45 - 12:00
放送枠フジテレビ系列昼ニュース枠
放送分15分

特記事項:
フジテレビTWONOTTVでも放送される(時差放送)。
また、平日版の一部のコーナーで放送されない地域がある。(ネット局参照)
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FNNスピーク』(エフエヌエヌ スピーク、英称:FNN SPEAK)は、フジテレビをはじめFNN(フジニュースネットワーク)系列各局(テレビ宮崎を除く)にて、1987年昭和62年)10月1日から2018年平成30年)3月30日まで(土曜日1992年4月4日から2016年3月26日まで)生放送されていた昼のニュース番組である。

概要

平日版

放送開始当時、『FNNスーパータイム』など報道番組のタイトルに『ニュース』を入れないという流れに沿ってこの短いタイトルになった。

番組開始から30年半に亘って続いた長寿報道番組であり、放送されていた民放の昼のニュース番組の中で最も放送年数の長い番組である[注 3]。さらに、国内の民放ネットワークによるニュース番組で且つ同一タイトルのニュース番組としては最長記録を誇っており、スポットニュースを含めても『JNNフラッシュニュース』(TBS)に次ぐ長さになる[注 4]

平日の地上波の放送時間は前番組の『FNNニュースレポート11:30』を含めて32年間一度も変更されなかったが、2014年4月1日から『森田一義アワー 笑っていいとも!』の後番組『バイキング』の開始に伴い5分短縮された。

フジテレビでは前々番組『サンケイテレニュースFNN』と前番組『FNNニュースレポート11:30』に引き続き産経新聞協力で、フジテレビでは「協力:産經」(開始から1988年5月までは「協力:サンケイ」)とクレジットされる(2008年までは右下に表示され、その後は右上に表示されている)[注 5]。系列局によっては協力の地方新聞社の名称が表示されたり、表示されなかったりしている地域もある。

CS放送フジテレビTWOでも時差放送を行っていたが、2012年3月23日を以って打ち切りとなった(オープニング・エンディングはCS放送独自の物に差し替えていた)。また2012年4月2日から2014年3月28日まではスマートフォン向け放送局「NOTTV」のNOTTV1にて平日のみ時差放送された。

2005年1月からハイビジョン放送、2005年10月3日からリアルタイム字幕放送(当初は平日版のみ、2009年4月4日から土曜版も実施)。2011年10月31日からフジテレビの全ての報道・情報番組がステレオ放送に切り替わった為、放送開始以来変わる事がなかった音声モードがモノラルからステレオに変更された。平日昼の報道番組では『ANNニュース』(テレビ朝日)に次いで2例目、土曜日も『田勢康弘の週刊ニュース新書』(テレビ東京)に次いで2例目となる。

2018年4月改編でフジテレビ・BSフジの報道ニュース番組の統一ブランド『プライムニュース』として、タイトルロゴに『FNN』の冠が取れ、『FNNプライムニュース デイズ』を開始することとなり、当番組は同年3月30日をもって終了。この日のエンディングで奥寺健アナが「さて『FNNスピーク』、今日で最後となりました。来週からは『FNNプライムニュース デイズ』に生まれ変わってお伝えしてまいります」と話したのに続き、斉藤舞子アナが「これまでご覧いただき本当にありがとうございました」と挨拶(ここで二人同時にお辞儀する)し、放送開始から31年間の歴史に幕を下ろした[1][2]。なお、奥寺は『 - プライムニュース デイズ』にも続投となったが、斉藤は本番組を以って降板した。

