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{{Infobox 本場所情報
== 優勝争い ==
|本場所名 = 大相撲平成30年11月場所
[[横綱]]・[[稀勢の里]]はやはり[[大相撲平成29年3月場所|春場所]]で負った左上腕の負傷が癒えない影響なのか、初日から苦戦する相撲が続いた。そして5日目で2勝3敗となった所で休場した。[[鶴竜力三郎|鶴竜]]も左足首の調子が良くないなりにも初日・2日目と良い相撲で連勝したが、3日目[[北勝富士大輝|北勝富士]]に完敗した相撲で右足首を痛めて翌4日目から休場した。[[日馬富士公平|日馬富士]]も初日に[[嘉風雅継|嘉風]]、2日目に[[正代直也|正代]]にそれぞれ敗れて連敗スタート。途中休場も危惧されたが、その後は満身創痍の中でも盛り返して一時優勝争いにも顔を出した(6連勝・5連勝をそれぞれ1回ずつした)。最終的には11勝4敗で場所を終えた。[[大関]]・[[豪栄道豪太郎|豪栄道]]は初日に[[栃ノ心剛史|栃ノ心]]に、2日目に[[嘉風雅継|嘉風]]にそれぞれ敗れて連敗スタート。その後も白星と黒星が五分になる程度の経過で場所を過ごし、千秋楽に大関・[[高安晃|高安]]に敗れて負け越し決定。秋場所は角番となった。
|画像 = [[File:Fukuoka International Center.jpg|250px|福岡国際センター]]
|会場 = [[福岡国際センター]]
|番付発表 = [[2018年]][[10月29日]]
|開催期間 = [[2018年]][[11月11日]] - [[11月25日]](15日間)
|幕内最高優勝 = [[貴景勝光信]]
|幕内最高優勝成績 = 13勝2敗・初優勝
|十両優勝 = [[友風勇太]]
|十両優勝成績 = 12勝3敗
|幕下優勝 = [[蒼国来栄吉]]
|幕下優勝成績 = 7戦全勝
|三段目優勝 = [[宇良和輝]]
|三段目優勝成績 = 7戦全勝
|序二段優勝 = [[光内洸太]]
|序二段優勝成績 = 7戦全勝
|序ノ口優勝 = [[鳩岡良祐]]
|序ノ口優勝成績 = 7戦全勝
|殊勲賞 = [[貴景勝光信]](13勝2敗・3回目)
|敢闘賞 = 貴景勝光信(13勝2敗・2回目)<br />[[阿武咲奎也]](11勝4敗・3回目)
|技能賞 = 該当者なし
|特記事項 =
|先場所 = 大相撲平成30年9月場所
|翌場所 = 大相撲平成31年1月場所
}}


