伴氏(ともし/ばんし、生年不明 - 872年貞観14年))は、平安時代の女性。菅原是善正室菅原道真の生母。歌人。父は伴真成

生涯

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伴真成の娘として生まれ、後に菅原是善に嫁いだ。是善との間には3男を儲け、845年承和12年)に3男の菅原道真を出産。幼少期の道真の教育に務め、また歌人してもいくつかの作品を残した[1]

872年貞観14年)、死去。京都市北野天満宮には伴氏を祀る伴氏社が建立されている[2]

脚注

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  1. ^ 1936年,北海出版社『菅原道真』
  2. ^ 2006年,塙書房『菅原道真の詩と学問』