「ドラえもんのひみつ道具 (ゆ)」の版間の差分

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'''ドラえもんのひみつ道具 (ゆ)''' では、[[藤子・F・不二雄]]の[[漫画]]『[[ドラえもん]]』、『[[大長編ドラえもん]]』(VOL.1〜17)、藤子・F・不二雄のその他の著作に登場する[[ひみつ道具]]のうち、読みが「ゆ」で始まるものを列挙する。
 
== 遊園地になる ==
'''遊園地になる'''(ゆうえんちになる)は、「遊園地になる木」(藤子・F・不二雄大全集第18巻に収録)に登場する。
 
苗木を植えると巨大な大木に育ち、枝のあちこちがブランコ、滑り台、ハンモック、迷路などの遊戯施設となり、木全体が遊園地となる。
 
== 友情プセル ==
'''友情プセル'''(ゆうじょうりょくプセル)は、「友情カプセル」(てんとう虫コミックス第4巻に収録)に登場する。
 
ハート型の小さなカプセル「友情カプセル」を誰かの体に付けると、その者は専用のコントローラーを持っている者に対して強い友情を感じ(実際は洗脳されているだけで、カプセルが外れると正気に戻る)、相手のためならどんなことでもせずにはいられなくなる。カプセルは頑丈に出来ており、重い人間が踏んづけても壊れない。ただし、カプセルで洗脳された者はコントローラーを持っている者の我が儘によっては批判する事もある。
 
作中では、スネ夫がカプセルを貼ったテープを貼り地面に置いて、カプセルがドラえもんの足の裏にくっ付くように仕掛けた。これでドラえもんを洗脳する事が出来たが、最終的にはカプセルを踏んだ力士を洗脳してしまった。また、洗脳された力士はスネ夫宅に上がり込んだ際、カプセル付きの草履を脱いだのにもかかわらず、洗脳されたままだった(2018年8月3日放送のアニメでは、のび太が投げ捨てたカプセルが足袋の甲に付く形で力士に関する矛盾を解消している)
 
== ゆうどう足あとスンプ ==
ちなみにドラえもんは足が地面から3ミリ浮いているという設定になっているにも関わらず、何故か足の裏にテープが貼ってあった。また、力士はカプセルが草履にくっ付いていたのにも関わらず、部屋の中で草履を脱いでも洗脳された状態だった。
'''ゆうどう足あとスンプ'''(ゆうどうそくあしあとスゆうンプ)は、「ゆうどう足あとスタンプ」(藤子・F・不二雄大全集第16巻に収録)に登場する。
 
== ゆうどう足あとス夕ンプ ==
'''ゆうどう足あとス夕ンプ'''(ゆうどうそくあとスゆうンプ)は、「ゆうどう足あとスタンプ」(藤子・F・不二雄大全集第16巻に収録)に登場する。
 
「[[ドラえもんのひみつ道具 (ああ-あと)#足あと採取パウダー|足あと採取パウダー]]」によって採取した足跡をこのスタンプで地面にスタンプすると、その足跡の持ち主は、地面にスタンプされた足跡通りにしか歩けなくなる。
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先端に目玉が付いた小型の[[ミサイル]]で、目玉に標的を見せて追跡を命じ、マッチなどで点火すると、標的が逃げてもどこまでもひたすら追跡してゆく。飛び方はヒョロヒョロとかなり頼りないが、相手を黒焦げにするほどの威力がある。燃料は大量に充填されており、これが尽きるまでの長時間にわたって逃げ続けない限り、絶対に逃げ切れない。顔の似た人間がいる場合は識別が誤ることもある。
現在、[[スティンガーミサイル]]などの形で実用化されている。
 
== 郵便逆探知器 ==
'''郵便逆探知器'''(ゆうびんさかさがしぎゃくたんちき)は、「不幸の手紙同好会」(てんとう虫コミックス第15巻に収録)に登場。
 
大きさ目測10~20センチメートル程度のポスト型の道具で、これに郵便物を入れると、その郵便物を誰が送ってきたかがわかる。送り主の素性は、探知器についている画面に住所と氏名が表示される仕組みになっている。
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さらに「不幸の手紙」のような、いわゆる[[チェーンメール]]の場合、送り主に加え、その送り主に送った人物は誰か、さらにその人物に送った人物は……といった具合に、チェーンメールがどのような経路を辿って送られてきたかを突き止めることができる。
 
== ゆうびんケット ==
'''ゆうびんケット'''(ゆうびんくちケット)は、「[[かわいそうなぞう|ゾウとおじさん]]」(てんとう虫コミックス第5巻)に登場する。
 
