「オーストラリアの動物相」の版間の差分

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カメガエル科は大きなグループで22属約120種を数え、オーストラリアのカエル相の57%を占める<ref name="ANU">{{Cite web |title=ResearchMolPhylo.html |url=http://www.anu.edu.au/BoZo/Scott/ResearchMolPhylo.html |publisher=The Australian National University|accessdate=2009年8月10日}}</ref>。このグループの注目に値するものとして、カラフルで、そして絶滅の危機に瀕した[[:w:Corroboree Frog|Corroboree Frog]]がある<ref name="ANU"/>。アマガエル科はオーストラリアに3属70種以上を数える<ref>{{Cite web|title=Frogs Types of the Tropical Rainforest |url=http://rainforest-australia.com/frogs_types_of_the_tropical_rain.htm |publisher=Rainforest-Australia|accessdate=2009年8月10日}}</ref>。オーストラリアのカエルの中でもっとも小さな種([[:w:Scanty Frog|Scanty Frog]])はヒメアマガエル科に属する<ref>{{Cite web|title=Scanty Frog Facts|url=http://www.freebase.com/view/en/scanty_frog|publisher=FreeBase |accessdate=2009年8月10日}}</ref>
 
近年オーストラリアの[[両生類の減少|カエル個体数の急激な低下]]があった。低下の完全な原因は不確かであるが、それは[[両生類]]を死に至らしめる真菌([[ツボカビ門]])の病気[[カエルツボカビ症]]が少なくとも部分的に関与していると見られる。<ref name="James Cook">{{Cite web|title=Chytridiomycosis in Amphibians in Australia |url=http://www.jcu.edu.au/school/phtm/PHTM/frogs/chyspec.htm |date=2005-1-15|publisher=JAMES COOK UNIVERSITY|accessdate=2009年8月7日}}</ref>。カエルツボカビ症は両生類にとって致命的な疾患である<ref name="Environment">{{Cite web|title=Infection of frogs by amphibian chytrid causing the disease chytridiomycosis - key threatening process listing|url=http://www.environment.nsw.gov.au/animals/AmphibianChytridKTPListing.htm |date=2008-9-18|publiser=ニューサウスウェールズ州政府|accessdate=2009年8月7日}}</ref>。この感染症はオーストラリア固有ではなく、1970年代に[[アフリカツメガエル]]の輸入によるものと見られている。<ref name="James Cook"/>カエルツボカビ症は49種の[[両生類]]に感染していることが確認された<ref name="James Cook"/>。そのうち1種は外来種である[[オオヒキガエル]]であるので、[[固有種]]としては48種である。この感染症はオーストラリアの4つの地域で見つかっている。[[クイーンズランド州]]クックタウンの北から[[メルボルン]]に及ぶ広大な東部海岸地帯、[[タスマニア]]、[[南オーストラリア州]][[アデレード]]周辺、[[西オーストラリア州]]の[[パース (西オーストラリア州)|パース]]を含む大部分の南西部である。タスマニアでは2004年に感染が確認されたのみである。[[ノーザンテリトリー]]は感染の記録のない唯一の州である。両生類のいくつかの種はこの感染症によって絶滅に追いやられた。この感染症が最初に確認されたのは東部海岸1978年12月である<ref name="Environment"/>。
 
== 魚類 ==