諏訪町駅

愛知県豊川市にある名古屋鉄道の駅

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諏訪町駅(すわちょうえき)は、愛知県豊川市諏訪三丁目にある、名古屋鉄道豊川線である。「町」を省いて単に「諏訪駅」と呼ばれることも多い。

諏訪町駅
諏訪町駅
すわちょう
SUWACHŌ
八幡 (1.9 km)
(1.6 km) 稲荷口
所在地 愛知県豊川市諏訪三丁目250
北緯34度49分25秒 東経137度22分13秒 / 北緯34.82361度 東経137.37028度 / 34.82361; 137.37028
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 豊川線
キロ程 4.4 km(国府起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
4,495人/日
-2013年[1]-
開業年月日 1945年昭和20年)1月27日
備考 無人駅国府駅管理)
* 1955年 市役所前駅から改称。
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トランパス導入前。茶色の建物が旧駅舎。

概要

豊川線で唯一、列車交換ができない駅。2007年平成19年)3月13日まで有人駅で、翌日から駅集中管理システムによる無人駅に変更された。管理駅は国府駅manacaの利用が可能。

  • 豊川線では2005年平成17年)12月14日から全線で共通乗車カードシステム「トランパス」を導入したが、当駅だけ非対応で、2007年(平成19年)3月14日に導入された。なおトランパスは、2012年(平成24年)2月までで終了し、現在はmanacaが導入されている。

非常に狭い駅のため、駅周辺でイベントが発生すると駅前の道路に列があふれかえることもある。また路上に臨時の出札窓口が置かれることもある。

駅構造

ホーム1面1線の地上駅である。軌道線さながら線路の両側を道路に挟まれて、狭隘な立地となっている。バリアフリー対策として、無人化と同時に豊川線の駅で初めてホームの嵩上げが実施された。

出入口は西口と東口があり、メインは東口である。西口には自動改札機インターホンは設置されているが自動券売機や精算機は設置されておらず、購入・精算をしないで入出場する出入口という扱いである。なお、この西口はトランパス導入前からあり、東口には駅員がいたが西口は無人だった。その為、以前は駅員配置時間帯は西口の使用はできず、東口で全ての乗降客を取り扱っていた。

交換設備がないため、列車交換は八幡寄りに設けられている諏訪新道信号場(旧・諏訪新道駅)で行う。

のりば
路線 方向 行先
豊川線 下り 豊川稲荷行き
上り 国府東岡崎名古屋岐阜方面

配線図

諏訪町駅 構内配線略図

豊川稲荷方面
 
国府・
名古屋方面
凡例
出典:[2]


利用状況

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は4,495人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中93位、 豊川線(5駅)中3位であった[1]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は4,616人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中101位、豊川線(5駅)中3位であった[3]
  • 愛知県の統計によれば、2010年度の乗車人員は1日平均2,043人である。豊川線の駅では5駅中3位である。

駅周辺

戦時中の豊川海軍工廠建設までは、本野ヶ原の入会地を後背とした旧八幡村の一集落だったが、海軍工廠建設により急速に発展した。

バス路線

豊鉄バス(心道教前バス停)

当駅の北約300mのところには豊川体育館前バス停もあり、ここから豊川市コミュニティバスに乗車可能。

歴史

隣の駅

名古屋鉄道
豊川線
快速特急特急急行準急・■普通
八幡駅 - (諏訪新道信号場) - 諏訪町駅 - 稲荷口駅

脚注

  1. ^ a b 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  2. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1054頁。 

関連項目