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Sゲージ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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1/64,22.24mmゲージの鉄道模型。Sは3/16(Three Sixteenth)インチスケール、7/8(Seven Eighth)インチゲージ、1/64(One Sixtyfourth)の3つの頭文字から来ている。

日本国内では1947年頃、大阪の朝日屋が1/50,22.5mmで製品化していたが普及に至らなかった。これは、Sではなく、HIゲージと呼んでいた。また、アメリカではH-1ゲージと呼ばれた。それは、HOにならって、HIは1番ゲージの半分という意味であった。当時1番ゲージは45ミリということになっていたので22.5mmという軌間が決められた。一方、東京では1/65,22mmを企画する人たちもいた。しかし、1949年には広告も皆無になり、事実上消滅した。

しかし、欧米では今尚、根強い人気があり、American Flyer等のティンプレートの一方、スケール車両も愛好家向けに製品が供給されている。アメリカンフライヤーのティンプレートは、他のゲージとは異なり、当初より2線式で販売されている。 アメリカではスケールのSゲージの細密レイアウトも時々雑誌で紹介されていて、専業メーカも存在している。

1/64のナローゲージはアメリカで独自のジャンルを構築している。Sn3と呼ばれる14.3mmゲージのレイアウトがいくつか建設されている。

関連項目