'''大相撲平成30年11月場所'''(おおずもうへいせい30ねん11がつばしょ)は、[[2018年]][[11月11日]]から[[11月25日]]まで[[福岡県]][[福岡市]][[博多区]]の[[福岡国際センター]]で開催された[[大相撲]][[本場所]]である。
10日目を終えて全勝は横綱・[[白鵬翔|白鵬]]・1敗で平幕の[[碧山亘右|碧山]]・2敗で新大関の[[高安晃|高安]]と平幕の[[阿武咲奎也|阿武咲]]と[[宝富士大輔|宝富士]]という展開であった。翌11日目は優勝争いに大きな動きがあった。まず阿武咲-宝富士の“[[青森県]][[北津軽郡]][[中泊町]]出身の同郷での2敗対決”は後輩の阿武咲が[[引き落とし]]で制した。1敗の碧山は物言いのつく微妙な相撲であったが、[[錦木徹也|錦木]]に[[上手投げ]]で敗れ2敗に。この時点で白鵬を追う1敗力士は居なくなった。そして高安も合い口が悪い[[玉鷲一朗|玉鷲]]に完敗して3敗に後退。この時点で白鵬の独走ムードが高まる状況であった。白鵬は連日大声援を受けている[[御嶽海久司|御嶽海]]と顔を合わせた上に[[魁皇博之|魁皇]]と並ぶ通算1,047勝がかかる取組だとあって、館内は盛り上がりを見せていた。そして注目の取組は白鵬が御嶽海の執念の前に[[寄り切り]]で完敗し初黒星。1,047勝は翌日以降に持ち越しとなった。白鵬の独走態勢が崩されたとあって、館内は座布団が乱舞した。結果、11日目を終えて1敗で白鵬・2敗で阿武咲と碧山という展開に変わった。翌12日目はまず登場した碧山は宝富士を[[突き落とし]]で攻略して2敗を守った。その後に登場した2敗の阿武咲は攻めこんでいたものの、土俵際で[[千代大龍秀政|千代大龍]]の[[叩き込み]]に這ってしまい3敗に後退した。1敗白鵬は[[玉鷲一朗|玉鷲]]を激しい張り手を交えた荒々しい相撲を取り、[[寄り切り]]で制した。魁皇と並ぶ1,047勝目を挙げるとともに、1敗守って単独先頭を維持した。結果、12日目を終えて1敗で白鵬・2敗で碧山という展開に変わり、白鵬と碧山の一騎打ちの様相が強くなった。まず登場した2敗の碧山は[[輝大士|輝]]戦を迎えた。この相撲は物言いがつく微妙な相撲であったが、協議の結果は碧山の勝ちという結果となり11勝目を挙げて2敗を守った。1敗の白鵬は新大関の高安戦を迎えたが、おっつけからの[[押し倒し]]で高安を制し1敗を守った。同時に歴代単独1位となる通算1,048勝目も挙げた。結果、13日目を終えて1敗白鵬・2敗碧山と展開は変わらず。翌14日目は碧山が敗れて白鵬が勝てば千秋楽を待たずに白鵬の優勝が決まるという可能性があった。まず登場した2敗の碧山はベテランの[[豪風旭|豪風]]との取組を迎えたが、一気の押し出しで完封し2敗を守った。結果、優勝決定は千秋楽へ延びることとなった。そして結び前に登場した1敗の白鵬はかち上げからの[[叩き込み]]で豪栄道を圧倒。1敗で単独先頭をキープし、明日の千秋楽を迎えることとなった。この日も白鵬・碧山ともに勝利したため、展開に変化はなかった。そして千秋楽を迎えた。まず登場した2敗碧山は好調[[嘉風雅継|嘉風]]を全く寄せ付けず13勝目。2敗を守り[[千秋楽結びの一番]]まで興味を繋いだ。そして注目の千秋楽結びの一番。白鵬は日馬富士戦を迎え、白鵬勝てば白鵬の優勝決定・日馬富士勝てば白鵬-碧山の優勝決定戦となるという状況あった。そして1分を超える大相撲の末、白鵬が寄り倒しで完封し14勝1敗。2場所連続39回目の優勝を手中に収めた。


[[幕内最高優勝]]は、[[小結]]・[[貴景勝光信]](13勝2敗・初優勝)。
[[三賞]]は、殊勲賞が優勝した白鵬を唯一破った御嶽海が2場所連続2回目の受賞・最後まで優勝争いに絡んだ碧山が[[大相撲平成23年11月場所|平成23年11月場所]]以来約7年ぶりの受賞となった。また、千秋楽に勝てばという条件で、上位で奮闘した北勝富士と優勝争いに絡んだ阿武咲は敢闘賞を、好調を堅持した嘉風が技能賞の受賞の可能性があったが、いずれも敗れてしまい受賞はならなかった。また優勝すれば碧山にも殊勲賞の可能性があったが、こちらも受賞はならなかった。

