コンテンツにスキップ

W41H

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。125.2.32.25 (会話) による 2007年1月9日 (火) 12:43個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎概要)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ファイル:P1050350.JPG
W41H(インフィニティブラック)オープン
ファイル:P1050348.JPG
W41H(インフィニティブラック)クローズ
ファイル:P1050365.JPG
ワンセグ受信時

W41Hだぶりゅーよんいちえっち)とは、日立製作所カシオ日立モバイルコミュニケーションズ)が開発し、KDDIauブランドで販売されたCDMA 1X WINの携帯電話である。

概要

W41HはW32Hの発展型で、au電話としては最大の2軸回転式2.7インチ液晶ディスプレイおよび2.1メガピクセル・オートフォーカスカメラやワンセグ対応テレビチューナーを搭載する(アナログ放送には対応しない)携帯電話端末である。EZ FelicaEdyモバイルSuica等が利用可能)やSD-Audio(AAC)、SD-Video等、auが携帯電話端末向けに提供する大部分の機能、サービスに対応する。付属の充電スタンドに装着すると小型のテレビスタンドになる。2006年のWIN対応春モデル中、本体の体積・質量ともに最大だが、最も多機能なハイエンドモデルでもある。

同社プラズマテレビ、Woooをイメージしたデザインで、卓上ホルダやアンテナなど随所にテレビを意識させるフォルムに仕上げている。外装には高度な2色・2層成型を施しており、ディスプレイや着信ランプと外装との間に凹凸のないフラットなボディを特徴とする。

また、かつては日立の携帯電話といえば「日立の樹」の着信メロディがプリセットされていることで有名だったが、C451H以来久しぶりに「日立の樹」がプリセットされた。

評判

当時のワンセグ対応端末としては新サービスに対応するなど完成度が高く、ヘビーユーザーなどに支持された。また、フルブラウザであるPCサイトビューアーや、WordExcelなどのファイルが回覧できるPCドキュメントビューワーを搭載し、ビジネスマンにも好評。しかし高機能ゆえボディの大きさや重さ、ボタンの押しにくさなど少なからず悪評もある。

沿革

仕様

  • 機種名 W41H
  • サイズ(閉じた状態) 約53mm(幅)×106mm(高さ)×27mm(厚さ、突起部は除く)
  • 質量 約159g(電池パック含む)
  • 色 インフィニティブラック、グレースホワイト
  • 連続通話時間 約220分
  • 連続待受時間 約240時間
  • 充電時間 約140分
  • 液晶 2.7インチワイドQVGA(240×400ドット
  • カメラ
  • データフォルダ容量 70MB
  • 外部メモリ miniSD
  • SAR値

対応サービス

関連項目

外部リンク