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雲井通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 兵庫県 > 神戸市 > 中央区 > 雲井通
中央区役所
雲井通を通過するフラワーロード
雲井通8丁目で撮影
ダイエー三宮店前の街並み
雲井通6丁目で撮影

雲井通(くもいどおり)は兵庫県神戸市中央区町名。現行行政地名は雲井通一丁目から雲井通八丁目。郵便番号651-0096。

地理

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旧・葺合区西部、国道2号北側、生田川西側、JR三ノ宮駅南側に位置する。商業地域。五丁目に中央区役所が置かれる。

東は生田川を挟み(新生田川橋=国道2号と雲井橋で接続)吾妻通、南は国道2号を挟み小野柄通、西はフラワーロード上が加納町、北西は琴ノ緒町、北は旭通。東から順に一~八丁目が置かれている。

歴史

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明治32年(1899年)に神戸市葺合の一部から葺合雲井通として成立。昭和6年(1931年)、葺合区の一部となるまで「葺合」を冠称。昭和55年(1980年)から中央区

葺合地区には布引の滝に因んだ町名が多いが、同町もその一つで、『西摂大観』によれば藤原隆家の「雲井よりつらぬき懸る白玉を誰れ布引の滝といひけむ」、皇太后宮大夫祐家の「めづらしや雲井遥に見ゆるかなよに流れたる布引の滝」、皇后宮権太夫経信の「雲井よりとゝろき落つる滝つせはただ白糸のたたぬなりけり」といった和歌からとったという。東雲通旭通日暮通と対応したともいうが、いずれにしても佳名として名づけられた。

沿革

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人口統計

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  • 平成17年国勢調査(2005年10月1日現在)での世帯数690、人口1,237、うち男性560人、女性677人[1]
  • 昭和63年(1988年)の世帯数515・人口1,143[2]
  • 昭和35年(1960年)の世帯数752・人口3,088[2]
  • 大正9年(1920年)の世帯数1,080・人口4,549[2]


脚注

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参考文献

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  • 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 竹内理三 編『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803 

関連項目

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