土曜版

1992年4月、それまで週末に編成されていた『産経テレニュースFNN』を土曜日のみ改題する形で開始。当初は平日と同じ時間で30分番組で放送し、1999年4月からは『風まかせ 新・諸国漫遊記』の15分拡大により、時間枠が縮小。また、2000年4月から2002年9月までの間は、土曜昼前の情報番組(『ウォッ!チャ→お台場2★4★8 スーパーウォッ!チャ』『情報プロジェクトS』『土曜LIVE』)にそれぞれ内包されていた。これらの番組をネットしていない地域では独立番組として放送されていた。この期間、関東地方では平日版とオープニング・エンディングの仕様が異なっていたり、提供クレジットも前提供は右下表示、後提供は「ここまでの放送は…」(内包していない時期と平日版は「ご覧のスポンサーがお送りしました」)と読み始めるという違いがあった。

2016年3月26日に放送終了。

週末版

2016年4月2日に『FNNスピークWeekend』が開始。土曜日は、日曜昼の『産経テレニュースFNN』と、放送時間とタイトルが統一された。このことで、『スピーク』は週末も含めて毎日放送されることとなった。ただし週末版はタイトル・放送時間・内容など大きく異なる。詳細は該当項目参照。


歴史

出演者はフジテレビアナウンサー(一部の出演者は当時)
1987年
1988年
  • 3月31日 - 前番組から数えて1年担当した須田、4年近く担当した小出が揃って降板、須田は『タイム3』の総合司会を登板、小出は、平日の『FNN DATE LINE』へ異動。
  • 4月1日 - キャスターが大幅一新、(月 - 木)に、前番組以来1年ぶりに露木茂中村奈緒美、(金)に、野間脩平城ヶ崎祐子がそれぞれ登板(露木は小出と入れ違いで再登板)。
  • 12月末 - 中村(現:牛尾)が降板、翌年3月に6年勤務したフジテレビを退社、フリーになる。
1989年
  • 1月4日 - (金)担当の城ヶ崎が、同年3月10日まで全曜日担当し、3月13日以降は担当曜日を(月 - 木)に縮小し、1992年4月1日以降は担当曜日を(月 - 水)にさらに縮小。
  • 3月17日(金) - 4月改編のつなぎとしてこの日限り、長野智子が担当、長野は、同年4月以降『トークシャワー』の総合司会を担当。
  • 3月24日 - (金)女性キャスターに、永麻理が登板。
1991年
  • 3月28日・29日 - 露木・永がそれぞれ降板、いずれも『FNN World Uplink』を担当(露木は総合司会、永はニューヨーク中継担当に伴い、ニューヨーク支局へ異動)。
  • 4月1日 - キャスターが一部変更、(月 - 木)男性キャスターに、(金)を担当した野間が昇格、(金)に、山中秀樹松尾紀子が登板。
1992年
  • 3月31日 - 野間が降板。
  • 4月1日 - キャスターが一部変更、さらに土曜版も設置、(月 - 水)男性キャスターに、堺正幸、(木 - 土)男性キャスターに、『FNNスーパータイム』の土日版キャスターと兼務の山中、(木・金)女性キャスターに、松尾、また(土)女性キャスターに、『モーニングLIVE』および『FNN World Uplink』と兼務の木幡美子、さらに外信キャスターも加え、(月 - 水)に、横井克裕、(木・金)に、陣内誠がそれぞれ登板。
  • 8月21日 - 松尾が都合により、事実上降板。
  • 8月27日 - 29日 - 女性キャスターが一部変更、(木・金)に、(土)を担当した木幡が昇格、さらに木幡が抜けた(土)に、近藤サトが登板。
1993年
  • 3月24日 - 27日 - 外信キャスターを担当した横井・陣内がそれぞれ降板し、さらに木幡・近藤がそれぞれ一時降板、木幡・近藤・横井は『FNN おはよう!サンライズ』を担当(木幡は(月 - 水)担当、近藤は(木・金)、横井はニュースコーナー担当)
  • 3月31日 - 城ヶ崎が降板、ニューヨーク支局へ異動。
  • 4月1日 - キャスターが一部変更、(月 - 水)女性キャスターに『FNN World Uplink』の総合司会を担当した河野景子、(木・金)キャスターに、河野と同様、『FNN World Uplink』の総合司会を担当した向坂樹興・パリ支局から帰国した田代尚子、さらに(土)女性キャスターに、『産経テレニュースFNN』と兼務の阿部知代がそれぞれ登板、これに伴い山中は、担当曜日を(土)に縮小。
  • 9月29日・30日 - 河野・向坂がそれぞれ降板(向坂は一時降板)、河野は翌年3月に6年勤務したフジテレビを退社、フリー兼女優になる、さらに向坂は『THE WEEK』および『日曜TOP情報』に専念。
  • 10月1日 - (月 - 水)担当の堺、(木・金)担当の田代が、平日担当に昇格。
1995年
