削除された内容 追加された内容
リンクの転送回避
m Bot: 改名に伴う内部リンク修正 (主体年号) - T24192
 
(20人の利用者による、間の21版が非表示)
11行目:
* Old Year's Night([[西インド諸島]]、[[アイスランド]])
* アーノ・ノーヴォ(Ano Novo)([[ブラジル]]、[[ポルトガル]]、[[マカオ]])
* アーニョヌエヴォ(Año Nuevo)([[ラテンアメリカ]]、[[フィリピン]])
* ノーチェ・ビエハ(Nochevieja)([[スペイン]])
* バゴン・タオン(Bagong Taon)(フィリピン)
34行目:
| significance = [[グレゴリオ暦]]の1年の最終日
| relatedto = [[元日]]}}
'''年越し'''(としこし)は1年の最後の日、[[グレゴリオ暦]]で[[12月31日]]であり、多くの地域では'''[[シルウェステル1世 (ローマ教皇)|シルヴェスター]]'''の日と呼ぶ。多くの国で、年越しの夜の会合で多くの人が踊り、食べ、[[酒]]を飲んで、新年を迎える[[花火]]で祝う。年越しの礼拝に行く人たちもいる<ref name="Lawrence">{{cite book|author=Anna M. Lawrence|url = httphttps://books.google.comco.jp/books?id=94bTO6O2bDAC&pg=PA104&dq=watchnight+service&hl=en&sa=X&ei=PtL6TpuuNMyAsgKawtmwAQ&vedredir_esc=0CEgQ6AEwAzgey#v=onepage&q=watchnight%20service&f=false| title = One Family Under God: Love, Belonging, and Authority in Early Transatlantic Methodism|date=5 May 2011|publisher = {{Enlink|University of Pennsylvania Press|p=off|s=off|i=on}}|accessdate = 28 December 2011|quote=In 1740, Wesley started watch-night services for the coal miners of the Kingswood area, offering this noctural worship as a godly alternative to spending their evenings in ale-houses. The watch-night services consisted of singing, praying, exhorting, and preaching for a number of hours. Wesley meant to establish it as a monthly practice, always at full moon to keep the meeting well lit. In America, this service often supplanted times of traditional drunken revelry, like New Year's Eve and Christmas Eve.}}</ref>。祝祭は通常、深夜0時を過ぎ[[1月1日]]([[元日]])まで続く。[[キリバス]]と[[サモア]]が最も早く新年を迎える国であり、[[ハワイ州]][[ホノルル]]が最後の地域である<ref>[http://1234newyear.com/when-year-2013-starts-around-the-world-according-to-indian-time/208/ When Year 2013 Starts around the World]</ref>。
 
== {{Anchor|<span id="祝祭|}}"></span>北アメリカ ==
 
=== カナダ ===
60行目:
アメリカ合衆国では、年越しをフォーマルパーティと家族行事で祝う。
 
この国で最も著名な新年の祝祭のひとつは[[ニューヨーク]]の[[タイムズスクエア]]で開催される[[タイムズスクエア・ボール|ボールドロップ]]である。[[時報]]で正式に使われる[[タイムボール]]から創作し、[[東部標準時]]午後11時59分に、重量{{convert|11875|lb|kg|abbr=on}}、直径{{convert|12|ft|m|abbr=on}}のウォーターフォード・クリスタル{{Enlink|Waterford Crystal}}製ボールを[[ワン・タイムズスクエア]]屋上から{{convert|141|ft|m|abbr=on}}の高さの旗竿を落下させ、60秒後にビルの屋上に達して新年の開始を告げる。ボールドロップは1907年から開催され、近年は毎年平均約100万人の観客を集めている。この仕掛けの人気により各地で類似の「ドロップ」イベントが開かれ、地域を代表するものを(「モモの州」としての[[ジョージア州]]のアイデンティティを表す[[アトランタ]]の「ピーチドロップ」のように)落とす場合もある<ref name="New Year's Eve in the United States">{{cite web|url=http://www.timeanddate.com/holidays/us/new-year-eve|title=New Year's Eve in the United States|accessdate=2013-06-08}}</ref>。これらと並んで、アメリカ合衆国のいくつかの都市と街では、''ファーストナイト''{{Enlink|First Night}}イベントが開催される。これは、地域芸術文化を中心とした家族向け祝祭を目的としている。
 