== 場所前の話題など ==
* 番付発表は[[2018年]][[10月29日]]。

== 番付・星取表 ==
{| class="wikitable" style="text-align:center;"
|-
!colspan="3"|東!!rowspan="2"|番付!!colspan="3"|西
|-
!四股名!!成績!!結果!!四股名!!成績!!結果
|-
|[[白鵬翔|白鵬]]||全休||
!横綱
|[[鶴竜力三郎|鶴竜]]||全休||
|-
|[[稀勢の里寛|稀勢の里]]||0勝5敗10休||
!横綱
|&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|[[豪栄道豪太郎|豪栄道]]||8勝3敗4休||
!大関
|[[高安晃|高安]]||12勝3敗||優勝次点
|-
|&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
!大関
|[[栃ノ心剛史|栃ノ心]]||8勝7敗||
|-
|[[御嶽海久司|御嶽海]]||7勝8敗||
!関脇
|[[逸ノ城駿|逸ノ城]]||6勝9敗||
|-
|'''[[貴景勝光信|貴景勝]]'''||'''13勝2敗'''||<span style="font-size:91%;">'''優勝、殊勲賞・敢闘賞'''</span>
!小結
|[[魁聖一郎|魁聖]]||3勝9敗3休||
|-
|[[妙義龍泰成|妙義龍]]||8勝7敗||
!前頭1
|[[北勝富士大輝|北勝富士]]||7勝8敗||
|-
|[[栃煌山雄一郎|栃煌山]]||8勝7敗||
!前頭2
|[[玉鷲一朗|玉鷲]]||9勝6敗||
|-
|[[錦木徹也|錦木]]||8勝7敗||
!前頭3
|[[竜電剛至|竜電]]||6勝9敗||
|-
|[[正代直也|正代]]||8勝7敗||
!前頭4
|[[嘉風雅継|嘉風]]||7勝8敗||
|-
|[[千代大龍秀政|千代大龍]]||7勝8敗||
!前頭5
|[[朝乃山英樹|朝乃山]]||6勝9敗||
|-
|[[貴ノ岩義司|貴ノ岩]]||6勝9敗||
!前頭6
|[[輝大士|輝]]||5勝10敗||
|-
|[[阿炎政虎|阿炎]]||6勝9敗||
!前頭7
|[[松鳳山裕也|松鳳山]]||10勝5敗||
|-
|[[勢翔太|勢]]||6勝9敗||
!前頭8
|[[宝富士大輔|宝富士]]||7勝8敗||
|-
|[[琴奨菊和弘|琴奨菊]]||10勝5敗||
!前頭9
|[[大栄翔勇人|大栄翔]]||9勝6敗||
|-
|[[佐田の海貴士|佐田の海]]||7勝8敗||
!前頭10
|[[豊山亮太|豊山]]||5勝10敗||
|-
|[[千代の国憲輝|千代の国]]||5勝10敗||
!前頭11
|[[隠岐の海歩|隠岐の海]]||11勝4敗||
|-
|[[碧山亘右|碧山]]||11勝4敗||
!前頭12
|[[遠藤聖大|遠藤]]||9勝6敗||
|-
|'''[[阿武咲奎也|阿武咲]]'''||'''11勝4敗'''||'''敢闘賞'''
!前頭13
|[[隆の勝伸明|隆の勝]]||4勝11敗||
|-
|[[千代翔馬富士雄|千代翔馬]]||7勝8敗||
!前頭14
|[[大翔丸翔伍|大翔丸]]||6勝9敗||
|-
|[[大奄美元規|大奄美]]||7勝8敗||
!前頭15
|[[明生力|明生]]||9勝6敗||
|-
|[[荒鷲毅|荒鷲]]||1勝12敗2休||
!前頭16
|[[千代丸一樹|千代丸]]||4勝11敗||
|}

2018年12月13日 (木) 13:31時点における版

大相撲平成30年11月場所
福岡国際センター
基本情報
会場 福岡国際センター
番付発表 2018年10月29日
開催期間 2018年11月11日 - 11月25日(15日間)
各段優勝・三賞
幕内最高優勝 貴景勝光信(13勝2敗・初優勝)
十両優勝 友風勇太(12勝3敗)
幕下優勝 蒼国来栄吉(7戦全勝)
三段目優勝 宇良和輝(7戦全勝)
序二段優勝 光内洸太(7戦全勝)
序ノ口優勝 鳩岡良祐(7戦全勝)
殊勲賞 貴景勝光信(13勝2敗・3回目)
敢闘賞 貴景勝光信(13勝2敗・2回目)
阿武咲奎也(11勝4敗・3回目)
技能賞 該当者なし
 < 先場所  翌場所 >
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大相撲平成30年11月場所(おおずもうへいせい30ねん11がつばしょ)は、2018年11月11日から11月25日まで福岡県福岡市博多区福岡国際センターで開催された大相撲本場所である。

幕内最高優勝は、小結貴景勝光信(13勝2敗・初優勝)。

場所前の話題など

番付・星取表

番付 西
四股名 成績 結果 四股名 成績 結果
白鵬 全休 横綱 鶴竜 全休
稀勢の里 0勝5敗10休 横綱      
豪栄道 8勝3敗4休 大関 高安 12勝3敗 優勝次点
      大関 栃ノ心 8勝7敗
御嶽海 7勝8敗 関脇 逸ノ城 6勝9敗
貴景勝 13勝2敗 優勝、殊勲賞・敢闘賞 小結 魁聖 3勝9敗3休
妙義龍 8勝7敗 前頭1 北勝富士 7勝8敗
栃煌山 8勝7敗 前頭2 玉鷲 9勝6敗
錦木 8勝7敗 前頭3 竜電 6勝9敗
正代 8勝7敗 前頭4 嘉風 7勝8敗
千代大龍 7勝8敗 前頭5 朝乃山 6勝9敗
貴ノ岩 6勝9敗 前頭6 5勝10敗
阿炎 6勝9敗 前頭7 松鳳山 10勝5敗
6勝9敗 前頭8 宝富士 7勝8敗
琴奨菊 10勝5敗 前頭9 大栄翔 9勝6敗
佐田の海 7勝8敗 前頭10 豊山 5勝10敗
千代の国 5勝10敗 前頭11 隠岐の海 11勝4敗
碧山 11勝4敗 前頭12 遠藤 9勝6敗
阿武咲 11勝4敗 敢闘賞 前頭13 隆の勝 4勝11敗
千代翔馬 7勝8敗 前頭14 大翔丸 6勝9敗
大奄美 7勝8敗 前頭15 明生 9勝6敗
荒鷲 1勝12敗2休 前頭16 千代丸 4勝11敗