マレーシア航空

マレーシアのフラッグキャリア航空会社

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マレーシア航空
IATA
MH
ICAO
MAS
コールサイン
Malaysian
創立日 1947年 (Malayan Airways として)
ハブ空港 クアラルンプール国際空港
焦点都市/ 準ハブ空港 コタキナバル国際空港
マイレージプログラム Enrich
会員ラウンジ Golden Lounge
保有機材数 85機(12機発注中)
目的地 74都市
親会社 Malaysian Airline System Berhad
本拠地 マレーシアクアラルンプール
代表者 Idris Jala (Managing Director & CEO)
ウェブサイト www.mas.com.my

マレーシア航空-こうくうMalaysia Airlines System;略称:MASマレー語Penerbangan Malaysia簡体字马来西亚航空公司,马航 (abb.);繁体字:馬來西亞航空公司, 馬航 (abb.);拼音:Mǎláixīyà Hángkōng Gōngsī)は国際線及び国内線に就航している、マレーシア航空会社。マレーシアのいわゆる「フラッグ・キャリア」である。

沿革

サービス

1992年から1995年まで連続4年間ベスト・ファーストクラス賞、2000年から2004年まで連続5年間ベスト・キャビンスタッフ賞、2005年2006年は世界で5社(2005年は4社)しかない「5つ星航空会社」(イギリス・スカイトラック社/旧インフライトサービス社)に選出されるように、国際的な評価は非常に高い。 また一部機材ではムスリムの為の「祈りの間」が備え付けられ、またシートテレビからメッカの位置を確認する事が出来るなど、イスラム教国教とするマレーシアならではのサービスもある。 機内食はすべてハラル・ミール(イスラム教食)であり、豚肉は一切使わない。アルコールは無料で提供される。ファーストクラス、ビジネスクラスで提供されるサテー(串焼きの牛肉、鶏肉にピーナツソースを添えたもの)は人気がある。

垂直尾翼にも描かれている同社のシンボルマークは、マレーシアの伝統的な三日月型の凧「ワウブラン(ワウ=凧、ブラン=月)」を図案化したものである。

2009年3月18日よりソフトバンクモバイルの端末に限り機内で携帯電話の利用ができる。なお、利用できるサービスは通話とSMSのみである。

就航都市

 
マレーシア航空 ボーイング 747-400 (9M-MPH)
 
マレーシア航空 ボーイング 777-200 (9M-MRD)Freedom of Space
 
マレーシア航空 ボーイング 747-400 (9M-MPN) の機首

国際線の特別な路線はスウェーデンを経由しニューアーク線の他、経由便としては世界最長路線となるヨハネスブルクケープタウン経由ブエノスアイレス線も運航している(直行便最長はシンガポール航空シンガポールニューアーク線)。 国内線ではコタキナバルサバ州)、ペナン島ペナン州)、クチンサラワク州)、ジョホールバルジョホール州)への路線を中心に、主要都市を網羅している。

マイレージサービス

"Enrich"という独自のマイレージサービスがある。 2009年現在、どのアライアンスにも加盟していないが、エールフランス全日本空輸KLMオランダ航空スイスインターナショナルエアラインズノースウエスト航空ヴァージン・アトランティック航空の各社とマイレージサービスを提携している。

使用機材

*ロゴは「MASkargo」と表記されている。通常、貨物運搬では「cargo」が使われるが「kargo」は間違いではなくマレー語で「貨物」を意味する。
  • 特別塗装機
    • 「"An experience redefined"」(ボーイング 747-400型機,機体記号:9M-MPD)
    • 「"Freedom of space"」(ボーイング 777-200ER型機,機体記号:9M-MRD)


なお、マレーシア航空が発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)はH6で、航空機の形式名は747-4H6, 777-2H6ER などとなる。

関連項目

  • ファイアフライ航空
  • MASwings
  • 三枝の国盗りゲーム…優勝商品のマレーシア・オーストラリア旅行を協賛していた。出場者が海外旅行を獲得すると、マレーシア航空のスチュワーデスより目録が渡された。
  • シンガポール航空1972年9月までMSA「マレーシア・シンガポール航空」として同一会社だった 参考図書:消えたエアライン 賀集章:著、山海堂:2003年刊)

出典

  1. ^ マレーシア航空子会社、サラワク・サバ州拠点に10月1日から運航へ

外部リンク