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'''山村 聰'''（やまむら そう、[[1910年]]（[[明治]]43年）[[2月24日]] - [[2000年]]（[[平成]]12年）[[5月26日]]）は、[[日本]]の[[俳優]]・[[映画監督]]。映画やテレビドラマや[[DVD]]の[[クレジットタイトル|クレジット]]によっては'''山村聡'''の表記もある。
{{読み仮名|'''山村 聰'''|やまむら そう{{R|全史534|大百科MG130}}|[[1910年]]〈[[明治]]43年〉[[2月24日]]{{R|全史534}} - [[2000年]]〈[[平成]]12年〉[[5月26日]]}}は、[[日本]]の[[俳優]]・[[映画監督]]。作品により、「山村 聡」の[[クレジットタイトル|クレジット]]表記もある{{R|全史534|大百科MG130}}。
[[奈良県]][[天理市]]出身。


生涯で出演した本数は195本に上る<ref>『日本映画人名事典』キネマ旬報社{{信頼性要検証|date=2018年6月}}</ref><!-- 同名書が複数存在。何年刊行の何頁？ -->。
== 来歴 ==
[[兵庫県立神戸高等学校|神戸一中]]・[[第一高等学校 (旧制)|一高]]を経て[[東京大学|東京帝国大学]][[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|文学部]]卒業。


[[第二次世界大戦|第二次世界大戦後]]の日本映画史を代表する名優の一人であり、[[日本映画|日本映画界]]の大スターの一人でもあった。
研究劇団「[[太陽座]]」に入団。戦前の[[劇団文化座]]等での舞台活動を経て、[[1946年]]、『[[命ある限り]]』で映画初出演。[[1947年]]、[[溝口健二]]監督作品の『[[女優須磨子の恋]]』で[[田中絹代]]演じる[[松井須磨子]]の愛人役・[[島村抱月]]役に抜擢され、[[1950年]]には[[小津安二郎]]監督作品の『[[宗方姉妹]]』で第1回[[ブルーリボン賞 (映画)|ブルーリボン賞]]の主演男優賞を受賞。同じく小津の監督作品である『[[東京物語]]』など数多くの映画に出演する一方、[[1952年]]には[[東宝スタジオ|東宝砧撮影所]]の芸能部長であった[[山田典吾]]と共に独立プロ「[[現代ぷろだくしょん]]」を設立し、翌年には山村自身も多額の出資をして完成させた第1回監督作品『[[蟹工船]]』を発表、映画監督としても活躍した。


== 来歴・人物 ==
[[1960年代]]以降、TBS系列の[[日曜劇場|東芝日曜劇場]]にも数多く出演（自身が[[東芝]]のCMに出演していたため）。
[[File:Yamamura So.JPG|thumb|180px|『[[アサヒグラフ]]』[[1954年]][[9月22日]]号]]
[[奈良県]]{{R|全史534}}[[山辺郡]]（現・[[天理市]]）出身。[[兵庫県立神戸高等学校|神戸一中]]、[[第一高等学校 (旧制)|旧制一高]]を経て[[東京大学|東京帝国大学]][[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|文学部]]卒業。


研究劇団「太陽座」に入団。戦前の[[劇団文化座]]等での舞台活動を経て、[[1946年]]、『命ある限り』で映画初出演。[[1947年]]、[[溝口健二]]監督作品の『[[女優須磨子の恋]]』で[[田中絹代]]演じる[[松井須磨子]]の愛人役・[[島村抱月]]役に抜擢され、[[1950年]]には[[小津安二郎]]監督作品の『[[宗方姉妹]]』で第1回[[ブルーリボン賞 (映画)|ブルーリボン賞]]の主演男優賞を受賞。同じく小津の監督作品である『[[東京物語]]』など数多くの映画に出演する一方、[[1952年]]には[[東宝スタジオ|東宝砧撮影所]]の芸能部長であった[[山田典吾]]とともに独立プロ「[[現代ぷろだくしょん]]」を設立し、翌年には山村自身も多額の出資をして完成させた第1回監督作品『[[蟹工船]]』を発表、映画監督としても活躍した。
『[[ただいま11人]]』『[[春の坂道]]』『[[必殺仕掛人]]』『[[ザ・ハングマン]]』などの数々の作品にも出演し、[[橋田壽賀子]]や[[石井ふく子]]が手がけた[[ホームドラマ]]にも起用された。


山村は日本映画界において風格のある名優として戦後の早い時期から重宝される存在であり、更に極めて英語が堪能であったこともあり海外製作の映画への出演が多く、ハリウッド映画では[[1958年]]に公開された[[20世紀フォックス]]製作の『[[黒船 (映画)|黒船]]』（[[ジョン・ヒューストン]]監督）の[[下田奉行]]の田村左衛門守役で[[ジョン・ウェイン]]と、[[1986年]]に公開された[[パラマウント映画]]『[[ガン・ホー]]』（[[ロン・ハワード]]監督）の日本の自動車メーカーの重役・坂本役で[[マイケル・キートン]]らとそれぞれ共演している。
威厳のある大物や歴史上の人物（[[徳川家康]]・[[保科正之]]・[[平賀源内]]など）もカバーしており、'''日本演劇界で最も多く総理大臣を演じた俳優'''でもある（[[2016年]]現在）。


[[1970年]]に[[黒澤明]]が監督を降板した、[[太平洋戦争]]劈頭の[[真珠湾攻撃]]を描いた日米合作の[[戦争映画]]『[[トラ・トラ・トラ!]]』では[[連合艦隊司令長官]][[山本五十六]]を演じた。同作の主演に至った経緯としては、当初のキャスティングで黒澤が演技経験のない[[実業家]]を山本五十六役に抜擢して撮影を進めていたものの、20世紀フォックスとの間のトラブルで黒澤が監督を降板したことにより日本側撮影チームが解散し、後任に[[舛田利雄]]と[[深作欣二]]両監督が就任し制作再開となったものの、山本五十六役が内定していた[[劇団民藝]]の[[芦田伸介]]が突如『トラ・トラ・トラ!』を降板{{R|sponichi19690226_2}}。民藝の実力者であった[[宇野重吉]]と[[滝沢修]]が「[[黒澤明|黒澤さん]]が二年以上も構想を練ってこられた作品。黒澤さんのものでなくなった作品に出演するのは芸術家として信義にもとる」と芦田に圧力をかけたための断念だった{{R|sponichi19690226_2}}。このため急遽、山村が山本五十六役のオファーを受けた{{R|報知新聞1969226|sponichi19690226_2|日刊スポ19690306}}。山村は、[[東映]]制作の連続時代劇ドラマ『[[あゝ忠臣蔵]]』の主役・[[大石良雄|大石内蔵助]]として、撮影場所の[[京都市|京都]]で主演しており、東京と京都を往復する[[新幹線]]で『トラ・トラ・トラ!』の[[台本]]を読み{{R|報知新聞1969226}}、「日本側に忠実に書いてあり役柄に不満はない。どうしても出演したい」と出演への意欲を燃やし{{R|日刊スポ19690306}}、東映と相談のうえ掛け持ちで本作に出演した。
山村は日本映画界において風格のある名優として戦後の早い時期から重宝される存在であり、更に極めて英語が堪能であったこともあり海外製作の映画への出演も多く、ハリウッド映画では[[1958年]]に公開された[[20世紀フォックス]]製作の映画『[[黒船]]』（[[ジョン・ヒューストン]]監督）の[[下田奉行]]役で[[ジョン・ウェイン]]と、[[1986年]]に公開された[[パラマウント映画]]『[[ガン・ホー]]』([[ロン・ハワード]]監督)の日本の自動車メーカーの重役・坂本役で[[マイケル・キートン]]らとそれぞれ共演している。


