コンテンツにスキップ

龍岡郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
龍岡郡
位置

郡内の水田
各種表記
チョソングル: 룡강군
漢字: 龍岡郡
日本語読み仮名: りゅうこうぐん
片仮名転写: リョンガン=グン
ローマ字転写 (MR): Ryonggang-gun
統計
行政
国: 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
テンプレートを表示

龍岡郡(リョンガンぐん)は朝鮮民主主義人民共和国南浦特別市に属する郡。

地理

[編集]

平安南道の西南部に位置する。東に大安区域、北に江西区域、西に甑山郡と境を接する。

行政区域

[編集]

1邑・10里を管轄する。

  • 龍岡邑(リョンガンウプ)
  • 龍湖里(リョンホリ)
  • 龍興里(リョンフンニ)
  • 立松里(リプソンニ)
  • 三和里(サムァリ)
  • 城岩里(ソンアムニ)
  • 愛院里(エウォンニ)
  • 陽谷里(ヤンゴンニ)
  • 玉桃里(オクトリ)
  • 浦城里(ポソンニ)
  • 後山里(フサンニ)

歴史

[編集]

現在の龍岡郡の範囲は1952年の地方行政区画の改編によって形作られたもので、それ以前の龍岡郡は、西は黄海に面し大同江下流北岸一帯を占めていた。

年表

[編集]

この節の出典[1]

  • 古朝鮮 - 黄龍国があったという。
  • - 泯蝉県に属した。
  • 高麗 - 黄龍城、軍岳の名で呼ばれ、のちに龍岡県が置かれた。
  • 李氏朝鮮 - 龍岡県が置かれた。
  • 1895年 - 龍岡郡となった。
  • 1896年 - 咸従郡の一部を編入。
  • 1914年4月1日 – 郡面併合により、平安南道鎮南浦府の港口以外の区域が龍岡郡に編入。龍岡郡に以下の面が成立。(14面)
    • 鳳山面・多美面・瑞和面・陽谷面・吾新面・龍月面・池雲面・海雲面・三和面・金谷面・新寧面・土城面・貴林面・大代面
  • 1929年 (13面)
    • 鳳山面が龍岡面に改称。
    • 貴林面・土城面が合併し、貴城面が発足。
  • 1939年 - 大代面の一部が鎮南浦府に編入。(13面)
  • 1947年 - 江西郡城岩面を編入。(14面)
  • 1950年 - 大代面・陽谷面の各一部が南浦市に編入。(14面)
  • 1952年12月 - 郡面里統廃合により、平安南道龍岡郡龍岡面・池雲面・三和面・城岩面および陽谷面・多美面・吾新面・海雲面の各一部地域をもって、龍岡郡を設置。龍岡郡に以下の邑・里が成立。(1邑20里)
    • 龍岡邑・後山里・玉桃里・龍湖里・多美里・劔山里・東箭里・芝沙里・陽谷里・葛川里・吾新里・徳海里・月梅里・立松里・愛院里・浦城里・三和里・羽山里・龍興里・城岩里・大安里
  • 1957年 - 大安里が大安労働者区に昇格。(1邑1労働者区19里)
  • 1958年 - 大安労働者区・城岩里の各一部が合併し、大井里が発足。(1邑1労働者区20里)
  • 1963年3月 - 葛川里・徳海里・羽山里が南浦市に編入。(1邑1労働者区17里)
  • 1975年 - 陽谷里の一部が玉桃里に編入。(1邑1労働者区17里)
  • 1978年3月 - 大安労働者区・大井里および立松里・城岩里の各一部が新設の大安市に編入。(1邑16里)
  • 1979年12月 - 南浦直轄市の成立により、南浦直轄市龍岡郡となる。(1邑16里)
  • 1984年 (1邑10里)
    • 多美里・吾新里・月梅里が大安区域に編入。
    • 劔山里・東箭里・芝沙里が港口区域に編入。
  • 2004年1月 - 南浦直轄市の廃止に伴い、平安南道龍岡郡となる。(1邑10里)
  • 2010年 - 南浦特別市の設置に伴い、南浦特別市龍岡郡となる。(1邑10里)

交通

[編集]

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]