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{{DISPLAYTITLE:島津ダイアグノスティクス}}
{{基礎情報 会社
{{基礎情報 会社
| 社名 = 日水製薬株式会社
| 社名 = 島津ダイアグノスティクス株式会社
| 英文社名 = Nissui Pharmaceutical Co., Ltd.
| 英文社名 = Shimadzu Diagnostics Corporation.
| ロゴ = [[ファイル:Nissui-pharma logo .png]]
| 画像 = [[ファイル:Ueno Frontier Tower.jpg|250px]]
⚫
| 画像説明 = 本社が入居する上野フロンティアタワー
| 画像 = [[File:Nissui-pharma ueno-frontiertower-entrance.jpg|360px]]
⚫
| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
⚫
| 画像説明 = 本社 上野フロンティアタワーエントランス
⚫
| 市場情報 = {{上場情報 | 東証プライム | 4550 | 1990年12月12日 | 2022年11月11日}}
⚫
| 種類 = [[株式会社]]
| 略称 = SDC（Shimadzu Diagnostics Corporation）
⚫
| 市場情報 = {{上場情報 | 東証1部 | 4550 | [[1990年]][[12月]]}}
| 略称 = にっすいせいやく / ニッスイセイヤク
| 国籍 = {{JPN}}
| 国籍 = {{JPN}}
⚫
| 本社郵便番号 = 110-0005
| 本社所在地 = [[東京都]][[台東区]][[上野]]3丁目24番6号<br/>[[上野フロンティアタワー]]
| 本社所在地 = [[東京都]][[台東区]][[上野]]3丁目24番6号<br/>[[上野フロンティアタワー]]
| 本社緯度度 = 35
| 本社緯度分 = 42
| 本社緯度秒 = 23.9
| 本社N(北緯)及びS(南緯) = N
| 本社経度度 = 139
| 本社経度分 = 46
| 本社経度秒 = 22.1
| 本社E(東経)及びW(西経) = E
| 座標右上表示 = Yes
| 本社地図国コード = JP
| 設立 = [[1935年]]（[[昭和]]10年）[[4月6日]]<br/>（株式会社日産水産研究所）
| 設立 = [[1935年]]（[[昭和]]10年）[[4月6日]]<br/>（株式会社日産水産研究所）
| 業種 = 医薬品
| 業種 = 医薬品
| 事業内容 = [[診断]]用薬及び[[検査]]用機器、原薬の製造・販売
| 事業内容 = [[診断]]用薬及び[[検査]]用機器、原薬の製造・販売
| 代表者 = 小野 徳哉<br/>（代表取締役社長執行役員）
| 代表者 = 小野 徳哉<br/>（代表取締役社長執行役員）
| 資本金 = 44億4984万円
| 資本金 = 4億9,000万円<br/>（2023年4月 現在）
| 発行済株式総数 = 22,547,140株
| 発行済株式総数 = 22,547,140株
| 売上高 = 127億73百万円<br/>（2020年3月期 連結）
| 売上高 = 166億57百万円<br/>（2022年3月期 連結）
| 営業利益 = 11億44百万円<br/>（2020年3月期 連結）
| 営業利益 = 15億64百万円<br/>（2022年3月期 連結）
| 経常利益 = 9億91百万円<br/>（2020年3月期 連結）
| 経常利益 = 15億93百万円<br/>（2022年3月期 連結）
| 純利益 = 4億01百万円<br/>（2020年3月期 連結）
| 純利益 = 11億46百万円<br/>（2022年3月期 連結）
| 純資産 = 321億76百万円<br/>（2020年3月31日現在）
| 純資産 = 326億05百万円<br/>（2022年3月31日現在）
| 総資産 = 352億03百万円<br/>（2020年3月31日現在）
| 総資産 = 369億24百万円<br/>（2022年3月31日現在）
| 従業員数 = 254名<br/>（2020年4月1日現在）
| 従業員数 = 235名<br/>（2022年3月31日現在、単体）
| 決算期 = [[3月31日]]
| 決算期 = [[3月31日]]
| 会計監査人 = [[EY新日本有限責任監査法人]]
| 会計監査人 = [[EY新日本有限責任監査法人]]
| 主要株主 = 株式会社[[島津製作所]] 100%<br/>（2022年11月15日現在）
| 主要株主 = [[日本水産]]株式会社 53.69%<br/>[[日本トラスティ・サービス信託銀行]]株式会社（信託口） 1.77%<br/>[[日本マスタートラスト信託銀行]]株式会社（信託口） 1.62%<br/>日水物流株式会社 1.21%<br/>自社持株会 1.07%<br/>[[損害保険ジャパン日本興亜]]株式会社 0.88%<br/>日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社（信託口5） 0.73%<br/>J.P. MORGAN BANK LUXEMBOURG S.A. 1300000 0.53%<br/>日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社（信託口１）0.50%<br/>DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO 0.50%
| 主要子会社 = Nissui Pharma Solutions S.A.S.
| 主要子会社 = Shimadzu Diagnostics Europe.
| 関係する人物 = [[坂崎利一]]
| 関係する人物 = [[坂崎利一]]
| 外部リンク = https://www.nissui-pharm.co.jp/
| 外部リンク = https://corp.sdc.shimadzu.co.jp/
| 特記事項 =
| 特記事項 =
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| 郵便番号 = 110-0005
}}
}}
{{Location map|Japan Mapplot
{{mapplot|139.7706215|35.7066463|日水製薬株式会社}}
| coordinates = {{Coord|35.7066463|139.7706215}}

