「遠山景行」の版間の差分

[[永正]]6年（[[1509年]]）に明知遠山氏当主の景成の子として生まれ、[[天文 (元号)|天文]]12年（[[1543年]]）までには、家督を継いでいたようである<ref name=kansei>『寛政重修諸家譜　利仁流遠山2』</ref>。天文21年(1552年)[[御嵩城]]主の[[小栗重則]]は、高山城(領地拡大を試みて[[土岐郡]]の高山城)を攻撃して領地拡大を試みた。しかし遠山景行に迎撃され、武田信玄の命を受けた[[平井光行]]・[[平井頼母]]の親子や、小里城主の[[小里光忠]]らが高山城を救援し、逆に御嵩城を攻めたためられ、小栗重則は自刃した。この時代、東美濃においては、土岐[[明智氏]]が勢力を持ち始めていたとされるが<ref>『美濃国諸旧記』</ref>、天文21年（[[1552年]]）6月には、明智氏の[[明智定明]]が美濃守護[[土岐頼芸]]と家臣の[[斎藤道三]]の間の内紛に巻き込まれて、それに乗じた弟の[[明智定衡]]によって殺害される事変が起こり、その混乱に乗じて御嵩城主の[[小栗教久]](信濃守)が、土岐明智氏の居城である[[明智城 (美濃国可児郡)|長山城]]を攻略した。その際、景行は[[甲斐国]]の[[武田氏]]の支援を受けて[[小里光忠]]らとともに、御嵩城を攻め落とした{{要出典|date=2009年2月}}。以降、景行は、[[小里光忠]] とともに[[武田信玄]]に属し、東美濃の主勢力となった。