テレビもまた年越し祝祭の大きな役割を果たす。アメリカ合衆国の放送ネットワークはタイムズスクエアから祭りを中心とした特別番組を放送する。1928年のラジオ番組から始まり、[[CBS]]sでは1956年から1976年までガイ・ロンバルドとロイヤル・カナディアンズ楽団がニューヨーク市[[パーク・アベニュー (マンハッタン)|パーク街]]、[[ウォルドルフ=アストリア]]ホテルの舞踏場から毎年年越し特別番組を送った。この番組はまた、深夜0時のロイヤル・カナディアンズ楽団によるテーマ曲「[[オールド・ラング・サイン]]」演奏で知られ、それにより年越しの定番として普及した<ref>{{Cite news |last=Lynch |first=Stephen |title=New Year's song remains ingrained in public mind |url=http://www.augustachronicle.com/stories/123199/cy2_124-4983.shtml |newspaper={{Enlink|The Orange County Register|p=off|s=off|i=on}} |pages= |date=31 December 1999 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20050426133815/http://www.augustachronicle.com/stories/123199/cy2_124-4983.shtml |archivedate=2005年4月26日 |deadlinkdate=2017年10月 }}</ref><ref name="ppg-Lombardo">{{cite news|url=http://www.post-gazette.com/tv/20011226guy1226p6.asp|title=Next week to be 25th New Year's Eve without Guy Lombardo|accessdate=2007-01-01|newspaper=Pittsburgh Post-Gazette|first=Frazier|last=Moore|date=December 26, 2001|agency=Associated Press}}</ref>。1977年のロンバルドの没後、「{{Enlink|Dick Clark's New Year's Rockin' Eve|p=off|s=off|i=on}}」(1972年に[[NBC]]で放送開始され、1974年以降は[[アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー|ABC]]で放送)が急速に米国の国民的な最も視聴される年越し番組となった。2000年の特別番組、「{{Enlink|ABC 2000 Today|p=off|s=off|i=on}}」を含め、[[ディック・クラーク]]は33年連続でABCの年越し特別番組の司会を務めた。[[脳梗塞]]の影響で2005年の番組にはクラークは出演せず、米国版[[フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア]]司会者のレジス・フィルビン{{Enlink|Regis Philbin}}が代役となり、脳梗塞が原因の[[言語症]]のため以後メイン司会をすることはなかった。このような不足がありながら、クラークは2012年4月に亡くなるまで「''New Year's Rockin' Eve''」に短時間ながら出演し続け、その後司会の役割をテレビ/ラジオ司会者で[[アメリカン・アイドル]]司会者である[[ライアン・シークレスト]]に譲った<ref name=dc72-usatoday>{{cite web|last=Memmott|first=Carol|title=Dick Clark: Rockin' it on New Year's since 1972|url=http://www.usatoday.com/life/television/news/story/2011-12-27/dick-clark-rockin-new-years-eve-40th-anniversary/52246914/1|publisher=USA Today|accessdate=2 March 2012}}</ref><ref name="abcnews1">{{cite news|url=http://abcnews.go.com/Entertainment/dick-clark-entertainment-icon-nicknamed-americas-oldest-teenager/story?id=16076252|title=Dick Clark, Entertainment Icon Nicknamed 'America's Oldest Teenager,' Dies at 82|publisher=ABC News|accessdate=April 18, 2012|date=April 18, 2012}}</ref><ref name=latimes>{{cite news|url=http://www.latimes.com/news/obituaries/la-me-dick-clark-obit-20120419,0,6380009.story|title=Dick Clark dies at 82; he introduced America to rock 'n' roll |author=Geoff Boucher | work = [[Los Angeles Times]] |accessdate=April 19, 2012|date=April 19, 2012}}</ref><ref name="2012Edition">{{cite news|url=http://www.nytimes.com/2011/12/31/arts/television/dick-clark-and-rockin-eve-reach-milestone.html?_r=1&pagewanted=print|title=4 Decades Later, He Still Counts|date=December 31, 2011|accessdate=January 1, 2012|first=Brian|last=Stelter|newspaper=New York Times|page=C1}}</ref><ref name=thr-nyre2013details>{{cite web|last=Ng|first=Philiana|title=Ryan Seacrest's 'New Year's Rockin' Eve' Announces Lineup|url=http://www.hollywoodreporter.com/news/ryan-seacrests-new-years-rockin-395195|publisher=The Hollywood Reporter|accessdate=29 November 2012}}</ref>。
 
