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iBus

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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iBus
gedit上でiBusとibus-anthyを使って日本語を入力している画面
開発元 Shawn. P. Huangなど
最新版
1.1.0.20090609 / 2009年6月9日
リポジトリ ウィキデータを編集
対応OS Unix系
種別 インプットメソッド
ライセンス GNU Lesser General Public License
公式サイト http://code.google.com/p/ibus/
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iBusPOSIX スタイルのオペレーティングシステムにおけるインプットメソッドフレームワークである。scim-python(SCIMPythonラッパー)の作者で、レッドハットに在籍する中国人のPeng Huangをプロジェクトリーダーとして開発が行われており、Fedora 11ではSCIMに代わって標準のインプットメソッドフレームワークとして採用されている。

iBusは初期のバージョンはPythonで書かれたが、後にCで書き直された。クライアント・サーバ方式を採用しており、プロセス間通信にはD-Busが用いられている。各コンポーネントを別プロセスで動作させることでモジュール性と安定性を高めている。

iBusは現在GTK+2Qt4XIMに対応している他、入力エンジンはAnthychewinghangul、m17n、pinyin、tableが用意されている。

外部リンク