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{{Infobox animanga/Header
『'''ねこねこ日本史'''』(ねこねこにほんし)は、[[そにしけんじ]]による[[日本]]の[[漫画]]、および[[2016年]]4月より[[NHK教育テレビジョン|NHK Eテレ]]にて放送中の[[日本]]の[[テレビアニメ]]<ref>[http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku.html 総局長会見資料]{{Cite web |date=2016-01-20 |url=http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku/2016/01/011.pdf |title=E テレに「少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん」「ねこねこ日本史」 |format=PDF |work=2016年1月20日実施 |publisher=日本放送協会 |accessdate=2016-03-13}}</ref>。
| タイトル = ねこねこ日本史
| 画像 =
| サイズ =
| 説明 =
| ジャンル =
}}
{{Infobox animanga/Manga
| 作者 = [[そにしけんじ]]
| 出版社 = [[実業之日本社]]
| 他出版社 =
| 掲載誌 = COMICリュエル
| レーベル =
| 開始日 =
| 終了日 =
| 巻数 = 既刊14巻(2024年2月8日現在)
| 話数 =
| インターネット = 1
}}
{{Infobox animanga/Manga
| タイトル = ねこねこ日本史 ヒーロー&ヒロイン列伝
| 作者 = そにしけんじ
| 出版社 = 実業之日本社
| 他出版社 =
| 掲載誌 = [[読売KODOMO新聞]]
| レーベル =
| 開始日 = 2018年4月5日
| 終了日 =
| 巻数 = 既刊3巻
| 話数 =
}}
{{Infobox animanga/TVAnime
| 原作 = そにしけんじ
| 監督 = 河村友宏
| シリーズ構成 = 高田亮(第1期)<br />清水匡(第2 - 5期)
| 脚本 = 清水匡(第1期)<br />平林佐和子(第2 - 5期)
| キャラクターデザイン = 河村友宏(第1・3・4・5期)<br />蝦名芙美(第1・4・5期)<br />西川智英美(第2期)
| 音楽 = [[KOSEN]]
| アニメーション制作 = クレスコモーションデザイン<br />[[NEFT FILM]]
| 製作 = 「ねこねこ日本史」製作委員会
| 放送局 = [[NHK Eテレ]]
| 放送開始 = 2016年4月6日
| 放送終了 = 2021年3月3日
| 話数 = 全160話
}}
{{Infobox animanga/Movie
| タイトル = 映画 ねこねこ日本史<br />〜龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!〜
| 原作 = そにしけんじ
| 監督 = 河村友宏
| 脚本 = 清水匡
| キャラクターデザイン =
| 音楽 =
| 制作 = ジョーカーフィルムズ
| 製作 = 「映画 ねこねこ日本史 2020」<br />製作委員会
| 配給 = [[アニプレックス]]
| 封切日 = 2020年2月22日
| 上映時間 = 73分
}}
{{Infobox animanga/Game
| タイトル = ねこねこ日本史 歴史発見パズル!
| ゲームジャンル = [[パズルゲーム]]
| 対応機種 = [[ニンテンドー3DS]]
| 開発元 =
| 発売元 = [[フリュー]]
| 発売日 = 2017年5月10日
| レイティング = {{CERO-A}}
}}
{{Infobox animanga/Footer
| ウィキプロジェクト = [[プロジェクト:漫画|漫画]]・[[プロジェクト:アニメ|アニメ]]・[[プロジェクト:コンピュータゲーム|ゲーム]]
| ウィキポータル = [[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:アニメ|アニメ]]・[[Portal:コンピュータゲーム|ゲーム]]
}}
『'''ねこねこ日本史'''』(ねこねこにほんし)は、[[そにしけんじ]]による[[日本]]の[[漫画]]、および2016年4月から2021年3月まで[[NHK教育テレビジョン|NHK Eテレ]]にて放送されていた[[日本]]の[[テレビアニメ]]<ref>[https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku.html 総局長会見資料]{{Cite web|和書|date=2016-01-20 |url=https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku/2016/01/011.pdf |title=E テレに「少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん」「ねこねこ日本史」 |format=PDF |work=2016年1月20日実施 |publisher=日本放送協会 |accessdate=2016-03-13}}</ref>。
 
単行本は[[実業之日本社]]より既刊9巻。同社の[[ウェブコミック]]サイト「COMICリュエル」で配信中。2018年4月5日より、「[[読売KODOMO新聞]]」で書き下ろしのスピンオフ連載'''ねこねこ日本史 ヒーロー&ヒロイン列伝'''が連載中。
 
2022年2月時点で部数が140万部を突破している{{R|comicj10}}。
 
== 作品概要 ==
{{Infobox YouTuber
日本の史実の人物を猫にして歴史を描く4コマ漫画シリーズ。ビデオリサーチの調査によれば、小学生の女子は約6割、男子は約5割が本作知っていて好感度も高いという。『月刊ポピー6年生版』が300人を対象に行った「好きなマンガ・アニメ」アンケートでは、『[[名探偵コナン]]』、『[[ドラえもん]]』、『[[ONE PIECE]]』についで4位だった。読売KODOMO新聞で「ねこねこグニャンプリ」としてキャラクター人気投票を行ったところ、1位新選組、2位卑弥呼、3位真田幸村という結果で、女子小学生ファンの多さが反映された<ref>{{Cite web|date=2019-12-13|url=https://ddnavi.com/review/582742/a/|title=『ONE PIECE』に迫る勢い! 女子小学生が夢中の漫画『ねこねこ日本史』は、卑弥呼も坂本龍馬もみんな猫! 2020年2月に映画も公開|publisher=ダ・ヴィンチニュース|accessdate=2020-02-25}}</ref>。
| name = 『ねこねこ日本史』公式チャンネル
| channel_name = 『ねこねこ日本史』公式チャンネル
| views = 395万4152回
| years_active = [[2020年]][[10月27日]] -
| subscribers = 30100人
| channels = https://www.youtube.com/channel/UCurj79EhUXRhFgMQTkKsSSg
| stats_update = {{dts|2023-11-25}}<!--更新は1ヶ月に1度程度 ([[PJ:YOUTUBE#チャンネル登録者数・総再生回数の更新に関するガイドライン]])-->
}}
日本の史実の人物を[[ネコ|猫]]にして歴史を描く4コマ漫画シリーズ。ビデオリサーチの調査によれば、小学生の女子は約6割、男子は約5割が本作を知っていて好感度も高いという。『月刊ポピー6年生版』が300人を対象に行った「好きなマンガ・アニメ」アンケートでは、『[[名探偵コナン]]』、『[[ドラえもん]]』、『[[ONE PIECE]]』についで4位だった。読売KODOMO新聞で「ねこねこグニャンプリ」としてキャラクター人気投票を行ったところ、1位新選組、2位卑弥呼、3位真田幸村という結果で、女子小学生ファンの多さが反映された<ref>{{Cite web|和書|date=2019-12-13|url=https://ddnavi.com/review/582742/a/|title=『ONE PIECE』に迫る勢い! 女子小学生が夢中の漫画『ねこねこ日本史』は、卑弥呼も坂本龍馬もみんな猫! 2020年2月に映画も公開|publisher=ダ・ヴィンチニュース|accessdate=2020-02-25}}</ref>。
 
子どものころから[[大河ドラマ]]や[[時代劇]]が好きだった作者のそにしが、小さな子どもでもゆるく楽しめるようにとキャラクターを全て猫にして卑弥呼を主人公に6 - 8ページのショートストーリーを描いたのがはじまりとなる。この原稿を各出版社の担当編集者に見せてまわったところ、[[実業之日本社]]のWEB雑誌で連載が決まった<ref name=ddnavi0125>{{Cite web|和書|date=2020-1-25|url=https://ddnavi.com/interview/591457/a/|title=ねこの日に映画公開! 小学生から大人まで熱狂する『ねこねこ日本史』の魅力とは? そにしけんじインタビュー|publisher=ダ・ヴィンチニュース|accessdate=2020-02-25}}</ref>。
 