年越しは伝統的に、[[フロリダ州]]の[[ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート]]および[[アナハイム]]の[[ディズニーランド]]において1年で最も忙しい日であり、パークは深夜まで営業し通常の夜の花火に加えて深夜に年越しの特別ショーが開催される。
69行目:
[[カトリック教会]]では、1月1日はキリストの母、聖母マリアを礼拝する守るべき祝日{{Enlink|Holy day of obligation}}であり、教会はすべてのカトリック教徒が[[ミサ]]への参加を必要とする。しかしながら、前宵のミサは聖なる日の前日夕方に開くことができるため、年越しの夕方にミサを祝うことが慣例となった。(年越しはカトリック教会カレンダーで[[シルウェステル1世 (ローマ教皇)|シルウェステル1世]]を礼拝する祝日であるが、アメリカ合衆国では広く認識されていない。)
 
多くのキリスト教会は除夜の集会を催す。幾つかの教会、特に[[ルーテル教会]]、[[メソジスト]]および[[黒人教会]]には「Watch Night」として知られる伝統があり、深夜0時過ぎまで続く礼拝に信者が集まって過ぎ行く年の加護に感謝して来たる年のご利益を祈る。英語圏において、「Watch Night」は、メソジストの創始者[[ジョン・ウェスレー]]までたどることができる<ref>{{cite web |url=http://www.interpretermagazine.org/interior.asp?ptid=43&mid=11612 |title=Watch Night services provide spiritual way to bring in New Year |publisher=The United Methodist Church Interpreter Magazine |date=November–December 2006|last=Butler|first=Joey|accessdate=January 10, 2010}}</ref>。この習慣は1730年代にイングランドにやってきた[[モラヴィア兄弟団]]から学んだ。モラヴィア兄弟団は今なお「Watch Night」礼拝を年越しに催している。1862年の年越しの「Watch Night」は、[[エイブラハム・リンカーン|リンカーン]]が発表した[[奴隷解放宣言]]に署名する1863年1月1日を奴隷が待ち望んでおり、アフリカ系アメリカ人にとって特別な意味を持っていた<ref>{{cite web |url=http://www.wsbrec.org/blackfacts/WatchNight.htm |title=Watch Night |publisher=Western States Black Research & Educational Center |date=August 2004 |last=Sutton |first=Charyn |accessdate=January 10, 2010}}</ref>。
 
== ヨーロッパ ==
148行目:
[[アイスランド]]では花火が、特に年越しに大変人気である。かがり火もまた非常に一般的であり、ショーや音楽行事、食事を伴って行われる。
 
アイスランド最大の年越し行事は通常、アイルランド首都[[レイキャヴィーク]]で開催される。夕方にはレイキャヴィークの大聖堂でのミサがラジオで放送され、この放送後にディナーをとる。都市のナイトクラブには人があふれ、少なくとも朝5時までは営業している。
 
{{Enlink|Áramótaskaupið|p=off|s=off|i=on}}(新年のコメディ)はアイスランドで毎年放送される、新年に欠かせない特別テレビ番組である。前年の出来事を風刺し、その犠牲者である政治家、アーティスト、著名な財界人や活動家には、少しばかりの慈悲をかける。次に、近所の最も大きいかがり火に集まって深夜0時の花火を見る<ref>[http://goscandinavia.about.com/od/knowledgesafety/qt/reykjav_newyear.htm Goscandinavia.about.com]</ref>。
187行目:
 
=== ルーマニア ===
伝統的な年越し(''Revelion'')祝祭は、[[ルーマニア]]の規範である。ルーマニアでは数世紀前からの習慣、慣習、しきたりに従う。子供たちは伝統的聖歌の「{{Enlink|Pluguşorul}}」、「''Sorcova''」(ソルコヴァ)を歌い、親善、幸運、そして成功を祈る。
 
夕方には通常パーティを開く。[[ルーマニア革命 (1989年)|1989年のルーマニア革命]]以降、ルーマニアの人々は[[ブカレスト]]の[[ブカレスト大学広場|大学広場]]{{Enlink|University Square, Bucharest}}に集まる。他の重要な祝祭は憲法広場{{Enlink|Piața Constituției}}、および[[セクトール5]]{{Enlink|Sector 5 (Bucharest)|Sector 5}}のロムエクスポ{{Enlink|Romexpo}}で、ここでは{{Enlink|Marian Vanghelie|p=off|s=off|i=on}}行政長が何千人もの人々が訪れた非常に安価な祝祭「''Vangheliona''」を開催した。この祭りは東洋および熱帯料理、[[エンリケ・イグレシアス]]、[[トニー・ブラクストン]]や多くのルーマニア人の人気音楽家を目玉とし、花火大会も開催した。
200行目:
{{main|ホグマネイ}}
[[File:EdinburghNYE.jpg|thumb|[[エディンバラ]]での[[ホグマネイ]]の花火。]]
[[スコットランド]]では、年越し([[ホグマネイ]])をいくつかの変わった習慣で祝う。たとえば、[[ホグマネイ#ファーストフッティング|ファースト・フット]]({{Enlink|First-Foot|p=off}}、最初の一歩)は、友人や家族の1人がお互いの家にウイスキーや石炭の塊を手土産に訪れる。
 