『トラ・トラ・トラ！』主演の影響で、同時期に[[鹿島守之助]]役のオファーを受けていた映画『[[超高層のあけぼの]]』への出演を[[佐野周二]]と交代して降板するなどの影響が出た。
[[1970年]]に[[黒澤明]]が監督を降板した真珠湾攻撃を描いた日米合作の戦争映画『[[トラ・トラ・トラ!]]』では連合艦隊司令長官[[山本五十六]]を演じた。同作で日本側の監督を務めた[[舛田利雄]]の証言によると当時、山村は撮影場所の京都で別の仕事が入っており、その作品と掛け持ちで出演した。


1972年には[[必殺シリーズ]]第1作の『[[必殺仕掛人]]』に元締め音羽屋半右衛門を演じ、代表作の一つになった{{R|TV}}。
[[トヨタ・クラウン]]のCMキャラクターを長年務め、[[1967年]]から[[1983年]]までの16年間出演した。


1976年には『[[隠し目付参上]]』に元締的な役柄である松平伊豆守信明役には、必殺シリーズの元締役で人気のあった山村が内定していたが、これに本作のスポンサーの[[白鹿]]から待ったがかかった。山村は当時、白鹿のライバルメーカーである[[日本盛]]の[[コマーシャルメッセージ|CM]]に出演しており、山村の起用は断念<ref>『[[週刊TVガイド]]1976年1月30日号 p.30「REPORT・スポンサーに消された“元締め”」</ref>、自身が出演していたスポンサー絡みで降板を余儀なくされた{{R|TV}}。松平伊豆守信明役は[[三船敏郎]]の二役で行くことになった。
また熱心な釣り人としても知られ、[[1974年]]には『[[釣りひとり]]』という著書も出版したこともある。また東京・[[銀座]]に自身の釣具店「ポイント」を経営していた<ref>[http://www.tsurihitori.com/fulltext/tsurinomisepointo.html 釣りの店「ポイント」の顛末] 釣りひとり 山村聰</ref>。


[[トヨタ・クラウン]]のCMキャラクターを長年務め、[[1962年]]の2代目から[[1979年]]の6代目まで出演した。
[[2000年]][[5月26日]]午後4時40分、急性[[心筋梗塞]]のため[[東京都]][[中野区]]の病院で死去。{{没年齢|1910|2|24|2000|5|26}}。

山村と同じく[[兵庫県立神戸高等学校|旧制神戸一中]]卒業の[[志村喬]]を尊敬し三船敏郎とは親友だった。

[[高倉健]]と[[岩下志麻]]と[[渡哲也]]の父親役を演じたことがある。

また、熱心な釣り人として知られ、[[1974年]]には『釣りひとり』という著書も出版したことがある。東京・[[銀座]]に自身の釣具店「ポイント」を経営していた<ref>[http://www.tsurihitori.com/fulltext/tsurinomisepointo.html 釣りの店「ポイント」の顛末] 釣りひとり 山村聰</ref>。旧制一高時代には[[東京湾]]で[[ハゼ]]に熱中し、長じては[[利根川]]下流の[[水郷#日本|水郷地帯]]で[[ゲンゴロウブナ#ヘラブナ釣り|ヘラブナ釣り]]を楽しみ、一カ月滞在することがあった<ref>[https://www.tokyo-np.co.jp/article/210952 【竿と筆 文人と釣り歩く】(14)山村聡「釣りひとり」横利根川のヘラブナ：水郷の寂しさに魅せられ]『[[東京新聞]]』朝刊2022年10月30日22面（2022年11月18日閲覧）</ref>。

[[2000年]][[5月26日]]午後4時40分、急性[[心筋梗塞]]のため[[東京都]][[杉並区]]の病院で死去。90歳だった。
墓所は[[青山霊園]]にある。