| caption = 島津ダイアグノスティクス株式会社
'''日水製薬株式会社'''（にっすいせいやく、英：''Nissui Pharmaceutical Co., Ltd.''）は、[[日本]]の[[製薬会社]]である。[[日本水産]]株式会社のグループ企業。
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[[ファイル:202303 logo NextTechVision RGB.png|サムネイル|250x250ピクセル|'''SDC_NextTechVision''']]
'''島津ダイアグノスティクス株式会社'''（しまづだいあぐのすてぃくす、{{Lang-en-short|''Shimadzu Diagnostics Corporation.''}}）は、[[日本]]の[[製薬会社]]である。[[島津製作所]]のグループ企業。かつては[[ニッスイ]]のグループ企業であった。


== 概要 ==
== 概要 ==
1935年に、漁場調査・漁船漁具の改良・魚類の養殖・水産加工品の製法の研究等を事業目的とした[[日産コンツェルン]]の水産に関する研究所「株式会社日産水産研究所」として創業。漁業や水産資源の高度活用など多岐にわたる研究成果を事業として発展させ、日本の水産業の近代化とともに歴史を歩み、哺乳動物の臓器を原料とする栄養剤など医薬品、病原菌や各種細菌の検査用培地や診断用薬の製造・販売を行う。1962年（昭和37年）に現在の社名に変更した後も、培ってきたDNAを今日における診断薬や医薬品の研究や開発に受け継ぐ研究開発型の製薬会社である。
1935年に、漁場調査・漁船漁具の改良・魚類の養殖・水産加工品の製法の研究等を事業目的とした[[日産コンツェルン]]の水産に関する研究所「株式会社日産水産研究所」として創業。漁業や水産資源の高度活用など多岐にわたる研究成果を事業として発展させ、日本の水産業の近代化とともに歴史を歩み、哺乳動物の臓器を原料とする栄養剤など医薬品、病原菌や各種細菌の検査用培地や診断用薬の製造・販売を行う。1962年（昭和37年）に前社名である日水製薬株式会社に改称した後も、培ってきたDNAを今日における診断薬や医薬品の研究や開発に受け継ぐ研究開発型の製薬会社である。


主要事業は、臨床診断薬（[[微生物学]]的診断用薬/[[免疫血清]]学的診断用薬/[[精度管理]]用[[血清]]）、産業検査薬（[[微生物学]]的検査薬/[[免疫血清]]学的検査薬）等の[[HACCP]]に対応する[[細菌学]]的検査用薬・環境関連検査用薬・[[バイオ]]関連製品等の研究や開発を行っている。
主要事業は、臨床診断薬（[[微生物学]]的診断用薬/[[免疫血清]]学的診断用薬/[[精度管理]]用[[血清]]）、産業検査薬（[[微生物学]]的検査薬/[[免疫血清]]学的検査薬）等の[[HACCP]]に対応する[[細菌学]]的検査用薬・環境関連検査用薬・[[バイオ]]関連製品等の研究や開発を行っている。
<!-- 一般用医薬品は日水製薬医薬品販売株式会社から、特約店組織「健康未来創造研究会」に加盟する薬局・薬店における直販体制を取っている。また、世界最大の漢方薬企業で340年以上の歴史をもつ中国[[国営企業]]である[[同仁堂 (中国の製薬会社)|中国北京同仁堂（集団）有限責任公司]]とは、滋養強壮剤「日水清心丸」の仕入れや、北京同仁堂香港薬業管理有限公司の海外旗艦店を通じて中国全土に向けた[[インターネットショッピング]]モールである[[アリババ]]グループ運営「[[天猫]]（T-mall）」におけるリスブラン化粧品オンライン販売の取り扱いなどの[[商取引]]がある。-->
<!-- 一般用医薬品は日水製薬医薬品販売株式会社から、特約店組織「健康未来創造研究会」に加盟する薬局・薬店における直販体制を取っている。また、世界最大の漢方薬企業で340年以上の歴史をもつ中国[[国営企業]]である[[同仁堂 (中国の製薬会社)|中国北京同仁堂（集団）有限責任公司]]とは、滋養強壮剤「日水清心丸」の仕入れや、北京同仁堂香港薬業管理有限公司の海外旗艦店を通じて中国全土に向けた[[インターネットショッピング]]モールである[[アリババ]]グループ運営「[[天猫]]（T-mall）」におけるリスブラン化粧品オンライン販売の取り扱いなどの[[商取引]]がある。-->