タイトルは「ねこねこ日本」という国の歴史という意味。日本史ではないので「多少史実と違っていてもいい」としている。執筆には膨大な資料を読み込んで下調べを行い、それを猫に置き換え、さらにギャグを加えるという三段階を経て描かれている<ref name=ddnavi0125/>。最終チェックは歴史研究家の[[福田智弘]]が担当している<ref>{{Cite web|和書|date=2023-07-21|url=https://benesse.jp/kyouiku/202307/20230721-1.html|title=歴史嫌いの女子が、歴史好きになった!歴史マンガ『ねこねこ日本史』のヒミツ|publisher=ベネッセ教育情報|accessdate=2023-08-22}}</ref>。
 
=== キャラクター設定 ===
肖像画が残っていて、一般に共通したイメージのある人物はそれを元に造形している。徳川家の猫は全員にトーンを入れている。北条氏は虎猫。僧侶は坊主感を出すために折れ耳のスコティッシュフォールドなどを選んでいる。源平合戦では源氏は長毛種、平氏はつるっとしたデザインになっている。平賀源内は肖像画の細長くてつぶれた顔を再現するため、耳の形を工夫した。豊臣秀吉が猿、吉良上野介が犬と猫以外の動物も登場させている。一番苦労したのは坂本龍馬で、髪型ができたときにイメージが固まり、少し小さめの目にしたのが能天気なキャラ設定でよかったという<ref name=ddnavi0125/>。
 
登場人物は基本的に猫をメイン<ref group="注釈">としているが{{Efn|世界地図の世界の地形も猫として描かれている。</ref>としているが}}、実際は猫以外の動物もよく登場し、例えば[[豊臣氏]]が猿だったり、[[井伊直虎]]が名前から[[トラ]]になったり、[[徳川家康]]がたまに代名詞より[[たぬき]]として描かれていたりと他の種類の動物がよく混ざっている<ref group="注釈">{{Efn|ただし、別の動物には置き換えらないことあって、[[坂本龍馬|坂本竜馬]]の場合は[[龍]]と馬の[[ハイブリッド]]ではなく猫だったり、犬千代と呼ばれた[[前田利家]]も犬に変装した猫、[[烏丸資任]]も[[烏]]ではなく猫、[[上杉影虎|上杉景虎]]は虎ではなく猫、テレビアニメ版で[[亀山社中]]の窓壁を破壊する[[後藤象二郎]]や、[[吉田松陰]]の元教師である[[佐久間象山]]は[[象]]ではなく猫。[[ニホンマムシ|マムシ]]である[[斎藤道三]]の息子[[斎藤義龍]]とその孫の[[斎藤龍興]]は[[マングース]]。犬の名前をもっていない[[吉良義央|吉良上野介]]とその部下は猫の嫌いな犬として例えて描かれるに対して、アニメのオリジナルストーリーの『[[南総里見八犬伝|里見八犬伝]]』でも、犬の名前をもった主要8人の架空人物を、犬の入った名前なのに8匹とも猫というスタイル。また、2018年11月7日に放映した西郷隆盛が主役の回(テレビアニメ第85話)に西郷を鎮める自ら出た[[山岡鉄舟]]は猫ではなく猫型の巨大[[ロボット]]というあり得ない登場キャラまでいる(山岡鉄舟は漫画では巨大ロボを操縦する猫として登場)</ref>}}。また、猫だけであって、キャットフードをめぐって大騒動を起こしたり、アニメ版第84話で[[京都御所]]に[[ハマグリ]]パーティーを行っている噂を追い求めて京都御所へやって来た[[久坂玄瑞]](原作漫画第4巻にも登場)と[[来島又兵衛]]の長州藩軍がやられた[[禁門の変|蛤御門の変]]で、猫は[[蛤]]が食べられないことに呆れたナレーションと[[西郷隆盛]]も猫の習性を考えて諌めたり、船に乗るシーンでは水が苦手で乗れないような現実的な猫の習性も入れている{{Efn|アニメではこの際にナレーションは「猫だから仕方ない」「猫は水が苦手」と呆れるような台詞を言う。}}。しかし、中には船を乗るシーンがあっても、猫の習性を無視した平然と行動を起こすキャラもいる。また、時代などに関係なく、[[スマートフォン]]や[[パソコン]]などのデジタル道具を使うシーンがあったり、現代風の物や建物が出てくるなど当時ではあり得ないものが頻繁に出てくる。その他に異国の人物を猫の品種で分けたりと、独特の目立つ表現が途絶えないようになっている。例:西郷隆盛は自身の愛犬(通常の本作の猫キャラたちは犬や猿や虎よりも一回り小さい)より越えた人間サイズの巨大猫だったり、[[宮本武蔵]]や[[武蔵坊弁慶|弁慶]]も、他の猫キャラよりも誇張として一回り大きい猫として描かれることもし、ペリーはアメリカンショートヘアーでる。平安時代の貴族階級のときは、猫の[[天皇]]が一番上で、下から上の段まで集まっているオス猫貴族たちが縦列に四つん這いタワー状態となっている。
 
== 題材となっているもの ==
== キャラクター ==
<!-- 「あなた以外の人が制作したウェブページや書籍の文章・画像・音声などや、それを修正したり翻訳したもの」の転載はお止めください。転載が確認された場合、削除対象となる可能性があります。「Wikipedia:ガイドブック 著作権に注意#投稿してはいけないもの」参照 -->
<!--ここでは、漫画の登場人物を紹介します。アニメのみで存在が明らかになっている(アニメ固有・オリジナルのキャラクター)ものは区別しても載せないでください。-->
; 第1巻
{{divDiv col|3}}
* [[卑弥呼]]<ref group="注釈">{{Efn|第3巻の平将門の回で、似たような巫女の猫キャラが登場している。</ref>}}
* [[聖徳太子]]
* [[聖武天皇]]
28 ⟶ 110行目:
* [[武田信玄]]
* [[織田信長]]
* [[徳川家康]]{{Efn|「[[たぬき]]」と容貌が似てるに言われることを気にする。}}
* [[徳川家康]]
* [[徳川綱吉]]
* [[大石良雄|大石内蔵助]]
* [[坂本龍馬|坂本竜馬]]<ref group="注釈">「竜馬」表記は原作より。{{Efn|アニメでは「龍馬」となっているが、原作表記は「竜馬」である</ref>}}
{{divDiv col end}}
 
; 第2巻
{{divDiv col|3}}
* [[縄文人]]
* [[持統天皇]]
47 ⟶ 129行目:
* [[伊能忠敬]]
* [[大塩平八郎]]
* [[新選組]]([[近藤勇]]、[[土方歳三]]、[[沖田総司]])<ref group="注釈">{{Efn|初代局長の[[芹澤鴨]]は鴨として描かれ、失脚した姿は猫の多い新選組員らに、すぐ食の形で最期を迎える。</ref>}}
{{divDiv col end}}
 
; 第3巻
{{divDiv col|3}}
* [[弥生人]]
* [[平将門]]
* [[平清盛]]
* [[井伊直虎]]
* [[豊臣秀吉]]<ref group="注釈">{{Efn|原作漫画の本作の中では登場回数が多い。弟の[[豊臣秀長|秀長]]との見分け方は、[[髷]]の毛先の形が丸い。[[正室]]の[[ねね]]はピンク色の[[リボン]]の[[髪飾り]]。第2巻登場する[[豊臣秀頼]]は、母猫の茶々を持つ、瞳の輝く[[混血]]のサル。</ref>信長のペット兼部下。}}
* [[石田三成]]{{efn|[[動体視力]]のいい猫なのに[[メガネ]]キャラクターの[[参謀]]役。しかも、秀吉のサル語が理解できる上に[[翻訳]]もできる優れ者。ただしちゃんと翻訳しないことも多く、周囲からはよく「三成てめー!」と怒られている。}}
* [[お市の方|お市]]、[[淀殿|茶々]]
63 ⟶ 145行目:
* [[吉田松陰]]
* [[天璋院|篤姫]]
* [[夏目漱石]]<ref group="注釈">{{Efn|原作漫画の本作では、[[明治維新]]以降に実在する人物の猫キャラ。</ref>}}
{{divDiv col end}}
 
