1990年代の日本

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1990年代の日本(じゅうねんだいのにほん)は、1990年代日本出来事。この項目では、日本国内の全国的な視点に基づいた1990年代について記載する。

できごと

1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

世相

  • 暴力団以外による発砲事件が連続発生。
  • オウム真理教による一連の事件は社会に暗い影を落とし、カルト宗教に対する危険性を再認識させた。
  • サラリーマンを狙った、少年による暴行・強盗「オヤジ狩り」頻発。
  • 女子中高生の売春が話題に(援助交際)。
  • 不登校引きこもり問題が深刻化。
  • 地方都市を中心に中心市街地の空洞化と郊外化が進展。
  • インターネットのサービス開始と家庭でも使い易いパソコンの登場による情報ネットワークの普及開始。
  • 税収の減少が進む一方、地域振興のため建設されたまま活用されない施設や道路が乱立し、財政を悪化させる箱物行政の弊害が深刻に。
  • 1998年年間自殺者数警察庁発表データによる)が前年の24391人から8000人以上も急増して3万人を突破、年齢別では30代〜60代にかけて増えているが特に50代男性の自殺者の増加が顕著である。また、「経済・生活問題」が要因の自殺も増加している。職業別では無職者の割合が多いが、失業者も相当数含まれていると推測される。以降、2000年代2010年代初頭にかけて3万人以上で推移している。
  • 小中高校の学校教育においては新学力観学校週5日制の一部実施(1992年から第2土曜日1995年からは第4土曜日も休み)など、ゆとり教育が徐々に実施される。以降学力低下が問題となり、「分数ができない大学生」などの書籍が話題を呼んだ。

戦争と政治

経済

  • バブル経済が崩壊、地価も下落した。価格破壊が一般化し、デフレが起こる。
  • いわゆる失われた10年。経済の停滞(実質経済成長率は1990年 - 2000年の10年間で平均1.5%)が続いた。2000年代も経済の停滞が続き、新興国の追随を許した結果から今日ではまとめて失われた20年といわれる。
  • 1993年以降は就職氷河期が続く。中高年のリストラ解雇)も行われ、1995年以降失業率が3%を超えた。以降2000年代に入っても3%以上で推移している。
  • 円高を理由とした製造業の海外移転が進んだ。これにより、1993年以降は地方の工場の撤退・縮小が著しく増加。
  • サービス業や流通・小売業の中国への投資が本格化。

災害

科学と技術

文化

前半
後半

アニメーション・漫画・子供文化

前半
  • 1990年代は、『週刊少年ジャンプ』の絶頂期。1990年、SLAM DUNKが連載開始。1993年、テレビアニメが放送開始(1996年終了)。NBAの試合放映、選手モデルの物人気もあり、バスケットボールブームが起こる。1990年12月に発行部数が602万部を達成。1994年12月には653万部となる。
  • 磯野家の謎がベストセラーとなり、謎本ブームが起こる。
  • 1994年 - 1995年頃、漫画雑誌の発行部数がピークを迎える。
  • りぼん』の売り上げが少女漫画誌では史上最高の250万部に達する。
  • 1992年、アニメ『美少女戦士セーラームーン』が放送開始。大ブームとなる(1997年終了)。
  • 小学生の間で「ビーダマン」が大ヒットしブームとなる
後半

テレビ・芸能界

前期(1990年から1993年)
中期(1994年から1996年)
後期(1997年から1999年)

スポーツ

  • 野球場グラウンドが平均的に拡大化し、室内式のプロ野球場が次々と誕生する。
  • 大相撲での力士の平均体重がピークとなり、関取はおろか幕下以下でも体重200kg前後の力士が登場するようになった。
前半
後半

人物

脚注

注釈

出典

  1. ^ なぜスーパー銭湯の乱立が起こったのか(にっぽん経営サミット 2011年1月14日/PRESIDENT 2009年9月14日号掲載)

参考文献

関連項目