スコットランドの首都、[[エディンバラ]]では、世界的に有名な年越し祝祭のひとつが開催される。祝祭はプリンセスストリート{{Enlink|Princes Street}}沿いの主要道路を中心に行われる。[[エディンバラ城]]の大砲が深夜0時を告げ、続いて数多くの花火が打ち上げられる。エディンバラでは4日間または5日間の祭りを開催する。祭りは12月28日に始まり、元日またはスコットランドの[[バンク・ホリデー]]{{Enlink|Bank holiday}}である1月2日まで続く。
 
2つの小さな街、[[アバディーンシャー]]のストーンヘブン{{Enlink|Stonehaven}}と[[パース・アンド・キンロス|パースシャー]]のコムリー{{Enlink|Comrie}}では、ホグマネイで有名な火祭りを開催する。ストーンヘブの火の玉祭りは深夜0時に始まり、参加者が大きな火の玉を振り回してハイ・ストリートをパレードし、世界中から観光客が集まる。
229行目:
=== スウェーデン ===
[[File:New Years Eve 2008-2009 -1.jpg|thumb|2008年[[ヨーテボリ]]の年越し花火。]]
[[スウェーデン]]では、年越しを通常家族または友人と祝う。深夜0時前後の数時間に、パーティを開いて通常3コースの特別なディナーを食べる。年越しを祝う大規模な花火が国中、特に都市部で打ち上げられる。18歳以上になると地元の小売店や個人が販売する花火を買うことができる。深夜0時に花火を見たりしたりしながら、通常シャンパンを飲む。
 
=== スイス ===
261行目:
 
=== アルゼンチン ===
[[アルゼンチン]]の伝統的な祝祭は、[[ヴィテッロ・トンナート{{Enlink|Vitello tonnato}}]]、[[アサード]]、[[トゥロン{{Enlink|Turrón}}]]、パン・ドゥルセといった伝統的家庭料理の家族とのディナーである<ref>{{cite web|url=http://www.asadoargentina.com/christmas-new-years-eve-food-in-argentina/ |title=Christmas & New Year’s Eve Food in Argentina |publisher=Asado Argentina |date=2008-12-15 |accessdate=2010-12-31}}</ref>。深夜0時直前に通りに集まり花火をしたり見たりして楽しむ。深夜0時にシードルやシャンパンで新年の初日を祝う。お互いに新年の幸運を祈り、近所の人たちと乾杯を交わすこともある。パーティーは明け方まで続くことが多い。アルゼンチンではまた、川や湖または公共のプールで泳いで新年を祝う。
 
=== ブラジル ===
334行目:
 
== アジア ==
[[漢字文化圏]]のそれについては「[[除夜]]」も参照。
 
=== 中国 ===
[[中国]]では、グレゴリオ暦の新年の数週間後に[[春節]]の祝祭がされるが、グレゴリオ暦の新年の祝祭がいくつかの地域、特に[[北京市]] 、[[上海市]]、[[広州市]]、[[廈門市]]で開催される。北京のSOLANAブルーハーバー国際ビジネス地区では、花火大会とロックコンサートなどの祝祭が開催され、[[天壇]]および[[頤和園]]では文化的な式典やイベントが開催される。2011年から、上海の[[外灘]]では深夜0時前の数分間、光と音楽の[[プロジェクションマッピング|3Dマッピング]]ライトショーが開催される。
361行目:
[[File:Zojo-ji temple and Tokyo Tower in New Years eve 2012.JPG|thumb|増上寺にて東京タワーを見上げる。(2011年から2012年への年越し)]]
{{Main|大晦日}}
[[日本]]では、年越しには新年の神、[[年神]]を迎えるための準備をする。神を迎えるため、年越しの前に家を掃除して[[門松]]や[[注連縄]]を準備する。寺院では深夜0時までに107回の鐘を撞き、0時ちょうどに108回目の鐘を撞く<ref name=telegraph/>[[除夜の鐘]]の伝統がある。鐘の音は108つの[[煩悩]](人が不健全な行動をすることにつながる精神状態)の要素をあらわす。
 