  • 4月1日 - 山中が降板、『FNNスーパータイム』に専念(土日版キャスターとして)。
  • 4月8日 - (土)男性キャスターに、牧原俊幸が登板。
1996年
  • 3月29日・30日 - 田代・牧原・阿部がそれぞれ降板(田代・牧原は一時降板)、田代はニューヨーク支局へ異動、阿部は『産経テレニュースFNN』に専念。
  • 4月1日 - キャスターが一部変更、平日女性キャスターに、3年ぶりに木幡が再登板、さらに(土)キャスターに、川端健嗣平松あゆみがそれぞれ登板。
1997年
1998年
  • 3月28日 - 川端が一時降板、『ニュースJAPAN』へ異動。
  • 4月4日 - (土)男性キャスターに『FNNスーパーニュースWEEKEND』と兼務の向坂が4年半ぶりに再登板。
  • 10月2日 - 近藤が降板、7年半勤務したフジテレビを退社、フリーになる。
  • 10月5日 - 同年3月までニューヨーク支局に駐在し、帰国した田代が2年半ぶりに再登板。
1999年
  • 3月27日 - 向坂が降板。
  • 4月3日 - 『土曜一番!花やしき』のニュースコーナーと兼務の牧原が3年ぶりに再登板。
2000年
  • 3月31日 - 田代が降板、『ニュースJAPAN』へ異動。
  • 4月3日 - 女性キャスターが変更、平日女性キャスターに、(土)を担当した木幡が昇格、さらに木幡が抜けた(土)女性キャスターに、高木広子が登板。
  • 11月24日 - 木幡が、出産準備に伴い降板、復帰後は本番組には戻らず、午後のスポットニュースを中心に担当。
  • 11月27日 - 女性キャスターが再度変更、平日に、(土)を担当した高木が昇格、さらに高木が抜けた(土)に、同日朝の『FNNニュース』と兼務の佐藤里佳が登板。
2002年
  • 3月29日・30日 - 堺・牧原がそれぞれ降板。
  • 4月1日 - 男性キャスターが変更、平日に、川端が4年ぶりに再登板、(土)に、佐藤と同様、同日朝の『FNNニュース』と兼務の智田裕一が登板。
2005年
  • 6月25日 - 智田が降板、現在も勤務している経理部へ異動。
  • 7月2日 - (土)男性キャスターに、吉田伸男が登板。
2006年
  • 9月29日 - 川端・高木が揃って降板。
  • 10月2日 - 平日キャスターに、奥寺健島田彩夏が登板(島田は2007年3月まで『報道2001』と兼務)。
2008年
  • 9月27日 - 吉田・佐藤が揃って降板。
  • 10月4日 - (土)キャスターに、野島卓藤村さおりが登板。
2009年
  • 9月26日 - 藤村が一時降板。
  • 10月3日 - (土)女性キャスターに、石本沙織が登板。
2011年
  • 3月25日・26日 - 奥寺・野島・石本がそれぞれ一時降板、いずれも『FNNスーパーニュース』へ異動(奥寺は平日担当、野島・石本は週末担当)。
  • 3月28日 - キャスターが一部変更、平日男性キャスターに、以前本番組で代役として担当していた境鶴丸が奥寺と入れ違いで登板、(土)キャスターに、福原直英が登板し、さらに藤村が1年半ぶりに再登板。
2012年
  • 9月28日・29日 - 境・藤村がそれぞれ降板、境は『FNNスーパーニュース』へ異動。
  • 10月1日 - キャスターが一部変更、平日男性キャスターに、野島が1年半ぶりに境と入れ違いで再登板、(土)女性キャスターに、戸部洋子が登板。
2014年
  • 3月28日 - 島田が降板。
  • 3月31日 - 平日女性キャスターに、石本が3年ぶりに再登板したが、出産準備に伴い、4月28日以降、担当曜日を(月 - 水)に縮小、さらに(木・金)女性キャスターに、山中章子が登板。
  • 7月9日 - 石本が、出産による休暇に入るため降板。
  • 7月14日 - (月 - 水)女性キャスターに、斉藤舞子が登板。
  • 9月27日 - 戸部が降板。
  • 9月29日 - 女性キャスターがそれぞれ昇格、(月 - 水)担当の斉藤が、平日担当に、また(土)女性キャスターに、(木・金)を担当した山中がそれぞれ昇格。
2016年
  • 3月26日 - 土曜版が終了、担当していた山中は次番組へ続投。
  • 4月1日 - 野島が降板、『ユアタイム』のニュースキャスターを担当。
  • 4月2日 - 週末版『FNNスピークWeekend』が放送開始、キャスターは山中が土曜版から引き続き登板。
  • 4月4日 - 平日キャスターに、奥寺が5年ぶりに野島と入れ違いで再登板。
2018年
  • 3月30日 - 放送終了、30年半の歴史に幕を下ろし、翌週4月2日からは、『プライムニュース』を統一した『FNNプライムニュース デイズ』が放送開始し、奥寺は次番組で(金)→(月・火)キャスターに続投。

