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Faith of Esther

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エステル(ジョン・エヴァレット・ミレー

Faith of Esther(FOE、宗教法人「小牧者訓練会」による被害を受けた女性達の救出と癒しを目的とする会)は、同宗教法人がカルト化し、信徒らが創始者卞在昌宣教師によってセクシャルハラスメントとマインドコントロールを受けたとして訴えている団体。Faith of Estherは「エステルの信仰」の意味で、旧約聖書エステル記」からの名称。代表者は国際福音キリスト教会元伝道師毛利陽子ら。

キリスト新聞は2009年1月31日号[1]で報道した。他にも週刊文春やキリスト教界各紙が報じている。

一方、卞宣教師本人と国際福音キリスト教会は、この報道に反論しており、卞師はこれらの団体に立ち向かうと宣言した[2][3]

卞宣教師は2009年3月21日リバイバル・ジャパンのインタビューに答え、FOEの内容は背後で操る専門家によって作り上げられた嘘であるとして、疑惑を全面否定し、宣教地の回復のために戦うとしている[4]

2009年10月、卞から性的自己決定権を侵害されたとして、同会及び関連会社に所属していた女性らが卞らを相手取り、民事訴訟東京地裁に起こした。訴えられたのは卞在昌、現在教団代表で卞の妻のチョウアイラン(曺愛欗)、および卞が設立した三法人(宗教法人小牧者訓練会・株式会社小牧者出版)さらには2010年に卞を準強姦罪で告訴し逮捕させたものの、証拠は“被害者”の証言のみ、かつアリバイが存在する[5]として無罪判決が2011年6月に確定[6][7]  また、かつて小牧者訓練会・国際福音キリスト教会に所属し現在は脱会した者たちを中心に、教団もしくは教団関連法人による被害を受けたとされる者の法的措置の支援を行うため、モルデカイの会が結成された。FOEは「モルデカイの会」に移行するとしている。

脚注

  1. ^ 「愛」の名で繰り返される悪行 「またか...」教界に憤激の声 2009年1月31日 - キリスト新聞社ホームページ
  2. ^ 「卞在昌氏 セクハラ疑惑を全面否認--信徒に向け「立ち向かう」と宣言」JP NEWS - クリスチャン新聞ダイジェスト-CSD 2009年3月8日号《ヘッドライン》
  3. ^ 「セクハラ判明していない」--国際福音キリスト教会代表牧師会が反論=クリスチャン新聞2009年02月15日号
  4. ^ 卞在昌宣教師 インタビュー『リバイバル・ジャパン』2009年5月1日号
  5. ^ 「卞在昌宣教師の誤認逮捕と起訴に関する声明文」
  6. ^ 【無罪判決の内容に関する説明文】
  7. ^ 【卞在昌宣教師の無罪判決に関する国際福音キリスト教会の声明文】

外部リンク