== 主な出演 ==
== 主な出演 ==
=== 映画 ===
=== 映画 ===
[[File:So Yamamura 2.JPG|thumb|200px|『[[蟹工船]]』(1953)]]
[[File:So Yamamura 2.JPG|thumb|220px|『[[蟹工船]]』（1953年）]]
[[File:So Yamamura 3.jpg|thumb|200px|『[[東京物語]]』(1953)　左から山村、[[三宅邦子]]、[[笠智衆]]、[[原節子]]、[[杉村春子]]、[[東山千栄子]]]]
[[File:So Yamamura 3.jpg|thumb|220px|『[[東京物語]]』（1953年）]]
[[File:So Yamamura 4.jpg|thumb|200px|『[[にごりえ]]』(1953)　右は[[淡島千景]]]]
[[File:So Yamamura 4.jpg|thumb|220px|『[[にごりえ (映画)|にごりえ]]』（1953年）]]
[[File:The-Screenplay-Collections-by-Japanese-Writers-Volume-7-4.jpg|thumb|220px|『[[早春 (1956年の映画)|早春]]』（1956年）]]
* [[命ある限り]]（[[1946年]]）
* [[女優須磨子の恋]]（[[1947年]]、[[松竹]]）- [[島村抱月]]
* 命ある限り（[[1946年]]）
* [[女優須磨子の恋]]（[[1947年]]、[[松竹]]） - [[島村抱月]]
* [[第二の人生]]（[[1948年]]）
* 第二の人生（[[1948年]]）
* [[宗方姉妹]]（[[1950年]]）
* [[宗方姉妹]]（[[1950年]]）
* [[雪夫人絵図]]（1950年）
* [[雪夫人絵図]]（1950年）
* [[帰郷 (1950年の映画)|帰郷]]（1950年）
* [[帰郷 (1950年の映画)|帰郷]] （1950年）
* [[情熱のルムバ]] （1950年）
* [[情熱のルムバ]] （1950年）
* [[自由学校]]（[[1951年]]）
* [[自由学校]]（[[1951年]]）
* [[武蔵野夫人]]（1951年、東宝）- 大野英治
* [[武蔵野夫人]]（1951年、東宝） - 大野英治
* [[めし]]（1951年、東宝）- 岡本隆一郎
* [[めし#映画|めし]]（1951年、東宝） - 岡本隆一郎
* [[ひばりの子守唄]]（1951年）
* ひばりの子守唄（1951年）
* [[リンゴ園の少女]]（[[1952年]]）
* [[リンゴ園の少女#映画|リンゴ園の少女]]（[[1952年]]）
* [[足にさわった女]]（1952年、東宝）- 小説家
* [[足にさわった女]]（1952年、東宝） - 小説家
* [[現代人 (映画)|現代人]]（1952年、松竹）- 荻野守利
* [[現代人 (映画)|現代人]] （1952年、松竹） - 荻野守利
* [[風ふたたび]]（1952年）
* 風ふたゝび （1952年、東宝） - 道原敬良
* [[安宅家の人々]]（1952年）
* [[安宅家の人々]]（1952年）
* [[吹けよ春風]]（[[1953年]]）
* [[吹けよ春風]]（[[1953年]]）
* [[縮図]]（1953年）
* [[縮図]]（1953年）
* [[東京物語]]（1953年、松竹）- 平山幸一
* [[東京物語]]（1953年、松竹） - 平山幸一
* [[にごりえ]]（1953年）
* [[にごりえ]]（1953年）
* [[山の音]]（[[1954年]]）
* [[山の音]]（[[1954年]]）
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* [[日本敗れず]]（1954年）
* [[日本敗れず]]（1954年）
* [[黒い潮]]（1954年）
* [[黒い潮]]（1954年）
* [[真実一路 (小説)#1954年版|真実一路]]（1954年）
* [[愛のお荷物]]（[[1955年]]）
* 愛のお荷物（[[1955年]]）
* [[あした来る人]]（1955年）
* [[青春怪談]]（1955年、日活）- 奥村鉄也
* あした来る人（1955年）
* [[青春怪談]]（1955年、日活） - 奥村鉄也
* [[楊貴妃 (映画)|楊貴妃]]（1955年）
* [[楊貴妃 (1955年の映画)|楊貴妃]]（1955年）
* [[朱と緑]]（[[1956年]]）
* 朱と緑（[[1956年]]）
* [[忘れえぬ慕情]]（1956年）
* [[忘れえぬ慕情 (1956年の映画)|忘れえぬ慕情]]（1956年）
* [[真昼の暗黒]]（1956年）
* [[真昼の暗黒 (映画)|真昼の暗黒]]（1956年）
* [[早春 (映画)|早春]]（1956年、東宝）- 阿合豊
* [[早春 (1956年の映画)|早春]]（1956年、東宝） - 阿合豊
* [[四十八歳の抵抗]]（1956年、大映）- 西村耕太郎
* [[四十八歳の抵抗]]（1956年、大映） - 西村耕太郎
* [[魔の季節 (映画)|魔の季節]]（1956年）
* 魔の季節（1956年）
* [[満ちて来る潮]]（1956年）
* 満ちて来る潮（1956年）
* [[東京暮色]]（[[1957年]]、松竹）- 関口積
* [[東京暮色]]（[[1957年]]、松竹） - 関口積
* [[穴 (1957年の映画)|穴]]（1957年）
* 穴（1957年）
* [[爆音と大地]]（1957年）
* [[爆音と大地]]（1957年）
* [[夜の蝶]]（1957年、大映）- 白沢一郎
* [[夜の蝶]]（1957年、大映） - 白沢一郎
* [[智恵子抄#映画「智恵子抄」（1957年版）|智恵子抄]]（1957年、東宝）- 高村光太郎
* [[智恵子抄#映画「智恵子抄」（1957年版）|智恵子抄]]（1957年、東宝） - [[高村光太郎]]
* 地獄花（1957年、大映） - 峡の馬介
* [[希望の乙女]]（[[1958年]]）
* [[希望の乙女]]（[[1958年]]）
* [[紫頭巾]]（1958年） - [[田沼意次]]
* [[紫頭巾#1958年版『紫頭巾』|紫頭巾]]（1958年） - [[田沼意次]]
* [[黒船 (映画)|黒船]]（ハリウッド映画　主演[[ジョン・ウェイン]] 1958年）
* [[黒船 (映画)|黒船]]（ハリウッド映画、主演[[ジョン・ウェイン]] 1958年）
* [[闇を横切れ]]（[[1959年]]）
* 闇を横切れ（[[1959年]]）
* [[人間の條件 (映画)|人間の条件]] 第一部 純愛篇・第二部 激怒篇（1959年、松竹）- 沖島
* [[人間の條件 (映画)|人間の條件]] 第一部 純愛篇・第二部 激怒篇（1959年、松竹） - 沖島
* [[忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻]]（1959年、東映）- [[千坂兵部]]
* [[忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻]]（1959年、東映） - [[千坂高房|千坂兵部]]
* [[たつまき奉行|遠山の金さん たつまき奉行]]（1959年、東映）
* 勝利と敗北（1960年、大映） - 峰岸謹平
* [[女は二度生まれる]]（[[1961年]]）
* [[女は二度生まれる]]（[[1961年]]）
* [[あれが港の灯だ]]（1961年）
* [[あれが港の灯だ]]（1961年）
* [[愛情の系譜]]（1961年）
* 愛情の系譜（1961年）
* [[河口 (映画)|河口]]（1961年）
