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キム・サニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キム・サニ
김사니
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
生年月日 (1981-06-21) 1981年6月21日(43歳)
ソウル特別市
ラテン文字 KIM Sa-Nee
朝鮮語表記 김사니
身長 180cm
体重 72kg
選手情報
ポジション S
利き手
スパイク 302cm
ブロック 292cm
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キム・サニハングル: 김사니、女性、1981年6月21日 - )は、韓国の元バレーボール選手。元韓国代表で韓国代表キャプテンを2006年から務めた。

来歴

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1999年、中央女子高校在学中に18歳の若さで代表に招集され、左利きの長身セッターとして注目を浴びた。スピードが勝負の韓国バレーの中核を担い、レフトに上げると見せかけて瞬時にライトに持っていくトスが特徴。ほかにもツーアタックやトスフェインを得意としている。ワールドカップ1999シドニー五輪に出場した。2001年グラチャンからは正セッターを務める。2004年アテネ五輪に出場した。

2006年の代表の時は韓国国内から「伝統のある韓国代表でありながら茶髪にピアスそして腕にドクロのタトゥーをするとは、代表をなめている、だから韓国女子は弱いんだ」とバッシングを受けた[要出典]

2007年は元々代表キャプテンでセッターだった選手の怪我によりピンチヒッターとして韓国代表のキャプテンとしてワールドカップに来日。

2008年5月の北京オリンピック世界最終予選ではキャプテンとしてチームをまとめた。主力が次々に怪我や手術で辞退する中でインタビューで「計り知れないプレッシャーがあった」と語った。タイとの対決では死闘の末に勝利を掴み取った際「団結すれば何でもできる!」と苦しかった胸の内を明かし号泣した。

2012年5月のロンドンオリンピック世界最終予選において、主将として2大会ぶりの予選突破にチームを導き、8月の同大会本戦でも韓国代表36年ぶりとなるベスト4進出に貢献した。

2013年5月、アゼルバイジャン女子バレーボール・スーパーリーグロコモティフ・バクーへの移籍が発表された[1]

2014年5月、IBK企業銀行アルトスに移籍した[2]。2014-15シーズンの韓国Vリーグで2季ぶりの優勝に導いて、MVPを受賞した。2017年、FA権を行使したが移籍できず現役引退し、スポーツ解説者となった[3]

功績が称えられ、背番号9はIBK企業銀行アルトス永久欠番となった。韓国Vリーグではロベルランディ・シモンに続き2人目となり、女子では初である[4]

球歴

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所属クラブ

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受賞歴

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  • 2010年 日韓Vリーグトップマッチ MIP
  • 2015年 2014-15韓国Vリーグ MVP

脚注

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  1. ^ 月刊バレーボール 2013年7月号 91ページ
  2. ^ 月刊バレーボール 2014年7月号 131ページ
  3. ^ 「月刊バレーボール」2017年7月号 129ページ
  4. ^ 김사니, 여자배구 첫 영구결번…"감사하고 영광스러워"” (朝鮮語). 아시아경제 (2017年10月19日). 2024年4月26日閲覧。

外部リンク

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