コンテンツにスキップ

蓮見新田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
蓮見新田
芝川第一調節池
芝川第一調節池
■蓮見新田の位置(埼玉県内)
■蓮見新田
蓮見新田
蓮見新田の位置
北緯35度52分14.2秒 東経139度42分40.87秒 / 北緯35.870611度 東経139.7113528度 / 35.870611; 139.7113528
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
緑区
地域 浦和地区
人口
2017年(平成29年)9月1日現在)[1]
 • 合計 0人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
336-0924[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

蓮見新田(はすみしんでん)は、埼玉県さいたま市緑区大字郵便番号は336-0924[2]。現在区域に人家は無く、芝川第一調節池の建設が進んでいる。

地理

[編集]
見沼代用水西縁 (2014年)

さいたま市緑区東部の沖積平野に位置する。地区の東側で大字大間木の飛地、南側で大字大牧の飛地、西側で東浦和、北側で大字大牧の飛地と隣接する。全域が市街化調整区域である。地区の西端を流れる見沼代用水西縁と東端を流れる芝川に囲まれており、将来的には芝川第一調節池の西側の池となる。

地名の由来

[編集]

1730年享保15年)に大牧村の蓮見万之助が開墾し[4]1788年天明8年)にその子である蓮見亭次郎が開拓した新田であることからこのように呼ばれる[5]さいたま市浦和くらしの博物館民家園には市内最古の民家である旧蓮見邸が移築復元されている。

小字

[編集]

隣接町丁の東浦和や最寄り駅の東浦和駅とは無関係である。

歴史

[編集]

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡木崎領に属する大牧村(現大牧)で、1805年文化2年)より中尾村(現中尾)に属したが、文政年間(1818年〜1831年)以降に分村して蓮見新田で独立していた[5]。村高は『天保郷帳』では66余であった[5]

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[10]

番地 小学校 中学校
全域 さいたま市立大牧小学校 さいたま市立尾間木中学校

交通

[編集]

鉄道

[編集]

周辺施設

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月4日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ a b 『わがまち浦和』92頁。
  5. ^ a b c d e 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』681頁。
  6. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1386頁。
  7. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  8. ^ a b 『わがまち浦和』巻末付録(頁番号なし)。
  9. ^ さいたま市 区政概要(平成26年度版)” (PDF). さいたま市. pp. 5-6 (2014年8月). 2019年1月17日閲覧。
  10. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 
  • 浦和市総務部市史編さん室『わがまち浦和―地域別案内』浦和市、1982年11月30日。全国書誌番号:83024476NCID BN10203371 
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]