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桐生道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

桐生道(きりゅうみち)は、上野国桐生新町から丸山宿を経て日光例幣使街道太田宿に至る

太田宿と利根川の古戸の渡しを結ぶ古戸道と合わせて、桐生古戸道あるいは古戸桐生道と呼ばれる。群馬県道67号桐生岩舟線国道122号群馬県道316号桐生太田線国道407号群馬県道・埼玉県道341号太田熊谷線の旧道にあたる。

概要

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上野国山田郡桐生新町群馬県桐生市)から、山田郡新宿村(桐生市新宿)、山田郡境野村(桐生市境野町)、松原の渡しで渡良瀬川を渡り、右岸沿いに八王子丘陵の東麓を南進し、丸山宿(太田市丸山町)で足利伊勢崎道と交わり、日光例幣使街道太田宿に至る[1][2]

太田宿より南は、利根川の古戸の渡し、武蔵国幡羅郡妻沼村中山道熊谷宿埼玉県熊谷市)を経て、江戸東京都区部)に通じる。桐生と江戸を結ぶ最短路で、桐生織が江戸まで運ばれ、鉄道網の発達する以前、桐生地方の産業道路としての役割を果たしたことから、絹の道と呼ばれる[1]

脚注

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  1. ^ a b 『日本歴史地名大系10 群馬県の地名』722頁 桐生道・古戸道
  2. ^ 『日本歴史地名大系10 群馬県の地名』657頁 桐生市

参考文献

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関連項目

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