* 河口（1961年）
* [[世界大戦争]]（1961年、東宝）- 首相
* [[世界大戦争]]（1961年、東宝） - 首相{{R|全史536|大百科MG130}}
* [[五人の突撃隊]]（1961年）
* 五人の突撃隊（1961年）
* [[安寿と厨子王丸 (映画)|安寿と厨子王丸]]（1961年、東映）- 藤原師実<ref>{{Cite web | url = https://mediaarts-db.jp/an/anime_series/249| title = 安寿と厨子王丸| publisher = メディア芸術データベース |accessdate = 2016-10-29}}</ref> ※[[東映アニメーション|東映動画]]製作の[[アニメーション映画|劇場用アニメ映画]]
* [[安寿と厨子王丸 (映画)|安寿と厨子王丸]]（1961年、東映） - 藤原師実<ref>{{Cite web|和書| url = https://web.archive.org/web/20171107025151/https://mediaarts-db.bunka.go.jp/an/anime_series/249| title = 安寿と厨子王丸| publisher = メディア芸術データベース |accessdate = 2016-10-29}}</ref> ※[[東映アニメーション|東映動画]]製作の[[アニメーション映画|劇場用アニメ映画]]
* [[わが恋の旅路]]（1961年）
* わが恋の旅路（1961年）
* [[背徳のメス]]（1961年）
* 背徳のメス（1961年）
* [[八百万石に挑む男]]（1961年）
* 八百万石に挑む男（1961年）
* [[涙を、獅子のたて髪に]]（[[1962年]]）
* 涙を、獅子のたて髪に（[[1962年]]）
* [[香港の星]]（1962年）
* 香港の星（1962年）
* [[河のほとりで]]（1962年）
* 河のほとりで（1962年）
* [[夢でありたい]]（1962年）
* [[夢でありたい]]（1962年）
* [[太平洋戦争と姫ゆり部隊]]（1962年）
* 太平洋戦争と姫ゆり部隊（1962年）
* [[秋津温泉]]（1962年）
* [[秋津温泉#映画|秋津温泉]]（1962年）
* [[山の讃歌・燃ゆる若者たち]]（1962年）
* 山の讃歌・燃ゆる若者たち（1962年）
* [[からみ合い]]（1962年）
* からみ合い（1962年）
* [[家庭の事情]]（1962年）
* 家庭の事情（1962年）
* [[瘋癲老人日記]]（1962年）
* [[瘋癲老人日記]]（1962年）
* [[ギャング忠臣蔵]]（[[1963年]]、[[東映]]）- 立花
* ギャング忠臣蔵（[[1963年]]、[[東映]]） - 立花
* [[続・忍びの者]]（1963年）
* [[続・忍びの者]]（1963年）
* [[あの橋の畔で・第3部]]（1963年）
* あの橋の畔で・第3部（1963年）
* [[あの人はいま]]（1963年）
* あの人はいま（1963年）
* [[花の咲く家]]（1963年）
* 花の咲く家（1963年）
* [[傷だらけの山河]]（[[1964年]]）
* [[傷だらけの山河]]（[[1964年]]）
* [[肉体の学校]]（[[1965年]]、東宝）- 平敏信
* [[肉体の学校#映画化|肉体の学校]]（[[1965年]]、東宝） - 平敏信
* [[美しさと哀しみと]]（1965年、松竹）- 大木年雄
* [[美しさと哀しみと#国内版|美しさと哀しみと]]（1965年、松竹） - 大木年雄
* [[太平洋奇跡の作戦 キスカ]]（1965年、東宝）- 川島
* [[太平洋奇跡の作戦 キスカ]]（1965年、東宝） - 川島{{R|全史534|大百科MG130}}
* 東宝8.15シリーズ（東宝）
* [[日本のいちばん長い日]]（[[1967年]]、東宝）- [[米内光政]]
* [[激動の昭和史 軍閥]]（[[1970年]]、東宝）- 米内光政
** [[日本のいちばん長い日#1967年版の映画|日本のいちばん長い日]]（[[1967年]]） - [[米内光政]]
** [[激動の昭和史 軍閥]]（[[1970年]]） - 米内光政
* [[トラ・トラ・トラ!]]（1970年、[[20世紀フォックス]]）- [[山本五十六]]
* [[トラ・トラ・トラ!]]（1970年、[[20世紀フォックス]]） - [[山本五十六]]
* [[子連れ狼 親の心子の心]]（[[1972年]]）
* [[子連れ狼 親の心子の心]]（[[1972年]]）
* [[必殺シリーズ]]
* [[必殺仕掛人#映画版|必殺仕掛人]]（[[1973年]]）
* [[必殺仕掛人#映画版|必殺仕掛人 梅安蟻地獄]]（1973年）
** [[必殺仕掛人 (映画)#必殺仕掛人（第1作）|必殺仕掛人]]（[[1973年]]）
* [[必殺仕掛人#映画版|必殺仕掛人 春雪仕掛針]]（[[1974年]]）
** [[必殺仕掛人 (映画)#必殺仕掛人 梅安蟻地獄|必殺仕掛人 梅安蟻地獄]]（1973年）
** [[必殺仕掛人 (映画)#必殺仕掛人 春雪仕掛針|必殺仕掛人 春雪仕掛針]]（[[1974年]]）
* [[ノストラダムスの大予言 (映画)|ノストラダムスの大予言]]（1974年）
* [[ノストラダムスの大予言 (映画)|ノストラダムスの大予言]]（1974年） - 総理大臣{{R|全史536}}
* [[動脈列島]]（[[1975年]]、東宝）- 長田
* [[犬笛 (小説)|犬笛]]（[[1978年]]、東宝）- 遠藤
* [[動脈列島]]（[[1975年]]、東宝） - 長田
* [[犬笛 (小説)#映画|犬笛]]（[[1978年]]、東宝） - 遠藤
* [[影の軍団 服部半蔵]]（[[1980年]]）
* [[影の軍団 服部半蔵]]（[[1980年]]）
* [[ウィーン物語 ジェミニ・YとS]]（[[1982年]]、東宝）- 文左衛門（ミスター・ブン）
* [[ウィーン物語 ジェミニ・YとS]]（[[1982年]]、東宝） - 文左衛門（ミスター・ブン）
* [[南極物語]]（[[1983年]]、[[日本ヘラルド映画]]・東宝）- 岩切竜雄
* [[南極物語]]（[[1983年]]、[[日本ヘラルド映画]]・東宝） - 岩切竜雄
* [[二代目はクリスチャン]]（[[1985年]]、東宝）- 中津川勇吉
* [[二代目はクリスチャン#映画|二代目はクリスチャン]]（[[1985年]]、東宝） - 中津川勇吉
* [[ガン・ホー]]（[[1986年]]、[[パラマウント映画]]）- 坂本
* 山下少年物語（[[1985年]]、キネマ東京） - 松前重義
* [[吉原炎上]]（[[1987年]]、東映）- 大倉伊三郎
* [[ガン・ホー]]（[[1986年]]、[[パラマウント映画]]） - 坂本
* [[橋 (1988年の映画)|橋]]（[[1988年]]）- 酒井太一郎
* [[吉原炎上]]（[[1987年]]、東映） - 大倉伊三郎
* [[ゴジラvsキングギドラ]]（[[1991年]]、東宝）- 林田
* [[橋 (1988年の映画)|橋]]（[[1988年]]） - 酒井太一郎
* [[ゴジラvsキングギドラ]]（[[1991年]]、東宝） - 林田首相{{R|東宝特撮映画大全集225}}
* [[さくら (1994年の映画)|さくら]]（[[1994年]]）- 笹部新太郎
* [[GOING WEST 西へ…]]（[[1997年]]）- 川原正吾 '''※遺作'''
* [[さくら (1994年の映画)|さくら]]（[[1994年]]） - 笹部新太郎
* [[GOING WEST 西へ…]]（[[1997年]]） - 川原正吾 {{efn|遺作。}}