放送時間

全てJST(日本標準時)で表記する。

地上波

「FNNスピーク」放送時間の変遷
期間 平日 土曜日
1987.10.01 1992.03.27 11:30 - 12:00(30分) 放送なし
1992.03.30 1999.03.27 11:30 - 12:00(30分)
1999.03.29 2002.03.30 11:30 - 12:00(30分) 11:30 - 11:45(15分)
2002.04.01 2002.09.28 11:30 - 11:43(13分)
2002.09.30 2014.03.31 11:45 - 12:00(15分)
2014.04.01 2016.03.26 11:30 - 11:55(25分)
2016.03.28 2018.03.30 放送なし
  • 年末年始は放送が休止となり、代替として11:50 - 12:00に10分間の『FNNニュース』が放送される[注 6]。また、2008年まで1月第3月曜日(曜日配列によっては第2月曜日)は「ソニーオープン・イン・ハワイ」放送のため放送が休止となっていた(後述する『笑っていいとも!』のジャンクションも休止されていた)。

CS

フジテレビTWOにて時差放送。2009年3月までフジテレビ739(現・フジテレビONE)で放送された。2012年3月23日をもって終了。

  • 平日:12:00 - 12:30
  • 土曜日:12:00 - 12:15

マルチメディア放送

NOTTV1平日午後の生放送情報番組の1コーナーとして時差放送されたが、午後の生放送番組消滅に伴い時差放送も終了した。『notty★LIVE 7時間!』が開始した2012年4月2日(NOTTV開局直後)から、『青木隆治のエンタメまるっとLIVE』が終了した2014年3月28日まで。CM直前の導入部分や天気予報がカットされるなど一部編集されたものが放送された。

