「全国学生相撲選手権大会」の版間の差分
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'''全国学生相撲選手権大会'''(ぜんこくがくせいすもうせんしゅけんたいかい)は、[[相撲]]の[[大学]]対抗の個人戦・団体戦の大会である。大学生に広く相撲実践の機会を与え、相撲技能の向上とアマチュアスボーツ精神の高揚をはかる事を目的に、[[日本学生相撲連盟]]、[[毎日新聞社]]、そして[[日本相撲連盟]]の共催により開催される。現在は[[堺市]]・[[大浜公園 (堺市)|大浜公園]]相撲場と[[両国国技館]]で隔年開催されている |
'''全国学生相撲選手権大会'''(ぜんこくがくせいすもうせんしゅけんたいかい)は、[[相撲]]の[[大学]]対抗の個人戦・団体戦の大会である。大学生に広く相撲実践の機会を与え、相撲技能の向上とアマチュアスボーツ精神の高揚をはかる事を目的に、[[日本学生相撲連盟]]、[[毎日新聞社]]、そして[[日本相撲連盟]]の共催により開催される。現在は[[堺市]]・[[大浜公園 (堺市)|大浜公園]]相撲場と[[両国国技館]]で隔年開催されている。 |
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1909(明治42)年、[[大阪毎日新聞|大阪毎日新聞社]]が[[浜寺公園]]で学生相撲大会を開いたところ好評だったため、1919(大正8)年、堺市の大浜相撲場で第1回全国学生相撲大会が開催された。大会は、戦争で一時中断されたものの1946(昭和21)年に再開。当初は[[難波]]の[[大阪府立体育会館|大阪府立体育館]]を会場に行われたが、1971(昭和46)年に大浜体育館が開館したことで、1974(昭和49)年の第52回大会から再び大浜が会場となった。1981(昭和56)年に3,000人収容の現在の相撲場が完成。1986(昭和61)年から両国国技館との隔年開催となっている。 |
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==大会の競技方法== |
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==学生横綱== |
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個人戦の優勝者には、日本相撲連盟から[[学生横綱]]の称号が贈られる。 |
個人戦の優勝者には、日本相撲連盟から[[学生横綱]]の称号が贈られる。学生横綱を取得した場合には、[[大相撲]]において[[幕下]]15枚目格の[[幕下付出]]の資格を取得する事が出来る。 |
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学生横綱のうち大相撲入りした主な者には、1995年度優勝の柳川信行([[柳川信行|増健亘志]]、[[日本大学相撲部|日本大学]])、1997年度及び1998年度優勝の田宮啓司([[琴光喜啓司]]、日本大学)、2000年度優勝の垣添徹([[垣添徹]]、日本体育大学)、2001年度優勝の成田旭([[豪風旭]]、[[中央大学]])、2010年度優勝の明月院秀政([[千代大龍秀政]]、日本体育大学)などがいる。 |
学生横綱のうち大相撲入りした主な者には、1995年度優勝の柳川信行([[柳川信行|増健亘志]]、[[日本大学相撲部|日本大学]])、1997年度及び1998年度優勝の田宮啓司([[琴光喜啓司]]、日本大学)、2000年度優勝の垣添徹([[垣添徹]]、日本体育大学)、2001年度優勝の成田旭([[豪風旭]]、[[中央大学]])、2010年度優勝の明月院秀政([[千代大龍秀政]]、日本体育大学)などがいる。 |
2015年2月6日 (金) 00:31時点における版
全国学生相撲選手権大会(ぜんこくがくせいすもうせんしゅけんたいかい)は、相撲の大学対抗の個人戦・団体戦の大会である。大学生に広く相撲実践の機会を与え、相撲技能の向上とアマチュアスボーツ精神の高揚をはかる事を目的に、日本学生相撲連盟、毎日新聞社、そして日本相撲連盟の共催により開催される。現在は堺市・大浜公園相撲場と両国国技館で隔年開催されている。
歴史
1909(明治42)年、大阪毎日新聞社が浜寺公園で学生相撲大会を開いたところ好評だったため、1919(大正8)年、堺市の大浜相撲場で第1回全国学生相撲大会が開催された。大会は、戦争で一時中断されたものの1946(昭和21)年に再開。当初は難波の大阪府立体育館を会場に行われたが、1971(昭和46)年に大浜体育館が開館したことで、1974(昭和49)年の第52回大会から再び大浜が会場となった。1981(昭和56)年に3,000人収容の現在の相撲場が完成。1986(昭和61)年から両国国技館との隔年開催となっている。
大会の競技方法
団体戦と個人戦の2種別のトーナメントが行われる。1日目に個人戦が、2日目に団体戦が行われる。 団体戦はDクラスから総当たり戦を行い、各クラスの優勝チームが上位クラスに参加して総当たり戦を行っていく。最後にAクラス優秀8校による決勝トーナメント方式により優勝校を決定する。個人戦は予選3回戦を行い、2勝者以上の選手によって優秀32選手を選出して、決勝トーナメント方式により優勝者を決定する。
学生横綱
個人戦の優勝者には、日本相撲連盟から学生横綱の称号が贈られる。学生横綱を取得した場合には、大相撲において幕下15枚目格の幕下付出の資格を取得する事が出来る。
学生横綱のうち大相撲入りした主な者には、1995年度優勝の柳川信行(増健亘志、日本大学)、1997年度及び1998年度優勝の田宮啓司(琴光喜啓司、日本大学)、2000年度優勝の垣添徹(垣添徹、日本体育大学)、2001年度優勝の成田旭(豪風旭、中央大学)、2010年度優勝の明月院秀政(千代大龍秀政、日本体育大学)などがいる。
テレビ中継
個人戦の決勝トーナメント2回戦以降がNHK教育テレビで中継されている。原則として生中継だが、2010年は全日本テニス選手権と日程が重複したため1週間後の録画放送となった。