=== テレビドラマ ===
=== テレビドラマ ===
* [[ただいま11人]]（1964年 - 1967年、TBS）- 早乙女浩
* [[ただいま11人]]（1964年 - 1967年、[[TBSテレビ|TBS]]） - 早乙女浩
* [[われら弁護士]]（1968年、日本テレビ）- 坂田五郎
* [[男ありて]]（1964年、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]） - 島村達郎
* [[あゝ忠臣蔵]]（1969年、[[関西テレビ放送]]）- [[大石良雄|大石内蔵助]]
* [[われら弁護士]]（1968年、日本テレビ） - 坂田五郎
* [[日曜劇場|東芝日曜劇場]]（TBS）
* [[江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎]]シリーズ（1970年、[[テレビ東京|東京12チャンネル]]）- 平井教授
**[[くるま宿#1968年版|くるま宿]]（1968年4月21日） - 吉兵衛
* 東芝日曜劇場・[[女と味噌汁]] その十六（1970年5月10日、TBS）- 森
**[[女と味噌汁]] その16（1970年5月10日） - 森章吾
* [[春の坂道]]（1971年、[[NHK大河ドラマ]]）- [[徳川家康]]
** 縁（1984年2月26日） - 木庭秀豊
* [[おらんだ左近事件帖]]（1971年、[[徳川斉朝|尾張大納言]]）※第2話のみの出演
* [[24時間の男]]（1972年、沢木）TBS/[[大映テレビ]]）
* [[あゝ忠臣蔵]]（1969年、[[関西テレビ放送|関西テレビ]]） - [[大石良雄|大石内蔵助]]
* [[江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎]]シリーズ（1970年、[[テレビ東京|東京12チャンネル]]） - 平井教授
* [[必殺仕掛人]]（1972年 - 1973年、音羽屋半右衛門）
* [[水滸伝 (1973年のテレビドラマ)|水滸伝]]（1973年 - 1974年、[[盧俊義]]）
* [[春の坂道]]（1971年、[[NHK大河ドラマ]]） - [[徳川家康]]
* [[おらんだ左近事件帖]]（1971年） - [[徳川斉朝|尾張大納言]] ※第2話のみの出演
* [[非情のライセンス]]（1973年- 1977年、1980年、矢部警視）
* 24時間の男（1972年、TBS/[[大映テレビ]]） - 沢木
* [[助け人走る]]（1973年 - 1974年、清兵衛）
* [[必殺シリーズ]]（[[朝日放送テレビ|ABC]]）
* [[狼・無頼控]]（1973年 - 1974年、跡部和泉守）
** [[必殺仕掛人]]（1972年 - 1973年） - 音羽屋半右衛門
** [[助け人走る]]（1973年 - 1974年） - 清兵衛
* [[水滸伝 (1973年のテレビドラマ)|水滸伝]]（1973年 - 1974年） - [[盧俊義]]
* [[非情のライセンス]]（1973年 - 1974年、1974年 - 1977年、1980年） - 矢部警視
* [[狼・無頼控]]（1973年 - 1974年、[[毎日放送|MBS]]） - 跡部和泉守
* [[事件狩り]]（1974年）
* [[事件狩り]]（1974年）
* [[華麗なる一族 (1974年のテレビドラマ)|華麗なる一族]]（1974年 - 1975年、万俵大介）
* [[華麗なる一族 (1974年のテレビドラマ)|華麗なる一族]]（1974年 - 1975年、MBS） - 万俵大介
* [[ご存じ金さん捕物帳]] 第2話「恋ごころ出世纏」（1974年）
* [[ご存じ金さん捕物帳]] （1974年 - 1975年） - 筒井和泉守
* [[日本沈没]]（1974年 - 1975年、松川[[内閣総理大臣]]）
* [[日本沈没#テレビドラマ|日本沈没]]（1974年12月29日、1975年2月16日、1975年3月9日） - 松川[[首相]]
* [[氷紋]]（1974年 - 1975年）
* [[氷紋#1974年版|氷紋]]（1974年 - 1975年）
* [[はじめまして (テレビドラマ)|はじめまして]]（1975年）
* [[はじめまして (テレビドラマ)|はじめまして]]（1975年）- 妻子雄作
* [[虹のエアポート]]（1975年 - 1976年、大森TBS/松竹株式会社）
* [[虹のエアポート]]（1975年 - 1976年、TBS/松竹株式会社） - 大森
* [[白い秘密]]（1976年 - 1977年、藤森豪太郎TBS/松竹株式会社）
* [[白い秘密]]（1976年 - 1977年、TBS/松竹株式会社） - 藤森豪太郎
* [[ほんとうに]]（1976年 - 1977年、上条祐人）
* [[ほんとうに]]（1976年 - 1977年） - 上條祐人
* [[ジグザグブルース]]（1977年、朝比奈署長）
* [[ジグザグブルース]]（1977年） - 朝比奈署長
* [[新幹線公安官]]（1977年、1978年、芝辻啓介）
* [[新幹線公安官]]（1977年、1978年） - 芝辻啓介
* [[家族 (1977年のテレビドラマ)|家族]]（1977年 - 1978年）
* [[家族 (1977年のテレビドラマ)|家族]]（1977年 - 1978年）- 外川伸介
* [[人間の証明]]（1978年、郡陽平）
* [[人間の証明#1978年版|人間の証明]]（1978年） - 郡陽平
* [[柳生一族の陰謀]]（1978年 - 1979年、[[柳生宗矩]]）
* [[柳生一族の陰謀#テレビ映画|柳生一族の陰謀]]（1978年 - 1979年） - [[柳生宗矩]]
* [[午後の恋人]]（1979年）
* [[午後の恋人]]（1979年）- 坪井東作
* [[赤穂浪士 (1979年のテレビドラマ)|赤穂浪士]]（1979年、[[千坂高房|千坂兵部]]）
* [[赤穂浪士 (1979年のテレビドラマ)|赤穂浪士]]（1979年） - [[千坂高房|千坂兵部]]