出演者

メインキャスター

出演当時の者を含めて、全員フジテレビアナウンサーが担当。

「FNNスピーク」歴代のメインキャスター一覧
期間 男性 女性
月 - 水 月 - 水
1987.10.01 1988.03.31 須田哲夫1・2 放送なし 小出美奈1 放送なし
1988.04.01 1988.12.30 露木茂2 野間脩平2 中村奈緒美 城ヶ崎祐子
1989.01.04 1989.03.10 城ヶ崎祐子
1989.03.13 1989.03.17 城ヶ崎祐子 長野智子
1989.03.20 1991.03.29 永麻理3
1991.04.01 1992.03.31 野間脩平2 山中秀樹2・4 松尾紀子8
1992.04.01 1992.08.22 堺正幸5 山中秀樹4・5・6・7 城ヶ崎祐子 松尾紀子 木幡美子
1992.08.24 1993.03.31 木幡美子8 近藤サト
1993.04.01 1993.09.30 向坂樹興5 山中秀樹7 河野景子 田代尚子 阿部知代4・9
1993.10.01 1995.04.01 堺正幸5 田代尚子
1995.04.03 1996.03.30 牧原俊幸
1996.04.01 1997.03.29 川端健嗣7 木幡美子 平松あゆみ
1997.03.31 1998.03.28 近藤サト 木幡美子7
1998.03.30 1998.10.03 向坂樹興7
1998.10.05 1999.03.31 田代尚子
1999.04.01 2000.04.01 牧原俊幸9
2000.04.03 2000.11.25 木幡美子 高木広子
2000.11.27 2002.03.30 高木広子 佐藤里佳9
2002.04.01 2005.06.25 川端健嗣 智田裕一9
2005.06.27 2006.09.30 吉田伸男4
2006.10.02 2008.09.27 奥寺健2 島田彩夏2・10
2008.09.29 2009.09.26 野島卓4 藤村さおり
2009.09.28 2011.03.26 石本沙織
2011.03.28 2012.09.29 境鶴丸 福原直英 藤村さおり9
2012.10.01 2014.03.29 野島卓 戸部洋子9
2014.03.31 2014.04.26 石本沙織
2014.04.28 2014.07.12 石本沙織 山中章子4
2014.07.14 2014.09.27 斉藤舞子
2014.09.29 2016.04.01 斉藤舞子 山中章子4・11
2016.04.04 2018.03.30 奥寺健12・13 放送なし 放送なし

補足
  • 前番組同様、スピーク担当のキャスターは報道フロアからフジテレビの平日10時台の情報番組にニュースコーナーがある場合は、その担当を兼務する。『ザ・ビッグチャンス!』の終了後、一旦ニュースコーナーは廃止されたが、『ハピふる!』では「スピーク一番出し」として復活。同番組終了後に再び中断を経て『知りたがり!』で再復活したが、次番組の『ノンストップ!』で再び廃止された。

外信キャスター

番組リニューアルで外信デスク席がメインキャスター席の右側に設けられ、座って海外ニュース(コーナー名は『NEWS ABROAD』)を伝えた。共に当時フジテレビアナウンサー。
横井は、1992年7月から金曜の『FNN NEWSCOM』を兼務。

天気予報キャスター

原則女性メインキャスターが兼務していたが、キャスター以外のアナウンサーが担当することがあった。当番組前後の帯番組を担当する天達武史寺川奈津美など外部の気象予報士は起用されない(当枠の後継番組および「バイキング」についても同様)。

1992年から1999年までは以下のアナウンサー(いずれも当時)がシフト勤務で担当した。

代役について

メインキャスターが休暇等で出られない場合は、フジテレビまたはFNN系列局のアナウンサーが代行を務める。2000年代以降、代行経験があるのは以下のアナウンサー。

放送内容

平日版(終了時点)