; 第4巻
{{divDiv col|3}}
* [[藤原鎌足|中臣鎌足]]
* [[足利義満]]
* [[斎藤道三]]<ref group="注釈">{{Efn|「ねこねこ日本史ののしあがれ!ヘビヘビ日本史」というタイトルで掲載、テレビアニメ側も「ヘビヘビ日本史」のタイトルにあやかっている。</ref>}}
* [[毛利元就]]
* [[千利休]]<ref group="注釈">{{Efn|秀吉との確執で、仲介役の秀長の死後、[[堺]]に追放され出て行こうとする利休を引き留める秀吉の言葉を翻訳する石田三成が謝罪を求めているが、アニメ版の利休が茶のことがわからない秀吉と三成に茶の素晴らしさを訴えるに対して、原作漫画の利休は「何を?」と発言三成にわざと短く「謝らない」と翻訳して秀吉を激昂させ、[[切腹]]を申し付けられる。</ref>}}
* [[竹中重治|竹中半兵衛]]<ref group="注釈">{{Efn|原作では女と間違われてバカにされたのに対して、アニメ版は特定の人物(マングースの斎藤龍興とサルの秀吉のみ)にしか見えないため、龍興の家臣に嫌がらせを受けたほど存在と影も薄いキャラとなっている。</ref>}}
* [[細川ガラシャ]]{{efnEfn|アニメ版は男猫キャラ(父親の明智光秀と旦那の[[細川忠興]])や自分自身を卑下する猫キャラとして成り下がっている。}}
* [[直江兼続]]
* [[春日局]]
80 ⟶ 162行目:
* [[二宮尊徳|二宮金次郎]]
* [[高杉晋作]]
{{divDiv col end}}
 
; 第5巻
{{divDiv col|3}}
* [[古墳時代]]
* [[菅原道真]]
91 ⟶ 173行目:
* [[日野富子]]
* [[朝倉義景]]
* [[狩野永徳]]<ref group="注釈">{{Efn|秀吉のうるさい注文を受けつつも、絵を描き続けて志半ばで亡くなった永徳の死因については差異があり、る。原作では[[過労死]]アニメでは[[天井画]]を制作中に爪を立てて逆さまに天井で絵を描くというスタンスの危険な作業をしている途中、過労による[[転落死]]となっている。</ref>}}
* [[前田利家]]と[[芳春院|まつ]]
* [[服部半蔵]]
* [[柳生三厳|柳生十兵衛]]
* [[中岡慎太郎]]
{{divDiv col end}}
 
; 第6巻
{{divDiv col|3}}
* [[ヤマトタケル]]<ref group="注釈">{{Efn|ヤマトタケルとして記載されているのだが、原作本編ではヤマトタケルを記載しつつも'''ヲウス'''として活躍している。</ref>}}
* [[額田王]]
* [[藤原定家]]
* [[北条政子]]
* [[運慶]]<ref group="注釈">{{Efn|アニメ版のナレーションは運慶、[[快慶]]、父の[[康慶]]、[[定覚]]を「チームK」と名付けるが、定覚は自分だけ名前に「K」がついていないことを自覚している。</ref>}}
* [[北条早雲]]
* [[真田昌幸]]
* [[長宗我部元親|長曽我部元親]]<ref group="注釈">{{Efn|ネズミに優しいほど「姫若子」といわれているが、猫じゃらしの槍を渡すと鬼のごとくに変貌する「鬼若子」という設定。アニメ版は、ナレーションは猫にストレスを与えると気性が激しくなるというクイズ形式で説明する。四国統一後、秀吉に降伏した元親らにバナナを渡すが、史実では[[饅頭]]である。</ref>}}
* [[島津義弘]]
* [[加藤清正]]
* [[近松門左衛門]]
* [[佐久間象山]]
{{divDiv col end}}
 
; 第7巻
{{divDiv col|3}}
* [[旧石器時代]]{{efnEfn|アニメ版は原作の旧石器時代の父親猫と二人の猫キャラが、親子だと説明されていなかった為、同一猫キャラとなっている。}}
* [[大伴家持]]
* [[巴御前]]
* [[吉田卜部兼好|兼好法師]]<ref group="注釈">{{Efn|[[随筆]]を書きながら、[[清少納言]]と[[鴨長明]]の[[亡霊]]に褒められるストーリー。</ref>}}
* [[山本勘助]]
* [[明智光秀]]
* [[足利義昭]]
* [[大友義鎮|大友宗麟]]
* [[豊臣秀長]]{{efnEfn|秀吉との見分け方は、サルの秀長の髪型がトゲトゲチクチクとした毛先の髷を持っている。おっとり派の性格で、秀吉をなだめる苦労人役の糸目。}}
* [[小林一茶]]
* [[徳川吉宗]]・[[松平定信]]・[[水野忠邦]]<ref group="注釈">{{Efn|「三大改革でかえろ!ねこねこ日本史」回で三人同時に扱われている。</ref>}}
* [[新島八重]]{{efnEfn|アニメ版での山本八重が新政府軍に敗北した明治維新からその後を描き、[[新島襄]]がアニメ版では重要な登場猫なのに[[端役]]なので八重の兄が「八重すげぇ」という台詞を茂みに隠れていた新島襄の台詞として変更されている。アニメ版の八重が登場キャラクターの中では原作の夏目漱石より長く越えている。}}
{{divDiv col end}}
 
; 第8巻
{{divDiv col|3}}
* [[柿本人麻呂]]
* [[鴨長明]]<ref group="注釈">{{Efn|随筆を書き始めている頃、清少納言の亡霊と話し合い、『[[方丈記|方丈鳥記]]』を完成した4年目に死後、兼好法師と会うストーリー</ref>}}
* [[足利直義]]
* [[観阿弥]]、[[世阿弥]]<ref group="注釈">{{Efn|世阿弥は[[まつげ]]の長いメス猫のような美しいオス猫、[[道阿弥]]は別名の犬王だから犬、[[喜阿弥]]は[[亀]]、[[増阿弥]]は象、[[音阿弥]]は目と眉毛が繋がった[[音符]]のような顔をした猫として描かれている。</ref>}}
* [[雪舟]]
* [[塚原卜伝]]
* [[松永久秀]]
* [[濃姫]]<ref group="注釈">{{Efn|織田信長と「絞めろ!へびねこ日本史」というタイトルを掲載。</ref>}}
* [[甲斐姫]]
* [[井原西鶴]]
* [[緒方洪庵]]
* [[木戸孝允|桂小五郎]]
{{divDiv col end}}
 
; 第9巻
{{divDiv col|3}}
* [[藤原不比等]]
* [[光明皇后]]
155 ⟶ 237行目:
* [[淀殿]]
* [[本多忠勝]]
* [[片倉景綱|片倉小十郎]]
* [[円空]]
* [[高田屋嘉兵衛]]
* [[間宮林蔵]]
* [[千葉周作]]
{{divDiv col end}}
 
; 第10巻
{{Div col|3}}
* [[坂上田村麻呂]]
* [[桓武天皇]]
* [[藤原薬子]]
* [[清少納言]]
* [[楠木正成]]
* [[天草四郎]]
* [[ザビエル]]
* [[歌川広重]]
* [[杉田玄白]]
* [[土方歳三]]
* [[ジョン万次郎]]
* [[渋沢栄一]]
{{Div col end}}
 
