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ゼネラル・エレクトリック LM500

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゼネラル・エレクトリック LM500
主要諸元表
種類 舶用ガスタービンエンジン
全長 2.96メートル (9.7 ft)
全高 0.91メートル (3.0 ft)
重量 1,990ポンド (900 kg)
出力 6,130 軸馬力 (4.57 メガワット)
燃料消費率 0.443 ポンド/軸馬力-時間
(=269.5 g/kW-hr)
排気温度 565℃
排気量 35.9 ポンド/秒
熱効率 31%

ゼネラル・エレクトリック LM500英語: General Electric LM500)は、主に小型の軍用艦艇、および民間船舶の推進エンジンとして使用される米ゼネラル・エレクトリック社製のターボシャフトガスタービンエンジンである。

LM500は、同社の航空用エンジンであるTF34を元にして開発されており、本質的にはファンを省いたものである。そのコア・エンジンは、2段の高圧タービンによって駆動される14段の高圧圧縮機を備えている。

海軍用としては高速戦闘艇、民間用としては高速船において、主たる推進機関として採用されている。

本機は、民間の高速船に採用された初めてのガスタービンエンジンであるが、現在では、ゼネラル・エレクトリックの民間へのセールスの主力は、より大型で大出力のLM2500に移行している。

採用国と搭載艦船

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民間用

香港の旗 TurboJET

参考文献

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