聖書の話
聖書の話(せいしょのはなし)は、下記の形態で放送されている、民放ラジオ局におけるキリスト教関連の宗教番組。
上記2つは題名は同じだが、全く別個の番組である。本項では両者について詳述する。
CBCラジオ
編集聖書の話は、CBCラジオで毎週月曜日の未明に放送されていた、東京聖書センター(東京聖書教会)[2]が制作するキリスト教関連の宗教番組。
放送時間
編集- CBCラジオ 日曜深夜(正確には月曜未明)1:00-1:15
番組内容
編集- 毎回、新約聖書のなかの一節を紹介し、それについての解説を行っていた。番組の最後には必ず、東京聖書センターの所在地を告知しており、同センターに必要事項を書いた葉書を送れば、新約聖書を無料で進呈する、としていた。なお進呈する新約聖書は、日本語訳版と英語版の2種類を用意しており、送付希望者はどちらか一方を選択しなければならなかった。
- 番組終了時に解説を担当していたのは、日本人の牧師と思われる男性だが、一般人であるためか、番組内では一切、自身の名前や肩書きを明らかにしていなかった。また、番組の冒頭と終了時における枠付けにおいても、解説を担当する人物の名前などは一切紹介されなかった。
- かつては外国人と思われる男性(上記と同じく名前などは番組で一切明かさなかった)が、日本語で解説を行っていたが、あまり流暢とは言えない日本語で、終始切々と語りかけるスタイルは、リスナーに強い印象を残した。またこの男性は、番組の最後に東京聖書センターの所在地を紹介する際、「私書箱」を説明するのに必ず「ししょばこ…『し』といいますのは『わたくし(私)』の『し』、『しょもつ(書物)』の『しょ』…」というフレーズを使っていた。
- 余談だが、この外国人と思われる男性は、同じCBCラジオの「のりのりだぁーポップン10ぷん」の『人気DJベスト5』というコーナーでランクインを果たしている。その際には「『聖書の話』の神父」という名前で紹介された。また、この「聖書の話」という番組名をペンネームにした者も存在した。
- その神父は1990年代に亡くなり、その訃報が番組内で流された際、改めて実名と職業が公表された。
- 2012年3月25日深夜に放送された最終回に於いて、日本人牧師が自らの健康上の理由により番組を終了すると発表した。これに伴い、CBCラジオでのキリスト教番組は『キリストへの時間』に事実上一本化された。
備考
編集KNBラジオ
編集KNBラジオ(北日本放送)では、1958年より放送開始[3]。
聖書の一節を紹介したうえ、それについて解説を加える点は、CBCラジオのものと同じだが、下記の点が大きく異なっている。
関連項目
編集- バプテスト教会 - 東京聖書教会が属しているキリスト教団体。
- 世の光 いきいきタイム - 東海ラジオにおいて毎週日曜日の深夜2時台に編成されている番組。2011年3月中までは、同局における日曜日の最終番組となっており、この番組が終わった2:15より終了アナウンスを流した後、放送休止に入る流れが定着していた。かつては長らくの間、この後に「ラジオはアメリカン」などの30分番組が編成されていたため、放送休止時間が2:45に固定され、終了アナウンスの冒頭には「只今の時刻は、午前2時45分です」という文言が入っていた。また新聞のラジオ番組表では、2011年3月20日より番組開始となっているが、wikipediaの「2011年のラジオ (日本)」の項では、開始日が4月10日となっている。2011年春の改編に伴い、この番組の後に「秋山・砂田のおやすみ歌謡」が始まったため、最終番組ではなくなった。この番組が終わった2:15より終了アナウンスを流した後、放送休止に入るという流れが定着している。かつては長らくの間、この後に30分番組が編成されていたため(「ラジオはアメリカン」など)、2:45からの終了アナウンスの後、放送休止となっていた。
- キリストへの時間 - 2020年現在もCBCラジオで日曜朝に放送されているプロテスタント系の番組。