コンテンツにスキップ

ナイジェル・オーウェンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Nigel Owens
MBE
生年月日 (1971-06-18) 1971年6月18日(53歳)
出身地 ウェールズの旗 ウェールズ
カーマーゼンシャーマニズクルリグ英語版
職業 ラグビーユニオンレフリー
ラグビーユニオンでの経歴
レフリー歴
大会 担当
2001–
2002–
2002–
2003–2020
2007–2019
2015
2019
チャレンジ杯
チャンピオンズ杯
プロ14
テストマッチ
ラグビーワールドカップ
RWC優勝戦
RWC優勝戦
9
98
149
76
100
1
3
更新日:  2020年12月30日

ナイジェル・オーウェンズ MBE(Nigel Owens、1971年6月18日 - )はウェールズラグビーの審判員。ウェールズラグビー協会英語版所属のプロフェッショナルレフリー。

来歴

[編集]

カーマーゼンシャー州・マニズクルリグ英語版出身。1987年からラグビーのレフリーを始め、カーマーゼンペンブルックシャーのU15試合が最初のレフリーとされる。2001年から欧州ラグビーチャレンジカップの国際レフリーを務め、ラグビーワールドカップでは2007年から4回連続でレフリーを担当。2015決勝ではレフリーを務めた[1]。これらが評価され、2015年の世界最優秀レフリーに選出[2]

2020年12月、国際試合からの引退を発表[3]

私生活

[編集]

2007年、新聞「Wales on Sunday」でのインタビューで同性愛を告白。26歳のとき自殺を図っていたという[4]

2016年に大英帝国勲章のメンバー (MBE) を叙されている。

ラグビー以外での活動

[編集]

ウェールズのテレビ局・S4Cで放送されるウェールズ語によるトーク番組「Jonathan and Bwrw'r Bar ("Hit the Bar")」やクイズ番組「Munud i Fynd ("A Minute to Go")」に進行役として出演している[5]

受賞歴

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ Rugby World Cup: Nigel Owens confirmed as final referee”. bbc.co.uk (26 October 2015). 18 April 2017閲覧。
  2. ^ Rogers, Gareth (2 November 2015). “Nigel Owens wins World Rugby Referee Award at post-World Cup ceremony”. 18 April 2017閲覧。
  3. ^ 名審判オーウェンス氏引退、国際試合から 19年W杯日本-ロシアなど19試合で笛 . サンスポ(2020年12月12日). 2020年12月30日閲覧。
  4. ^ Bevan, Nathan (20 May 2007). “Ref's gay torment”. Wales on Sunday. オリジナルの27 May 2008時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080527220953/http://icwales.icnetwork.co.uk/news/wales-news/tm_headline%3Dref-s-gay-torment%26method%3Dfull%26objectid%3D19137450%26siteid%3D50082-name_page.html 16 July 2007閲覧。 
  5. ^ Munud i Fynd - BBC - S4C”. BBC. 6 April 2018閲覧。