現在では、将来性のある基盤技術獲得に向けた[[オープンイノベーション]]推進、[[再生医療]]分野での新規事業化に向けた先端技術研究、外部企業との連携や大学・企業との共同開発などに積極的に取り組んでいる。
「オープンイノベーションの中で新たなビジネスを生み出す」「オンラインでグローバルにサービスや規格を提供していく」を経営方針に掲げ現在では、将来性のある基盤技術獲得に向けた[[オープンイノベーション]]推進、[[再生医療]]分野での新規事業化に向けた先端技術研究、外部企業との連携や大学・企業との共同開発などに積極的に取り組んでいる。


== 沿革 ==
== 沿革 ==
*[[1935年]]（[[昭和]]10年） - 株式会社日産水産研究所を設立。
*[[1935年]]（[[昭和]]10年）- 株式会社日産水産研究所を設立。
*[[1937年]]（昭和12年） - 鯨肝臓から増血栄養剤及び動物胆汁から胃腸薬を製造し販売を開始。
*[[1937年]]（昭和12年）- 鯨肝臓から増血栄養剤及び動物胆汁から胃腸薬を製造し販売を開始。
*[[1952年]]（昭和27年） - SS寒天培地の製造・販売を開始。
*[[1952年]]（昭和27年）- SS寒天培地の製造・販売を開始。
*[[1958年]]（昭和33年） - 社名を株式会社日産研究所に変更。
*[[1958年]]（昭和33年）- 社名を株式会社日産研究所に変更。
*[[1962年]]（昭和37年） - 現社名に改称。
*[[1962年]]（昭和37年）- 日水製薬株式会社に改称。
*[[1970年]]（昭和45年） - 日本水産株式会社中央研究所内から研究室を移転。
*[[1970年]]（昭和45年）- 日本水産（現・ニッスイ）中央研究所内から研究室を移転。
*[[1990年]]（[[平成]] 2年） - 東京証券取引所第2部に上場。
*[[1990年]]（[[平成]]2年）- [[東京証券取引所]]第2部に上場。
*[[2006年]]（平成18年） - 東京証券取引所第1部に指定。
*[[2006年]]（平成18年）- 東京証券取引所第1部に指定。
*[[2009年]]（平成21年） - 日本クリエート株式会社（連結子会社）を吸収合併。
*[[2009年]]（平成21年）- 日本クリエート株式会社（連結子会社）を吸収合併。
*[[2010年]]（平成22年） - 株式会社ライフミン（連結子会社）を吸収合併。
*[[2010年]]（平成22年）- 株式会社ライフミン（連結子会社）を吸収合併。
*[[2011年]]（平成23年） - 株式会社リスブラン（連結子会社）を吸収合併。
*[[2011年]]（平成23年）- 株式会社リスブラン（連結子会社）を吸収合併。
*[[2013年]]（平成25年） - ミクニ化学産業株式会社（非連結子会社）を吸収合併。
*[[2013年]]（平成25年）- ミクニ化学産業株式会社（非連結子会社）を吸収合併。
*[[2016年]]（平成28年） - 日水製薬医薬品販売株式会社（連結子会社）を設立。
*[[2016年]]（平成28年）- 日水製薬医薬品販売株式会社（連結子会社）を設立。ニッスイファルマ・コスメティックス株式会社（連結子会社）を設立。
*2016年（平成28年） - ニッスイファルマ・コスメティックス株式会社（連結子会社）を設立。
*[[2017年]]（平成29年）- ニッスイファルマ・コスメティックスの株式を[[千趣会]]に譲渡。
*2017年（平成29年） - ニッスイファルマ・コスメティックス株式会社の株式を株式会社[[千趣会]]に譲渡。
*[[2019年]]（平成31年）- Nissui Pharma Solutions S.A.S.（海外子会社）を設立。
⚫
*[[2020年]]（[[令和]]2年）- [[肝臓水解物]]事業を[[会社分割]]（吸収分割）により日水製薬医薬品販売株式会社に承継した後、同社の全株式を[[ゼリア新薬工業]]に譲渡<ref>{{Cite press release|和書|title=日水製薬医薬品販売株式会社の株式取得（子会社化）に関するお知らせ|publisher=ゼリア新薬工業株式会社|date=2020-01-17|format=PDF|url=https://www.zeria.co.jp/media/news_release20200117.pdf|accessdate=2020-04-08}}</ref>（日水製薬医薬品販売は同年6月29日付で健創製薬株式会社へ商号変更<ref>{{Cite press release|和書|title=社名変更および事務所移転のお知らせ|publisher=日水製薬医薬品販売株式会社|date=2020-04-24|url=http://www.kenso-seiyaku.co.jp/news/%e7%a4%be%e5%90%8d%e5%a4%89%e6%9b%b4%e3%81%8a%e3%82%88%e3%81%b3%e4%ba%8b%e5%8b%99%e6%89%80%e7%a7%bb%e8%bb%a2%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/|accessdate=2020-10-15}}</ref>）。
*[[2019年]]（平成31年） - Nissui Pharma Solutions S.A.S.（海外子会社）を設立。
*[[2022年]]（令和4年）
⚫
*[[2020年]]（令和2年） - [[肝臓水解物]]事業を[[会社分割]]（吸収分割）によって日水製薬医薬品販売株式会社に承継した後、日水製薬医薬品販売株式会社の全株式を[[ゼリア新薬工業]]株式会社に譲渡<ref>{{Cite press release|title=日水製薬医薬品販売株式会社の株式取得（子会社化）に関するお知らせ|publisher=ゼリア新薬工業株式会社|date=2020-01-17|format=PDF|url=https://www.zeria.co.jp/media/news_release20200117.pdf|accessdate=2020-04-08}}</ref>（日水製薬医薬品販売株式会社は同年6月29日付で健創製薬株式会社へ商号変更<ref>{{Cite press release|title=社名変更および事務所移転のお知らせ|publisher=日水製薬医薬品販売株式会社|date=2020-04-24|url=http://www.kenso-seiyaku.co.jp/news/%e7%a4%be%e5%90%8d%e5%a4%89%e6%9b%b4%e3%81%8a%e3%82%88%e3%81%b3%e4%ba%8b%e5%8b%99%e6%89%80%e7%a7%bb%e8%bb%a2%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/|accessdate=2020-10-15}}</ref>）。
**8月4日 - 島津製作所が[[株式公開買付け]]により、議決権所有割合ベースで34.68%の株式を取得<ref>{{Cite press release|和書|title=株式会社島津製作所による当社株式に対する公開買付けの結果並びに主要株主及びその他の関係会社の異動のお知らせ|publisher=日水製薬株式会社|date=2022-07-29|format=PDF|url=https://ssl4.eir-parts.net/doc/4550/tdnet/2161602/00.pdf|accessdate=2022-08-06}}</ref>。
**9月29日 - 親会社の日本水産（現・ニッスイ）が自己株式の公開買付けに応じ、保有全株式を売却。島津製作所の保有株式が議決権所有割合ベースで78.91%となり親会社となる<ref>{{Cite press release|和書|title=自己株式の公開買付けの結果及び取得終了並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ|publisher=日水製薬株式会社|date=2022-09-06|format=PDF|url=https://ssl4.eir-parts.net/doc/4550/tdnet/2179588/00.pdf|accessdate=2022-10-02}}</ref>。
**11月11日 - 東京証券取引所プライム市場上場廃止。
**11月15日 - 株式併合により、島津製作所の完全子会社となる<ref>{{Cite press release|和書|title=完全子会社化に関するお知らせ|publisher=日水製薬株式会社|date=2022-11-18|format=PDF|url=https://ssl4.eir-parts.net/doc/4550/ir_material3/195669/00.pdf|accessdate=2022-11-19}}</ref>。
*[[2023年]]（令和5年）4月1日 - 島津ダイアグノスティクス株式会社に商号変更<ref>{{Cite press release|和書|title=商号変更に関するお知らせ|publisher=日水製薬株式会社|date=2022-11-18|format=PDF|url=https://ssl4.eir-parts.net/doc/4550/ir_material3/195671/00.pdf|accessdate=2022-11-19}}</ref>。