* [[女たちの忠臣蔵]]（1979年、[[小野寺秀和|小野寺十内]]）
* [[女たちの忠臣蔵]]（1979年12月9日） - [[小野寺秀和|小野寺十内]]
* [[服部半蔵 影の軍団]]（1980年、[[保科正之]]）
* [[服部半蔵 影の軍団]]（1980年） - [[保科正之]]
* [[心 (テレビドラマ)|心]]（1980年 - 1981年）
* [[心 (1980年のテレビドラマ)|心]]（1980年6月19日、6月26日 - 1981年）- 三條
* [[柳生あばれ旅]]（1980年 - 1981年、柳生宗矩）
* [[柳生あばれ旅]]（1980年 - 1981年） - 柳生宗矩
* [[ザ・ハングマン]]（1980年 - 1982年、ゴッド）
* [[ザ・ハングマン]]シリーズ - ゴッド
** 「ザ・ハングマン」（1980年 - 1981年）
* [[うわさの淑女]]（1981年、鈴旗敬三）
** 「ザ・ハングマンII」（1982年）
* [[服部半蔵 影の軍団|影の軍団II]]（1981年 - 1982年、[[平賀源内]]）
* [[うわさの淑女]]（1981年） - 鈴旗敬三
* [[服部半蔵 影の軍団|影の軍団II]]（1981年 - 1982年） - [[平賀源内]]
* [[ちょっといい姉妹]]（1981年 - 1982年）
* [[ちょっといい姉妹]]（1981年 - 1982年）
* [[柳生十兵衛あばれ旅]]（1982年 - 1983年、柳生宗矩）
* [[柳生十兵衛あばれ旅]]（1982年 - 1983年） - 柳生宗矩
* [[出逢い・めぐり逢い]]（1983年）
* [[出逢い・めぐり逢い]]（1983年）
* [[大奥 (1983年のテレビドラマ)|大奥]]（1983年、[[新井白石]]）
* [[大奥 (1983年のテレビドラマ)|大奥]] 第27回「塵に咲く花」第28回「女帝への階段」第29回「渚の体験」（1983年） - [[新井白石]]
* [[鬼龍院花子の生涯#テレビドラマ（1984年）|鬼龍院花子の生涯]]（1984年） - 須田宇市
* [[西部警察 PART-III]] 最終回（第70話）「大門死す!!! 男達よ永遠に……」（1984年12月22日、 佐伯会長）
* [[西部警察 PART-III]] 最終回（第70話）「大門死す! 男達よ永遠に……」（1984年10月22日） - 亜細亜電機・佐伯会長
* [[ニュードキュメンタリードラマ昭和 松本清張事件にせまる]] （1984年、第4・7回ナレーター）
* [[ニュードキュメンタリードラマ昭和 松本清張事件にせまる]] （1984年） - 第4・7回ナレーター
* [[新春ワイド時代劇|12時間超ワイドドラマ]]（テレビ東京）
** [[風雲 柳生武芸帳]]（1985年1月2日） - [[真田幸村]]
** [[宮本武蔵 (1990年のテレビドラマ)|宮本武蔵]]（1990年1月2日） - [[松井興長|長岡佐渡]]
* [[一休さん・喝!]]（1986年）
* [[一休さん・喝!]]（1986年）
* [[氷紋]]（1986年）
* [[氷紋#1986年版|氷紋]]（1986年）
* [[若大将天下ご免!]]（1987年、[[水野忠邦]]）
* [[若大将天下ご免!]]（1987年） - [[水野忠邦]]
* [[土曜ワイド劇場]]
* [[さよなら李香蘭]]（1989年）※[[特別出演]]
** フランスグルメ殺人事件（1987年8月22日）
* [[眠狂四郎]]（1989年、テレビ朝日）- 武部千十郎
** [[西村京太郎トラベルミステリー]]14 アルプス誘拐ルート（1989年4月1日） - 田村医院院長
* [[柳生武芸帳#1990年-1992年|柳生武芸帳 柳生十兵衛五十人斬り]]（1990年、日本テレビ、柳生宗矩）
** [[高橋英樹の船長シリーズ|高松－神戸ジャンボフェリー殺人海峡]]（1996年9月14日） - 大林永之助
* [[しゃぼん玉 (テレビドラマ)|しゃぼん玉]]（1991年、フジテレビ）- 南条英輔※第8回から出演
* [[さよなら李香蘭]]（1989年12月2日）※特別出演
* [[珠玉の女]]（1992年）
* [[眠狂四郎]]（1989年、[[テレビ朝日]]） - 武部千十郎
* [[高橋英樹の船長シリーズ|高松－神戸ジャンボフェリー殺人海峡]]（1996年）- 大林永之助
* [[柳生武芸帳#1990年-1992年|柳生武芸帳 柳生十兵衛五十人斬り]]（1990年、日本テレビ） - 柳生宗矩
* 新春時代劇スペシャル [[武蔵坊弁慶 (小説)|弁慶 怪力無双の荒法師!]]（1997年1月4日、テレビ朝日）- [[藤原秀衡]]
* [[しゃぼん玉 (テレビドラマ)|しゃぼん玉]]（1991年11月21日 - 12月19日、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]） - 南条英輔（第七回から最終回まで出演）
* [[戦国最後の勝利者!徳川家康]]（1992年1月3日、テレビ朝日） - [[関口親永]]
* [[珠玉の女]]（1992年、[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]）
* [[ドラマ30]] / [[危険な再会]]（1993年4月 - 5月、[[CBCテレビ|CBC]]）<ref name="kiken">{{Cite web|和書|title=危険な再会 - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇|url=http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-29389|website=[[テレビドラマデータベース]]|accessdate=2023-09-11}}</ref>
* 新春時代劇スペシャル [[武蔵坊弁慶 (小説)#1997年のテレビドラマ|弁慶 怪力無双の荒法師!]]（1997年1月4日、テレビ朝日） - [[藤原秀衡]]{{efn|当時86歳だった山村のテレビドラマにおける遺作、「山村'''總'''」と誤表記されている。}}


