「翁英作戦」の版間の差分

| place=[[広東省 (中華民国)|広東省]]北部　（[[広州市|広東]]北方[[翁源県|翁源]]・[[英徳市|英徳]]周辺）

| result=作戦目的の達成（翁源・英徳占領後反転）

| commander1=[[安藤利吉]]

| commander2=[[張発奎]]<br />[[余漢謀]]

|}}

'''翁英作戦'''（おうえいさくせん）とは、[[支那事変]]中の[[1939年]]（昭和14年）12月24日から翌年1月14日まで[[広東省 (中華民国)|広東省]]で行われた[[日本陸軍]]の作戦である。日本軍[[第21軍 (日本軍)|第21軍]]が[[広州市|広東]]北方の[[翁源県|翁源]]、[[英徳市|英徳]]まで進攻し、所在の[[国民革命軍|中国軍]]に打撃を与えて反転した。

== 概要 ==

[[1938年]]（昭和13年）秋の[[広東作戦]]後、日本軍（第21軍）の占領地域は[[広州市|広東]]周辺のごく狭い範囲に限られていた。しかし、[[1939年]]（昭和14年）8月下旬に中国軍第12集団軍（長：[[余漢謀]]）の夏季攻勢を受けて防戦を強いられたことにより、日本軍は広東北方の余漢謀軍を壊滅させる必要性からその根拠地・[[韶関市|韶州]]への進攻作戦を計画した。