== 事業所 ==
== 事業所 ==
=== 本社 ===
=== 本社 ===
* 本社 ： [[東京都]][[台東区]]
* 本社 - [[東京都]][[台東区]]


=== 研究・開発拠点 ===
=== 研究・開発拠点 ===
*製品開発・先端技術研究所 ： [[茨城県]][[結城市]]
*研究所 - [[茨城県]][[結城市]]


=== 工場・物流拠点 ===
=== 工場・物流拠点 ===
*診断薬工場 ： 茨城県結城市
*診断薬工場・再生医療用培地工場 - 茨城県結城市
<!--*医薬工場 ： 茨城県[[筑西市]] -->
<!--*医薬工場 - 茨城県[[筑西市]] -->
*原薬工場 ： [[埼玉県]][[久喜市]]
*原薬工場 - [[埼玉県]][[久喜市]]
*[[サプライチェーンマネジメント]]センター：茨城県結城市
*ロジスティックスセンター - 茨城県結城市
<!--*化粧品工場 ： [[山梨県]][[北杜市]] （ニッスイファルマ・コスメティックス株式会社）-->
<!--*化粧品工場 - [[山梨県]][[北杜市]] （ニッスイファルマ・コスメティックス株式会社）-->


=== 営業拠点 ===
=== 営業拠点 ===
*札幌 ： [[北海道]][[札幌市]]
*札幌 - [[北海道]][[札幌市]]
*仙台 ： [[宮城県]][[仙台市]]
*仙台 - [[宮城県]][[仙台市]]
*東京 ： 東京都台東区
*東京 - 東京都台東区
*名古屋 ： [[愛知県]][[名古屋市]]
*名古屋 - [[愛知県]][[名古屋市]]
*大阪 ： [[大阪府]][[豊中市]]
*大阪 - [[大阪府]][[豊中市]]
*広島 ： [[広島県]][[広島市]]
*広島 - [[広島県]][[広島市]]
*福岡 ： [[福岡県]][[古賀市]]
*福岡 - [[福岡県]][[古賀市]]


