サンミゲル島

ポルトガルの島

サンミゲル島(Ilha de São Miguel)はアゾレス諸島最大のポルトガル領。アゾレス諸島の東部群島のひとつで、面積は759 km2。人口は約13万人(2001年)で、アゾレス諸島全体の人口の半分強にあたる。

サンミゲル島
São Miguel

セテ・シタデス山の2つのカルデラ湖
所在地 ポルトガルの旗 ポルトガル
所在海域 大西洋
座標 北緯37度48分35秒 西経25度12分51秒 / 北緯37.80972度 西経25.21417度 / 37.80972; -25.21417座標: 北緯37度48分35秒 西経25度12分51秒 / 北緯37.80972度 西経25.21417度 / 37.80972; -25.21417
面積 759 km²
最高標高 1105 m
サンミゲル島の位置(アゾレス諸島内)
サンミゲル島
     
プロジェクト 地形
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サンミゲル島の位置
島内の茶畑

概要

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島は東西にほぼ90 kmに伸び、南北に8から15 kmの幅がある。アゾレス諸島の他の島同様に火山島であり、島内には多くの温泉間欠泉が見られる。東から、フルナス、フォゴ、セテ・シダデスの3つの成層火山があり、それぞれにカルデラ湖フルナス湖ポルトガル語版フォゴ湖ポルトガル語版セテ・シダデス湖ポルトガル語版)が付属している。最後に噴火が見られたのはセテ・シダデス山で1880年のことである。フルナス山とフォゴ山には温泉間欠泉があり、硫黄水英語版が流れる場所もある[1][2]

島にはマカロネシア地域の照葉樹林があり、タシギなどのカモ類シギチドリ類渡り鳥にとって重要な繁殖地および中継地である。東部のフルナス山[1]、中部のフォゴ山(ヴェーリャ・カルデラポルトガル語版[2]、西部のセテ・シダデス山[3]の3ヶ所のカルデラは共にラムサール条約登録地がある。

島内はラゴアポルトガル語版ノルデステポルトガル語版ポンタ・デルガダポヴォアサンポルトガル語版リベイラ・グランデポルトガル語版ヴィラ・フランカ・ド・カンポポルトガル語版の6つの行政区(市)に分かれる。主要な街はみな海に面している。ポンタ・デルガダの人口は、7万人(2004年)で、アゾレス諸島の人口の3分の1以上が集中するアゾレス諸島最大の都市である。またアゾレス諸島自治区の首都であり、行政と文化の中心となっている。1976年にはアゾレス大学が設置された。またポンタ・デルガダには島内最大の港と空港がある。市の西端に位置する空港からは、ポルトガル本土のリスボンおよびポルトから航空便が開設され毎日発着するほか、アゾレス諸島の他の島にも定期便が就航しており、観光の拠点ともなっている。

島内の主な産業漁業観光パイナップルの生産である。

交通

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空港

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出身者

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脚注

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  1. ^ a b Complexo Vulcânico das Furnas | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2008年6月16日). 2023年4月12日閲覧。
  2. ^ a b Complexo Vulcânico do Fogo | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2008年6月16日). 2023年4月12日閲覧。
  3. ^ Complexo Vulcânico das Sete Cidades | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2008年6月16日). 2023年4月12日閲覧。

外部リンク

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