日本全国のほとんどの都市各地では、コンサートカウントダウン、花火大会やその他の行事を通常伴う年越しの祝祭などが行われる。[[東京]]では、2つの非常に混雑する祝祭が[[渋谷区]]の[[渋谷スクランブル交差点]]と[[港区 (東京都)|港区]]の増上寺で開催される。増上寺では深夜0時を告げると新年の願いを込めてヘリウム入りの風船を空に放ち、[[東京タワー]]が電光表示するその新しい年の数字を眺め電光で表示する。
 
年越し近くにテレビで2つの有名な音楽の特別番組が放送される。日本の音楽産業([[演歌]]、[[歌謡曲]]、[[J-POP]])における優れた業績を表彰する『[[日本レコード大賞|輝く!日本レコード大賞]]』は、1959年から2005年まで12月31日に放送されたが、2006年以降は、毎年12月30日に開催され[[TBSテレビ|TBS]]が放送する。1951年から、[[日本放送協会|NHK]]は12月31日に『[[NHK紅白歌合戦|紅白歌合戦]]』を伝統的に放送する。この番組は有名ミュージシャンが2組(赤組と白組で、それぞれ女性歌手と男性歌手を主とする)に分かれて歌唱する歌合戦であり、勝利チームは審査員の投票と視聴者投票で決定する。この特別番組は日本における年間で最も視聴率が高いテレビ番組の1つである。
 
=== 韓国および北朝鮮 ===
372 ⟶ 370行目:
韓国、北朝鮮ともに、新年を「ソルラル(설날)」と呼ぶ。薄い餅([[トック]])と多くの場合卵が入った「トックッ(떡국)」という特別な辛いスープを食べる。このスープを正月に食べると、1つ歳をとると言われている。正月にこのスープを食べないと、幸運を逃すと言われる。
 
韓国、北朝鮮のほとんどの都市と都市部では、年越し行事を開催する。韓国では、最も大きな祝祭が[[ソウル特別市|ソウル]]の[[明洞]]で開催される。この祝祭では深夜0時に普信閣{{Enlink|Bosingak}}の鐘が33回鳴り、花火大会が開催される。北朝鮮の[[平壌直轄市|平壌]]では、[[人民大学習堂]]で時計の鐘が鳴り、[[金日成広場]]、[[主体思想塔]]で花火が打ち上げられ、周辺地域に新年の始まりを知らせる。しかしながら、平壌の祝祭はまた、[[金日成]]の誕生日1912年4月15日に基づく北朝鮮の暦である[[主体年号]]の始まりも告げる。
 
=== レバノン ===
428 ⟶ 426行目:
* 「{{Enlink|Same Old Lang Syne|p=off|s=off}}」 - [[ダン・フォーゲルバーグ]]
 
2000年の祝祭では、[[プリンス (ミュージシャン)|プリンス]]の『{{Enlink|1999 (song)|1999|s=off|p=off|i=on}}』が再リリースされ、曲と同名の年であったため人気を博した。また、[[ウィル・スミス]]は [[ミレニアム]]パーティを祝う歌詞の『{{Enlink|Will 2K|s=off|p=off|i=on}}』をリリースし成功した。[[ロビー・ウィリアムズ]]は1998年の曲『{{Enlink|Millennium[[ミレニアム (songロビー・ウィリアムズの曲)|Millennium|s=off|p=off|i=on}}ミレニアム]]』で、[[パルプ (バンド)|パルプ]]は『{{Enlink|Disco 2000 (song)|Disco 2000|s=off|p=off|i=on}}』で同様に人気を博した。
 
[[スペイン]]のバンド{{Enlink|Mecano|p=off|s=off}}の曲『Un Año Más』はスペイン語圏の国で人気となった。この曲はスペインの伝統に従う人々による年越しの最後の数分についての歌である。[[イタリア語]]版もまたリリースされた。
434 ⟶ 432行目:
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}{{Reflist|2}}
 
== 関連項目 ==
447 ⟶ 445行目:
* [http://www.life.com/image/first/in-gallery/53581/new-years-around-the-world#index/0 New Year's Around the World] - スライドショー、''[[ライフ (雑誌)|ライフ]]''
* [http://www.theholidayspot.com/newyear/around_the_world.htm New Year Celebration Around the World]
 
{{Normdaten}}
 
{{DEFAULTSORT:としこし}}
453行目:
[[Category:年中行事]]
[[Category:年末年始]]
[[Category:冬の季語]]