== 主要製品 ==
== 主要製品 ==
===診断薬（ 臨床診断薬） ===
===診断薬（臨床診断薬） ===
*全自動細菌検査装置ライサスシリーズおよび専用試薬（細菌の同定・薬剤感受性試験）
*全自動細菌検査装置ライサスシリーズおよび専用試薬（細菌の同定・薬剤感受性試験）
*ニッスイプレート・分画プレートシリーズ（細菌検査用培地）
*アキュレート™・アキュディア™ 培地シリーズ（細菌検査用培地）
*全自動エンザイムイムノアッセイ装置AIAシリーズおよび専用試薬（血液中の成分などの測定）
*全自動エンザイムイムノアッセイ装置AIAシリーズおよび専用試薬（血液中の成分などの測定）
*L-コンセーラ、L-スイトロール（臨床検査における精度管理用血清）
*L-コンセーラ、L-スイトロール（臨床検査における精度管理用血清）
<gallery>
<gallery>
ファイル:RAISUS S4.jpg|全自動迅速同定・感受性測定装置ライサス® S4
ファイル:RAISUS S4.jpg|全自動迅速同定・感受性測定装置ライサス® S4
ファイル:Nissui-pharma x-mrsa.jpg|ニッスイプレートX-MRSA寒天培地
ファイル:Nissui-pharma x-mrsa.jpg|アキュレート™ X-MRSA寒天培地
ファイル:Nissui-pharma CD GDH／TOX.jpg|GEテスト イムノクロマト ‐ CD GDH／TOX「ニッスイ」
ファイル:Nissui-pharma CD GDH／TOX.jpg|GEテスト イムノクロマト ‐ CD GDH／TOX「ニッスイ」
</gallery>
</gallery>
=== 診断薬（産業検査薬） ===
=== 診断薬（産業検査薬） ===
*コンパクトドライ®（乾式簡易培地）
*コンパクトドライ™（乾式簡易培地）
*マイコプラズマ遺伝子検出キット Myco Finder
*マイコプラズマ遺伝子検出キット Myco Finder
*粉末培地・顆粒培地
*粉末培地・顆粒培地
105行目: 126行目:
*＠BactLAB（Colony Counter Global Service for Global）
*＠BactLAB（Colony Counter Global Service for Global）
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<gallery>
ファイル:Compact dry®.jpg|CompactDry
ファイル:Compact dry®.jpg|CompactDry™
ファイル:Nissui-pharma compactdry.jpg|菌数測定用簡易培地 コンパクトドライ®「ニッスイ」
ファイル:Nissui-pharma compactdry.jpg|菌数測定用簡易培地 コンパクトドライ™
ファイル:Nissui-pharma myco finder.jpg|マイコプラズマ遺伝子検出キット Myco Finder
ファイル:Nissui-pharma myco finder.jpg|マイコプラズマ遺伝子検出キット Myco Finder
ファイル:Nissui-pharma desoxychokate.jpg|大腸菌群用 デゾキシコレート培地（顆粒）「ニッスイ」
ファイル:Nissui-pharma desoxychokate.jpg|大腸菌群用 デゾキシコレート培地（顆粒）
</gallery>
</gallery>


== バイオベンチャー企業への出資や共同研究について ==
== バイオベンチャー企業への出資や共同研究について ==
*[[東京医科歯科大学]]：抗ウイルス免疫細胞治療に関する研究
*[[東京医科歯科大学]]：抗ウイルス免疫細胞治療に関する研究
*[[セルジェンテック株式会社]]：家族性LCAT（たんぱく質）欠損症の遺伝子治療の研究
*[https://www.cellgentech.com/ セルジェンテック株式会社]：家族性LCAT（たんぱく質）欠損症の遺伝子治療の研究
*[[株式会社アディポシーズ]]：皮下脂肪組織から人工血小板を創製する培養技術の研究
*[https://www.adiposeeds.co.jp/ 株式会社アディポシーズ]：皮下脂肪組織から人工血小板を創製する培養技術の研究
*[[コラジェン・ファーマ株式会社]]：人工コラーゲンの研究用試薬の製造販売及び医療用バイオマテリアルの研究開発
*[https://www.kolagen-pharma.com/ コラジェン・ファーマ株式会社]：人工コラーゲンの研究用試薬の製造販売及び医療用バイオマテリアルの研究開発
*[[株式会社サリバテック]]：唾液を使用したがん簡易検査の研究
*[https://salivatech.co.jp/ 株式会社サリバテック]：唾液を使用したがん簡易検査の研究
*[https://www.micantechnologies.com/ マイキャン・テクノロジーズ株式会社]：再生医療分野における発熱性物質試験の事業