11時30分から11時45分20秒までが全国向けニュース。最新ニュースや海外トピックス・スピーク特集を放送。

オープニング
初期はキャスターは冒頭の挨拶の際に自分の名前をフルネームで言っていたが、堺正幸木幡美子コンビ(第1期)となった1996年4月からは挨拶と日付・曜日のみとなっている。
全国ニュース
ストレートニュース(キャスター読み上げ)主体だが特集や一部ニュースにナレーター読みVTRがある。ナレーターは夜枠の『ユアタイム』と違い、夕方枠同様いずれもフジテレビアナウンサーが担当している。
スピーク特集
全国ニュース枠で放送し、ニュースと海外トピックスの間で放送することが多い。5日通しで組む事があり、番組ウェブサイトに掲載される事がある。大きなニュースがある場合は中止。
WORLD TOPICS
世界のこぼれ話的なショートニュースを原則として1~2本取り上げる。1本目は奥寺健、2本目がある場合は斉藤舞子が読み上げる。
円と為替(経済情報)
ローカルニュースへ切り替わる直前に放送。2009年から放送時間が流動化。
お天気コーナー(関東ローカル)
一時期は天気予報は全国パートとローカルパートがあり、全国パートを『お天気リポート』として放送していた。なお『お天気リポート』開始時には一時期、専用のBGMが流れていた。(系列局事情有り。)
エンディング
かつてキャスターが挨拶をしてエンディングの提供クレジットに入ると、キャスターがその場で会話をする様子が見られる。ちなみに内容はその日のニュースとはまったく関係のない雑談らしい。過去にどんな内容を話しているかめざまし調査隊で調べたことがある。後に挨拶をする様子や天気カメラの映像が映るのみで、局によってはここでローカル出しで提供クレジットを流すところもある。
2014年4月から、平日のエンディング(の提供クレジット部分)は、土曜バージョンと同じになった。

平日版(過去)

スピークNEW!
番組終了2分前の11時55分05秒より、一部の地域を除いて、ニュースを1本から2本放送。2002年10月から2014年3月まで放送。
スピークフラッシュ
その日の番組内で伝えた主なニュース項目を簡単に振り返る。『今日の気になる』(現在は終了)と共に2002年4月から放送されている。『スピークNEW』の次に放送され、11時30分からの全国ニュースのトップ項目より2項目をニュース映像、残りをテロップで表示。放送終了時間までの時間調整的役割も果たしていて、休止の日が多い。30秒もないことが多く、放送終了時間までの残り時間がギリギリになり省略となることも少なくない。

土曜版

地球グラフィティー / WEEKEND FLASH / スポーツCRUSH
土曜日の放送時間が30分の時代に放送(1999年3月まで)。海外の三面記事的なニュースを集めたコーナーで、ナレーションは銀河万丈が担当した。週末でニュースの本数が少ない分を穴埋めする形で放送されていたため、ストレートニュース番組のコーナーとしては独特の、のんびりしたテンポで構成されていた。『FNN NEWSCOM』で放送された「COMPACK」のベースとなったほか、放送終了後に『ニュースJAPAN』内の「衝撃@世界(しょうげき あっと わーるど)」として復活したこともあった。

ネット状況

ネット局

放送対象地域 放送局 系列 放送時間 エンディング
ネット状況
(平日のみ)
備考
平日 土曜日
関東広域圏 フジテレビ (CX)
基幹・制作局
FNN系列 11:30 - 11:55 11:45 - 12:00
北海道 北海道文化放送 (uhb)
岩手県 岩手めんこいテレビ (mit) 1991年4月1日開局から
宮城県 仙台放送 (OX)
秋田県 秋田テレビ (AKT)
山形県 さくらんぼテレビ (SAY) 1997年4月1日開局から[注 8]
福島県 福島テレビ (FTV)
新潟県 新潟総合テレビ (NST)
長野県 長野放送 (NBS)
静岡県 テレビ静岡 (SUT) ×
富山県 富山テレビ (BBT)
石川県 石川テレビ (ITC)
福井県 福井テレビ (FTB) 11:30 - 11:47 11:45 - 11:54 ×
中京広域圏 東海テレビ (THK) 11:30 - 11:52 11:45 - 11:56
近畿広域圏 関西テレビ(KTV) 11:30 - 11:55 11:45 - 12:00
島根県鳥取県 山陰中央テレビ (TSK)
岡山県・香川県 岡山放送 (OHK)
広島県 テレビ新広島 (tss)
愛媛県 テレビ愛媛 (EBC)
高知県 高知さんさんテレビ (KSS) × 1997年4月1日開局から[注 9]
福岡県 テレビ西日本 (TNC)
佐賀県 サガテレビ (sts)
長崎県 テレビ長崎 (KTN) 1990年10月1日ネット開始
熊本県 テレビ熊本 (TKU) 1989年10月2日ネット開始
大分県 テレビ大分 (TOS) NNN/FNN系列 1993年10月1日ネット開始
鹿児島県 鹿児島テレビ (KTS) FNN系列 1994年4月1日ネット開始
沖縄県 沖縄テレビ (OTV)