; 第11巻
{{Div col|3}}
* [[孝謙天皇]]
* [[源義朝]]
* [[源義経]]{{Efn|土方歳三や杉田玄白も同じくアニメ版先行のオリジナルの紹介ストーリーが展開していた。誰でもいいので、坊主頭以外は、執拗に[[烏帽子]]を狙うちびねこキャラのコレクター。}}
* [[北条義時]]
* [[親鸞]]
* [[九鬼嘉隆]]
* [[高台院|ねね]]
* [[北条氏政]]
* [[尾形光琳]]
* [[伊東甲子太郎]]{{Efn|アニメ版の新選組オリジナルデザインを[[斎藤一]]とともに採用された猫キャラ}}
* [[板垣退助]]{{Efn|新島八重(山本八重)の回にもワンシーンの脇役で登場する。}}
* [[芥川龍之介]]
{{Div col end}}
 
; 第12巻
{{Div col|3}}
* [[阿倍仲麻呂]]
* [[藤原定子]]
* [[北条時宗]]
* [[法然]]
* [[武田信玄]]
* [[上杉謙信]]
* [[出雲阿国|出雲おくに]]
* [[関孝和]]
* [[勝海舟]]
* [[近藤勇]]
* [[伊藤博文]]
* [[江戸川乱歩]]
{{Div col end}}
 
; 第13巻
{{Div col|3}}
*[[蘇我馬子]]
*[[小野小町]]
*[[種子島時尭]]
*[[徳川家康]]
*[[徳川秀忠]]
*[[千姫]]
*[[井伊直政]]
*[[小早川秀秋]]
*[[立花宗茂]]
*[[徳川慶喜]]
*[[大久保利通]]
*[[犬養毅]]{{Efn|名字が犬養なので犬として登場する。}}
{{Div col end}}
 
; 第14巻
{{Div col|3}}
*[[吉備真備]]
*[[和泉式部]]
*[[藤原彰子]]
*[[山名宗全]]
*[[尼子経久]]
*[[今川義元]]
*[[常高院|初]]
*[[荒木又右衛門]]
*[[本居宣長]]
*[[西郷隆盛]]{{Efn|アニメでは描かれなかった明治維新のその後が描かれている。}}
*[[原敬]]
*[[与謝野晶子]]
{{Div col end}}
 
== 単行本書誌情報 ==
* そにしけんじ 『ねこねこ日本史』 実業之日本社、既刊914(2020(202492118日現在)
*# 2014年8月7日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-61290-4|title=ねこねこ日本史|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-61290-4}}
*# 2016年2月9日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41407-2|title=ねこねこ日本史(2)|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41407-2}}
*# 2016年12月16日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41453-9|title=ねこねこ日本史(3)|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41453-9}}
*# 2017年7月2814日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41468-3|title=ねこねこ日本史(4)|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41468-3}}
*# 2018年2月9日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41489-8|title=ねこねこ日本史(5)|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41489-8}}
*# 2018年10月5日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41513-0|title=ねこねこ日本史(6)|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41513-0}}
*# 2019年5月9日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41526-0|title=ねこねこ日本史(7)|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41526-0}}
*# 2020年2月7日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41554-3|title=ねこねこ日本史(8)|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41554-3}}
*# 2020年9月11日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41579-6|title=ねこねこ日本史(9)|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41579-6}}
*# 2021年4月30日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-64016-7|title=ねこねこ日本史(10)|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-64016-7}}
*# 2022年2月10日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-64051-8|title=ねこねこ日本史(11)|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-64051-8}}
*# 2022年9月8日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-64062-4|title=ねこねこ日本史(12)|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-64062-4}}
*# 2023年4月6日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-64085-3|title=ねこねこ日本史(13)|publisher=実業之日本社|accessdate=2024-02-08}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-64085-3}}
*# 2024年2月8日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-64125-6|title=ねこねこ日本史(14)|publisher=実業之日本社|accessdate=2024-02-08}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-64125-6}}
* そにしけんじ 『マンガでよくわかる ねこねこ日本史 ジュニア版』 実業之日本社、既刊10巻(2022年2月10日現在)
*# 2017年10月13日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41479-9|title=マンガでよくわかる ねこねこ日本史 ジュニア版|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41479-9}}
*# 2018年4月13日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41495-9|title=マンガでよくわかる ねこねこ日本史 ジュニア版 2|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41495-9}}
*# 2018年12月5日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41519-2|title=マンガでよくわかる ねこねこ日本史 ジュニア版 3|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41519-2}}
*# 2019年6月27日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41531-4|title=マンガでよくわかる ねこねこ日本史 ジュニア版 4|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41531-4}}
*# 2019年10月4日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41543-7|title=マンガでよくわかる ねこねこ日本史 ジュニア版 5|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41543-7}}
*# 2020年4月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41558-1|title=マンガでよくわかる ねこねこ日本史 ジュニア版 6|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41558-1}}
*# 2020年12月11日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-41591-8|title=マンガでよくわかる ねこねこ日本史 ジュニア版 7|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-41591-8}}
*# 2021年6月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-64025-9|title=マンガでよくわかる ねこねこ日本史 ジュニア版 8|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-64025-9}}
*# 2021年11月5日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-64036-5|title=マンガでよくわかる ねこねこ日本史 ジュニア版 9|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-64036-5}}
*# 2022年2月10日発売<ref name="comicj10">{{Cite web|和書|url=https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-64052-5|title=マンガでよくわかる ねこねこ日本史 ジュニア版 10|publisher=実業之日本社|accessdate=2022-09-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-408-64052-5}}
<!-- プロジェクト:漫画#書誌情報より、「公式発売日以降の書誌のみ記述し、発売予定は記述しないでください。」 -->
 
== テレビアニメ ==
2016年4月6日より2021年3月3日までNHK Eテレの『[[天才てれびくん]]』の併設アニメとして、毎週水曜日の18時45分 - 18時55分に放送された。また、2016年12月11日には、当年の大河ドラマ『[[真田丸 (NHK大河ドラマ)|真田丸]]』が最終盤を迎えている関係で、実際の歴史の流れに沿い第7話・第6話・第16話・第15話の順でまとめたスペシャル版が放送された。天てれ第2部のアニメで5年間放送されたが、これは天才てれびくんの併設アニメとしては最長である
 
原作では脇役だったりあまり登場していない歴史上の人物の猫キャラをアニメでは[[大河ドラマ]]の主役をベースやオリジナルストーリーに、アニメでの主役の回として登場させたり<ref group="注釈">例として、『[[西郷どん (NHK大河ドラマ)|西郷どん]]』の放映を伴い、原作より先にアニメ第65話で[[西郷隆盛]]を主役の回に登場させて2018年4月4日及び同年の[[11月7日]]に先行放映した。なお、現在既刊中の原作第7巻までは、脇役として何度か登場している西郷隆盛主役の回はアニメ放送終了後の14巻はまだ登場させていない。また、大河ドラマの主役ではないものの、[[稗田阿礼]]の場合は原作未登場でアニメでは主役、直虎の養子である[[井伊直政]]や井伊氏の主君である[[今川義元]]もアニメは主役と直虎の回では脇役、原作でも一回だけ第3巻の直虎の回では脇役。義元も14巻に主役として登場。</ref>させたり、原作では未登場の歴史上の人物の猫キャラを、アニメでは[[葛飾北斎]]の回では原作の解説表では表記されていても原作に登場していなかった北斎の娘の[[葛飾応為|お栄]]の登場や、同じ主役が何度か登場する回<ref group="注釈">坂本龍馬や[[新選組]]など。</ref>、独自にオリジナルとして登場させていたり<ref group="注釈">幕末編になると原作でも未登場の[[武市瑞山|武市半平太]]や[[千葉さな子|さな子]]と[[楢崎龍|お龍]]、[[斎藤一]]、[[池内蔵太]]などの猫キャラをアニメ版のオリジナル脇役として登場させている。</ref>、また、原作には載っていない著作物の『[[南総里見八犬伝|里見八犬伝]]』や[[忍者]]、[[参勤交代]]などをアニメオリジナルストーリーとしてわかりやすく解説していたり、アニメの第82話の[[服部半蔵]]の回で信長の死後、4mの長槍型[[猫じゃらし]]をもった半蔵が[[徳川家康]]と家康の部下たちを無事に[[岡崎城]]へ案内し[[伊賀]]を越えるため、案内する際の道程が[[人生ゲーム]]だったりや、第84話でも[[中岡慎太郎]]が提案した[[薩長]]を仲良くする方法の想像図が西郷隆盛(薩摩側)と[[木戸孝允|桂小五郎]](長州側)が結婚式という例えから、パロディまで等々、原作にないオリジナル展開がある。
 