== 関連企業 ==
== 関連企業 ==
*[[日本水産]]株式会社（主要株主で親会社）
*[[島津製作所]]（親会社）


==関係する人物 ==
==関係する人物 ==
*[[坂崎利一]]（阪崎利一）
*[[坂崎利一]]（阪崎利一）
元国立予防衛生研究所（現[[国立感染症研究所]]）の細菌第一部第一室長。日水製薬の本社には坂崎の業績展示コーナーがあり、朝日文化賞・Bergey's Award・野口英世記念医学賞・デンマーク王立獣医農学大学などに関する授与品や書籍が閲覧可能である。同社は日本の細菌学発展に偉大な功績を残した坂崎の偉業を讃え、元神戸市環境保健研究所細菌部長で医学博士の仲西寿男を発起人として食品衛生検査セミナー賞（坂崎利一賞）を創設、若手の研究者へ食品衛生感染症の起因菌及び迅速検査等の研究に関し今後の活躍に期して授与されている。
元国立予防衛生研究所（現・[[国立感染症研究所]]）の細菌第一部第一室長。日水製薬の本社には坂崎の業績展示コーナーがあり、朝日文化賞・Bergey's Award・野口英世記念医学賞・デンマーク王立獣医農学大学などに関する授与品や書籍が閲覧可能である。同社は日本の細菌学発展に偉大な功績を残した坂崎の偉業を讃え、元神戸市環境保健研究所細菌部長で医学博士の仲西寿男を発起人として食品衛生検査セミナー賞（坂崎利一賞）を創設、若手の研究者へ食品衛生感染症の起因菌及び迅速検査等の研究に関し今後の活躍に期して授与されている。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
130行目: 152行目:


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
*[https://www.nissui-pharm.co.jp/ 日水製薬株式会社]
*[https://corp.sdc.shimadzu.co.jp/ 島津ダイアグノスティクス株式会社]
*[https://nissui-ps.com/ Nissui Pharma Solutions S.A.S.]
*[https://www.diagnostics-eu.shimadzu.com/ Shimadzu Diagnostics Europe]
*[https://clinical-diagnostics.biz.sdc.shimadzu.co.jp/ 臨床診断薬分野 医療関係者向けサイト | 島津ダイアグノスティクス株式会社]
*[https://www.cosmokai.com/ コスモ会 | 産業検査薬事業 | 日水製薬株式会社]
*[https://industrial-diagnostics.biz.sdc.shimadzu.co.jp/ 食品・環境検査分野 衛生管理関連サイト コスモ会 | 島津ダイアグノスティクス株式会社]
⚫
*[https://www.nissui-pharm.co.jp/english/products/global/bactlab/ ＠BactLAB | 海外事業 | 日水製薬株式会社]
*[https://cell-culture.biz.sdc.shimadzu.co.jp/ CC(Cell Culture) 再生医療分野 細胞培養関連サイト | 島津ダイアグノスティクス株式会社]
*[https://www.nissui-pharm.co.jp/lp/amazon-j01.html Food Safety and Security. from Nissui Pharmaceutical Co., Ltd. | 日水製薬株式会社]
⚫
*[https://corp.sdc.shimadzu.co.jp/english/products/global/bactlab/ Colony Counter Global Service ＠BactLAB | 海外事業 | 島津ダイアグノスティクス株式会社]
*[http://www.shunko.jp/ 春光懇話会]
*[https://corp.sdc.shimadzu.co.jp/lp/amazon-j01.html 食の安心・安全を支援する培地・試薬・検査 | 臨床診断薬 産業検査薬 再生医療分野 | 島津ダイアグノスティクス株式会社]

*[https://www.amazon.co.jp/s?k=%E5%B3%B6%E6%B4%A5%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9 島津ダイアグノスティクス amazonマーケットプレイス]
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*[https://www.amazon.co.jp/stores/page/2886ED63-FA57-4681-B29D-C72423CC186A 島津ダイアグノスティクス amazonストア]
*[https://www.instagram.com/rikei_rikeko/ 理系あるある 理系のリケ子さん(@rikei_rikeko) 島津ダイアグノスティクス 公式 Instagram]