過去のネット局

「FNNスピーク」ネット終了局
放送対象地域 放送局 系列 ネット終了の理由 放送終了日 放送時間(終了時点)
山形県 山形テレビ (YTS) FNN→ANN ANNへのネットチェンジによる。 1993年3月31日 11:30 - 12:00
全国放送 フジテレビTWO (CS放送) FNN CSチャンネル「ワンツーネクスト」の編成再編による。 2012年3月23日 12:00 - 12:30(月-金)
12:00 - 12:15(土)
※時差放送

系列局の番組名

2015年1月より、一部の系列局の番組表では以下のタイトルに差し替えられる。

  • 新潟総合テレビ - FNN NSTスピーク
  • 長野放送 - FNNスピーク NBS→FNNスピーク
  • 東海テレビ - FNN東海テレビスピーク / お天気レーダー→FNNスピーク / お天気レーダー
  • 関西テレビ - KTVワイドニュース→KTVワイドニュース(平日) / KTVニュース(土曜日)→FNNスピーク(平日) / KTVニュース(土曜日)→FNNスピーク
  • テレビ新広島 - tssスピーク FNN
  • テレビ西日本 - FNNニューススピーク TNC→FNNスピーク TNC→FNNスピーク
  • サガテレビ - FNN stsスピーク→FNN SAGA TVスピーク
  • テレビ長崎 - KTN FNNスピーク→KTNスピーク
  • テレビ熊本 - FNNスピーク TKU→FNNスピーク
  • テレビ大分 - FNN TOSスピーク

ローカル枠の切り替え

  • 11時45分20秒[注 11](平日)のローカル枠切り替え時前のジングルは、フジテレビ[注 12]と福井テレビを除く大半のネット局ではお天気カメラの映像と「この後は××から(県内ニュースを)お伝えします」「このあとはローカルニュース」などの字幕が流れCMに入る。(長野放送:「××の例→このあとは長野から…」)
    • 東海テレビでは、ニュース映像に差し替える場合があり、テロップはニュース項目が表示される。
  • 2008年3月31日から、一部の系列局ではCMなしでローカルニュースに入る。
    • 福井テレビでは、ローカルニュースを『福井新聞ニュース』として別番組で放送するため、平日は11時47分[注 13]で、土曜日は11時54分でそれぞれ飛び降りのかたちで終了する。

スタッフ

  • 編集長・プロデューサー:加納正(2017年 -、2005年 - 2008年もプロデューサー)
  • PD(プログラムディレクター):木村大久
  • 制作:フジテレビ報道センター(旧:フジテレビ報道局)
  • 製作著作:フジテレビ
過去のスタッフ
  • PD(プログラムディレクター):
    • 小川晃子( - 2014年)
  • プロデューサー:
    • 森山俊輔(2000年 - 2003年)
    • 坂本隆之(2008年 - 2011年)
    • 磯部誠二(2011年 - 2015年)
    • 鹿嶋豪心(2015年 - 2017年)

