「ねこねこ日本史」の版間の差分

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肖像画が残っていて、一般に共通したイメージのある人物はそれを元に造形している。徳川家の猫は全員にトーンを入れている。北条氏は虎猫。僧侶は坊主感を出すために折れ耳のスコティッシュフォールドなどを選んでいる。源平合戦では源氏は長毛種、平氏はつるっとしたデザインになっている。平賀源内は肖像画の細長くてつぶれた顔を再現するため、耳の形を工夫した。豊臣秀吉が猿、吉良上野介が犬と猫以外の動物も登場させている。一番苦労したのは坂本龍馬で、髪型ができたときにイメージが固まり、少し小さめの目にしたのが能天気なキャラ設定でよかったという<ref name=ddnavi0125/>。
 
登場人物は基本的に猫をメイン<ref group="注釈">世界地図の世界の地形も猫として描かれている。</ref>としているが、実際は猫以外の動物もよく登場し、例えば[[豊臣氏]]が猿だったり、[[井伊直虎]]が名前から[[トラ]]になったり、[[徳川家康]]がたまに代名詞より[[たぬき]]として描かれていたりと他の種類の動物がよく混ざっている<ref group="注釈">ただし、別の動物には置き換えらないことあって、[[坂本龍馬|坂本竜馬]]の場合は[[龍]]と馬の[[ハイブリッド]]ではなく猫だったり、犬千代と呼ばれた[[前田利家]]も犬に変装した猫、[[烏丸資任]]も[[烏]]ではなく猫、[[上杉景虎]]は虎ではなく猫、テレビアニメ版で[[亀山社中]]の窓壁を破壊する[[後藤象二郎]]や、[[吉田松陰]]の元教師である[[佐久間象山]]は[[象]]ではなく猫。[[ニホンマムシ|マムシ]]である[[斎藤道三]]の息子[[斎藤義龍]]とその孫の[[斎藤龍興]]は[[マングース]]。犬の名前をもっていない[[吉良義央|吉良上野介]]とその部下は猫の嫌いな犬として例えて描かれるに対して、アニメのオリジナルストーリーの『[[南総里見八犬伝|里見八犬伝]]』でも、犬の名前をもった主要8人の架空人物を、犬の入った名前なのに8匹とも猫というスタイル。また、2018年11月7日に放映した西郷隆盛が主役の回(テレビアニメ第85話)に西郷を鎮める自ら出た[[山岡鉄舟]]は猫ではなく猫型の巨大[[ロボット]]というあり得ない登場キャラまでいる。</ref>。また、猫だけであって、キャットフードをめぐって大騒動を起こしたり、アニメ版第84話で[[京都御所]]に[[ハマグリ]]パーティーを行っている噂を追い求めて京都御所へやって来た[[久坂玄瑞]](原作漫画第4巻にも登場)と[[来島又兵衛]]の長州藩軍がやられた[[禁門の変|蛤御門の変]]で、猫は[[蛤]]が食べられないことに呆れたナレーションと[[西郷隆盛]]も猫の習性を考えて諌めたり、船に乗るシーンでは水が苦手で乗れないような現実的な猫の習性も入れている<ref group="注釈">アニメではこの際にナレーションは「猫だから仕方ない」「猫は水が苦手」と呆れるような台詞を言う。</ref>。しかし、中には船を乗るシーンがあっても、猫の習性を無視した平然と行動を起こすキャラもいる。また、時代などに関係なく、[[スマートフォン]]や[[パソコン]]などのデジタル道具を使うシーンがあったり、現代風の物や建物が出てくるなど当時ではあり得ないものが頻繁に出てくる。その他に異国の人物を猫の品種で分けたりと、独特の目立つ表現が途絶えないようになっている。例:西郷隆盛は自身の愛犬(通常の本作の猫キャラたちは犬や猿や虎よりも一回り小さい)より越えた人間サイズの巨大猫だったり、[[宮本武蔵]]や[[武蔵坊弁慶|弁慶]]も、他の猫キャラよりも誇張として一回り大きい猫として描かれることもし、ペリーはアメリカンショートヘアーである。
 
== キャラクター ==