=== キャスト ===
[[声優|声]]の出演はナレーションを[[山寺宏一]]<ref group="注釈">第79話は「黒子」、第160話は「[[伊達輝宗]]」として出演</ref>、'''主役'''を[[小林ゆう]]が務める。
 
'''主役'''を務めなかった回<ref group="注釈">主役を務めた回でも、織田信長や徳川家康などが主役以外で登場する回では二役以上演じる事もある。</ref>の小林ゆうの配役は、以下の通り。
244 ⟶ 422行目:
|第140話||2020年7月15日||[[足利義満]]
|-
|第152話||2020年12月16日||[[大石良雄|大石内蔵助]]
|-
|第155話||2021年1月13日||[[伊能忠敬]]
|-
|第157話||2021年2月3日||[[平清盛]]
|}
 
257 ⟶ 437行目:
|第4話||2016年4月27日|| ||[[刀自古郎女]]([[聖徳太子]]の妻)||[[秋本帆華]]※
|-
|第12話<hr /> 第73話<hr /> 第135話<hr /> 第160話||2016年7月6日<hr />2018年6月13日<hr />2020年6月3日<hr />2021年3月3日|| ||[[片倉景綱|片倉小十郎]]([[伊達政宗]]の近習)||[[三代目パークマンサー]]※
|-
|rowspan="2"|第19話||rowspan="2"|2016年10月19日||●||[[清少納言]]||[[大森日雅]]
265 ⟶ 445行目:
|第21話<hr /> 第41話<hr /> 第74話<hr /> 第110話||2016年11月9日<hr />2017年6月14日<hr />2018年6月20日<hr />2019年9月4日|| ||[[斎藤一]]||rowspan="3"|[[杉田智和]]※
|-
|第22話<hr /> 第75話<hr /> 第157話||2016年11月16日<hr />2018年6月27日<hr />2021年2月3日|| <hr /> <hr />●||[[後白河天皇|後白河法皇]]
|-
|第23話||2016年11月23日|| ||[[高橋至時]]([[天文学者]])
305 ⟶ 485行目:
|第47話||2017年9月13日|| ||[[毛利興元]]
|-
|第48話||2017年9月20日|| ||[[ジェームズ・ビドル|ビッドル]]||rowspan="3"|[[M・A・O]]※
|-
|第49話||2017年10月4日|| ||[[古渓宗陳]]
521 ⟶ 701行目:
| ||[[三好宗渭|三好政康]]||rowspan="3"|[[梶裕貴]]※
|-
|第122話||2019年12月18日||●||[[吉田卜部兼好|兼好法師]]
|-
|第123話||2020年1月8日|| ||光猫氏
579 ⟶ 759行目:
|第146話||2020年10月21日||●||[[松永久秀]]
|-
|第147話||2020年10月28日||●||筋肉先生<ref name="story147">{{Cite web|和書|url=https://neco-neco.jp/story/147.html|title=あらすじ|work=TVアニメ「ねこねこ日本史」公式サイト|accessdate=2020-10-28}}</ref>||木内太郎
|-
|第148話||2020年11月11日||●||[[光明皇后|光明子]]||[[鎌倉有那]]
614 ⟶ 794行目:
|-
|第156話||2021年1月27日||●||[[淀殿]]||大森日雅
|-
|第158話||2021年2月17日||●||[[龍造寺家兼|龍造寺剛忠]]||杉田智和※
|-
|第160話||2021年3月3日|| ||[[伊達輝宗]]||山寺宏一
|}
 
=== スタッフ ===
{| class="wikitable" style="font-size:small; text-align:center;"
* 原作 - [[そにしけんじ]]<ref name="ab239676" />([[実業之日本社]]刊)
! !! 第1期 !! 第2期 !! 第3期 !! 第4期 !! 第5期
* 監督 - 河村友宏<ref name="ab239676" />
|-
* シリーズ構成 - 高田亮(第1期)、清水匡(第2期 - 第5期)
! 原作
* 脚本 - 清水匡(第1期)、平林佐和子(第2期 - 第5期)
| colspan="5" |[[そにしけんじ]]<ref name="ab239676" />([[実業之日本社]]刊)
* キャラクターデザイン - 河村友宏・蝦名芙美(第1期、第4期、第5期)、西川智英美(第2期)、河村友宏(第3期)
|-
* 音楽 - [[KOSEN]]
*! 音響監督 - [[小泉紀介]]
| colspan="5" |河村友宏<ref name="ab239676" />
* 録音 - 山田均
|-
* 効果 - 武藤晶子
! シリーズ構成
* 音響制作担当 - 阿部秀平→三浦妙子
| 高田亮 || colspan="4" |清水匡
* プロデューサー - 山田周、吉國勲(第1期、第2期)、宮本未来(第3期)、谷池侑美(第4期)、片岡裕貴・福山剛(第4期、第5期)
|-
* アニメーションプロデューサー - 小熊由香
! 脚本
* アニメーション制作 - クレスコモーションデザイン、[[NEFT FILM]]
| 清水匡 || colspan="4" |平林佐和子
* 制作 - ジョーカーフィルムズ<ref name="ab239676" />
|-
* 製作・著作 - 「ねこねこ日本史」製作委員会<ref name="ab239676" />
! rowspan="2" |キャラクターデザイン
| rowspan="2" |河村友宏<br />蝦名芙美 || 西川智英美 || colspan="3" |河村友宏
|-
| colspan="2" | - || colspan="2" |蝦名芙美
|-
! 音楽
| colspan="5" |[[KOSEN]]
|-
! 音響監督
| colspan="5" |[[小泉紀介]]
|-
! rowspan="2" |プロデューサー
| colspan="5" |山田周
|-
| colspan="2" |吉國勲 || 宮本未来 || 谷池侑美 || 片岡裕貴<br />福山剛
|-
! アニメーション<br />プロデューサー
| colspan="5" |小熊由香
|-
! アニメーション制作
| colspan="5" |クレスコモーションデザイン、[[NEFT FILM]]
|-
! 制作
| colspan="5" |ジョーカーフィルムズ<ref name="ab239676" />
|-
! 製作・著作
| colspan="5" |「ねこねこ日本史」製作委員会<ref name="ab239676" />
|}
 