郵便ポストのような形をした道具。大きさは高さが10〜20センチメートル程度。この道具に送り付け先の場所を記入し、道具の内部に送る物を入れると、ロケットのように空高く打ちあがり、目的地まで運んでくれる。大きな物を入れるときにはスモールライトで縮小し現地で元に戻す手筈を整えればよい。
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似たような目的の道具に「[[ドラえもんのひみつ道具 (そ)#空飛ぶ荷ふだ|空とぶ荷ふだ]]」がある。
 
== ゆうびんボット ==
'''ゆうびんボット'''(ゆうびんくちボット)は、「ゆうびんロボット」(ぴっかぴかコミックススペシャル『カラー版ドラえもん』に収録)に登場する。
 
[[ドラえもん (架空のキャラクター)|ドラえもん]]が自分で作った郵便配達員型の小型ロボット。紙に書いた手紙や荷物などを、指定した相手のもとまで運んでくれる。小型ながら、空を飛んだり、人間を持ち運ぶこともできる。
 
== UFOカメラ ==
'''UFOカメラ'''(ユーフォカメラ)は、『[[ドラえもん のび太の創世日記]]』に登場する。
 
小型の[[未確認飛行物体|UFO]]に[[テレビカメラ]]が内蔵されており、これをどこかに解き放つと、空中や水中を自在に動き回り、カメラが捉えた映像を離れた場所からモニターテレビに映し出すことができる。記録した映像をもとに地図を作成して印刷することもできる。ズーム機能によってミクロサイズの物を拡大表示することや、透視レンズによって障害物の向こう側を見ることも可能。
 
生物の体の一部をカメラにセットすることで、遺伝子の情報を分析し、その血縁のものがどこにいるかを追跡させることもできる(大長編のみ。映画では同様の役割が「[[ドラえもんのひみつ道具 (たあ-たお)#タイムテレビ|タイムテレビ]]」に置き換えられている)。
 
== 雪アダプター ==
{{See|ドラえもんのひみつ道具 (きあ-きも)#気象シート}}
 
== ゆきぐも ==
'''ゆきぐも'''は、「ゆきぐも」(藤子・F・不二雄大全集第5巻に収録)に登場する。
 
大きさ目測30センチメートル程度の小さな雪雲。ちゃんと雪が降り、器に雪をためればシロップをかけ[[かき氷]]のように食べることができる。雪だるまを作ることもでき、雲を叩けば激しく降る。
 
== 雪雲ベス ==
'''雪雲ベス'''(ゆきぐもベいちス)は、「雪雲ベース」(てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもんカラー作品集』第4巻に収録)に登場する。
 
サーフボードにハンドルが付いたような形の道具。宙に浮かべることができ、冬の高い空に浮かべておくと、周囲の雪が集まって雲のような雪の固まりとなる。上に乗って遊んだり、ハンドルで飛行機のように操縦したりできる。また、雪で遊び道具を作りたい場合は、作りたいものを紙に書いてハンドルの中に入れると、雪が形を変えてたちどころに遊び道具ができあがる。
 
== 雪製造機 ==
'''雪製造機'''(ゆきせいぞうばた)は、「雪を作れる機械」(藤子・F・不二雄大全集第18巻に収録)に登場する。
 
目測2メートル程度の小さな雪雲を作り出し、雪を降らせる機械。
 
== 雪だるま手ぶくろ ==
'''雪だるま手ぶくろ'''(せつゆきだるましゅぶくろ)は、「雪だるまのぬいぐるみを作ろう!」(藤子・F・不二雄大全集第12巻に収録)に登場する。
 
この手袋をはめると、雪の冷たさも重さも感じなくなるので、大きな[[雪だるま]]を簡単に作ることができる。
 
== 雪だるまふくらまし機 ==
'''雪だるまふくらまし機'''(せつゆきだるまふくらましき)は、「ドラえもん大事典」(てんとう虫コミックス第11巻に収録)に登場する。
 
自転車の空気入れのような道具。小さな雪だるまにこれで空気を送ると、膨らませて大きな雪だるまにすることができる。
 
== 雪のぬいぐるみスプレ ==
'''雪のぬいぐるみスプレ'''(ゆきのぬいぐるみスプレいち)は、「雪だるまのぬいぐるみを作ろう!」(藤子・F・不二雄大全集第12巻に収録)に登場する。
 
雪だるまや雪像にこのスプレーをかけると、中が空洞になり、雪が柔らかくなって人の体温でも溶けないようになるので、人が中に入ってぬいぐるみ(着ぐるみ)のように動かすことができる。
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[[雪#人工雪|人工雪]]を降らせる機械。この雪は冷たくない上に、暖かくなってもとけない。後片付けには専用のクリーナーで吸い込み、野比家を覆い尽くす量の雪でも5分で片付く。
 