脚注

注釈

  1. ^ 2011年10月31日より実施。それ以前はモノラル放送及びモノステレオ放送を実施した。
  2. ^ 2000年4月から2002年9月まで、一部地域を除いて同日昼前の情報番組にそれぞれ内包。
  3. ^ 参考として、NHK総合テレビの昼枠ニュースである「正午のNHKニュース」も含めれば、放送歴2位に入る。
  4. ^ 2015年3月まではTBSの『JNNニュースコープ』(27年半)が最長記録を誇っていたが、本番組が同年4月以降も放送継続となったため記録を更新した。なお、日本テレビで52年間放送された『NNNきょうの出来事』は一時期タイトルを変えて放送されていた。
  5. ^ なお、1994年10月から2000年3月まで、平日午後のスポットニュース(『FNNニュース2:00』→『FNN Five to 4:00』→『FNNニュース3:50』→『FNNレインボー発』)でもフジテレビに限り「協力:産經」のテロップが表示されていた。
  6. ^ 2015年12月26日は特別編成のため休止。
  7. ^ 2006年2月11日18日25日は、ジャパンコンソーシアムの一員としてトリノオリンピック実況を担当した為代行した。
  8. ^ 厳密には3月15日の試験放送開始時点から。
  9. ^ 厳密には3月20日の試験放送開始時点から。
  10. ^ ただし、東日本大震災関連報道のため放送時間を大幅拡大していた2011年3月14日 - 18日に限っては12:00から飛び乗りで臨時ネットした。
  11. ^ 2014年3月31日までは11時46分40秒。
  12. ^ かつて時差放送を行ったフジテレビTWOを含む。
  13. ^ 2014年3月31日までは11時48分。

出典

  1. ^ フジ、報道番組を『プライムニュース』に - 社長に続きBSから進出”. マイナビニュース (2018年1月16日). 2018年1月17日閲覧。
  2. ^ フジ『スピーク』『報道2001』長年の歴史に幕 "プライム"に統一”. マイナビニュース (2018年2月21日). 2018年2月21日閲覧。

関連項目

外部リンク

フジテレビおよびFNN系列 平日昼のFNNニュース
前番組 番組名 次番組
FNNスピーク
フジテレビおよびFNN系列 土曜FNNニュース
FNNスピーク
フジテレビ 平日11:30 - 11:55枠
前番組 番組名 次番組
FNNニュースレポート11:30
※11:30 - 12:00
FNNスピーク
(1987.10.1 - 2018.3.30)
FNNプライムニュース デイズ
フジテレビ 平日11:55 - 12:00枠
FNNニュースレポート11:30
※11:30 - 12:00
FNNスピーク
(1987.10.1 - 2014.3.31)
バイキング
※11:55 - 13:00
フジテレビ 土曜11:30 - 11:43枠
ふるさと紀行東海テレビ制作)
※11:30 - 11:45
【土曜7:45に移動して継続】
FNNスピーク
(1992.4.4 - 2002.9)
土曜LIVE ワッツ!?ニッポン
※10:00 - 11:45
【15分拡大】
フジテレビ 土曜11:43 - 11:45枠
ふるさと紀行
※11:30 - 11:45
FNNスピーク
(1992.4.4 - 2002.3)
土曜LIVE・ベスト百貨
※11:43 - 12:55
フジテレビ 土曜11:45 - 11:50枠
産経テレニュースFNN
FNNスピーク
(1992.4.4 - 1999.3)
風まかせ 新・諸国漫遊記
※11:45 - 13:00
【15分拡大】
土曜LIVE・ベスト百貨
※11:43 - 12:55
FNNスピーク
(2002.10 - 2016.3.26)
フジテレビ 土曜11:50 - 12:00枠
産経テレニュースFNN
FNNスピーク
(1992.4.4 - 1999.3)
風まかせ 新・諸国漫遊記
※11:45 - 13:00
【15分拡大】
土曜LIVE・ベスト百貨
※11:43 - 12:55
FNNスピーク
(2002.10 - 2016.3.26)
FNNスピークWeekend