=== 主題歌 ===
638 ⟶ 850行目:
|-
!rowspan="3"|第1期
|第1話||第20話||rowspan="2"|OP/ED||[[Chérie!]]<ref group="注釈">OPでは歴史上の登場人物をモデルにした猫のキャラクター以外にも、チームしゃちほこのメンバーをモデルにしたネコのキャラクター「チームしゃちねこ」が登場している。</ref><ref group="注釈">EDは[[オフヴォーカル|Off Vocal]]版。</ref>||rowspan="2" colspan="2" style="text-align:center"|SAKRA||rowspan="2"|[[電気グルーヴ|CMJK]]||rowspan="3"|[[TEAM SHACHI|チームしゃちほこ]]<ref name="ab239676">{{Cite web |和書|date=2016-03-12 |url=http://www.nhk.or.jp/anime-blog/0010/239676.html |title=「ねこねこ日本史」主題歌は、チームしゃちほこ! |work=アニメワールド+BLOG |publisher=日本放送協会 |accessdate=2016-03-13}}</ref>
|-
|rowspan="2"|第21話||rowspan="2"|第32話||OP||夢でもいいの
|-
|ED||秘密のセレナーデ<ref group="注釈">映像は一部を除き、Chérie!のEDと同じ。</ref>||colspan="2" style="text-align:center"|KOSEN||[[出羽良彰]]
|-
!rowspan="4"|第2期
|rowspan="2"|第33話||rowspan="2"|第50話||OP||コノ音コネクション||colspan="3" style="text-align:center"|O.T.F||オシャレ・トラック<br />・ファクトリー<ref name="ani4459">{{Cite web |和書|date=2017-03-31 |url=httphttps://www6.nhk.or.jp/anime/topics/detail.html?i=4459 |title=「ねこねこ日本史」新OP&ED発表! |work=アニメワールド |publisher=日本放送協会 |accessdate=2017-03-31}}</ref>
|-
|ED||ねこの居る風景||colspan="2" style="text-align:center"|森良太||colspan="2" style="text-align:center"|[[Brian the Sun]]<ref name=ani4459/>
|-
|rowspan="2"|第51話||rowspan="2"|第64話||OP||猫の手拝借||rowspan="2" colspan="3" style="text-align:center"|小春(チャラン・ポ・ランタン)||[[チャラン・ポ・ランタン]]<ref>{{Cite web |和書|date=2017-10-06 |url=httphttps://www6.nhk.or.jp/anime/topics/detail.html?i=4654 |title=「ねこねこ日本史」新OPは、チャラン・ポ・ランタン! |work=アニメワールド |publisher=日本放送協会 |accessdate=2017-10-07}}</ref>
|-
|ED||なれたらなぁ||[[たこやきレインボー]]<ref>{{Cite web |和書|date=2017-09-01 |url=httphttps://www6.nhk.or.jp/anime/topics/detail.html?i=4580 |title=「ねこねこ日本史」新EDは、たこやきレインボー! |work=アニメワールド |publisher=日本放送協会 |accessdate=2017-10-07}}</ref>
|-
!rowspan="4"|第3期
676 ⟶ 888行目:
|ED||ねこじゃらそー<br />かけるまほうひみこ||colspan="2" style="text-align:center"|ASOBOiSM||-||[[近藤利樹]]feat.ASOBOiSM
|-
|rowspan="2"|第144話||rowspan="2"|-第160話||OP||ジャパニーズSTAR||colspan="3" style="text-align:center"|浦島健太、山本匠||rowspan="2"|Girls{{sup|2}}
|-
|ED||ねこねこ日本史おぼえ歌<br />〜全時代丸分かり♪〜||[[Co.慶応]]||Co.慶応、m.yui||m.yui
1,006 ⟶ 1,218行目:
|-
|第156話||茶々はチャチャッと終わらない、淀殿!||淀殿||松本彩音||今野淑子、佐久間しげ子<br />秋穂範子||1月27日
|-
|第157話||嗚呼、憧れの院政生活!||後白河法皇||コウダシュウヘイ||石毛かほり||2月3日
|-
|第158話||戦国に熊出没注意!龍造寺隆信!||龍造寺隆信||colspan="2" style="text-align:center"|わたべりか||2月17日
|-
|第159話||彫って、旅して、微笑んで、円空!||円空||中田麻衣子||野嵜貴子、Ingen||2月24日
|-
|第160話||東北に政宗あり!政宗に片倉小十郎あり!||伊達政宗||長門ミカ||神戸環、井上美弦<br />秋穂範子||3月3日
|}
<!--放送されていない話数は記載しないか隠す事-->
 
=== 放送局 ===
1,013 ⟶ 1,232行目:
| network=[[NHK教育テレビジョン|NHK教育]]
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考
| 2016年4月6日 - 2021年3月3日 | 水曜 18:45 - 18:54 | [[NHK教育テレビジョン|NHK Eテレ]] | [[全国放送|日本全域]] | [[天才てれびくんシリーズのコーナー一覧#天てれ第2部|天てれ第2部]]
| 2020年4月6日 - 2021年3月3日 | 月曜 18:50 - 19:00 | [[NHKワールド・プレミアム]] | 日本除く世界放送}}
{{放送期間 | media=インターネット
| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
1,021 ⟶ 1,240行目:
 
=== DVD ===
[[Amazon.co.jp|Amazon]]にて、注文を受けてから[[オンデマンド|受注生産販売されている]]([[DVD-R]])で製造、販売されている<ref>{{citeCite web|和書|url=https://www.amazon.co.jp/s?k=ねこねこ日本史&rh=n%3A561958|title=ねこねこ日本史:DVD|website=Amazon.co.jp|accessdate=2017-01-12}}</ref>。各巻とも、ジャケットデザインが収録話の各主役キャラのデザインバージョンがある(BOX版、特別版を除く)。
{| class="wikitable" style="font-size:small;"
! 巻 !! デザインバージョン !! 発売日 !! 収録話 !! 規格品番([[ASIN]])
1,163 ⟶ 1,382行目:
 
=== 無断使用について ===
2018年3月15日にミュージシャンの[[デーモン閣下]]が自身のブログで、2018年2月28日に放送された第2期第64話の『破天荒シンガー、高杉晋作!〜破天荒度MAX編〜』において、晋作が俊輔に代わって西洋諸国との条約締結交渉に臨るために「デーモン風高杉」という嘘の名前で登場して大音量でロックを奏でるという、姿も行動パターンもデーモン閣下を直線的に意識させる演出が自身の肖像を許可もなく無断使用しているとして、自身のブログに投稿して抗議した<ref>[https://web.archive.org/web/20180316045302/https://blogs.yahoo.co.jp/demon_kakka_blog/15423077.html Mar.15.D.C.20:無断使用] 2018年3月15日 デーモン閣下の地獄のWEBROCK(Yahoo!ブログ)</ref>。それに対しNHKは「事実関係を調査している」としていたが、後に無断使用を認めて公式サイトに謝罪文を掲載した。また、そのサイトのあらすじや登場人物を紹介するページからもデーモン風高杉は削除されている。なお、晋作は原作の漫画で登場しているが、デーモン風高杉は原作に登場していないアニメ特有のキャラクターである<ref>{{Cite web|和書|date=2018-03-16|url=https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/16/news130.html|title=デーモン閣下、Eテレアニメ「ねこねこ日本史」に激似オリジナルキャラ登場で激怒 NHK「事実関係調査中」|publisher=ねとらぼ|accessdate=2019-06-27}}</ref>。
 
{{前後番組
1,173 ⟶ 1,392行目:
 
== 映画 ==
『'''映画 ねこねこ日本史 〜龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!〜'''』のタイトルで[[2020年]]2月22日に公開された。小学生ねこのフクと坂本龍馬がタイムトラベルで冒険するストーリーとなっている。物語のキーパーソンとなる平賀源内を[[佐藤二朗]]が演じる<ref>{{Cite web|和書|date=2019-12-9|url=https://natalie.mu/comic/news/358650|title=「映画 ねこねこ日本史」佐藤二朗が平賀源内役でゲスト出演、本予告も公開|publisher=コミックナタリー|accessdate=2019-12-18}}</ref>。
 
=== あらすじ ===
幕末のねこねこ日本史。坂本龍馬は長州藩の桂小五郎と薩摩藩の西郷隆盛の仲が悪いと聞き、仲直りさせようと京の町に飛び出すが、巨大なカラスに飲み込まれる。龍馬はカラスの中でフクと出会う。カラス型タイムマシンのヤッちゃんはこれまでの事情を説明する。
小学生ねこのフクはおじいちゃんのカラス型タイムマシン・ヤッちゃんにうっかり乗り込み、ねこねこ日本史の世界で坂本龍馬に出会う。元の時代に戻るためには、様々な時代のかるたを作らなければならないことが判明。フクと龍馬はヤッちゃんでタイムトラベルの冒険に出発する<ref>{{Cite web|url=https://neco-neco-movie.com/story/|title=おはなし|publisher=劇場版「ねこねこ日本史 〜龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!」公式サイト|accessdate=2019-12-18}}</ref>。
 
