游錫堃
| 游 錫堃 | |
|---|---|
 | |
| 生年月日 | 1948年4月25日（76歳） |
| 出生地 |
 中華民国 台湾省台北県羅東区冬山郷太和村（現：宜蘭県冬山郷太和村） |
| 所属政党 |
 民主進歩党 |
| 在任期間 | 2020年2月1日 - 2024年1月31日 |
| 総統 | 蔡英文 |
| 第18代 行政院長 | |
| 在任期間 | 2002年2月1日 - 2005年1月31日 |
| 総統 | 陳水扁 |
| 第18・22代総統府秘書長 | |
| 在任期間 |
2000年10月6日 - 2002年1月31日 2005年2月1日 - 2005年12月25日 |
| 総統 | 陳水扁 |
| 選挙区 | 不分区および海外華僑枠 |
| 当選回数 | 2回 |
| 在任期間 | 2020年2月1日 - 2024年2月2日 |
| 在任期間 | 2006年1月15日 - 2007年9月21日 |
その他の職歴 | |
|
第20代 行政院副院長 （2000年5月20日 - 2000年8月1日） | |
|
民主進歩党 第8代 秘書長 （1998年12月25日 - 2000年5月20日） | |
 第7代 宜蘭県長（1989年12月20日 - 1997年12月20日） | |
 第7-8期 台湾省議会議員（1981年12月20日 - 1989年12月20日） | |
游 錫堃（ゆう しゃくこん、ヨウ シークン、1948年〈民国37年〉4月25日 - ）は、中華民国（台湾）の政治家[1]。元立法院長[2]。
民主進歩党（民進党）主席、総統府秘書長、行政院長を歴任した[3]。民進党「四天王」の一人とされる[4]。陳水扁総統の直系に属するが、自身の政治基盤は比較的弱い[5]。そのため、謝長廷、蘇貞昌の2人に遅れをとり、2008年総統選挙での党公認を得られなかった[6]。
経歴[編集]
農家に生まれる。13歳の時に父が結核で死去したため、宜蘭中学（今は国立宜蘭高級中学）を中退し農業に専念。その後、19歳の時に夜間学校に入学し、1985年に東海大学社会科学部政治学科を卒業した。政治の世界に触れると同時に、民主進歩党に入党している[7]。
1981年から1989年まで、台湾省議会第7～8期議員[8]。
1998年から1999年まで、台北大衆捷運股份有限公司董事長（会長）[10]。
1999年から2000年まで、民進党秘書長[12]。
2002年から2005年まで、行政院長[15]。
2005年、総統府秘書長[16]。
2006年から2007年まで、民進党第十一代党主席[17]。
2007年9月21日、首長特別費（交際費）を偽造した領収書で引き出し、不正に使用したとして横領罪などの容疑で、呂秀蓮副総統、陳唐山国家安全会議秘書らと共に台湾の検察当局に起訴された[18][19]。
2020年の第10回立法委員選挙で比例代表から出馬し当選。同年2月1日の立法院長選挙で立法委員113人中73票を得て立法院長に当選[20]。
2024年の第11回立法委員選挙でも比例代表から出馬し再選されたが、同年2月1日の立法院長選挙で再選に失敗したため、同日に立法委員を辞任[21]。
選挙記録[編集]
| 年度 | 選挙 | 選挙区 | 所属政党 | 得票数 | 得票率 | 当選 | 注釈 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1981 | 第7回台湾省議員選挙 | 宜蘭県選挙区 | 無党籍 | 41,631 | 24.27% | 
|
|
| 1985 | 第8回台湾省議員選挙 | 88,555 | 43.98% | ||||
| 1989 | 第11回宜蘭県長選挙 | 宜蘭県 | 民主進歩党
|
119,037 | 54.48% | ||