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2024年6月10日 (月) 06:34時点における版

島津ダイアグノスティクス株式会社
Shimadzu Diagnostics Corporation.
本社が入居する上野フロンティアタワー
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 4550
1990年12月12日 - 2022年11月11日
略称 SDC（Shimadzu Diagnostics Corporation）
本社所在地 日本の旗 日本
〒110-0005
東京都台東区上野3丁目24番6号
上野フロンティアタワー
北緯35度42分23.9秒 東経139度46分22.1秒 / 北緯35.706639度 東経139.772806度 / 35.706639; 139.772806座標: 北緯35度42分23.9秒 東経139度46分22.1秒 / 北緯35.706639度 東経139.772806度 / 35.706639; 139.772806
設立 1935年（昭和10年）4月6日
（株式会社日産水産研究所）
業種 医薬品
法人番号 9010501023044 ウィキデータを編集
事業内容 診断用薬及び検査用機器、原薬の製造・販売
代表者 小野 徳哉
（代表取締役社長執行役員）
資本金 4億9,000万円
（2023年4月 現在）
発行済株式総数 22,547,140株
売上高 166億57百万円
（2022年3月期 連結）
営業利益 15億64百万円
（2022年3月期 連結）
経常利益 15億93百万円
（2022年3月期 連結）
純利益 11億46百万円
（2022年3月期 連結）
純資産 326億05百万円
（2022年3月31日現在）
総資産 369億24百万円
（2022年3月31日現在）
従業員数 235名
（2022年3月31日現在、単体）
決算期 3月31日
会計監査人 EY新日本有限責任監査法人
主要株主 株式会社島津製作所 100%
（2022年11月15日現在）
主要子会社 Shimadzu Diagnostics Europe.
関係する人物 坂崎利一
外部リンク https://corp.sdc.shimadzu.co.jp/
テンプレートを表示
島津ダイアグノスティクスの位置（日本内）
島津ダイアグノスティクス
島津ダイアグノスティクス株式会社
SDC_NextTechVision

島津ダイアグノスティクス株式会社（しまづだいあぐのすてぃくす、英: Shimadzu Diagnostics Corporation.）は、日本の製薬会社である。島津製作所のグループ企業。かつてはニッスイのグループ企業であった。

概要

1935年に、漁場調査・漁船漁具の改良・魚類の養殖・水産加工品の製法の研究等を事業目的とした日産コンツェルンの水産に関する研究所「株式会社日産水産研究所」として創業。漁業や水産資源の高度活用など多岐にわたる研究成果を事業として発展させ、日本の水産業の近代化とともに歴史を歩み、哺乳動物の臓器を原料とする栄養剤など医薬品、病原菌や各種細菌の検査用培地や診断用薬の製造・販売を行う。1962年（昭和37年）に前社名である日水製薬株式会社に改称した後も、培ってきたDNAを今日における診断薬や医薬品の研究や開発に受け継ぐ研究開発型の製薬会社である。

主要事業は、臨床診断薬（微生物学的診断用薬/免疫血清学的診断用薬/精度管理用血清）、産業検査薬（微生物学的検査薬/免疫血清学的検査薬）等のHACCPに対応する細菌学的検査用薬・環境関連検査用薬・バイオ関連製品等の研究や開発を行っている。

「オープンイノベーションの中で新たなビジネスを生み出す」「オンラインでグローバルにサービスや規格を提供していく」を経営方針に掲げ現在では、将来性のある基盤技術獲得に向けたオープンイノベーション推進、再生医療分野での新規事業化に向けた先端技術研究、外部企業との連携や大学・企業との共同開発などに積極的に取り組んでいる。

沿革

  • 1935年（昭和10年）- 株式会社日産水産研究所を設立。
  • 1937年（昭和12年）- 鯨肝臓から増血栄養剤及び動物胆汁から胃腸薬を製造し販売を開始。
  • 1952年（昭和27年）- SS寒天培地の製造・販売を開始。
  • 1958年（昭和33年）- 社名を株式会社日産研究所に変更。
  • 1962年（昭和37年）- 日水製薬株式会社に改称。
  • 1970年（昭和45年）- 日本水産（現・ニッスイ）中央研究所内から研究室を移転。
  • 1990年（平成2年）- 東京証券取引所第2部に上場。
  • 2006年（平成18年）- 東京証券取引所第1部に指定。
  • 2009年（平成21年）- 日本クリエート株式会社（連結子会社）を吸収合併。
  • 2010年（平成22年）- 株式会社ライフミン（連結子会社）を吸収合併。
  • 2011年（平成23年）- 株式会社リスブラン（連結子会社）を吸収合併。
  • 2013年（平成25年）- ミクニ化学産業株式会社（非連結子会社）を吸収合併。
  • 2016年（平成28年）- 日水製薬医薬品販売株式会社（連結子会社）を設立。ニッスイファルマ・コスメティックス株式会社（連結子会社）を設立。
  • 2017年（平成29年）- ニッスイファルマ・コスメティックスの株式を千趣会に譲渡。
  • 2019年（平成31年）- Nissui Pharma Solutions S.A.S.（海外子会社）を設立。
  • 2020年（令和2年）- 肝臓水解物事業を会社分割（吸収分割）により日水製薬医薬品販売株式会社に承継した後、同社の全株式をゼリア新薬工業に譲渡[1]（日水製薬医薬品販売は同年6月29日付で健創製薬株式会社へ商号変更[2]）。
  • 2022年（令和4年）
    • 8月4日 - 島津製作所が株式公開買付けにより、議決権所有割合ベースで34.68%の株式を取得[3]。
    • 9月29日 - 親会社の日本水産（現・ニッスイ）が自己株式の公開買付けに応じ、保有全株式を売却。島津製作所の保有株式が議決権所有割合ベースで78.91%となり親会社となる[4]。
    • 11月11日 - 東京証券取引所プライム市場上場廃止。
    • 11月15日 - 株式併合により、島津製作所の完全子会社となる[5]。
  • 2023年（令和5年）4月1日 - 島津ダイアグノスティクス株式会社に商号変更[6]。