『ドラえもん全百科(ドラえもんオールひゃっか)』(1979年7月発行)を始めとする[[ひみつ道具#事典の編纂出版|ひみつ道具の事典]]では長らく一様に「'''雪降らし機'''」としてきたが<ref name="all-hyakka43">『ドラえもん全百科』小学館〈コロタン文庫 43〉、1979年7月25日発行。ISBN 4-09-281043-1</ref><ref name="daijiten11">『ドラえもんひみつ大事典』小学館〈ビッグ・コロタン 11〉、1985年5月10日発行。ISBN 4-09-259011-3</ref><ref name="daijiten66">『ドラえもんひみつ道具完全大事典』小学館〈ビッグ・コロタン 66〉、1994年12月10日発行。ISBN 4-09-259066-0</ref><ref name="daijiten96">『最新版ドラえもんひみつ道具大事典』小学館〈ビッグ・コロタン 96〉、2004年1月1日発行。ISBN 4-09-259096-2</ref>、『ドラえもん最新ひみつ道具大事典』(2008年9月発行)にて「'''雪降らし'''」へと修正している<ref name="daijiten111">『ドラえもん最新ひみつ道具大事典』小学館〈ビッグ・コロタン 111〉、2008年9月3日発行。ISBN 978-4-09-259111-0</ref>。
 
== ユクス工力〆エカメラ ==
'''ユクス工力〆エカメラ'''は、「ユクスこうちからしめエカメラ」(てんとう虫コミックス第33巻に収録)に登場する。
 
この[[カメラ]]で撮影すると、人や物の未来の姿を写すことができる。時間の指定は数時間後から数十年後まで自在。ちょうど「[[ドラえもんのひみつ道具 (おあ-おこ)#おくれカメラ|おくれカメラ]]」の逆の道具と言える。また、選択を要する場合にはそれぞれの選択がどんな結果になるかも写せる。
 
== ゆっくり反射ぞうきん ==
'''ゆっくり反射ぞうきん'''(ゆっくりんしゃぞうきん)は、「ゆっくり反射ぞうきん」(てんとう虫コミックス第8巻に収録)に登場する。
 
この雑巾で鏡やガラスを拭くと、光の反射の速度が遅くなり、その鏡面に過去に何が映っていたかを見ることができる。拭けば拭くほど過去の物を写すことができる。
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なお、『ドラえもんの学習シリーズ ドラえもんのかん字じてん ステップ1』での表記は「ゆっくりはんしゃぞうきん」で、拭いたガラスは青くなるという設定がある。
 
== 夢セット集 ==
{{See|ドラえもんのひみつ道具 (きあ-きも)#気ままに夢見る機とアクセサリー・セット}}
 
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他人が抱いている将来の夢を見ることのできる道具。ラジカセ状の機械と、それにコードで繋がったマイク状の道具で構成される。マイク状の道具を人に向けることで、その人の夢が録画される。再生時は、マイク状の道具が映写レンズとなって壁などに夢の内容を映写できる。
 
作中で静香に向けて結婚に関する夢を録画した所、彼女はまだ結婚相手を特定して考えていなかったので花婿は[[のっぺらぼう]]に映った。
 
== ゆめコントローラー ==
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== 夢たしかめ機 ==
'''夢たしかめ機'''(ゆめたしかめき)は、『[[ドラえもん のび太の宇宙開拓史]]』、『[[ドラえもん のび太の南海大冒険]]』に登場する。
 
使用者をつねって、現在発生している事象が夢か現実かを確かめられる機械。[[キャタピラ]]の上に、白い人工ののような形になったものが付いている。その手につねられて痛ければ現実である、という物的なもので、精神面に作用するものではない。「夢」という言葉に反応して、自動的に手近な生物をつねることもある。
 
『南海大冒険』ではリヴァイアサンに飲み込まれたドラえもんを偶然救出する大活躍を果たした。
 
== ユメテレビ ==
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眠っている人の[[夢]]を映し出す[[テレビ]]。緯度と経度を指定することで、だれの夢でも見ることができる。
 
破壊されると、割れた画面から恐竜と先生と魔物が実体化して飛び出してくる。
 
== ゆめとりロープ ==
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[[夢]]と夢の間を行き来できる[[梯子|はしご]]。これを使うと自分の夢の中から他人の夢の中に入り込んだり、逆に他人を自分の夢の中に誘い込んだりできる。他人を誘い込んだ場合は、自分の夢なので他人を思いのままに操ることができる。段数は5つになったり7つになったりと一定でない。
 
作中ではドラえもんが夢の中で出していたため、現実世界に存在する道具なのかは原作では不明([[ドラえもん (2005年のテレビアニメ)|テレビアニメ第2作第2期]]「奇跡のデュエット!ジャイ & スネ」(2012年11月2日放送)で、現実世界にも存在することが判明した)。『ザドラえもんズスペシャル 2』ではドラえもんたちが(起きている状態で)夢はしごで現実世界から他人の夢に入り込んだ描写がある。
 
== ゆめふうりん ==