| 1993 | 第12回宜蘭県長選挙 | 116,959 | 57.49% | ||||
| 2008 | 第7回立法委員選挙 | 不分区および海外華僑枠 | 3,610,106 | 36.91% | |||
| 2012 | 第8回立法委員選挙 | 4,556,424 | 34.62% | ||||
| 2014 | 第2回新北市長選挙 | 新北市 | 934,774 | 48.78% | |||
| 2020 | 第10回立法委員選挙 | 不分区および海外華僑枠 | 4,811,241 | 33.98% |
|
||
| 2024 | 第11回立法委員選挙 | 4,982,062 | 36.16% |
脚注[編集]
- ^ “新北市第2屆市長選舉選舉公報” (PDF) (中国語). 中央選舉委員會. 2022年1月23日閲覧。
- ^ 黃欣柏 (2020年2月1日). “游錫堃73票高票當選 成史上第二位民進黨籍立法院長” (中国語). 自由時報 2022年1月23日閲覧。
- ^ “游錫堃委員” (中国語). 立法院. 2022年1月23日閲覧。
- ^ 王英銘 (2018年4月7日). “民進黨陳水扁與四大天王的時代過去了嗎？” (中国語). 新頭殼newtalk 2022年1月23日閲覧。
- ^ 童清峰 (2006-01-23). “專訪﹕民進黨當選主席游錫堃 民進黨四大天王如何協調﹖” (中国語). 亞洲週刊.
- ^ “民主進步黨總統暨立委提名選舉 圓滿順利” (中国語). 民主進步黨中央黨部 (2007年5月6日). 2022年1月23日閲覧。
- ^ 呂尚鴻 (1993-10) (中国語). 從鋤頭博士到文化縣長. 日月出版
- ^ 蘇芳禾 (2018年4月22日). “蘇貞昌、游錫堃曾是「省議會三劍客」” (中国語). 自由時報 2022年1月23日閲覧。
- ^ 李若慈; 黃昭盛 (2013年12月3日). “民進黨新北市長初選 游錫堃勝出” (中国語). 華視新聞 2022年1月23日閲覧。
- ^ 蘇永耀 (2010年11月3日). “通車典禮 游錫堃決定參加” (中国語). 自由時報 2022年1月23日閲覧。
- ^ “游錫堃委員” (中国語). 立法院. 2022年9月2日閲覧。
- ^ “歷任院長 游錫堃 先生” (中国語). 行政院全球資訊網. 2022年1月23日閲覧。
- ^ “游錫堃：八掌溪事件4條人命我就下台了!” (中国語). 台灣英文新聞. (2009年9月4日) 2022年1月23日閲覧。
- ^ “副總統主持總統府新任秘書長游錫堃交接典禮” (中国語). 中華民國總統府 (2000年10月6日). 2022年1月23日閲覧。
- ^ “歷任院長 游錫堃” (中国語). 行政院. 2022年1月23日閲覧。
- ^ 李國盛 (2005年3月). “安定內閣，和解上路──謝長廷接任新閣揆” (中国語). 台灣光華雜誌 2022年1月23日閲覧。
- ^ 黃瑞弘 (2006年1月26日). “民進黨主席交接 游錫堃就任” (中国語). 台灣英文新聞. 中央通訊社 2022年1月23日閲覧。
- ^ 林楠森 (2007年9月22日). “游錫堃因遭起訴辭民進黨主席職務” (中国語). BBC中文網 2022年1月23日閲覧。
- ^ 張文川 (2012年7月2日). “國務機要費案 呂秀蓮、游錫堃獲判無罪” (中国語). 自由時報 2022年1月23日閲覧。
- ^ 陳俊華 (2020年2月1日). “游錫堃獲跨黨派立委支持 73票當選立法院長” (中国語). 中央通訊社 2022年1月23日閲覧。
- ^ “韓國瑜54票當選院長！游錫堃宣布辭立法委員”. 中時新聞網 (2024年2月1日). 2024年2月1日閲覧。
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