事業所

本社

研究・開発拠点

工場・物流拠点

  • 診断薬工場・再生医療用培地工場 - 茨城県結城市
  • 原薬工場 - 埼玉県久喜市
  • ロジスティックスセンター - 茨城県結城市

営業拠点

主要製品

診断薬（臨床診断薬）

  • 全自動細菌検査装置ライサスシリーズおよび専用試薬（細菌の同定・薬剤感受性試験）
  • アキュレート™・アキュディア™ 培地シリーズ（細菌検査用培地）
  • 全自動エンザイムイムノアッセイ装置AIAシリーズおよび専用試薬（血液中の成分などの測定）
  • L-コンセーラ、L-スイトロール（臨床検査における精度管理用血清）
  • 全自動迅速同定・感受性測定装置ライサス® S4
    全自動迅速同定・感受性測定装置ライサス® S4
  • アキュレート™ X-MRSA寒天培地
    アキュレート™ X-MRSA寒天培地
  • GEテスト イムノクロマト ‐ CD GDH／TOX「ニッスイ」
    GEテスト イムノクロマト ‐ CD GDH／TOX「ニッスイ」

診断薬（産業検査薬）

  • コンパクトドライ™（乾式簡易培地）
  • マイコプラズマ遺伝子検出キット Myco Finder
  • 粉末培地・顆粒培地
  • フードスタンプ（細菌検査用培地）
  • ECブルー（飲料水中の大腸菌・大腸菌群検査用培地）
  • ＠BactLAB（Colony Counter Global Service for Global）
  • CompactDry™
    CompactDry™
  • 菌数測定用簡易培地 コンパクトドライ™
    菌数測定用簡易培地 コンパクトドライ™
  • マイコプラズマ遺伝子検出キット Myco Finder
    マイコプラズマ遺伝子検出キット Myco Finder
  • 大腸菌群用 デゾキシコレート培地（顆粒）
    大腸菌群用 デゾキシコレート培地（顆粒）

バイオベンチャー企業への出資や共同研究について

関連企業

関係する人物

元国立予防衛生研究所（現・国立感染症研究所）の細菌第一部第一室長。日水製薬の本社には坂崎の業績展示コーナーがあり、朝日文化賞・Bergey's Award・野口英世記念医学賞・デンマーク王立獣医農学大学などに関する授与品や書籍が閲覧可能である。同社は日本の細菌学発展に偉大な功績を残した坂崎の偉業を讃え、元神戸市環境保健研究所細菌部長で医学博士の仲西寿男を発起人として食品衛生検査セミナー賞（坂崎利一賞）を創設、若手の研究者へ食品衛生感染症の起因菌及び迅速検査等の研究に関し今後の活躍に期して授与されている。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 『日水製薬医薬品販売株式会社の株式取得（子会社化）に関するお知らせ』（PDF）（プレスリリース）ゼリア新薬工業株式会社、2020年1月17日。https://www.zeria.co.jp/media/news_release20200117.pdf。2020年4月8日閲覧。 
  2. ^ 『社名変更および事務所移転のお知らせ』（プレスリリース）日水製薬医薬品販売株式会社、2020年4月24日。http://www.kenso-seiyaku.co.jp/news/%e7%a4%be%e5%90%8d%e5%a4%89%e6%9b%b4%e3%81%8a%e3%82%88%e3%81%b3%e4%ba%8b%e5%8b%99%e6%89%80%e7%a7%bb%e8%bb%a2%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/。2020年10月15日閲覧。 
  3. ^ 『株式会社島津製作所による当社株式に対する公開買付けの結果並びに主要株主及びその他の関係会社の異動のお知らせ』（PDF）（プレスリリース）日水製薬株式会社、2022年7月29日。https://ssl4.eir-parts.net/doc/4550/tdnet/2161602/00.pdf。2022年8月6日閲覧。 
  4. ^ 『自己株式の公開買付けの結果及び取得終了並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ』（PDF）（プレスリリース）日水製薬株式会社、2022年9月6日。https://ssl4.eir-parts.net/doc/4550/tdnet/2179588/00.pdf。2022年10月2日閲覧。 
  5. ^ 『完全子会社化に関するお知らせ』（PDF）（プレスリリース）日水製薬株式会社、2022年11月18日。https://ssl4.eir-parts.net/doc/4550/ir_material3/195669/00.pdf。2022年11月19日閲覧。 
  6. ^ 『商号変更に関するお知らせ』（PDF）（プレスリリース）日水製薬株式会社、2022年11月18日。https://ssl4.eir-parts.net/doc/4550/ir_material3/195671/00.pdf。2022年11月19日閲覧。 

外部リンク

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