令和の時代、フクのおじいちゃん茶々丸はタイムマシーン・ヤッちゃんを完成させる。茶々丸は忘れっぽい猫たちのため、歴史ロマンかるたを作ろうと考え、ヤッちゃんにプログラミング。タイムトラベルに出発しようとしたが、忘れ物を取りにいっている間にお昼寝用クッションを探しに来たフクが乗り込み、ヤッちゃんは発進してしまう。かるたが完成するまで帰れないと言われたフクはヤッちゃんの中で暴れまわり、幕末に落ちてしまったのだった。怠け者のフクと明るく社交的な龍馬は、マンモスのいる旧石器時代から歴史をたどり、かるたを作るミッションをこなしてゆく。
=== キャスト ===
 
ダメージ続きのヤッちゃんは限界を迎え、関ケ原の戦いの最中に墜落。そこへ他の時代のねこねこ偉人たちが次々あらわれ騒動になる。発明家の平賀源内が鳥型タイムマシーンで到着。ヤッちゃんの三本目の足に靴をはかせていなかったせいで、足跡が時空の裂け目となって混乱が生じていた。関ケ原はピリピリイライラする猫たちの争いが止まらない。だが卑弥呼の超能力で猫たちは元の時代に返される。
 
ヤッちゃんは幕末の京に到着。京の猫たちは荒れていた。源内は関ケ原のピリピリイライラが広まってしまったという。龍馬は薩長を仲直りさせるという使命を思い出し、ヤッちゃんに靴を片方あげて飛び出す。フクが「龍馬は最高の相棒ニャ」と叫び、最後のかるたが完成する。フクは龍馬にフラフープを渡して別れを惜しみ未来へ旅立つ。龍馬はフラフープの中に桂と西郷を引き寄せ、薩長同盟が成立する。体力の限界を迎えたヤッちゃんのため、フクは龍馬がためこんだおもちゃやガラクタ、作ったかるたを外に捨てる。
 
令和の時代に戻ったフクは公園で争うこども猫たちに猫しっぽぐるぐるを呼びかけ、仲直りさせる。おじいちゃんはフクがかるたをなくしたことにがっかりするが、フクは全部話して聞かせると意気込む。だがポカポカ陽気でみんな眠ってしまうのだった。
 
=== メインキャラクター ===
; [[坂本龍馬]]
: 声 - [[小林ゆう]]
: 幕末の偉人ねこ。マイペースで物怖じしない性格で、色々なねこと仲良くなるのが得意。黒船来航の動乱の中、ヤッちゃんとフクに出会う。フクのかるた作りに協力するため、タイムトラベルに同行し、日本の歴史を旅する<ref name=chara>{{Cite web|和書|url=https://neco-neco-movie.com/character/|title=キャラクター|publisher=劇場版「ねこねこ日本史 〜龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!」公式サイト|accessdate=2019-12-18}}</ref>。テレビアニメ版と原作の龍馬とは微妙に異なるデザインで、太眉に明るいオレンジ色の羽織と、[[カーキ]]色の[[袴]]。テレビアニメ版は細眉に[[青緑色]]の袴と赤濃いオレンジ色の羽織。
; フク
: 声 - [[山下大輝]]
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; ヤッちゃん
: 声 - [[山寺宏一]]
: カラス型タイムマシン。正式名は「カラス型タイムマシン8号機」。胸に赤い8の字模様がある。フク・龍馬を乗せ、時をかける。フクたちがかるた作りをさぼるときついツッコミをいれる{{R|chara}}。テレビアニメ版第4期のOPにも登場している。ロボットなのに、タイムマシン機能だけでなく、変幻自在に体を伸縮することもできる。体内に三本目の足が格納されており、この足で時空を蹴破ってタイムトラベルする。三本目の足に靴をはかせていないと「足跡」が残り、時空の裂け目となって、歴史を変える原因となってしまう。テレビアニメ版第4期のオープニングにも登場している。
; [[平賀源内]]
: 声 - [[佐藤二朗]]
: フクと龍馬が出会った発明家ねこで、この物語の[[キーマン]]{{R|chara}}。自称「ねこねこ日本一の発明家エキセントリックエレクトリック平賀源内」。ヤッちゃんに似た鳥型タイムマシンに乗り、時空の裂け目を修復している。水色をベース和服と羽織に「T・P」の文字が入った[[制帽キャップ]]を着込んでかぶっている。テレビアニメ版での平賀源内は小林ゆうで、テレビアニメ版との服の色も異なる。
 
=== その他のキャストラクター ===
; 中岡慎太郎
: 声 - [[八代拓]]
: 龍馬の知り合いで、物語開幕に黒船来航の動乱の最中、黒船と[[マシュー・ペリー|ペリー]]グッズを楽しむ子供ねこたちを見て、龍馬に薩摩と長州を仲良くすることを諭す幕末のねこ。龍馬が帰還した後では登場していない。
; 茶々丸
; フクのおじいちゃん
: フクのおじいちゃん。高齢の[[発明家]]ねこ。顔が見えないほど毛がふさふさに伸びている。平賀源内に鳥型のタイムマシン製作を促され、家族にまで迷惑をかけ、ようっとことで8号機目であるヤッちゃんを完成した。顔が見えないほど毛をふふさにまで伸びている。歴史のかるた制作の販売を企む老いぼれの[[発明家]]ねこ。ヤッちゃんに乗られたフクはおじいちゃんのせいしていた。
; 卑弥呼
: 声 - 小林ゆう
: 邪馬台国のお気楽な女王のねこ。騒動に巻き込まれた歴史猫たちを超能力で元の時代に戻した、ねこねこ日本史上の最強才媛。
; 聖徳太子
: 声 - 小林ゆう
: 飛鳥時代のスーパーキャット。龍馬とフクに和の大切さを説き伏せる。イライラしづらい性格。
; 聖武天皇
: 声 - 小林ゆう
: [[奈良時代]]にタイムスリップした龍馬一行にたくさんの玩具をプレゼントした天皇。
; 紫式部
: 声 - 小林ゆう
: 女装した龍馬が平安貴族の女子たちからモテモテになっている間、フクと出会い一目惚れする。
; 平清盛
: 声 - 小林ゆう
: 平安後期を支配する平家の総大将。ヤッちゃんのおぞましい姿に及び腰となる。
; 源頼朝/源義経
: 声 - 小林ゆう
; 織田信長
: 声 - [[小山力也]]
: 天下統一を目論み、明智光秀(声:[[浜添伸也]])やヤッちゃんをいじめたりする天下人のねこ。平賀源内と同様、テレビアニメ版も小林ゆうが担当。
; 徳川家康
: 声 - 小林ゆう
: 戦国武将のねこ。織田信長と豊臣秀吉の元部下であり、[[江戸幕府]]の創設者。[[関ヶ原の戦い]]にて、龍馬たちがタイムトラベルの暴れまわったせいで、[[タヌキ]]と取り間違えられて行方不明となり、江戸幕府開幕後から幕末にいる子孫まで歴代将軍タヌキのまま平和的に過ごすがねこねこ日本中の住人ねこがイライラが止まら気質の影響を受けい状況を作てしまう
; 石田三成
: 声 - 大森日雅
: 豊臣秀吉の元直属の部下。徳川家康との関ヶ原の戦いにて、タイムスリップからまきこまれて生還した秀吉と再会する。
; お龍
: 龍馬の恋人のねこ。タイムトラベルの歪んだ影響力のせいでイライラが止まらず、帰還したばかりの龍馬を襲う。龍馬にとって思い馳せる恋女房のような存在
; 西郷隆盛
: 声 - 大森日雅
: テレビアニメと原作漫画より薩摩藩のねこ。物語冒頭では大柄な体格だったが龍馬が帰還したときは時空の歪みのせいで体格が更小柄縮んでしまたらし
; 桂小五郎
: 長州藩のねこ。姿を隠しながら西郷を挑発する。龍馬帰還後の京では高杉晋作の幽霊と皿回しショーをやっていた。
: 龍馬が薩摩と長州を仲良くするため、西郷隆盛らに追いかけられている矢先に、薩摩に負けないように[[亡霊]]となった[[高杉晋作]]とコンビを組み、民衆の前にロックの披露宴を行う。
 