=== 演劇 ===
=== 演劇 ===
240行目: 280行目:
* [[蟹工船]]（[[1953年]]）
* [[蟹工船]]（[[1953年]]）
* [[黒い潮]]（[[1954年]]）
* [[黒い潮]]（[[1954年]]）
* [[沙羅の花の峠]]（1955年）
* 沙羅の花の峠（1955年）
* [[風流深川唄]]（1960年）
* 母子草（1959年）
* 鹿島灘の女（1959年）
* 風流深川唄（1960年）


== 著書 ==
== 著書 ==
* 『[[釣りひとり]]』　[[二見書房]]、1974年
* 『釣りひとり』[[二見書房]]、1974年
* 『[[迷走千里-年々歳々今を尊く生きる]]』　[[廣済堂]]出版、1997年
* 『迷走千里 年々歳々今を尊く生きる』[[廣済堂出版]]、1997年


==親族==
== 親族 ==
* 祖父 [[古賀定雄]]（幕末の佐賀藩士で初代品川県知事）<ref>『迷走千里-年々歳々今を尊く生きる 』10頁。</ref>
* 祖父 [[古賀定雄]]（[[幕末]]の[[佐賀藩]]士で初代[[品川県]]知事）<ref>『迷走千里-年々歳々今を尊く生きる』10頁。</ref>


==脚注==
== 脚注 ==
{{Reflist}}
{{脚注ヘルプ}}
== 関連文献 ==
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
* 『武蔵村山における戦後の文化活動 - 俳優・山村聰をとりまく演劇・音楽活動-特別展解説書』　武蔵村山市立歴史民俗資料館、[[2001年]]
=== 出典 ===
{{Reflist
|refs=
<ref name="sponichi19690226_2">{{Cite news|title=トラ・トラ・トラ五十六役 急転！山村聡と交渉 芦田伸介、やむなく辞退 民芸が圧力|date=1969年2月26日|newspaper=[[スポーツニッポン]]|publisher=スポーツニッポン新聞社|page=10}}</ref>
<ref name="報知新聞1969226">{{Cite news|title=東映で『超高層のあけぼの』 主役交代 不安なスタート 主演に木村功 田村高広が突然おりる|date=1969年2月26日|newspaper=[[報知新聞]]|publisher=報知新聞社|page=15}}</ref>
<ref name="日刊スポ19690306">{{Cite news|title=精力的に動き回る"山村五十六" 『トラ・トラ・トラ!』／山村聡、出演断る 東映『超高層のあけぼの』|date=1969年3月6日|newspaper=[[日刊スポーツ]]|publisher=日刊スポーツ新聞社|page=10}}</ref>
<ref name="TV"> 『[[週刊TVガイド]]』1976年1月30日号 p.30 </ref>
<ref name="全史534">{{Harvnb|『東宝特撮映画全史』|1983年|p=534|loc=「怪獣・SF映画俳優名鑑」}}</ref>
<ref name="全史536">{{Harvnb|『東宝特撮映画全史』|1983年|pp=536-538|loc=「主要特撮作品配役リスト」}}</ref>
<ref name="大百科MG130">{{Harvnb|ゴジラ大百科|1993|p=130|loc=構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」}}</ref>
<ref name="東宝特撮映画大全集225">{{Harvnb|東宝特撮映画大全集|2012|p=225|loc=「『ゴジラVSキングギドラ』作品解説/俳優名鑑」}}</ref>
}}

== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|title=東宝特撮映画全史|others=監修 [[田中友幸]]|date=1983-12-10|publisher=[[東宝]]出版事業室|isbn=4-924609-00-5|ref={{SfnRef|東宝特撮映画全史|1983}}}}
* {{Cite book|和書|others=監修 田中友幸、責任編集 [[川北紘一]]|title=ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]|publisher=[[Gakken]]|series=Gakken MOOK|date=1993-12-10|isbn=|ref={{SfnRef|ゴジラ大百科|1993}}}}
* 『[[武蔵村山市|武蔵村山]]における戦後の文化活動 - 俳優・山村聰をとりまく演劇・音楽活動-特別展解説書』武蔵村山市立歴史民俗資料館、[[2001年]]
* {{Cite book|和書|others=執筆：元山掌 松野本和弘 浅井和康 鈴木宣孝 加藤まさし|title=東宝特撮映画大全集|date=2012-09-28|publisher=[[ヴィレッジブックス]]|isbn=978-4-86491-013-2|ref={{SfnRef|東宝特撮映画大全集|2012}}}}


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
{{Commonscat|So Yamamura}}
* [http://www.tsurihitori.com/ 「釣りひとりweb版」]
* [http://www.jmdb.ne.jp/person/p0146480.htm 山村聰] - [[日本映画データベース]]
* [http://www.jmdb.ne.jp/person/p0146480.htm 山村聰] - [[日本映画データベース]]
* {{Tvdrama-db name|山村聰}}
{{-}}
* [http://www.tsurihitori.com/ 「釣りひとりweb版」]
*{{NHK人物録|D0009071167_00000}}

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[[Category:青山霊園に埋葬されている人物]]

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曖昧さ回避 「山村聡」はこの項目へ転送されています。内科医については「山村聡 (内科医)」をご覧ください。
やまむら そう
山村 聰
山村 聰
『黒い潮』（1954年）
本名 古賀 寛定（こが ひろさだ）
別名義 山村 聡
生年月日 (1910-02-24) 1910年2月24日
没年月日 (2000-05-26) 2000年5月26日（90歳没）
出生地 日本の旗 奈良県山辺郡
死没地 日本の旗 東京都杉並区
身長 171 cm
血液型 AB型
職業 俳優、映画監督
ジャンル 映画、演劇、テレビドラマ
活動期間 1936年 - 2000年
配偶者 あり
著名な家族 古賀定雄（祖父）
主な作品
映画
テレビドラマ
CM
トヨタ・クラウン
 
受賞
日本アカデミー賞
会長特別賞
2001年
ブルーリボン賞
その他の賞
毎日映画コンクール
男優主演賞
1955年『山の音』『黒い潮』
助演賞
1951年『宗方姉妹』『大利根の夜霧』『帰郷』
キネマ旬報ベスト・テン
主演男優賞
1965年『傷だらけの山河』
日本映画批評家大賞
ゴールデン・グローリー賞
1996年
紫綬褒章 1977年
勲四等旭日小綬章 1983年
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山村 聰（やまむら そう[1][2]、（1910年〈明治43年〉2月24日[1] - 2000年〈平成12年〉5月26日）は、日本の俳優・映画監督。作品により、「山村 聡」のクレジット表記もある[1][2]。

生涯で出演した本数は195本に上る[3]。

第二次世界大戦後の日本映画史を代表する名優の一人であり、日本映画界の大スターの一人でもあった。

来歴・人物

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『アサヒグラフ』1954年9月22日号

奈良県[1]山辺郡（現・天理市）出身。神戸一中、旧制一高を経て東京帝国大学文学部卒業。

研究劇団「太陽座」に入団。戦前の劇団文化座等での舞台活動を経て、1946年、『命ある限り』で映画初出演。1947年、溝口健二監督作品の『女優須磨子の恋』で田中絹代演じる松井須磨子の愛人役・島村抱月役に抜擢され、1950年には小津安二郎監督作品の『宗方姉妹』で第1回ブルーリボン賞の主演男優賞を受賞。同じく小津の監督作品である『東京物語』など数多くの映画に出演する一方、1952年には東宝砧撮影所の芸能部長であった山田典吾とともに独立プロ「現代ぷろだくしょん」を設立し、翌年には山村自身も多額の出資をして完成させた第1回監督作品『蟹工船』を発表、映画監督としても活躍した。

