「晴のちカミナリ」の版間の差分

'''晴のちカミナリ'''（はれのちカミナリ）は[[日本放送協会|NHK]]で[[1989年]][[4月12日]]～[[8月2日]]に放送されたテレビドラマ。原作は[[林家正楽|2代目林家正楽]]のエッセイ「[[林家彦六|正蔵]]師匠と私」。

[[昭和30年]]頃の[[東京]]・[[浅草]]。名[[落語家]]の竜蔵の弟子・竜治はハンサムで才能もある、[[真打]]昇進間近の[[落語家#二つ目|二つ目]]。彼は恩人の未亡人で子持ちだが美しい舞姫・胡蝶と密かに愛し合うようになる。[[結核]]を患い働けなくなった胡蝶の為、噺家としての修行をも省みず必死で金を工面する竜治。しかし胡蝶は竜治を愛していればこそ彼と別れなければならないと、黙って竜治の前から姿を消す。自暴自棄の竜治はささいな不祥事で[[落語]]界から[[破門]]されるが、竜蔵の計らいでとある温泉町で働いていた胡蝶と再会、周囲の祝福を受け結ばれる。が、病身に無理を重ねていた胡蝶は直後に倒れ、あっけなく逝ってしまう。破門を解かれた竜治は、噺家として大成することを誰より願っていた胡蝶の思いを胸に、落語界に戻る…

竜治の悲恋物語に、落語の才能はないが後に名[[紙切り]]となった弟弟子・小竜の成長物語を交えて描かれる人情ドラマ。

*一柳亭竜治： - [[渡辺謙]]　

*一柳亭小竜： - [[石橋保]]　

*一柳亭竜蔵： - [[杉浦直樹]]　

*茜： - [[藤田朋子]]

*正義： - [[野々村真]]

*胡蝶： - [[黒木瞳]]

*翔子： - [[美保純]]

*茉莉 - [[千石規子]]

*[[柳家小せん (4代目)|4代目柳家小せん]]（第2話）

*[[古今亭志ん馬 (6代目)|86代目古今亭志ん馬]]（第2話）

*脚本： - [[高橋正圀]]