=== スタッフ ===
* 原作 - そにしけんじ<ref name=staff>{{Cite web|和書|url=https://neco-neco-movie.com/staffcast/|title=スタッフ・キャスト|publisher=劇場版「ねこねこ日本史 〜龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!」公式サイト|accessdate=2019-12-18}}</ref>
* 監督 - 村友宏{{R|staff}}
* 脚本 - 清水匡{{R|staff}}
* アニメーション制作 - ジョーカーフィルムズ{{R|staff}}
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* 製作 - 「映画 ねこねこ日本史 2020」製作委員会(実業之日本社、ジョーカーフィルムズ、NHKエンタープライズ、イオンエンターテイメント、キャラアニ、アニプレックス、木下グループ、ジェイアール東日本企画)
 
=== ノベライズ ===
* 『小説 映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~』〈実業之日本社ジュニア文庫〉2019年12月20日発売、{{ISBN2|978-4-408-53750-4}}
=== その他 ===
 
第4期後編OP「きまぐれ☆にゃんにゃんヒストリー!」の中で、映画の主人公フクとカラスが映っている。
 
== YouTube公式チャンネル ==
== ゲーム ==
2020年12月22日に[[YouTube]]に公式チャンネルを開設。毎週金曜日にアニメ本編を更新するほか、YouTube独自のコンテンツを公開している<ref>{{Cite web|和書|date=2020-12-22|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002719.000016356.html|title=NHK Eテレにて放送中の「ねこねこ日本史」、公式YouTubeチャンネル開設決定!アニプレックス|publisher=PR TIMES|accessdate=2021-08-12}}</ref>。
; ねこねこ日本史 楽しく学べる歴史雑学クイズ
 
:合同会社オン・ザ・ハンモックがリリースしたiPhoneアプリ。「縄文・弥生時代」「飛鳥・奈良・平安時代」「鎌倉・室町時代」「戦国時代・安土桃山時代」「江戸時代」など時代からクイズを選択する事ができ、ユーザーが興味のある歴史的事象を探求できる。またレベルアップしていくことで歴史上人物のキャラクターカード(歴史上の人物紹介を読むことが出来るカード)をゲットすることが出来るなど、楽しんで学べる要素が盛り込まれている。
== ゲーム・アプリ ==
; ねこねこ日本史 楽しく学べる歴史雑学クイズ
:合同会社オン・ザ・ハンモックがリリースしたiPhoneアプリ。「縄文・弥生時代」「飛鳥・奈良・平安時代」「鎌倉・室町時代」「戦国時代・安土桃山時代」「江戸時代」など時代からクイズを選択する事ができ、ユーザーが興味のある歴史的事象を探求できる。また、レベルアップしていくことで歴史上人物のキャラクターカード(歴史上の人物紹介を読むことが出来るカード)を入手することが出来るなど、楽しんで学べる要素が盛り込まれている。
; ねこねこ日本史 歴史発見パズル!
: [[フリュー]]発売。2017年5月10日より配信の[[ニンテンドー3DS]]用ダウンロード配信専用ソフト。ジャンルは[[パズルゲーム]]。
; ねこねこ日本史〜時代を変えニャアいかんぜよ!〜
: 略称:'''ねこぜよ'''。株式会社ココロフリーよりリリースされたスマホゲーム。幕末を舞台に、坂本龍馬と桂小五郎と西郷隆盛が時空を超えて冒険するストラテジーゲーム。
: 略称:'''ねこぜよ'''。時は幕末、猫カフェの猫山社中(史実では[[亀山社中]])で、坂本龍馬が拾った[[金印]]の力によって[[ランダム]]に違う時代へと[[タイムスリップ]]される龍馬と桂小五郎と西郷隆盛が主人公で、様々な歴史上の人物の猫キャラたちと出会いながらバトルするアドベンチャーシュミュレーション[[タワーディフェンス]]スマホゲーム。
; ねこねこ日本史 -いざ、パズルで勝負だニャ!-
: スマホ[[神経衰弱 (トランプゲーム)|神経衰弱]]型パネル合わせのパズルゲームアプリ。
; ねこねこ日本史 〜マージでぐるぐる歴史誕生!〜
: ねこねこ日本史公式アニメキャラでお金などを集め、キャラクターを別変換にレベルアップ進化させる神経衰弱ゲームアプリ。
 
== 関連書籍 ==
=== キャラクター図鑑 ===
*『ねこねこ日本史 キャラクター図鑑』2016年10月29日発売、{{ISBN2|978-4-408-41443-0}}
 
=== 絵本 ===
*『テレビアニメえほん ねこねこ日本史 卑弥呼』2017年10月20日発売、{{ISBN2|978-4-408-33736-4}}
*『テレビアニメえほん ねこねこ日本史 新選組』2017年10月20日発売、{{ISBN2|978-4-408-33735-7}}
 
=== 漢字ドリル ===
*『ねこねこ日本史でよくわかる 小学1年生のねこねこ漢字ドリル』2021年2月19日発売、{{ISBN2|978-4-408-64000-6}}
*『ねこねこ日本史でよくわかる 小学2年生のねこねこ漢字ドリル』2021年2月19日発売、{{ISBN2|978-4-408-64001-3}}
*『ねこねこ日本史でよくわかる 小学3年生のねこねこ漢字ドリル』2021年2月19日発売、{{ISBN2|978-4-408-64002-0}}
 
=== 教育シリーズ ===
*『ねこねこ日本史でよくわかるシリーズ』
*『ねこねこ日本史 ヒーロー&ヒロイン列伝1』2020年3月6日発売、{{ISBN2|978-4-408-41500-0}}
*『ねこねこ日本史 ヒーロー&ヒロイン列伝2』2022年4月7日発売、{{ISBN2|978-4-408-64054-9}}
*『ねこねこ日本史 ヒーロー&ヒロイン列伝3』2024年6月27日発売、{{ISBN2|978-4-408-64126-3}}
 
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|group="== 注釈"}} ===
{{Notelist}}
=== 出典 ===
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
 
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* [http://j-nbooks.jp/comic/original.php?oKey=21 実日ブックス COMICリュエル ココだけ!連載!! 『ねこねこ日本史』]
* [http://clubt.jp/myshop/S0000048212.html ねこねこ日本史オフィシャルグッズショップ]
* [{{Wayback|url=https://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=nekoneko |title=NHKアニメワールド ねこねこ日本史] |date=20160405084135}}
* [http://neco-neco.jp/ ねこねこ日本史アニメ公式サイト]
* {{Twitter|neco2nihonshi|ねこねこ日本史アニメ公式情報}}
* [https://neco-neco-movie.com/ 劇場版「ねこねこ日本史 龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!」公式サイト]
* {{Youtube|channel=UCurj79EhUXRhFgMQTkKsSSg|ねこねこ日本史公式チャンネル}}
{{Manga-stub}}
 
{{天才てれびくん|てれび}}
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|1-5 = イオンエンターテイメントの映画作品
|1-6 = 木下グループのアニメ映画
|1-7 = ネコを題材としたアニメ映画
|1-8 = 坂本龍馬を題材としたフィクション作品
|1-9 = 平賀源内
|1-10 = タイムトラベルを題材としたアニメ映画
}}
 
{{Manga-stub}}
 
{{DEFAULTSORT:ねこねこにほんし}}
[[Category:漫画作品 ね|こねこにほんし]]
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[[Category:アニプレックスのアニメ作品]]<!-- 4期 -->
[[Category:NHKのテレビ歴史番組]]
[[Category:ネコをするした漫画作品]]
[[Category:ネコを題材としたアニメ作品]]
[[Category:日本の歴史を題材とした漫画作品]]
[[Category:日本の歴史を題材としたアニメ作品]]
[[Category:日本の新聞漫画]]