山村は日本映画界において風格のある名優として戦後の早い時期から重宝される存在であり、更に極めて英語が堪能であったこともあり海外製作の映画への出演が多く、ハリウッド映画では1958年に公開された20世紀フォックス製作の『黒船』（ジョン・ヒューストン監督）の下田奉行の田村左衛門守役でジョン・ウェインと、1986年に公開されたパラマウント映画『ガン・ホー』（ロン・ハワード監督）の日本の自動車メーカーの重役・坂本役でマイケル・キートンらとそれぞれ共演している。

1970年に黒澤明が監督を降板した、太平洋戦争劈頭の真珠湾攻撃を描いた日米合作の戦争映画『トラ・トラ・トラ!』では連合艦隊司令長官山本五十六を演じた。同作の主演に至った経緯としては、当初のキャスティングで黒澤が演技経験のない実業家を山本五十六役に抜擢して撮影を進めていたものの、20世紀フォックスとの間のトラブルで黒澤が監督を降板したことにより日本側撮影チームが解散し、後任に舛田利雄と深作欣二両監督が就任し制作再開となったものの、山本五十六役が内定していた劇団民藝の芦田伸介が突如『トラ・トラ・トラ!』を降板[4]。民藝の実力者であった宇野重吉と滝沢修が「黒澤さんが二年以上も構想を練ってこられた作品。黒澤さんのものでなくなった作品に出演するのは芸術家として信義にもとる」と芦田に圧力をかけたための断念だった[4]。このため急遽、山村が山本五十六役のオファーを受けた[5][4][6]。山村は、東映制作の連続時代劇ドラマ『あゝ忠臣蔵』の主役・大石内蔵助として、撮影場所の京都で主演しており、東京と京都を往復する新幹線で『トラ・トラ・トラ!』の台本を読み[5]、「日本側に忠実に書いてあり役柄に不満はない。どうしても出演したい」と出演への意欲を燃やし[6]、東映と相談のうえ掛け持ちで本作に出演した。

『トラ・トラ・トラ！』主演の影響で、同時期に鹿島守之助役のオファーを受けていた映画『超高層のあけぼの』への出演を佐野周二と交代して降板するなどの影響が出た。

1972年には必殺シリーズ第1作の『必殺仕掛人』に元締め音羽屋半右衛門を演じ、代表作の一つになった[7]。

1976年には『隠し目付参上』に元締的な役柄である松平伊豆守信明役には、必殺シリーズの元締役で人気のあった山村が内定していたが、これに本作のスポンサーの白鹿から待ったがかかった。山村は当時、白鹿のライバルメーカーである日本盛のCMに出演しており、山村の起用は断念[8]、自身が出演していたスポンサー絡みで降板を余儀なくされた[7]。松平伊豆守信明役は三船敏郎の二役で行くことになった。

トヨタ・クラウンのCMキャラクターを長年務め、1962年の2代目から1979年の6代目まで出演した。

山村と同じく旧制神戸一中卒業の志村喬を尊敬し三船敏郎とは親友だった。

高倉健と岩下志麻と渡哲也の父親役を演じたことがある。

また、熱心な釣り人として知られ、1974年には『釣りひとり』という著書も出版したことがある。東京・銀座に自身の釣具店「ポイント」を経営していた[9]。旧制一高時代には東京湾でハゼに熱中し、長じては利根川下流の水郷地帯でヘラブナ釣りを楽しみ、一カ月滞在することがあった[10]。

2000年5月26日午後4時40分、急性心筋梗塞のため東京都杉並区の病院で死去。90歳だった。 墓所は青山霊園にある。

主な出演

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映画

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『蟹工船』（1953年）
『東京物語』（1953年）
『にごりえ』（1953年）
『早春』（1956年）

テレビドラマ

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演劇

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  • 黄昏
  • 女たちの忠臣蔵

OVA

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CM

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監督作品

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著書

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親族

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脚注

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注釈

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  1. ^ 遺作。
  2. ^ 当時86歳だった山村のテレビドラマにおける遺作、「山村總」と誤表記されている。

出典

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  1. ^ a b c d e 『東宝特撮映画全史』 & 1983年, p. 534, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
  2. ^ a b c d ゴジラ大百科 1993, p. 130, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
  3. ^ 『日本映画人名事典』キネマ旬報社[信頼性要検証]
  4. ^ a b c “トラ・トラ・トラ五十六役 急転！山村聡と交渉 芦田伸介、やむなく辞退 民芸が圧力”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社): p. 10. (1969年2月26日) 
  5. ^ a b “東映で『超高層のあけぼの』 主役交代 不安なスタート 主演に木村功 田村高広が突然おりる”. 報知新聞 (報知新聞社): p. 15. (1969年2月26日) 
  6. ^ a b “精力的に動き回る"山村五十六" 『トラ・トラ・トラ!』／山村聡、出演断る 東映『超高層のあけぼの』”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社): p. 10. (1969年3月6日) 
  7. ^ a b 『週刊TVガイド』1976年1月30日号 p.30
  8. ^ 『週刊TVガイド1976年1月30日号 p.30「REPORT・スポンサーに消された“元締め”」
  9. ^ 釣りの店「ポイント」の顛末 釣りひとり 山村聰
  10. ^ 【竿と筆 文人と釣り歩く】(14)山村聡「釣りひとり」横利根川のヘラブナ：水郷の寂しさに魅せられ『東京新聞』朝刊2022年10月30日22面（2022年11月18日閲覧）
  11. ^ a b 『東宝特撮映画全史』 & 1983年, pp. 536–538, 「主要特撮作品配役リスト」
  12. ^ “安寿と厨子王丸”. メディア芸術データベース. 2016年10月29日閲覧。
  13. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 225, 「『ゴジラVSキングギドラ』作品解説/俳優名鑑」
  14. ^ “危険な再会 - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇”. テレビドラマデータベース. 2023年9月11日閲覧。
  15. ^ 『迷走千里-年々歳々今を尊く生きる』10頁。

参考文献

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  • 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。 
  • 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日。 
  • 『武蔵村山における戦後の文化活動 - 俳優・山村聰をとりまく演劇・音楽活動-特別展解説書』武蔵村山市立歴史民俗資料館、2001年
  • 『東宝特撮映画大全集』執筆：元山掌 松野本和弘 浅井和康 鈴木宣孝 加藤まさし、ヴィレッジブックス、2012年9月28日。ISBN 978-4-86491-013-2。 

外部リンク

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